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新しいものと出会いたいのが人間

依存症関連の記事を見ているときに、
「インターネットの依存性」について書かれている記事があった。

私たちは四六時中スマートフォンを触っている。
ニュース、スポーツ、漫画、音楽、様々な情報を得ているけれど、
その記事によれば「更新される」ことがスマホ依存を生み出しているのだ、と言われていた。

確かに、無料の記事、画像や動画コンテンツがアップロードされて、新しい情報がどんどん入ってきて、5感が刺激される。脳の中で快楽物質が生まれる。
体を動かさずとも何かに出会える。
それがインターネットの世界であり、スマートフォンの世界。

そして、経済もWebが中心にシフトしていく。
人が移動するより、情報が移動する方が早いし、コストも安い。

これからますますインターネットで繋がった世界になる。

その本質が何か?
と言ったときに「出会いを欲する強烈なエネルギー」が人にはあるのだと思う。5感覚の刺激がほしい。
仕事にしても、生活にしても何が一番苦痛なのか?
それが「変化のない」状態であること。
日々でいえば「マンネリ」状態でもあるし、仕事で言えば「終わりがない状態」が最もしんどい。「先が見えない」というのも「不安がずっと続く」という意味で変化がないこと。

私たち人間は仕組みとして「出会いがほしい」「変化がほしい」エネルギーで満ち溢れている。

だから脳は「変化を認識」するようにできているし、「新しい出会い」を求めている。いまさら新しいものをやめようと言っても、変化の波は止まらない。
AIはアップデートされ、私たちの日常にはAIがおすすめするものがあふれる。
反対に、人との出会いは摩擦や衝突の頻度がもっと高まり、ルールが強化され、違いが苦手になるんだろうなと思う。

そんなときに必要なのが「今ここ」感覚。今ここの出会いが常に新しいものとの出会いで、脳が魅せる世界が「スクリーン画面」であり、画面を自由に作ることができるのが自分だとしたら。
日々をデザインすることがもっと楽しくなる。

変えられないと思っていたものが自ら変えられるものだと、スイッチの点1つが入ればわかる。
スクリーン画面1つが生まれるのが楽しくて、
出会い1つ1つが新鮮に思えることができたら、どんなふうに変わるだろうか?
ぜひ考えてみてほしい。



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