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天理教 みかぐらうた

天理教のみかぐらうたに触れて、感想など綴らせていただきます。

天理教「みかぐらうた」

「第一節」
 
 あしきをはらうてたすけたまへ
     てんりわうのみこと

「第二節」

 ちょとはなしかみのいふこときいてくれ
  あしきのことはいはんでな
  このよのぢいとてんとをかたどりて
  ふうふをこしらへきたるでな
  これハこのよのはじめだし

「第三節」

 あしきをはらうてたすけせきこむ
  いちれつすましてかんろだい

「第4節」(よろづよ八首)

   よろづよのせかい一れつみはらせど                  
     むねのわかりたものはない           


   そのはずやといてきかしたことハない                 
     しらぬがむりでハないわいな                   

   このたびはかみがおもてへあらハれて                 
     なにかいさいをときゝかす                    

   このところやまとのぢばのかみがたと                 
     いうていれどももとしらぬ           


   このもとをくはしくきいたことならバ                 
     いかなものでもこいしなる           


   きゝたくバたづねくるならいうてきかす                
     よろづいさいのもとなるを           


   かみがでゝなにかいさいをとくならバ                 
     せかい一れついさむなり                     

   一れつにはやくたすけをいそぐから                  
     せかいのこゝろもいさめかけ


「第五節」

 一下り目

    一ツ 正月こゑのさづけは                     
       やれめづらしい                


    二ニ につこりさづけもろたら                   
       やれたのもしや               


    三ニ さんざいこゝろをさだめ            


    四ツ よのなか                   


    五ツ りをふく                   


    六ツ むしやうにでけまわす             


    七ツ なにかにつくりとるなら            


    八ツ やまとハほうねんや              


    九ツ こゝまでついてこい            


    十ド とりめがさだまりた


 二下り目


    とん/\とんと正月をどりはじめハ               
      やれおもしろい      


    二ツ ふしぎな ふしんかゝれバ
       やれにぎはしや              


    三ツ みにつく
                            

    四ツ よなほり

                                
    五ツ いづれもつきくるならば


    六ツ むほんのねえをきらふ


    七ツ なんじふをすくひあぐれバ


    八ツ やまひのねをきらふ           


    九ツ こゝろをさだめゐやうなら         


    十デ ところのをさまりや

 三下り目

    一ツ ひのもとしよやしきの                  
       つとめのばしよハよのもとや        


    二ツ ふしぎなつとめばしよハ                 
       たれにたのみはかけねども        


    三ツ みなせかいがよりあうて                 
       でけたちきたるがこれふしぎ       


    四ツ よう/\こゝまでついてきた               
       じつのたすけハこれからや         


    五ツ いつもわらはれそしられて                
       めづらしたすけをするほどに                        

    六ツ むりなねがひはしてくれな                
       ひとすぢごゝろになりてこい        

    七ツ なんでもこれからひとすぢに               
       かみにもたれてゆきまする         


    八ツ やむほどつらいことハない                
       わしもこれからひのきしん         


    九ツ こゝまでしんじんしたけれど               
       もとのかみとハしらなんだ         


    十ド このたびあらはれた                   
       じつのかみにはさうゐない

四下り目


    一ツ ひとがなにごといはうとも
       かみがみているきをしずめ


    二ツ ふたりのこゝををさめいよ
       なにかのことをもあらはれる


    三ツ みなみてゐよそばなもの                 
       かみのすることなすことを         


    四ツ よるひるどんちゃんつとめする              
       そばもやかましうたてかろ         


    五ツ いつもたすけがせくからに                
       はやくやうきになりてこい         


    六ツ むらかたはやくにたすけたい               
       なれどこゝろがわからいで       


    七ツ なにかよろづのたすけあい                
       むねのうちよりしあんせよ         


    八ツ やまひのすつきりねはぬける               
       こゝろはだん/\いさみくる                 

    九ツ こゝはこのよのごくらくや                
       わしもはや/\まゐりたい         


    十ド このたびむねのうち                   
       すみきりましたがありがたい


  五下り目

    一ツ ひろいせかいのうちなれバ                
       たすけるところがまゝあらう       


    二ツ ふしぎなたすけハこのところ               
       おびやはうそのゆるしだす         


    三ツ みづとかみとはおなじこと                
       こゝろのよごれをあらひきる                        

    四ツ よくないものなけれども                 
       かみのまへにハよくはない         


    五ツ いつまでしんじんしたとても               
       やうきづくめであるほどに         


    六ツ むごいこゝろをうちわすれ                
       やさしきこゝろになりてこい        


    七ツ なんでもなんぎハサゝぬぞへ               
       たすけいちじよのこのところ        


    八ツ やまとばかりやないほどに                
       くに/\までへもたすけゆく        


    九ツ こゝはこのよのもとのぢば                
