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ザ・モンキーズ

皆さん、おはこんばんちは。
昨日、こんなニュースがネットに流れました。

「ザ・モンキーズ」のマイク・ネスミス氏が死去


これには驚きました。
と言っても、亡くなったことがショックだとか、哀しいとかいうより、モンキーズのことがこんな風に報道されたということに驚いた、と言った方が当たっていますかね。

皆さん、モンキーズについてどれくらいの方がご存知でしょうか。このグループは1960年代後半、私がまだ10歳にならない頃に活躍したアメリカのロックバンド4人組です。

左からマイク・ネスミス、デイビー・ジョーンズ、ピーター・トーク、ミッキー・ドレンツ


イギリスのバンド、ザ・ビートルズが世界的に大人気を呼んだため、アメリカでもそれと同様のグループを作ろうという企画が立ち上がりました。
音楽雑誌の募集でオーディションが行われ、400人の中から4人のメンバーが選ばれて結成されたのが、このバンドです。

テレビ番組『ザ・モンキーズ・ショー』とレコード販売を連動するという、当時としては珍しいメディアミックス戦略が取られました。

これを読んでいらっしゃるのは、モンキーズのこと自体は知らない方ばかりでしょうが、彼ら最大のヒット曲は「聞いたことがない」という人の方が少ないんじゃないでしょうか!


「デイドリーム・ビリーバー」(原題: "Daydream Believer")は、モンキーズが1967年に発売したシングルで、4週連続全米1位を記録しました。

当時日本でも大ヒットしましたが、それよりも忌野清志郎さんが結成したロックバンド「ザ・タイマーズ」がデビューシングルとして1989年10月に発表したのが大きかったですね。


清志郎さんの書いた日本語の歌詞、

♪ずっと夢を見て 安心してた
♪僕は Day dream Believer そんで
♪彼女はクイーン

これが、私らモンキーズ世代にはとても新鮮に聴こえて、改めていい曲だな~と思ったものです。

その後も、映画「ひるね姫」の主題歌として、私の大好きな高畑充希もカバーしています!


高畑充希への想いについては、↓このブログに書いています。 


「デイドリーム・ビリーバー」は、今でもセブンイレブンのCMに使われていますし、セブンイレブンの店内に入ってもプロモ放送で流れていますから、耳に優しく、心に残る曲だと言えるでしょう。

モンキーズのヒット曲としてはこの他にも「恋の終列車」とか、記憶に残っていますね。

 
「ザ・モンキーズショー」は、ドラマと歌をミックスした番組で、日本でも放送されていましたので、それを私も毎週楽しみに観ていました。


このテーマ曲、ホントに懐かしいです!
この番組は、現在もYouTubeで検索すると日本語吹き替え版がアップされていますが、今みると内容は実にバカバカしいんですけど(笑)、当時は面白くて夢中になって観ていましたね~。

メンバーの4人のうち、2012年にはリードボーカルのデイビー・ジョーンズ氏が66歳で亡くなり、2019年にはベースのピーター・トーク氏が77歳で亡くなっています。

ネスミス氏は今年11月に残るメンバーの1人でドラム担当だったミッキー・ドレンツ氏(76)と、ロサンゼルスで“お別れコンサート”を行っていました。そこからわずか1カ月ほどでの訃報となり、これで残ったメンバーはミッキー1人となってしまいました。

最初に書いたように、モンキーズについてこんな風に報道されるのか、というのに少し驚きましたが、まだまだ多くの人の記憶に残っていて、やっぱりそれだけのものを残したんだな、と感慨深い想いです。

彼らが残してきたものの素晴らしさを改めて感じさせてくれたマイク、どうぞ安らかに。
合掌。

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