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【無】「運命的!」とは何なのか

我々は転生を繰り返しています。
我々が生きている今の世界も数ある転生の1回です。
生きている中で「運命的」と思えることがあると思いますが、今回はそれについて書いていこうと思います。
まず、その前に、長くなりますが、前提から述べていこうと思います。

< 前提 >

魂の故郷であり、神魂・神霊もいる世界がありますが、この世界をA層とします。
また、魂が転生を繰り返すためにA層から下りて来てくる世界をB層とします。
このB層は、成仏した魂が次の転生まで待機する世界でもあります。

なお、A層の神魂・神霊とされるのは、我々の世界で八百万の神とされるような存在であり、万物を作ったような創造主ではありません。
キリスト教やイスラム教などの一神教が説く、いわゆるサムシング・グレート的な存在はまた別にいて、この存在をS層とします。
S層は、何かしらの世界でもなくそれ単体なので、層というのは不適切かもしれませんが、他が層なので平仄を合わせます。

我々が生きているこの世界をC層とします。
B層の魂が様々な経験をするために、下りて来るのがこの世界です。
スピ系の人たちが「魂の成長」と呼び、わたしはこの言い方が好きではありません。
スピ系の人たちのいう意味とはニュアンスは違いますが、前後で比較できる意味において「魂の成長」で良いらしく、魂の成長をするためにB層からC層にやってきます。
スピ系は人間定義で、各人によっても意味が違うと思いますが、S層定義の「魂の成長」は経験する意味です。
そして、B層とC層との往来を繰り返し、最終的にA層に戻ってきます。

我々の世界では、全ての物質は手触り感があり、実在している感じをもっていると思いますが、これはある意味「錯覚」であり、イメージとしては映画の「マトリックス」が、実際のイメージに近いです。
般若心経の「色即是空 空即是色」がまさにその通りで、昔も一部の人も知っていたのでしょう。
「マトリックス」がデジタルのようにすべての物質がデジタルデータのように構成させるイメージがあり、実際は各人は別に存在しつつ首の後ろで結線されて、デジタル世界に存在しているようなイメージで、「あるようでない、ないようである」の「色即是空 空即是色」そのままです。

「マトリックス」のイメージを借用するなら、結線されている実物がいる世界がB層で、一般の生活の舞台がC層です。
ある意味、現在の我々の世界がすでにメタバースであり、デジタル業界の人はさらにデジタル上にメタバースを作り出そうとしている、マトリョーシカ状態と言えます。

我々の世界であるC層は過去・現在・未来という時間軸の束縛がありますが、B層以上はこの時間軸がありません。
我々の世界では1万年の話でも、B層以上では一瞬、点のようなものになります。
5万年でも10万年でも同じです。
我々の物理法則の世界では、年数が増えると情報量が増えて処理する量が増えるので、一瞬ではないのではないか、と考えたくなりますが、すべて一瞬で処理されます。
我々が想像もつかない、超絶量子コンピュータがあるイメージです。

A層のすべての魂ではないですが、一部の魂をS層が選抜して、C層で「魂の成長」がなされます。
このA層からB層に降りる際に、膨大な全ての魂が一瞬にして、A層から出てA層に戻ってくるまでの経験シナリオが全部生成されます。
全ての魂はS層の小さな小さな分身みたいなものですが、S層はそれぞれの魂に性格とランク付けされるような格のようなものを設定していて、この経験シナリオを組み立てる際、それぞれの魂のやりたいことも反映したシナリオとなります。

我々の世界の量子コンピュータを原子核1つの大きさとしたら、あちらの世界で起こされることは原子核1個に対する宇宙の大きさくらいの性能かと思ったら、もっと大きいようで、それくらいの計算性能が違うので、上記のように各魂の需要を吸い上げて、それらすべてを叶える形で、全ての魂の全ての転生のシナリオを一瞬で決めています。
全ての魂というのは、全宇宙の様々な意識体全部なので、想像できないくらい膨大です。
さらに、原則人間ような知能レベルの意識体に入る魂のクラスは決まっているので、他の星でも異星人となりますし、地球の中でいうと人間以外の動物での転生はありません。

