雑談から生まれる気持ち

新しい人がやってきた
今度は20歳以上歳上のおばちゃん
この前までの新しい人とはまただいぶ違う人がきた。
仕事という枠組みで言うなら大先輩。
そんなおばちゃんと仕事をしてみて思ったことがある。


「雑談は大事」


え、ってなるかもしれない。
そんなの当たり前じゃん!という人も居れば、仕事中に雑談?って思う人もいると思う。
私自身は仕事中、なるべく黙っていたい。必要な業務話をするのは気分転換になるから話すけど、どうでもいい話をうだうだーって話すのは好きではない。作業は進まないし、集中が乱される。
どちらかと言えば雑談はしないタイプ。
しかし先日、雑談からおばちゃんの気持ちを伺えたことがあった。

月曜の朝から、おばちゃんは体調が悪く、薬が無くなったから病院に行きたい。午前休をくださいと言ってきた。その前の週にも、病院に行くために午前休を取っていた。

言われた当初は
「土曜とかに病院に行けばいいのになぁ~。また休みか」

と仕方のないことだけど、内心もやもやしながら来るのを待っていた。

午後、無事に出社し、いつものように仕事をし始めたおばちゃんに何の気なしに

「体調どうですー?大丈夫ですか?」

と聞いてみた。
すると、現在の身体の状態を説明してくれた。たまたまその話のあとに、仕事とは違う話でも盛り上がった。
すると、おばちゃんが

「今日、月曜で週明けだから、仕事的に重要な日だろうなって思って、病院行ってる場合じゃないなって思ってたんです。でも、どうしても体調が優れないし、薬もなくなってしまったので…」

と話してくれた。
私はすごく救われたと感じた。

雑談をめんどくさがって話しかけなかったら、きっとおばちゃんは自分の心境を話してくれなかったと思う。それによって、後ろめたさを感じながら仕事をすることになったかはわからないけど、少しは言えてよかったんじゃないかと思う。
私も聞けたことで、もやもやが無くなった。

積極的に雑談促進をしていくのは難しいけど、ちょっとずつ仕事と関係のない話をして相手を知るのは重要だなぁ。
仕事量が多くて話してらんないって思うけど、たった2分くらいの投資がその後大きく返ってくるかもしれない。そんなとこで変な節約しないようにしよう。

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