「また来たな…!」
『当たり前じゃない。来ないと寂しいでしょう？一週間しか会えないんだからいいじゃない。』
「お前が来ると疲れるし、眠くなるし、肌が荒れるし、太るし散々なんだ！」
『もう、そうは言ったて…来なかったら心配でしょう？次は28日〜31日後くらいにくるから。私が居なくなってすぐの一週間くらいが一番やせるときでしょ？せいぜい頑張って！』

— 28日後
「まだ来ないなぁ。用意してるのに。」

—29日後
「1日遅いじゃないか！」
『1日くらいいいじゃない。こっちだって一生懸命仕事してきたんだから。やっと終わったのよ』
「あんまり遅くなると心配になるじゃないか。」
『大丈夫よ、1日くらいなら正常運行。そうねぇ、2週間以上来なかったら心配してくれればいいわ。』

—さらに30日後
「１ヶ月経ったけど、まだだなぁ…。この一ヶ月でなんかあったかな。」

—40日後
「どうしよう。全然来る気配がない。何がいけなかったんだ…。早く来てくれ。」

—45日後
『やっほ〜。おひさしぶり！』
「くそ、やっと来たか。心配させやがって。」
『だって、あんたがあんまりにもストレス抱えてるから〜来るにも行きにくいし。もっと楽に生きなさいよ。あんたのストレスは私にも影響すんの。』

「く…こんな心配になったり、毎回苦しいことがあるなら別れたいよ…！」
『無理よ〜。運命共同体なんだから。あんたが新しい子を作るか、一人でも寂しくなくなった時に居なくなってあげるわ。せいぜい頑張っていい相手探すのね。』

ああ、こんなツンデレ彼女をお腹に抱える女性の大変さよ。
こなければ健康を心配し、来たらきたで様々なトラブルに見舞われ...。拒否ることもできないし、無いのも困る。

それでも彼女を大切にする。