しかし、述べたように魂にも個性やランクやクラスのようなものが設定されているので、地球上でいくと殺人など悪いことをする選択をしてしまう魂もあり、そういう魂はペナルティとして動物として生まれてくることがあります。
一部のスピ系の人が、ペットになって会いに来るとか、ペットが人間になって会いに来るみたいなことを言っていますが、そういうことはありません。
動物に生まれる魂は動物にしかなりませんし、原則人間なのに動物に転生させられる「悪い」魂は、性格の悪い動物やペットにしかならず、飼い主と絆が生まれるような素晴らしい転生にはなりません。
ペナルティなので、「みじめ」な転生になります。

S層が勝手に設定付けした個性やランクやクラスによって、たまたま生じた「性格の悪い」魂でありつつ、その与件から選択しうるシナリオを生きているだけなのに、ペナルティが生じるのも不思議ですが、そういうバリエーションをもうけているのがS層です。
膨大な処理がなされる最初の全ての魂の全シナリオ決定の際に、ある世における殺人などのよくないシナリオは、その魂がそうしたいと望むわけでもなく、全体の流れの中でそういう配役がその魂の意図とは違うレベルで決まってしまいます。
それなのに、さらにペナルティがつけられてしまうとは、なんとも損な存在に感じてしまいますが、そういうものでしかないようです。

このようにシナリオが決まるのですが、では自殺してしまったりして、浮遊霊や地縛霊になっている魂は、何なのかという疑問があります。
わたしは、S層が敢えて作ったバグみたいなものかと思ったら、そうではなく、自殺や未成仏霊化するのもシナリオの一環でした。
なので、霊能者が浄霊(除霊ではなく)することがあって成仏し、はれてB層に帰還することになりますが、霊能者として生まれてくる魂と成仏する魂の双方のシナリオに、その世で関わって成仏させる・するをプランニングしていたということになります。

世の中に多くの未成仏霊が存在しますが、これらもいずれ何かしらのタイミングで霊能者が浄霊してB層に戻すことがシナリオ化されているようです。
ずっと存在して、地球滅亡の日まで未成仏霊という魂は存在しないようになっています。

んー、霊能者はある意味浄霊や除霊で生活の糧を得ていると思いますが、全部の未成仏霊がいなくなったら、霊能力を持っている人たちはどういう職業で生きていくのでしょうね。
せっかくそういう力を持っていても、力を発揮することなく、別の仕事でいきていくことになるのでしょうかね。

話をまとめます。
A層からB層に下りる際に、全部の転生のシナリオが決まります。
何千年という間に起きる地球と別の惑星での転生のシナリオが一瞬で決まり、しかも膨大な魂が、他の魂との膨大な関わり方も一瞬で決められることになります。
そして、B層に下りるタイミングが実はB層に戻るタイミングでもあり、一瞬にして全転生を経験してA層に戻ることになります。
つまり、A層で一瞬にして魂の成長が完了します。
頭が混乱すると思いますが、我々の時間感覚で捉えようとしてはダメで、全てが一瞬です。

一瞬の話は、C層では引き延ばされて、超絶長いに時間にされているだけです。

< 本題 >

前置きが長くなりました。

「運命的!」と思えることですね。
上記で述べてきましたが、つまり、「運命的!」と思える出会いや出来事は、予めプランニングされたシナリオの1つのイベントということになります。

何を食べるとか、どんな車を買うなどは、一般的には本人の自由意思に任せられていますが、誰と結婚するであったり、人生を決定づける人物との出会いのような話は、長い転生シナリオの中のある人生のあるタイミングということを、当事者同士の魂が決めて(S層に決められて)いたということになります。

