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233.戦友がいるということ



誰の人生にも等しく大変な時期と平和な時期があることを知りぬいた年齢にならないと、できないような交流なのかもしれない。
「だれもが同じで、だからこそ今のあなたが妬ましい」というのではない。
「誰もが同じだからこそ、それぞれの今を祝福して精一杯生きるしかない」ということを、わかり合っているということだ。
その祝福の気持ちが、たいへんなときを乗り切るための貯金になる。

毎日っていいな 吉本ばなな



若いときって、人と比べて劣等感を持ったり、妬んだりそういうことって普通にあるし、相手からそう感じることも多かった気がする。
要するに、上記のようには思えないくらい経験が浅いのだ。そういうのはきっと誰でも漏れなく経験する。


大切に思う人からひしひしと妬みと闘争心が伝わってくるということを長く経験したわたしは
「なんでこういう気持ちが伝わってくるんだろう。もっと普通に友達がしたいのに」と思ったものだった。

ただひたすらに、心の繋がりがほしかったわたしは寂しかったのだ。


その人とは長年友達だったけど、結局わかりあえたことは一度もなかった気がする。
でもずうっと一緒にいた。相手はそこまで深い付き合いはしなくてよかったのだろうと思う。
ただずっと一緒に居られればよかったのかなあ。


わたしだけが独りよがりに想っていただけだった。
ただただ心の中の話がしたかったのだと思う。
心の中の話をしたいということを諦められなかったのだと思う。

なぜか一緒にいるのにいつも寂しかった。(恋人か笑)


書いてて笑える。笑(解放作業中です)






歳を重ねるってやっぱりいいよなあ。

あのとき考えても考えてもわからないことが、なんとなくわかってしまうから。

「なんでだろう。なんでこうなんだろう。」だった若いときと比べると、
「そういうときもあるよね。」
とちゃんと着地できる。


あとは、妬ましいとかよこしまな感情が頭や心に浮かぶ人は自分の周りに置かなくなったというのも、あることかもしれないなあ。


なるべくをこういう面倒な感情とは離れたい。
どうしても生きづらい人生だからなるべく、じぶんが生きやすくするためには自分で風穴をあけて通りやすくするほかやり方がないのだ。







誰もが同じだからこそ、それぞれの今を祝福して精一杯生きるしかない



みんなバイオリズムがそれぞれだからそれぞれに大変な時期や良い時期がある。
だから今一緒に歩んでる仲間とは戦友のように、共に力を合わせて人生というたたかいに挑んでいくのだ!





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