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ここでも、どこでも。

中村倫也さんが世に広く知られるようになりテレビのバラエティに出てるのをファンになる前に見ていました。その時はアニメキャラのモノマネしたり愉快なエピソードを披露していたりして笑った覚えがあり、おもろいあんちゃんやなという印象だけで終わりました。



それから数年経過し石子と羽男でファンになり本人を追っていくと、見えていなかった一面だらけでえっ!?えっ!?と新鮮に驚いているうちに、いつのまにか戻れない深みにまで潜ってた。

舞台が好きで精力的に出演していること、歌や絵がうまくてとても魅力的なこと、雑誌の連載を持てるぐらい人の心に刺さる文章を書くこと、自主的に企画してさまざまなイベントを開催してること。どれもファンにならなければ知らなかった面ばかりです。


ご本人が器用かつ才能があるからこそだと思うけど、いちばんは誰かを楽しませたいというエンタメ精神が旺盛がゆえの活躍なんだろうなあと捉えてます。わたしは表現者として多様なコンテンツを提供してくれる、今の中村倫也さんの活動方針がとても好きです。いろんな楽しみ方ができるし、笑顔でいられる時間が増えるから。


でもご本人はあくまでも、よければ見ていってよというスタンスなのかなと思ってる。役者としての活動だけを追いたければここ(演技)を見ててね。他の活動も追いたければどこ(創作や文章やイベント)でも良いから見ていってね。役者としての活動がベースなのは大前提として。ここでも、どこでも。好きな所を選んで見ていってね、みたいな。


真意なんてご本人にしかわからないからぜんぶ推測でしかないけど。ファンに対しては“自由に応援してくれれば良いよ”っていう距離感の人だと勝手に思ってるから。ありがたく好きなように、マイペースに追わせてもらってます。


いずれは役者としての姿だけを応援していくかもしれないけど。それだけでも、とっても素敵な時間を過ごさせてもらえるのはわかりきってるし。これからも楽しいと思えることを追求して、日々を駆け抜けていってほしいなと思う師走のある夜です。


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