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FAMIEN'21 L.P.全曲レビュー その①1~2曲目

皆さん、おはこんばんちわ。

前々回に予告して、ちょっと別エピソードをはさみましたが、私立恵比寿中学(エビ中)の最新アルバム「FAMIEN'21 L.P.」の全曲レビューを行ってみたいと思います。

「FAMIEN'21 L.P.」の全曲レビュー


「FAMIEN'21 L.P.」は2021年8月18日にリリースされたエビ中のアルバムで「ファミえん」ベスト曲集です。

幻の公演となってしまいましたが、「FAMIEN'21」のテーマソングで新体制初となる新曲「イヤフォン・ライオット」のほか、9人体制で再録した歴代のファミえんテーマソングなど全12曲を収録しています。

私がエビ中ファミリーになった2017年以降、発売されたアルバムCDやシングルCDについて「全曲レビュー」をやってきました。

※ご興味ある方は、「好々爺Q」←こちらをタップして私のクリエイターページに移動し、「マガジン」をタップして下さい。
ばってん少女隊、昔のアイドル回顧など、私のブログのまとめマガジンが表示されます。

今回はいつもほど詳しくは出来ないかもしれませんので3~4曲ずつ分けて…、と考えていたんですが、書き始めたらやっぱり書きたいことが溢れて来てしまいました😆

3~4曲では結局、1本書くのに時間がかかってしまうので、従来通り2曲ずつ6回に分けてやってみたいと思います😉

レビュー予定曲目

【その①】
①ご存知! エビ中音頭(2021ver.)
②ラブリースマイリーベイビー(2021ver.)
【その②】
③誘惑したいや(2021ver.)
④ナチュメロらんでぶー(2021ver.)
【その③】
⑤summer dejavu(2021ver.)
⑥HOT UP!!!(2021ver.)
【その④】
⑦朝顔(2021ver.)
⑧イート・ザ・大目玉(2021ver.)
【その⑤】
⑨青い青い星の名前(2021ver.)
⑩23回目のサマーナイト(2021ver.)
【その⑥】
⑪イヤフォン・ライオット
⑫いい湯かな?(2021ver.)

↑これで、行ってみましょう!

それでは。
音楽の真髄を極めた訳でもなく、専門家でもない私が、ただ単に曲の感想を述べるだけのブログですが、どうか最後までお付き合い頂ければ幸いです。

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①ご存知! エビ中音頭(2021ver.)

作詞・作曲・編曲:前山田健一


ファミえん第1回(2013年)、第2回(2014年)、第6回(2018年2日目)のオープニング曲として披露された、ファミえん定番曲です。
(参考資料↓)


↓これが、その記念すべき第1回ファミえん(2013年7月28日 山梨・河口湖ステラシアター)のオープニングです。


開催地の富士河口湖町、渡邊町長(中学60年生!)の開会挨拶、最高ですね~!😆

メンバーは旧9人体制。
出だしの1コーラス目は元メンバーの、ぁぃぁぃこと廣田あいかちゃんです。
歌唱力と声量は歴代メンバーでもトップクラスですから、歌声に迫力があります。

アルバムの2021ver.では、りったん(中山莉子ちゃん)と新メンバー3人のユニゾンですが、これは新鮮ですね。

若返った声(笑)

今までの6人の声に新メンバー・ココユノノカの3人の声が加わると、一気に声が若返った気がします(笑)
いや、↑これは冗句ではなくて、インタビュー(音楽ナタリー)で真山姉さんが実際にそう答えています。

真山 ユニゾンは圧倒的に若くなりましたね(笑)。特に和香と柚乃の声は明るくて若さのある歌声だから、おっしゃる通り確かに昔のエビ中を思い出すような懐かしい感覚があって。

https://natalie.mu/music/pp/ebichu17


「声が若返った」件につきましては(笑)この後、パート割のない全部【ALL】(全員)という曲があります(⑤summer dejavu)ので、その時に書くことにします。

