スーパー雑な Rust メモ : Windows 環境に Rust をインストール
Rust をずっと WSL の Ubuntu でビルドして練習してたのですが、Windows の EXE にもできるようにしたいなと思ったので環境を整えてみました。
OS の環境はこんな。
Windows 11 Home
Intel(R) Core(TM) i5-10400
Visual Studio のインストール
基本的には Microsoft が案内してくれているとおりにやったらサクッと Rust の Windows 版がインストールできます。
最初にやったのは Rust 書いたコードをコンパイルするための Windows 側の環境設定です。
Microsoft の推奨する通り、Visual Studio をインストールしました。
今回僕は Visual Studio Community 2022 無償版をダウンロードしました。
インストールするコンポネントは Microsoft の案内に書いてあるとおり(全部は要らないんだろうけど)
[.NET デスクトップ開発]
[C++ によるデスクトップ開発]
[ユニバーサル Windows プラットフォーム開発]
を選択してインストールしました。
この選択だと全体で 5GB ほどでした。
Visual Studio のインストールが済んだら、一度再起動します。
Windows 用の rustup をインストール
Rust のインストールにはここ ↓ から
rustup-init.exe(64bit版)をダウンロードして行いました。
インストーラをダブルクリックするとコマンドプロンプトが立ち上がります。
英文ですが、エンターを押してれば標準的な環境設定でインストールしてくれます。
PowerShell で動作確認
Visual Studio と rustup のインストール作業が完了すると、とりあえず最低限 Rust のコードをビルドする環境が Windows の中に作られます。
確認方法は、PowerShell(もしくはコマンドプロンプト)で以下のようにコマンドを打って正常に情報が表示されればOKです。
C:\Users\(あなたのユーザ名)>cargo version
cargo 1.60.0 (d1fd9fe2c 2022-03-01)
C:\Users\(あなたのユーザ名)>rustup -V
rustup 1.24.3 (ce5817a94 2021-05-31)
info: This is the version for the rustup toolchain manager, not the rustc compiler.
info: The currently active `rustc` version is `rustc 1.60.0 (7737e0b5c 2022-04-04)`
おまけ Visual Studio Code の設定
この記事の冒頭に出てきた Visual Studio と名前はほとんど同じですが、Visual Studio Code(以下 VS Code)はエディタです。
VS Code を使って Rust を書く際の設定はこちら ↓ の記事を参考にさせていただきました。
実際に僕の環境でやったのは、以下。
PowerShell(VS Code 内で立ち上げられます)にて
rustup component add rust-src
rustup component add rust-analysis
rustup component add rls
その後、VS Code の Extension にて rust-analyzer をインストールしました。
SN
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