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ゲームに沼ったら、夫婦の性格の違いが見えてきた

ハマった沼…、あります!

こんにちは、元国語教員、現ライターの国語の庭です。

このお題を目にして、すぐに思いついたのがこれです。

OCTOPATH TRAVELER』(オクトパストラベラー)シリーズ。

スクウェア・エニックスから発売されたゲームソフトです。

ニンテンドースイッチなどでプレイできる『OCTOPATH TRAVELER Ⅰ』『OCTOPATH TRAVELER Ⅱ』、スマホでプレイできる『OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者』の3作品が、私が今ハマっている沼です。

以下、「オクトラ」と略して書いていきますね。

オクトラとの出会いのきっかけは、夫です。

お互いにゲームが好きだから、一緒に楽しめるゲームはないかな?と探して買ってきてくれました。

いくつか候補がある中、たしか私が「RPGが好き」と言ったのもあってオクトラにしよう、となったような気がします。

ゲーム自体がおもしろいのはもちろんですが、このゲームをやっていると夫婦それぞれの性格の違いがよりはっきり見えてきて、そこもおもしろいと思ったところ。

オクトラってどんなゲーム?

ニンテンドースイッチなどでプレイできる『』『』と、スマホでできる『大陸の覇者』ではゲームシステムが少し違っています。

ここでは『』『』の話をしますね。

ちなみに、「OCTOPATH」はタコ、という意味ではありません。
タコが旅する物語ではないですよ。笑

「オクトパス」は、「8」を表す「オクト」と「道」を表す「パス」の造語なんだそうです。

ゲームの主人公が8人いて、その主人公たちが旅をする物語です。

主人公たちはそれぞれ剣士、商人、盗賊、薬師、神官、学者、狩人、踊子といったジョブを持っていて、使える技や特性も違います。

「フィールドコマンド」もさまざま。

「フィールドコマンド」というのは、主人公たちが町などを散策している時に、NPCに対して行えるアクションのこと。

村人の話を「聞き出す」とか、仲間にするために「導く」とか。
一方で村人に魔物を「けしかける」とか、持ち物を「盗む」とか。

罪なき村人にそんな…「けしかける」なんて…。

本当に主人公がやっていいことなの?!

なんてツッコミを入れながら、フィールドコマンドを楽しんでいます。

ちなみに、誰を主人公に選ぶかはプレイヤーの自由です。

旅をどう進めるかも自由。

仲間集めをするもよし(最終的には8人全員仲間にできます)、1人旅を極めるもよし。

メインストーリーを進めるもよし、サブストーリーマニアになるもよし。

もしかしたら行けるかも!と思ってレベルの高い地方に足を踏み入れたら格上のモンスターに一撃でやられるとか、逆に意外と突破できることもあったりとか。

何をしようか、どこに行こうか。

決定権がプレイヤーに委ねられていて、この自由度の高さも、オクトラの魅力です。

あと、ゲーム画面も気に入っています。

基本はドット絵で、昔のファイナルファンタジーやドラクエを遊んだことのある世代にドンピシャな感じです。

それに加えて、奥行きや立体感もあるキレイなグラフィック。(「HD-2D」っていうみたいです)

私が特に好きなのは水の表現。(HD-2Dなのかどうかはよくわかりませんが…)
透明感があって、波の感じ、水面がキラキラする感じが見ていて癒されるので、海沿いの探索は特に好きだなぁと思います。

ゲームもおもしろいけど、プレイスタイルもおもしろい

オクトラは1人用のソフト。
夫と2人でやっています、とは言っても協力プレイとかはできません。

だから、キリのいいところで交代しながら進めています。

そんな感じでやっていると、それぞれのプレイスタイルが真逆なことに気がつきました。

夫は、ストーリーをずんずん進めていくタイプ。
ドラクエで言うところの「ガンガンいこうぜ」タイプ。

私は、寄り道とかレベル上げが好きなコツコツタイプ。
ドラクエで言うところの「いのちだいじに」タイプ。

ファイナルファンタジーでたとえるなら、夫はエリクサーをばんばん使うタイプ。
私はもったいなくて1回も使わず終わっちゃうタイプ。

ボス戦、あとちょっとで倒せそうだけどHPが少ないから回復コマンドを選ぼうかな、と迷っている私に、「いけるって!攻撃しよ!」の夫の一言で思い切って倒せたこともあったり。

強敵に対峙して「勝てないなぁ」とぼやく夫と交代した後、私が洞窟にこもってレベル上げにいそしんだり。

お互いの性格がプレイスタイルに出てくるのでおもしろいんです。

ちなみに…『Ⅰ』には裏ボス的な存在がいて、かなり長丁場なバトルになります。
後半に大打撃を受けて「どうしよう!?もう無理じゃない?1回リタイアしよ!」とテンパる私に代わって、パーティを持ち直し勝利に導いてくれたのは夫でした。

たぶん私1人だったら、あのボスは未だに倒せていないのではないかと思います。笑

夫婦それぞれ、お互いにないものを持っているなぁ、とゲームを通してしみじみ思うのでした。

オクトラをやってなかったら、ここまではっきり性格の違いはわからなかったかも。

オクトラの沼にハマれてよかった!

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