功労賞ヒャダイン

エビ中音頭の作詞・作曲・編曲は、初期のエビ中を支えてくれた大功労者の、ヒャダインこと前山田健一さん。

盆踊り調の出だしから、ディスコ調に変換する曲の構成が見事です。その部分のメンバーのダンスパフォーマンスも見所ですね。

今年予定されていた横浜赤レンガ倉庫のファミえん2021でも、セトリ(=セットリスト=曲順)の2曲目に予定されていました。
(↑上記セトリ比較サイト参照)

最後に、↑上にも書いた「音楽ナタリー」の特別インタビューで、メンバーが各曲についてコメントしています。
この曲は美怜ですので、それを転載します。

【星名美怜コメント】
もう歌って何年なんだろう?この曲といえばひなたを担ぐもちみこしが定番!
ひなたがツインテールして上ではしゃいでいた小さい頃の記憶を鮮明に思い出します!
前山田先生の遊び心詰まった夏を感じられる1曲です。

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②ラブリースマイリーベイビー(2021ver.)

作詞・作曲:IMAKISASA、編曲:APAZZI、IMAKISASA


ファミえん2014 テーマソングとクレジットされてますが、TOKYO MX・BS11『エビ中★グローバル化計画』のテーマソングでもあります。

この曲は、まず「音楽ナタリー」のインタビューで、ひなたが語っているコメントを先に紹介しましょう。

【柏木ひなたコメント】
エビ中の夏の楽曲といえば、この曲を思い浮かべる人も多いと思います!
夏らしさもありアイドルのかわいさもある曲で、振りも真似しやすいので、ライブではイントロがかかった瞬間の歓声もすごくすごく盛り上がる楽曲です!

私はまだファミリー歴が4年ほどで、前回のブログにも書きましたが「ファミリー遠足」=「ファミえん」には「ファミ縁」がないんです😂

でも、この真夏に行われる野外ライブの印象があまりにも強いので、「エビ中=夏のグループ」というイメージが出来上がっているのかもしれません。

私が若い頃好きだった、小田和正さんの「オフコース」は、完全に「秋冬のグループ」でしたけど(笑)


伝説のライブ

それと、もうひとつ、エビ中を「夏のグループ」と印象付ける伝説のライブがあるんです。

それは、2013年9月14日、15日に開催された「氣志團万博 2013 〜房総爆音梁山泊〜」です。

2日目のオープニングアクトで初めてこの万博に参加したんですが、大雨の中でやったそのパフォーマンスが、観ていた観客に
「この娘らは、タダモンじゃない!」
という印象を植え付けたんですね。


下の「仮契約のシンデレラ」の時は、雨で故障したマイクをバトン交換しながら歌っている姿が、チームワークの良さを見せつけました。

この時から、「エビ中の野外ライブは雨!」のイメージが付き物になったと思います(笑)

ま、レビューしてる「ラブリースマイリーベイビー」とは一見カンケーない話になっちゃいましたが、エビ中が「夏のグループ」で、ひなたの言うそれを代表する曲が「ラブリースマイリーベイビー」だ、という話をしたかった訳です!(苦笑)

「ファミえん2016」オープニング

この時が、りななん最後のファミえんとなってしまいました。

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前向きな歌詞

さて、ようやく曲のレビューに入りましょう!(笑)

明るい曲調、前向きな歌詞、イキイキとしたメンバーの歌唱、どれを取っても一級品です。

歌詞では、

♪君がもし泣いてたら
♪光を追い越し駆けつけるよ

とか、

♪君のその笑顔で
♪世界だって救って行けるはずだから

などがお気に入りのフレーズです。

そしてコロナ禍の今だからこそ、勇気を与えてくれる歌詞があります。

♪落ち込んでばかりの日々も
♪あるけど長くは続かないはず
♪だから 走り出そう GOING GOING

コロナウイルスによって辛くストレスの溜まる日々ですけど、この歌詞のように走り出して乗り越えて行きましょう!

