見出し画像

新国民民主党のこれから

だーたです。久しぶりにノートを書きます。
今回は新国民民主党のこれからについて私が期待していることを話します。結党以来、新国民民主党は少なくとも私の中では良く党として動けていると感じています。決して議員も多くなく、スタッフも少ない中、大変だとは思いますが。

1.新国民民主党の動きを簡単にまとめ
ここで、新国民民主党の動きをまとめて行きます。新国民民主党は結党後、初の臨時国会から精力的に「提案型政党」としての行動を示してきました。11月4日は玉木雄一郎代表がコロナ対策や追加の経済対策について提案、また併せて妊孕性の保存への保険適用や、EV車への補助金拡充なども提案しました。
妊孕性の保存については、厚生労働省が来年度から助成金という形で補助をすることを決め、EV車への補助金拡充も玉木代表が提案していた100万とまではいかずとも、80万と現在の倍ほどの額になることとなりました。1歩ずつではありますが、「提案型政党」としての実績を積み上げてきています。
また、参議院議員選挙の「一票の格差」問題に関連して、現在の定数を6減らし、「特定枠」の廃止を盛り込んだ「公職選挙法の一部を改正する法律案」を維新と共同で提出しました。私は無闇矢鱈と定数を削減する事には反対ですが、今回に関しては自民党が自ら有利な様に作り上げた合区や、「特定枠」の制度を是正するものである(玉木雄一郎代表)ことから納得はしております。

2.追加経済対策の発表と憲法草案の策定
さらに特筆すべきは、追加経済対策の発表と憲法草案の策定です。11月27日に玉木雄一郎代表が総額48兆円の財政措置を講じるべきだとする内容を緊急会見で発表しました。
追加経済対策については、旧国民民主党からも発表はありましたが、このスピード感で発表、そして法案として提出しようかと言う所まで来ているというのは驚きでした。
憲法草案の策定に関しては山尾志桜里衆議院議員が中心となり、スタート。データ基本権の制定や自衛権の範囲の決定、地方自治の拡充などを定めた国民民主党の草案を纏め、パブリックコメントを募集しています。
このように国民民主党の独自性を発揮しながら、少ない人数ながら力強く政治活動を行えているのは、党員・サポーターとしては喜ばしい事です。

3.新国民民主党のこれから
そして最後に、新国民民主党に期待するのは「知名度の向上」と「選挙を戦える身体になること」です。
「知名度の向上」に関しては、旧国民民主党と新国民民主党との党内支持率は現状、さほど変わりがありません。旧国民民主党と新国民民主党の違いが分からない、そもそも国民民主党ってなんですか?という状態の方も多くいるかと思います。知って頂いた上で支持しないというのであれば致し方ありませんが、まずは知って貰う活動をする事が重要だと考えます。
各議員はSNSでの発信、地元での活動など努力されているかと思います。2万4000人ほどいる党員・サポーターを利用しながら、より一層力を入れてください。旧国民民主党の様に大きな車を運転して全国ツアー、とは行きませんが、自転車でもいい、地道に声も拾って行きましょう。私たちも何か出来ないか考え抜きます。
そして「選挙を戦える身体」ですが、やはりこのままでは新国民民主党も選挙で戦うには厳しい状況だと思います。支持母体の連合の動きでなかなか厳しい物もありますし、支持率が上がらないことにはなかなか新しい議員を当選させることも叶いません。
ただ、感染症が拡大する中で衆議院の解散が1月は見送られる可能性が高まりました。喜ばしい理由ではありませんが、時間はあります。まず、各地方に最低一人は国民民主党の公認候補を擁立し、精力的に政治活動、選挙活動を行い国民民主党を広めましょう。
衆議院は厳しい戦いになりますが、長い目で見て次の参院選を戦う「準備期間」とも捉えてください。参院選が勝負です。

4.代表選挙について
新国民民主党のこれからについて語りましたが、12月8日は代表選挙が告示、18日選挙となります。どの候補が出るかは分かりませんが、悔いのない、良い代表選挙にしましょう。新国民民主党の舵を取るのは誰か、期待しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?