見出し画像

Day.19 いのちの歌

30day song challenge」、十九日目のテーマは「人生について考えさせられる曲」。20代も後半になってきたこの頃、「何のために生きてるのかな、何をやりたいのかな」って考えることもありました。ということで本日は「いのちの歌」をお届けします。


自分でお金を稼いで暮らせるようになって、数年が経ちました。いざ一人でも生きていけるようになってみると、ふとした時に「わたしは何のために生きているのかなぁ」と思うようになりました。

子供はいない。両親以外の家族もいない。しがない一企業の職員なので、確固たる技術や特技があるわけでもない。喫茶店に行ったり写真をとったりするのは好きだけど、あくまで趣味であってそれで食べてはいけない。
布団に入ってぼうっとしていると、昏い海に漂っているような正体のない不安に駆られる時もあります。存在価値というと大げさですが、自分が何か残せたのだという確証を得たいような、そんな気持ち。

そんな時にこの曲を聴くと、こわばった気持ちがふっと楽になって行くのです。


いつかは誰でも 
この星にさよならをする時が来るけれど
命は継がれてゆく

人間が生きられるのはせいぜい長くて百年、その間に何かを成し遂げて大勢の記憶に残るのは、確かに一握りの人間だけかもしれません。

何でもない日常を写した写真でも、好きだと言ってくれる人がいる。喫茶店に一緒に行ってくれる友達がいる。自分が誘って、カメラを新しく買った人がいる。大勢に見向きはされなくても、自分のことを好きになってくれる人、自分が好きになれた人がじわじわ増えていくような人生だったらいいなぁと思います。

画像1

喫茶店巡りを始めて20余年、カメラは数年になりました。例えばほんのように、何かカタチに残すことができればいいなぁとは思っているのですが、多分それはまだ先のお話。(軽めのZINEはもうすぐ作りたい・・・!!)

今のところは、自分が好きなものや人たち、居場所を大切にしながら、細く長く一日を楽しんで生きていけたらいいかなぁー。

この記事が参加している募集

私のイチオシ

喫茶店に行ってきます〜