絶妙のギターソロ

そしてこの曲、私の最大のお気に入りは伴奏です。
イントロからノリがよくて、特にギターソロがめちゃめちゃカッコいいんです!

イントロではサビのフレーズのリフが繰り返されるんですけど、2回目で螺旋階段のようにメロディが登って行くところが実にカッコいい!

あと、2コーラス後の間奏も、さらに大サビ後のアウトロも、めちゃめちゃカッコよくて惚れ惚れしますね。

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楽曲提供者

IMAKISASAさん

作詞・作曲はIMAKISASAさん。
音楽制作集団「ウィーズ」の所属で、そのプロフィールページによりますと、

平成生まれ。2012年より作家活動を始め、2013年には私立恵比寿中学のシングル「未確認中学生X」、「ラブリースマイリーベイビー」等の楽曲提供が決定し、新人作家としてまさに「未確認」だと、ネット上で話題になる。その後も、今話題の刀剣乱舞、各アニメ主題歌、アイドルへの楽曲を手掛ける。

https://wee-s.jp/creator/imakisasa/


とあります。

アー写はなく、ファンキーな女の娘のイラストが載っているので、きっと女性です(笑)

「IMAKISASA」って、本名のアナグラムかもしれませんね~。
想像できるのは「佐々木あみ」さんとか…😆

エビ中には他にも「YELL」、7曲目の「朝顔」を提供してくれています。

APAZZI(アパッチ)さん

IMAKISASAさんと共に編曲を手掛けているAPAZZI(アパッチ)さんもウィーズ所属で、プロフィールには、

2013年、スターダスト所属アイドル”私立恵比寿中学生”のシングル『未確認中学生X』の楽曲提供にて、デイリー1位&ウィークリー4位を記録し、twitter等で”未確認なAPAZZI”と話題になる。
2014年には、超特急(テレビ東京系アニメ「遊☆戯☆王 ARC-V」オープニング曲)、AAAのシングル曲等を制作。2015年、乃木坂46の13thシングル『今、話したい誰かがいる』の作編曲を担当。“あの花”スタッフが制作する映画「心が叫びたがってるんだ。」の主題歌としても話題を呼びオリコンウィークリー1位を獲得。その他、ライブ制作、BGM制作に至るまで、精力的に活動中。

https://wee-s.jp/creator/apazzi/


とあります。

※今、気が付いたんですが、”私立恵比寿中学生”って(笑)。

↑の河口湖町長は、”私立恵比寿中学校”って言ってましたけど(笑)、似たような間違い起きるもんですな(爆)

こちらはアー写がありまして、男性です。けっこうイケメンです😆

バックコーラス

編曲では、バックコーラスの入れ方が面白いんですよね。

1コーラス目のAメロ

♪新しい季節の予感
♪熱い太陽 ココナツの香り

にはバックコーラスは入ってないんですが、先ほどお気にフレーズで書いた2コーラス目のAメロ

♪落ち込んでばかりの日々も
♪あるけど長くは続かないはず

には、バックコーラスが付いてるんです!

この曲、ベストアルバム「中辛〜エビ中のワクワクベスト〜」にも収録されていますので、もう何十回、何百回と聞いているはずなんですが、これには気が付かなかった!

やはり普段聞き流すのと、レビュー用で聴き込むのとでは違うんだな、というのを実感しました。

そして、それだけエビ中の曲にも奥深さがあるんだと、改めて感動しています。

🍇🍀🍑🌈🍊🍌⛲🍎🍈🍨

ほらね(笑)
まだたった2曲なのに、こんなに書き込んじゃいました😂

もっと簡潔でいいだろとは思うんですが、次の3~4曲目も想い入れのある2曲が連続するので、きっと長くなるんだろうな😆

というわけで、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

また逢えるから、この言葉が言えるんですよね。
ごきげんよう、さよならDestiny!

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