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春分の日とEACH TIMEと

2024.03/20
お彼岸で墓参りへ
線香の火が指以上に袖に着火しそうになり壮大に落としてしまう始末を家族に見せつけてしまった…もう30なのに…
そういや、海が近いおばあちゃんおじいちゃんの家の前で花火をしていたらそのまま火傷しちゃったっけ…ばあちゃんがきてくれたよね…そんな子供の頃のトラウマをふと思い出してしまった。忘れていたのに。小学1年生くらいの頃なので、もう23〜24年も昔のことである。もうそんなに経ってしまったのか。身体は大人でもまだ子供の頃のままな部分が残っている。もしかしたら、ばあちゃんが 危ないよ。と、トラウマを思い出してくれたのかもしれない。おれは過去にライターや溶接で火傷を何度もしてきた。なにかあるな。お彼岸だから。
その後、海辺のレストランでナポリタンを夕立ちが過ぎるのを待ちながら食べて、虹の方へ向かったら、綺麗な夕焼け空が見えたのだった。
BGM:「雨上がり」「夕暮れ」THE BLUE HEARTS

2024.03/21
友人が30になった…みんな年とったなあ…
今日はロンバケの日とかブルーハーツとエレカシがデビューした日とか物事の始まりの日なのかもしれないと感じた。
今日は仕事で汚れてしまい、ちょうどいい機会なので、伸びた髪をかなり切ってしまった。
バリカンでかなり切ったので、毛根があるのにツルツルになってる箇所もあって大丈夫かなと感じる。
今日は青空で歩きやすい天気だった。また明日から天候が悪くなるらしいので、そろそろ花粉と桜の季節が移り変わるのだろうとか感じながら川沿いを歩いた。

ブルーハーツとエレカシとスピッツもデビュー日
らしいです。

「EACH TIME」と自分と

03/25(土)は、横須賀のベースのイベントへ行って、そのまま帰ってきて爆睡して、03/26(日)は引きこもっていたため、日記を書き忘れました。
なので先日「EACH TIME」の40thが発売されたので、大滝詠一さんの音楽の出会いなど思い出しながら書いていこうと思います。

父が大滝詠一さんのロンバケ以降の作品が大好きで、物心ついた時から父が運転する車の中で聞いていました。両親によると赤ん坊の頃から聞いていた見たいなので物心ついた時からと言っても過言ではないと思います。
今はシティポップブームだのvaporwaveがだとか、造語になってブームになっていますが、子供の頃はこういう音楽の部類が苦手でした。というより昔の音楽というイメージがあって、少しというかかなり抵抗感がありました。友達を車で送り向かいする時に、杉真理さんか須藤薫さんのCDを車で流していて、物凄く恥ずかしかった記憶があります。遠出に出かけるとなるとCDやカセットテープを大音量でかけていたのを覚えています。特に印象的に覚えているのは、「B-EACH TIME LONG」を流して、最初オーケストラで途中から歌いはじめるのには違和感をかなり感じていました。
とはいえ、それは小学生の頃のお話。

中学生になって、walkmanを持つと状況が変化します。中学3年生くらいから山下達郎さんのアルバムとロンバケ以降の大滝詠一さんのアルバムを意識もしないで聞きたくなって、父の部屋にこっそり入り、CDを借りてパソコンを通じてwalkmanに曲を入れて、夜寝れない時に必ず聞いていました。とくに「EACH TIME」のCD選書シリーズの音源をかなり聞いていたと感じます。
このアルバムは曲順が違うのが醍醐味だと感じますが、レコードからずっと聞いていた父にとっては多分馴染めなかったのだと感じます。自分もCD選書シリーズやレコードの曲順、つまり「魔法の鏡」から始まらないと未だにしっくりこないです。

忘れもしない、2013年の大晦日。大滝詠一さんの訃報をラジオのニュースで聞きました。外は曇り空でした。家族みんな驚いて、特に父はかなり落ち込んでおり、10年前の元日、喫茶店で大滝詠一さんの訃報がデカデカと書いてあるスポーツ紙を見て、溜め息をついていたのを覚えています。
毎年、山下達郎さんのSundaySongbookでお二方の新春放談を聞いていましたが、10年前で終わってしまいました。それから世の中の流れが変わって、70〜80年代の日本の音楽、いわゆるシティポップやvaporwaveと言われるジャンルの音楽が流行しだして、大滝詠一さんの未発表音源が年一でリリースされるようになりました。
わたしは、大学生になり大滝詠一さんの音源を聞きまくり著書も図書館で借りて読み漁っていました。どういう人物か、どういう音楽を作ってきたか気になって。関連の音源を借りるために代官山の蔦屋書店やジャニス、渋谷TSUTAYAへ何度足を運んだことか。
令和の時代になり「A LONG VACATION」が大滝詠一さんが監修していない40周年のアルバムが出ると初めて聞いた時、モヤモヤしていました。
が、今では自然とサブスクで聞いてしまっています。
大手中古レコード店へ寄ることがあり、大滝詠一さんのコーナーも見るのですが、自分が買った値段より高くなっています。アニメの主題歌にもなり、同世代や年下の人が聞いていると初めて知った時は、冷静に考えられませんでした。再評価されて嬉しい反面、本人が望んでいるのか未だにわからないまま商売道具になっているのがモヤモヤしています。
そんな「EACH TIME」も40周年になり新しくリマスターや監修されたアルバムが出て、モヤモヤしています。時間が経てば慣れるかもしれません。
唯一今度も変わらないのは、商売とか世間の評価とか気にしないで、旅先の移動中や寝る時にずっとロンバケ以降の作品を聞き続けるのだなあ、と感じます。

P.S.
このような事を書いていると、旅行中叔母が口ずさんでいたことや、ロンバケのジャケットを手がける永井博先生の展覧会へ行ったなあ…と思い出しました。

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