ドイツでは大学も含めて授業料は無料だ。ドイツに住む外国人にもそれは等しく、広く門戸が開放されている。
開放はされているが、その門をくぐるのは相当に至難で、そこまでの道は険しい。

それゆえドイツ人といえども進学率は低い。

大学入試はない。
しかし定員はあるので、希望の学部によっては入学できないことも多い。

何で決めるのって？

A. 高校卒業時の成績の善し悪し。

1番人気はやはり医学部。
薬学部、心理学部、法学部等々。

その成績がオール1 ( ドイツでは1番良い成績が1 )でも定員オーバーではじかれることはあり、どうしても医学部に入学したい人は翌年まで待たなければならない。
またその翌年になるかもしれない。

待ってる間、何もしないわけにはいかない。何もしていない期間があるというのは、ドイツでは非常に心象が悪い。
また待機期間に何をしたのかが、大きく評価されることもある。

この期間なにをするのか？
ひとつにAusbildungがある。職業教育だ。
例えば医学部希望者などは、病院などで勉強を兼ね働くのだ。

ふたつ目にボランティア。

知人の息子君は、ドイツ軍隊で1年間Ausbildungするという。
その知人は
「怠け者だから根性を叩き直してもらえばいいのよ。」と、息子くんに手厳しい。

しかしドイツ人とのハーフのこの息子くん。両親や兄の勧めがあったとはいえ、そこへ行くことを結局自分で決断したらしい。

様々な進路があるなぁ。

ちなみに待機期間にほかの学部に入学すると、待機していたと認められない。

標題の子供手当ては、ドイツに住む外国籍の子供たちにも支給される。

子供1人につき、現在1ヶ月204 EURO。

25歳の誕生日までで、支給条件は学生であることだ。職業訓練も認められる。

加えて今月は200 EURO、来月は100 EUROプラスされる。このトータル300 EUROはコロナ特別給付金だ。

子供手当の特別給付金は9月になったが、コロナロックダウンの際、3月中旬だったが、自営業への給付金は本当に早かった。
この地域では最低9,000 EUROが、インターネット申請で2日後には支給された。

本当になんら書類なしで、税金番号が必要だっただけだ。

これには驚いた。
その即時の対応に非常に驚いた。
この給付金はもちろん実質的救済だが、加えてどれだけの多くの人が心理的な安堵を覚えただろうか。

私は悩んだが申請しなかった。

ここは馬公園。
馬がお散歩できるほど広い。

こんな標識がある。馬の道ꉂ(ˊᗜˋ*)

ここを時々お預かりするやんちゃ姫とお散歩する。

素敵なお散歩道はやはり誰かと共感することで、その素敵さが倍増する。

子供たちが大きくなり、そろそろ犬でも飼おうかしらと思う今日この頃。

やんちゃ姫の面倒を見るのは大変ともいえるが、大きな癒しでもあり、もしかしたら私が面倒を見てもらってるのかもしれない。(*ˊᗜˋ*)♡

ありがとうなことも多いドイツ生活だ。

( やんちゃ姫の登場は こちら から )