神保町の事務所に早く着いた。

モニターの中で、ぼる塾が良いウケの波を連発していて、嬉しくなる。

続いては、一月に達者なMCで気になっていた「とらふぐ」の漫才を初めて観た。

関西流の柄の悪さを活かした冷や冷やもんの喋くり。丁寧なMCを知っている私を含めた事務所の人達は大ウケ。東京の初見のお客はまだ、笑っていいのか、戸惑っていた。

本人と話してみたくなって、楽屋に押しかけた。初めまして。案の定、滑ったと勘違いしているので、訂正しておいた。声にならない笑い声、届いていない評価がある。伝えられて良かった。

新年度はリモートが増えるので、思い切って、会っておこう、話しておこう、と思えた。世間知らズが、とても良い「ネタの型」を発明していて、とても良かったと西田さんに直接伝えられた。惜しかった一部分のことも。

ミカボの発明も良かったことや、赤嶺総理の私服が可愛かったことは、縁がなく、心に仕舞って帰った。

とらふぐに、藤本くんの話を沢山聞いた。東大生と話してみたい。即興で、コペルニクスの地動説を唱えたらしい。最高峰の脳味噌に触れてみたい。