AN島カンパチジギング反省会(2024/3/15)


今回のタックル

タックル①
Rod: XESTA Slow Emotion PPJ B55
Reel: SHIMANO OCEA JIGGER 4000 HG
Line: VARIVAS Avani 10×10 #5

タックル②
Rod:tailwalk slow bump 638
Reel: SHIMANO トリウム 2000 HG
Line: VARIVAS Avani 10×10 #4

釣果

朝イチ、55PPJで一年振りのハイピッチ。体力筋力の衰えから、ひとしゃくり目から気持ち悪くなり、スローバンプに変更してハイピッチ。
2流し目のポイントで3,4 kgのチビカンパチ。ジグパラロングスロー350 g

少しポイント変わって同じくハイピッチ。30分後にちょっとサイズupの2本目。ジグパラロングスロー350 g

ハイピッチの食いが明らかに渋くなったのでスローバンプ638でスロー。すると、、、船長もビックリ。maxサイズの沖アカバ。シャウトステイ400 g

その後は潮が止まり400 g以下のジグではあまり抵抗感を感じることができず、上手くしゃくれているという感覚がなくなってしまった。そこで55 PPJと600 g以上のジグを使ってヘビースローを開始。
まずはイージーペブル 700 g ナゴナゴカラー。フォールでドスン。5,6 kgのキメジ。

このジグがこの時の潮に合っていると感じたため、引き続きイージーペブル 700 gを使用。船長に話を聞くと、次のポイントは水深200 mでマハタ、カンナギ、ハロー(ホウキハタ)が混ざるよーとのこと。これはスローをするしかないと思い、55 PPJでヘビースロー開始。何度かポイントを変えつつ、200 mラインを着底から割と力強く誘い上げながら、スローで攻めると、、、完全にスローでドスン!!気持ちい!下から15 mは上げているし、この引きは6.7 kgくらいのカンパチだろう。上げてくる途中でも頭を振っているような感覚があったため、そう確信した。
しかし、水面に姿を現したのは、なんとなんとずっとずっと釣りたかったマハタ!!!
「うぉぉーーーーーー!!!!」
気づいたら発狂していたw

マハタ 6.595 kg

漁港に戻って重量を測定すると6.595 kg。初めてのマハタにしてはかなりいいサイズだと思う。最大100 kgになるハタだからまだまだだけど、本当に嬉しかった。多分これまでのジギングで一番嬉しかった魚だし、自分のハタ史上間違いなく最高の一匹だった。

あまりの嬉しさに次の流しは竿を出さずに一人で撮影会をしていた。その間、他のメンバーはしゃくり続けていたが、反応は悪そうだった。そろそろ釣りに戻るか、と思いみんながジグを落とし始めて30秒後くらいに再びイージーペブル 700 gを投下。すると自分にだけフォールでヒット。
完全にジグを入れるタイミングがよかった。完全な運だ。

上がってきたのは6.7 kgのキメジ。

こんな運も味方し、今日は船頭かなぁ〜なんて思っていたら、後輩が最後にやらかした。回収30分前くらいの出来事だ。

カンパチ狙いでハイピッチをした後、2回目の着底からヘビースローをすると、、、ツチホゼリ11.88 kg
ジグはフレア 600 g。このジグはフォールでキハダに強いのは間違いないが、スローでも使えるんだなぁ〜。フォールでキハダがよく食うんだから、考えてみれば当たり前か。

ツチホゼリ 11.88 kg

よく見るとフロントのフックに掛かっている。自分のマハタもフロントだった。やっぱりスローはどっちに食ってくるか分からないんだな。
一時期、リア一本でいいかもしれないと思ったが、フロントも必要だ。

透明度の高い漁港で数日前にジグの動きを確認していたが、フロントを進行方向にしてフォールする時と、リアを進行方向にしてフォールする時があった。つまりどっちが頭になるか分からないのだ。

気づき、反省点

・スローバンプ638は潮止まりでジグパラロングスロー 300 gがジャストだと感じた。ジグパラロングスロー 400 gはティップが戻りにくい。

・ジギングでコンスタントに魚を釣る上で1番大切なことは、その潮に合わせたジグ選択とジャークを見つけ、その潮にあったしゃくり方をすることだと思う。うまく動いてないなーと思った時に、すぐに他の案がうかび、手を打てるかが大切。

・55 PPJでは潮の上げ始めのタイミングでイージーペブル700gが動かしやすいと感じた。今回初めて55 PPJを使ったが、使いはじめの正直な感覚としてはハイピッチするにはティップが入りすぎて使いにくい、スローするにはレングスが短くてフォール幅を十分に確保できない、中途半端な竿だった。でも裏を返せば、釣り人の工夫次第でどちらでも使えた。今回イージーペブル 700 gをメインで使ったが、細身の700 g、丸っこい600 gのジグを上手く使えばハイピッチもスローもできるとてもいい竿だと思った。今回キメジ2本にマハタと、55 PPJの入魂ができてよかった。
次回以降のジギング遠征でも引き続きメインタッっくるとして使おうと思う。自分の使い方次第でもっといいアクションを生み出せる竿のはず。

・後輩のツチホゼリ、自分のマハタを見て思ったが、とにかく重いジグで早く落とした人に食う。上でも書いたが後輩のホゼリはまずハイピッチで上まで上げてジグを見せ、そこからスローで釣り上げていた。やっぱり初めに見せるってことが大事なんだと思う。

・ジギングもスクラム入れると安心感が少し上がる。入れる長さは3センチくらいでいいと思う。今回5号のpeにスクラム6号入れたからスクラムがだいぶグシュグシュに縮んだが、最適な太さを選べばもっと改善されると思った。そこはあまり重要ではないが。
今度からスクラム4号、5号をジギング遠征に持っていこう。

・pe4号とpe5号でスローのやりやすさがやっぱり違うなーと思った。5号の方がかけたときの安心感はあるが、アクションがぼってりする感じがあった。使ってるジグの重さが4号タックルよりだいぶ重いのはあると思うが。

ジギングを1.5倍くらい楽しくする方法

頭を使う。以上。
頭の使い方は大きく分けて2つ。
1、ジグの動きをイメージしながらしゃくる。
2、戦略を考える。戦略とはジグのウェイト、ジャーキングの速さ、ピッチ幅諸々

次回に向けて

【追加で用意しておく物】
・スクラム4 号、5 号
・強化チューブ
・イージーペブル 700 g (できるならシルバー系のカラー) 2本くらい買い足し
・フレア (オレンジ系カラー) 600 g
・魚の写真撮る時に使う専用手袋
・筋肉・パワー・体力

【戦略】
・今の2タックルのみで行く場合
活性が高い時は55 PPJで600 g程度のジグでハイピッチして、疲れたらスローバンプ638で300~400 g程度のジグでハイピッチ。
食いが渋くなったら、55 PPJで700 gのスリムジグ or 600 gの扁平ジグで根魚狙い。底から30 mくらいまでは誘い上げる。周りの人がカンパチが釣れていれば、上までスローで上げてくる。

【その他】
・GoProは後の処理や動画編集のしやすさの観点から4KではなくHDで撮影する。今回4Kで撮影したらAirDropすらできなくて困った。

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