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クラウドソーシングで手を出さない仕事

主に受注するのはライティング。クラウドソーシングでお仕事を探すときに自分なりに気をつけていることを書いていきます。クラウドソーシングはたくさん募集があるのでおすすめですが、落とし穴もあります。落ちないポイントは、「タイトル」と「依頼文」。いわゆる地雷案件を踏まないために、慎重に吟味しています。

こんな案件は応募をおすすめしません

タイトルに「初心者歓迎」「~するだけ」「!」

「初心者歓迎」案件の報酬を見てみると、びっくりするくらい格安です。
「1000円」で募集されていても、口コミ200件(1件あたり5円…)必要なことも。初心者を理由に買い叩かれる必要はないと思います。
あと、「初心者歓迎」案件を受けてしまうと、自身の評判にも関わります。自身のプロフィールページには、過去にどんな仕事をしたのか、案件のタイトルが表示されることがあります。その際、「初心者」という単語があると、いい印象を与えない可能性があるんですよね。たとえば、あるクライアントが「この人にお仕事を頼もうかな」と思ってプロフィール画面を見ると、「初心者」の文字を発見。「ああ、この人は初心者なのか」と思われると、お仕事を頼まれる可能性は下がってしまいます。この世界において、初心者であることの優位性はありません。どんな仕事でも、できることならプロにお任せしたいですからね。
他にも、「初心者歓迎」と謳いながら指示がとっても細かかったり、外部の怪しいサービスに勧誘されたりすることもしばしば。もちろん安心な案件もあるとは思いますが、メリットよりデメリットの方が多く感じてしまいます。

タイトルの「~するだけ」という文言も、個人的にいい印象を受けません。「入力するだけ」「コメントするだけ」「まとめるだけ」など、作業が簡単だよ、とアピールしたい気持ちはわかるのですが、「だけ」って、マイナスなイメージを持ちませんか?
誰にでもできるとはいえ、「仕事」であることに変わりはないわけです。自分の仕事に対して、「たったこれだけだよ」と言われてしまうのは、その人や仕事へのリスペクトが感じられないなぁ、と思ってしまうんです。たった一言の文言ですが、私は応募しないなぁ、と思います。

「!」が使ってあるタイトルも、よく見かけます。文章に勢いが出て、目立ちますよね。確かに、スクロールしていてもよく目につきます。ただ、「!」からはとても砕けた印象を受けます。初対面の相手に対して、一般的に使われる表現ではありません。上記の「~だけ」でも述べましたが、ビジネスなわけですから、いきなり「!」で距離を詰められるのは、私はちょっと苦手意識を持ってしまいます。(仕事のお付き合いが続けば、だんだんフランクになるのはいいと思っています。むしろ、長いお付き合いなら、「!」は相手に合わせて使いたい派です!)

説教じみた依頼文、否定も多め

タイトルも大事ですが、依頼文も、応募するかしないかを決める大切な判断基準です。
私が応募しないのは、「説教じみている」「否定多め」な依頼文です。

たとえば、
「まれにコピペを提出される方がいますが、ゼッタイダメです。人として間違っていることは絶対にやらないでくださいね。見つけた場合は即通報、低評価を押します」

おっしゃっていることは正しいんです。
もちろん、コピペはダメですし、それを防ぐための文なんだと思います。
これまでの依頼で、そういった方が多かったのかな?だからこんな風に書いていらっしゃるのかな?と思うのですが、そうだとしても、もう少し言い方、どうにかならないかな?と思ってしまう依頼文です。
お仕事がスタートすると、質問やわからないことでメッセージのやり取りをすることも出てきます。
その時に、こういった文章を送られてきてしまうと、自分がしんどくなりそうだな、と思ってそっと応募画面を閉じてしまいます。

応募するなら、こんなタイトル、依頼文

指示内容が明確かどうか

じゃあ、逆にどんな案件に応募しているのかと言うと…
タイトル、依頼文にざっと目を通して、仕事内容がわかる文
これに尽きます。

たとえば、
「弊社サービスの認知のために、2500字程度のコラムを3件書いてください。構成案や例文は添付資料をご覧ください」
など。

クライアントの目的が明確で、「これをしてください」という指示がはっきり明示されていると、仕事のイメージができて、応募したくなります。

クライアントの低評価がない/少ない

応募する前に必ずチェックするのが、「クライアントの評価」。
これまでお仕事をしてきた方からの評価です。

あまり見かけることはないのですが、低評価が多いと応募は見送ります。
同じようなトラブルになる可能性が高いからです。巻き込まれないように、事前に身を守りましょう。

ただ、中には、実績が0で見極めできないクライアントも。そんな時は、提案文の丁寧さを吟味して、試しに応募してみることもあります。
(その方とずっとご縁が続くこともあります。そうなると嬉しいですよね)

実績の多いクライアントだと、取引が多いのでその分低評価もつきやすい傾向があります。(いろいろな方がいらっしゃいますので…。)
私の場合、2件程度までなら大丈夫かな、と勝手に思っています。

まとめ

私がクラウドソーシングで避けている案件は、
・タイトルに「初心者歓迎」「~するだけ」「!」
・依頼文が説教じみていて、否定的
な案件です。

タイトルや依頼文には、クライアントのお人柄が表れると思っています。だからこそ、自分と波長が合う案件を探すための大事な判断材料です。

また、逆もしかり。
自分も、プロフィールページやメッセージのやり取りなどで判断されていると思うので、誠実に対応しなければいけないな、と日々肝に銘じています。

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