しかし、何かを食べて死ぬとか、ある車を買うことで何かがあった、という場合は、自由意思ではなく、決まっていることになります。
全体的な運命に影響を与えないような、例えば誰もいない歩道で信号無視して渡るとか、ある日履く靴を何にするのか、というようなことは自由意思ですが、これも各世でその時に決めていることではなく、予めA層からB層に下りるタイミングで全部決めています。
であれば、わざわざC層でロールプレイングする必要ないではないか、となりますが、A層は感情がない世界で、B層やC層で初めて感情を体験できるようになっています。
プランニングしたストーリーを実際C層たるこの世で体験すると、その時々にどのような感情が湧くか、相手とどういう感情のぶつけあいをするか、ということを体験します。

また、次の転生までの待機場所であるB層での生活も同様に、C層のような身体は持たない魂(姿は自由に選べる)同士で、感情をもって生活をしています。
魂同士は、ある一つの転生の中で、たまたま家族として生まれるストーリーとなっていて、成仏した後にいくB層では直近の家族と共に生活をするようです。
そのため、二つ前の転生で家族だった魂と、家族として交流することはありません。
なお、B層では家族同士の魂は会話をしますが、C層に「遊び」に行った時は会話をしません。

例えば、わたしの父と父の両親(わたしの祖父母)の場合です。
この3人はB層では家族として会話をしていますが、C層に遊びに来ている時は会話をしません。
父は、ずっと母のそばについていて、祖父母は仏壇のある座敷の遺影の前で、二人並んで座っているだけです。
三人は互いにそれぞれの存在を認識していていますが、会話しません。
並んでいる祖父母もです。
しかし、向こうの時間軸でのあるタイミングになると、祖父母は座敷からいなくなります。
一方で、父はずっと母のそばにいます。

それは、この回で書いたように、父と母はソウルメイトであるためです。
祖父母はある時間になると座敷から消えて思い思いの行動をとれるようで、祖父は様々な場所を訪れており、祖母はわたしの兄のそばにいることが多いようです。
なお、亡くなった親族はそばにいても何か助けてくれることはなく、ただただ見守っているだけです。
それも、B層に下りる前の全転生プランニングで互いの魂が決めていることです。
ただし、オーラの泉などで、霊能者が亡くなった親族がそばにいて、メッセージをくれました、というようなことをやっていますが、ああやってメッセージを伝えて行動変容を促す、というようなことも、全てプランニングで決まっています。

どれかの魂がテレビ局に就職し、その中でプロデューサーとなって、霊能者を呼ぶ番組を企画・制作し、ある回で呼ばれて親族の霊からメッセージを受け取る、という一連全部が、全転生プランニングの際に瞬時に決められる中に組み込まれているのですから、驚きです。

ということで、わたしが今世でこれまで歩いてきた人生もそうですし、サニワメソッドを身に付けてるに至って、こういうことを書いているのもプランニングで決めていた、ということになります。
國體ワンワールド史観に出会って、國體ワンワールド史観に関係する活動をやっていくことも同様です。

こうやってプランニングをしているので、サニワメソッドで将来のことを聞いても教えてもらえません。
ただし、将来に影響を与えないことが分っていることは教えてもらえます。
例えば、わたしが今世何歳まで生きるか、ということです。
わたしは自分でも信じられないような歳の寿命を教えてもらっていますが、わたしはその歳を聞いていても行動を変えるようなことなく、無頓着なので教えてもらえています。
寿命を聞いて、あれこれやることを決めよう、というような人には教えてもらえませんし、そもそもそういう行動自体も全転生プランニング中になされています。

