尽くす女、気持ちの根源

ダメ恋みほん帖 / 水谷 愛

1話ずつ完結だから、すごい読みやすかった。いるいる、こんな男って思った。
私もダメ男を作成しちゃう方だけど、さすがにこの主人公レベルではない…。最近洗い物に関してはかなりやってしまうので、向こうもやらなくていいか感がそろそろ出てきているような。でも、料理は作ってくれるし手伝ってくれるところも多いからいいのかな。

恋は盲目。
良いところを探すのはいいけど、度が過ぎないようにすること。ここはなんか違うと思ったことは丸呑みするのではなく、そこも話し合えるようにならないとな。結局、尽くしたって返ってくることではないし、尽くすというのは自己満である。
尽くされすぎて逆に男が不満になるのが早いか、こんなに尽くしているのにって女が嫌になるのか。どっちが早い?という問題なのでしょうか。

尽くしたいという気持ちはなんでしょうか。
なぜ尽くしたくなるのでしょうか。

洗い物をするのは、彼のためを思ってか。
自分の移住空間でシンクに洗い物が溜まっている状態が耐えられないからか。
もともと洗い物が好きだからか。

私が洗い物を(自分が使ったものじゃないものも含めて)するのは、たぶん上記の3つのうちのどれかか、全部が合わさっている。これらの気持ちからの行動は尽くしているというのだろうか。どこからきた気持ちからの行動なのだろうか。
行動の根源の気持ちがわかれば、この先同じことを繰り返したとしてもフラットに対応できると思う。
今は週に数回泊まりに行ったときに自分が使用した食器と一緒に行っていることだからいいとして…自分の気持ちがわからずにこれが毎日になったらブチ切れるんだろうなと想像する。

なぜ、洗う?

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