見出し画像

VirtualBoxでUbuntuのゲストOSを作成する

VirtualBoxに、UbuntuのゲストOSを作成します。
Windows PCへのVirtualBoxのインストールについては、以下記事を参照ください。

1、Ubuntuとは

Ubuntuとは、Debian GNU/Linuxを母体としたLinuxディストリビューションの1つで、使いやすさが重視されたOSです。

2、ISOファイルの用意

以下の公式サイトから、Ubuntu Desktop 日本語 Remixをダウンロードします。

2021年3月現在、3つのバージョンがダウンロード可能です。
・Ubuntu 20.04.1 LTS(2025年4月までサポ ート)
・Ubuntu 20.10(2021年7月までサポート)
・Ubuntu 18.04.3 LTS(2023年4月までサポート)
最新版を求める場合は20.10を、長いサポートを求める場合は20.04.1 LTSを、安定したバージョンを求める場合は18.04.3を選ぶと良いでしょう。(ここでは20.04.1 LTSをダウンロードして進めます。)

3、仮想マシンの作成

VirtualBoxを起動します。

画像1

「新規」アイコンをクリックします。

画像2

「名前とオペレーティングシステム」画面では、仮想マシンの名前を入力します。(ここではUbuntu20_04としています)
マシンフォルダを変更する場合は、任意の場所を指定します。
タイプが「Linux」、バージョンが「Ubuntu (64-bit)」になっていない場合は、設定します。

画像3

「メモリーサイズ」画面では、メモリーサイズを設定します。

画像4

「ハードディスク」画面では、「仮想ハードディスクを作成する」を選択します。

画像5

「ハードディスクのファイルタイプ」画面では、お好みでファイルタイプを選択します。

画像6

「物理ハードディスクにあるストレージ」画面では、お好みで可変サイズか固定サイズかを選択します。(ここでは可変サイズを選択します。)

画像7

「ファイルの場所とサイズ」画面では、仮想ハードディスクのサイズを指定します。(ここでは30.00GBを指定します)

画像8

作成が完了すると、VirtualBoxに、作成した仮想マシンが表示されます。

画像9

4、仮想マシンの設定

仮想マシンを選択して、「設定」アイコンをクリックします。

画像10

左側で「システム」をクリックした後、右側の「プロセッサー」タブでプロセッサー数を設定します。

画像11

左側で「ストレージ」をクリックして、右側で「光学ドライブの追加」アイコンをクリックします。

画像12

「追加」アイコンをクリックします。

画像13

先程ダウンロードしたISOファイルを選択します。

画像14

ISOファイルが表示されるので、ダブルクリックします。

画像15

ストレージデバイスの「空」を右クリックして、「割り当てを除去」をクリックします。

画像16

「OK」ボタンをクリックします。

5、仮想マシンにUbuntuをインストール

仮想マシンを選択して、「起動」アイコンをクリックします。

画像17

「Ubuntuをインストール」をクリックします。

画像18

「続ける」をクリックします。(表示域が欠けます)

画像19

「続ける」をクリックします。(表示域が欠けます)

画像20

「インストール」をクリックします。(表示域が欠けます)

画像21

「続ける」をクリックします。

画像22

「続ける」をクリックします。(表示域が欠けます)

画像23

各欄を入力した後、「続ける」をクリックします。(表示域が欠けます)
「あなたの名前」欄は空欄でも大丈夫です。

画像24

インストールが開始されます。終了するまで待機します。

画像25

「今すぐ再起動する」ボタンをクリックします。

画像26

「Enter」キーを押下します。

画像27

「スキップ」をクリックします。

画像28

「次へ」をクリックします。

画像29

「次へ」をクリックします。

画像30

「次へ」をクリックします。

画像31

「完了」をクリックします。

画像32

「今すぐインストールする」または「後で通知する」をクリックします。
「今すぐインストールする」をクリックすると、直後にアップデートが開始されます。今回は「後で通知する」をクリックします。

画像33

Ubuntuのインストールとセットアップが完了しました。

画像34

6、Guest Additionsのインストール

仮想マシン上のUbuntuに、Guest Additionsをインストールします。Guest Additionsとは、仮想マシンでのパフォーマンスや操作性を向上させるためのアプリケーションです。

Ubuntuで端末を開きます。

画像35

以下のコマンドを実行します。

sudo apt install gcc make

仮想マシンのメニューバーから デバイス>Guest Additions CDイメージの挿入 をクリックします。

画像36

「実行」ボタンをクリックします。

画像37

パスワードを入力した後、「認証」をクリックします。

画像38

「Enter」キーを押下します。

画像39

仮想マシンのメニューバーから、デバイス>光学ドライブ>仮想ドライブからディスクを除去 を選択します。

Ubuntuを再起動します。

画像40

画像41

7、Ubuntuのパッケージの更新

Ubuntuのカーネルやパッケージを最新に更新します。
Ubuntuで端末を開き、以下のコマンドを1行ずつ実行します。

sudo apt update
sudo apt dist-upgrade
sudo apt autoremove

exitコマンドで端末を終了します。

Ubuntuを再起動します。

8、その他

解像度の変更

デスクトップ上で右クリックをして、「ディスプレイの設定」をクリックします。

画像42

解像度を選択します。

画像43

「適用」をクリックします。

画像44

「変更を保存」をクリックします。

画像45

その他色々

必要に応じて、以下サイト様などで解説されている事をやってみてください。

9、参考サイト

以下サイト様を参考にしております。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?