HH島一周カンパチジギング反省会(2024/3/23)

前回(2024/3/16)の雪辱を果たすべく、1週間ぶりにカンパチジギングへ。前回HH島南側の調子がよくなかったため、北側に船を走らせてほしいな〜と思いながら、船長と話をしていると、船長も北側に行くつもりだった。

流石に今日は釣れるだろうと朝イチからハイピッチをするも魚からの反応はなし。同船者5人誰もカンパチからの反応を得ることができなかった。少しポイントを移動。

移動中に船長に話を聞くと、「次のポイントはHH周りでも一番カンパチが釣れる場所」とのこと。自ずと期待感が高まる。

が、しかし、、、またもや反応なし。

船長「釣れないな〜魚探の反応はめっちゃくちゃあるんだけどな〜。今ジグ落としたら絶対釣れると思ったんだけどな〜」

カンパチジギングの腕がまだまだだ。船長は魚がいるところに連れて行ってくれているのに、、、。船長に対して少し申し訳ない気持ちになった。

隣でシャクっていた後輩も「僕らまだまだ下手くそっすね、悔しい」と言っていた。全く同感だ。

ジグをシャクる感覚は悪くないし、体力がなくなってサボっている訳でもない。いつもなら釣れているはずなのに、、、。

悔しいという感情と同時に、この状況を不思議に感じた。もしかしてカンパチはボトムからかなり高いところでベイトを捕食している??そう考えた。

実は船長に「魚探見てみな。こんなに小魚とプランクトンの反応あるんだよ」と言われて魚探を見せてもらっていた。魚探にはボトムから50~60 mくらいまでベイトの反応があった。なのに自分は30~40mまでしかジグをシャクリあげていなかった。

カンパチは上の方でベイトを捕食しているかもしれない。そう思い、かなり上までしゃくりあげることにした。船長の「は〜い、上げてくださいー。」という合図でみんながただ巻きしているところを、60 m付近までハイテンポでの誘い上げとスローを組み合わせて丁寧に探って行った。すると、、、予想的中で自分にだけヒット。

タックルは55 PPJ、ガーキー600 g。久しぶりのヒットだけにバラすまいという気持ちが強かった。

しかし、なんか一瞬軽くなった。抜けたわけではなさそう。でもよくない何かが確実に起きた。

そしてその3秒後には完全に重さを感じることができなくなり、バレた。なんでだ。そう思いながら残り150 mジグを巻き上げた。

巻き上げたジグを見て全てを理解した。

伸ばされたタマン針24号

針が伸ばされていた。結構デカかったかもしれない、、、。悔しすぎた。アシストフック代をケチり、タマンスペシャル24号をカンパチジギングで使った過去の自分を責めたくなった。

おそらくふところまで針が刺さらなかったため、フックの先端が開く方向に力が加わり伸ばされてしまったのだと思う。

俺のフッキングが良くなかったのか。
しかしデカンパがヒットした時の衝撃は凄まじく、力を加えて耐えることしかできない。そんな時に伸びてしまう針は個人的には使いたくない。

次回からはちゃんともっと強い針で挑もうと思った。

でもボトムから50~60 m付近まであげることが今日は効くんだというとても重要なヒントを得た。次のポイントでも同じことをしてみる。すると50 mくらいあげたところで

ドスン。結構いい重み。でもガチガチに締めたジガー4000のドラグは一切出ない。8~9 kgカンパチ?と思ったが上がってきたのは11.7 kgのそこそこのカンパチ。掛けたのはガーキー600 g。このジグよく釣れる。

11.7 kg カンパチ

実は10 kgオーバーのカンパチは2本目(たぶん)。
この個体は胴体がヒラマサのような色をしていました。港に戻って重さを測ろうとすると普通のカンパチの色に戻っていましたが。

今回はスローで食わせたためリアのフックに魚がかかっていた。先ほどと違ってステキ針の幻2/0を使っているから流石に伸びていないだろうけど、一応チェック。

すると、、、伸ばされていました。幻も3/0以上のフックにしないといけませんね。今回はアシストフックについて考えさせられる機会になりました。

11.7 kgカンパチに伸ばされたステキ針2/0

その後も渋い時間が続いた。そんな中、後輩がいいハタを釣った。
ホウキハタ。羨ましい。ハタは羨ましい。
こんだけジギング乗ってるんだから、そろそろ私もホウキハタ釣れてもいいのでは?

ハタに対するモチベーションも上がり、
カンパチはダメかーとボトムをデカハタ狙いでネチネチ狙っていると、、、

重い。何かが掛かった。ドラグは出されない。
全く引かない。カンパチではない。
これはデカハタか!!!

全く引くことなく水深200 mから上がってきたのはまさかのカンパチ。9 kgだと思う(測るの忘れた)。ジグはイージーペブル 700 g

カンパチ9 kgくらい

ジグを食おうとしたが、口にかからなかった様子。頭に刺さってしまい、ズルズルと背鰭の位置までフックがスライドしたのだと思う。

よく外れなかった。
デカハタだと思って丁寧にゆっくり上げてきたからだろうな。笑

今回のカンパチジギングも渋く船内カンパチ3本だった。その中で2本のカンパチを出せたのは嬉しかった。少しジギングの腕があがったのだと感じた。


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