わたしの今世を振り返って、あるタイミングで影響を与えてくれて、まさに「運命的!」と思える友人や教師などがいましたが、それもすべてそれぞれの魂とのプランニングによるものです。
同様に、落合莞爾氏が國體ワンワールド史観という新領域を切り開くことも、その彼とわたしが知り合って國體ワンワールド史観についてあれこれ活動していくこともです。
この先どうなるのか分かりませんが、わたしが引き続き國體ワンワールド史観での活動を続けることでこの史観がどれだけ広まるか、ということは教えてもらえませんが、この活動を通じて知り合う方々などは、すでに全転生プランニングの中で決まっています。
これから関わらせていただく方々、あちらの世界ではお互い決めていますが、今世では宜しくお願いします。
なるべく多くの御縁がプランニングされていることを願うばかりです。

で、身も蓋もない話ですが、我々が日々悩んで選択していることは、A層からB層から下りる時の瞬間全転生プランニングの際に決められていて、悩んで選択しているつもりが、全部決まっているということになります。
単にその時の考える苦悩やドキドキやらの感情的なものを味わう、というだけになっている、ということになり、これが魂の成長ということになります。
肌感覚なくプランが決まり、後はその際に感情を味わうと。

< その他 >

あと、これらの話を探る中で分かったことがあったので、分かったことをあげておきたいと思います。

各転生における、平均寿命は60歳で、B層での平均転生待ち年数も60年程度のようです。
A層やB層には時間の概念がないので、B層の60年というのは、C層の世界が60年経過するくらいという意味です。
A層とB層とC層と、それぞれ時間の流れが異なり、C層の60年は、B層でも本当にごくごく一瞬に近いもので、先ほど述べたような祖父母や父の行動はB層では一瞬で、それがC層で見ると時間が引き延ばされている感じです。

さらにB層においては、全ての転生を経験する時間も一瞬ですが、A層だともっと一瞬になるようです。
なので、A層からB層に下りて、魂の成長も一瞬ですが、B層での一瞬もA層からするとさらに一瞬ということになります。
全く同じ時間ではない、ほんの一瞬で全転生の経験がなされ、魂の経験としてインプットされるということなります。

ちなみに、一般的な魂は約650回の転生を行うそうです。
60年の人生と60年の待機と120年を転生の1セットとすると、約78000年程度が全転生プログラムでかかる時間となります。
宇宙はすでに130億年経過していると言われますが、それぞれの生物でロールプレイングする魂たちは、膨大な数が1ロットとして生み出され、それをいくつも一瞬に生み出して、各年数分を経験させるということになっているようです。
A層ではすべてが一瞬の範疇ですが、それがC層たる我々の世界では130億年経過している、というだけの話となります。
不思議ですよね。

あと、さらにちなみですが、わたしは普通の魂よりなぜか転生回数が多く設定されていて、1062回らしいです。
現在の転生が902回目で、一度の転生待ち間隔は25年くらいで、とても忙しい転生を繰り返しているみたいです。
ただ、前世のわたしが亡くなったのが1932年で、今回は1979年生まれなので、通常より転生待ちが長かったようです。
さらには、78000年より長いみたいです。
なぜこんなことになっているのやら・・・です。

以上です。
わたしがこうして書いた文を読まれるのも、すでにプランニングされている、ということになり、それが分かると味気ないかと思います。
知っても、だから何よ、未来が分からないんだったら、なんの意味もないよ、と思われた方もいるかもしれません。
しかし、逆を言うと、自分の選択はもう決まっているのであれば、気楽に感じて、欲や煩悩やらにあれこれ悩んで決めるくらいだったら、直感に従って決めてみよう、と思ってもらうことも可能です。
わたしのこの文を読むのも必然だったわけで、だとしたら、その意味は今後の人生の様々な選択は、気持ちがワクワクする方向をなるべく選んでみるとか、直感的にこっちに行った方が正しいと思うという方を自信をもって選んでもらう、ということかなと思います。

駄文のように長いように感じられるかもしれませんが、このように解釈してもらえたら、きっと読んでもらえた意味があったと思います。
ありがとうございました。

※ 上記の話は、サニワメソッドで確認済みです。


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