人生には、幾度となく、去り際に遭遇する。

私達は、ずっと同じ人間ではない。
細胞だって、入れ替わっているし
体験や、外から受ける色んな影響によって

思考も日々変わっている。

それを成長と呼ぶのだろう。

それと共に
コミュニティが変わっていったり
付き合う友達が変わっていったり
子供が巣立つ時なんかも同じだ。

自分が離れる立場の時もあれば
見送る立場の時もある。

もしかしたら、合わなくなったのかもしれない。
それは、新しい世界を見つけた時かもしれない。
成長段階に来たのかもしれない。

いつも一緒にいた人と、離れる事は
淋しさや、虚しさもあって当然だと思う。

時に、離れて行く友達を、否定したくなる時もあるだろう。

はたまた、自分を否定されたような気持ちになる時もあるだろう。

心配し過ぎて、不安ばかり口にしてしまう事もあるだろう。

でも、それはきっと『淋しい』と言う気持ちと、本当は『大好き』な気持ちから来ているんだと思う。

そんな愛おしい気持ちを、自分で踏みにじるような事をしては、勿体無い。

去る方。送り出す方。私もどちらも体験した事があるし
変な終わり方をしてしまった事もある。

でも、せっかく、この限られた人生の中で
ご縁があって、出会えたんやから　
出来れば、良い関係性でいたい。

本当に大切に思うならば
その人が本当に進みたい道を見つけられた事を
一緒に喜べる人でありたい

本当に大切に思うならば
その人の力を信じて、よし！行け！と背中を押せる人でありたい

本当に大切に思うならば
自分の気持ちは、自分でしっかり味わい
相手に対しては、相手の気持ちを共に大切にできる人でありたい

そして、ふらっと帰って来た時には
おーー！お帰り！元気やったか？って
言い合える

お互いの存在に、いつまでも感謝し合える
そんな関係性を大切にしていきたいです。