       めづらしところがあらはれた        


    どうでもしんじんするならバ                  
      かうをむすぼやないかいな


  六下り目


    一ツ ひとのこゝろといふものハ         
       うたがひぶかいものなるぞ         


    二ツ ふしぎなたすけをするからに               
       いかなることもみさだめる         


    三ツ みなせかいのむねのうち                 
       かがみのごとくにうつるなり        


    四ツ ようこそつとめについてきた               
       これがたすけのもとだてや         


    五ツ いつもかぐらやてをどりや                
       すゑではめづらしたすけする        


    六ツ むしやうやたらにねがひでる               
       うけとるすぢもせんすぢや         


    七ツ なんぼしんじんしたとても                
       こゝろえちがひはならんぞへ        


    八ツ やつぱりしんじんせにやならん              
       こゝろえちがひはでなほしや       


    九ツ こゝまでしんじんしてからハ               
       ひとつのかうをもみにやならぬ      


    十ド このたびみえました                   
       あふぎのうかがひこれふしぎ


 七下り目


    一ツ ひとことはなしハひのきしん               
       にほひばかりをかけておく


    二ツ ふかいこゝろがあるなれバ                
       たれもとめるでないほどに


    三ツ みなせかいのこゝろにハ
       でんぢのいらぬものハない


    四ツ よきぢがあらバ一れつに
       たれもほしいであらうが


    五ツ いづれのかたもおなじこと
       わしもあのぢをもとめたい


    六ツ むりにどうせといはんでな
       そこはめい/\のむねしだい


    七ツ なんでもでんぢがほしいから
       あたへハなにほどいるとても


    八ツ やしきハかみのでんぢやで
       まいたるたねハみなはへる         


    九ツ こゝハこのよのでんぢなら
       わしもしつかりたねをまこ


    十ド このたびいちれつに
       ようこそたねをまきにきた
       たねをまいたるそのかたハ
       こえをおかずにつくりとり


  八下り目


    一ツ ひろいせかいやくになかに
       いしもたちきもないかいな


    二ツ ふしぎなふしんをするなれど
       たれにたのみハかけんで


    三ツ みなだんだんとせかいから
       よりきたことならでけてくる        


    四ツ よくのこゝろをうちわすれ
       とくとこゝろをさだめかけ


    五ツ いつまでみあわせゐたるとも
       うちからするのやないほどに


    六ツ むしゃうやたらにせきこむな
       むねのうちよりしあんせよ


    七ツ なにかこゝろがすんだなら
       はやくふしんにとりかゝれ


    八ツ やまのなかへといりこんで
       いしもたちきもみておいた


    九ツ このききらうかあのいしと
       おもへどかみのむねしだい


    十ド このたびいちれつに
       すみきりましたがむねのうち
九下り目


    一ツ ひろいせかいをうちまわり
       一せん二せんでたすけゆく


    二ツ ふじゆうなきやうにしてやらう
       かみのこゝろにもたれつけ


    三ツ みれバせかいのこゝろにハ
       よくがまじりてあるほどに


    四ツ よくがあるならやめてくれ
       かみのうけとりでけんから


    五ツ いづれのかたもおなじこと
       しあんさだめてついてこい


    六ツ むりにでやうというでない
       こゝろさだめのつくまでハ


    七ツ なか/\このたびいちれつに
       しつかりしあんをせにやならん


    八ツ やまのなかでもあちこちと
       てんりわうのつとめする


    九ツ こゝでつとめをしてゐれど
       むねのわかりたものハない         


    とてもかみなをよびだせば
       はやくこもとへたづねでよ


 十下り目

    一ツ ひとのこゝろといふものハ
       ちよとにわからんものなるぞ


    二ツ ふしぎなたすけをしてゐれど
       あらはれでるのがいまはじめ


    三ツ みづのなかなるこのどろう
       はやくいだしてもらひたい


    四ツ よくにきりないどろみづや
       こゝろすみきれごくらくや


    五ツ いつ/\までもこのことハ
       はなしのたねになるほどに


    六ツ むごいことばをだしたるも
       はやくたすけをいそぐから


    七ツ なんぎするのもこゝろから
       わがみうらみであるほどに


    八ツ やまひはつらいものなれど
       もとをしりたるものハない


    九ツ このたびまでハいちれつに
       やまひのもとハしれなんだ


    十ド このたびあらはれた
       やまひのもとハこゝろから


   十一下り目 


    一ツ ひのもとしよやしきの
       かみのやかたのぢばさだめ


    二ツ ふうふそろうてひのきしん
       これがだいゝちものだねや


    三ツ みれバせかいがだん/\と
       もつこになうてひのきしん


    四ツ よくをわすれてひのきしん
       これがだいゝちこえとなる


    五ツ いつ/\までもつちもちや
       まだあるならバわしもゆこ


    六ツ むりにとめるやないほどに
       こゝろあるならたれなりと


    七ツ なにかめづらしつちもちや
       これがきしんとなるならバ


    八ツ やしきのつちをほりとりて
       ところかへるばかりやで


    九ツ このたびまではいちれつに
       むねがわからんざねんな


    十ド ことしハこえおかず
       じふぶんものをつくりとり
       やれたのもしやありがたや


   十二下り目


    一ツ いちにだいくのうかがひに
       なにかのこともまかせおく


    二ツ ふしぎなふしんをするならバ
       うかがひたてゝいひつけよ


    三ツ みなせかいからだん/\と
       きたるだいくににほいかけ


    四ツ よきとうりやうかあるならバ
       はやくこもとへよせておけ


    五ツ いづれとうりやうよにんいる
       はやくうかがいたてゝみよ


    六ツ むりにこいとハいはんでな
       いづれだん/\つきくるで


    七ツ なにかめづらしこのふしん
       しかけたことならきりハない


    八ツ やまのなかへとゆくならバ
       あらきとうりやうつれてゆけ


    九ツ これハこざいくとうりやうや
       たてまへとうりやうこれかんな


    十ド このたびいちれつに
       だいくのにんもそろひきた

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