とうとう、東京に行ってしまった。
大好き関西人ママ友が。
ここまでが、辞令が出てほんの2ヶ月弱の一瞬の出来事だった。
最後に顔を見れたのが良かった。
夕方だと言うのにまだまだ終わらんとげっそりしていたけど!

実感がわかない。
だっていつだって彼女たちはわたしたちの日常に居たのだから。
そのへんを歩けば、偶然に会うことだってできた。
ちょっと会いたければすぐに会えた。
近所のスーパーで会えば、お互いに森の中で目が合う鹿みたいになることもあった。笑
あまりにも生活に溶け込みすぎていた。
だからじわじわと居ないことを思い知るのだろう。

だけど、きっと、日常の忙しさにのまれて、時間が経てば居ないことがまた当たり前になってしまうのだろう。お互いに。
生きていくって、そういうことだ。

お互いに、
「別に最後じゃないんやし」
っていって笑顔で別れた。
お別れはいつだって慣れない。