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Day.27 いのちの名前

30day song challenge」、二十七日目のテーマは「胸が張り裂けるような気分になる曲」。本日はジブリ映画から、切なさと寂しさが混ざり合った「いのちの名前」をお送りします。


今回も、なかなかに難産だったこのテーマ。わたし自身はあまり感情の振れ幅が大きい方ではなくて、例えばプレゼントを貰ったりサプライズをして貰ったりした時に、なかなかビックリできなくて。。。大人になってからは多少改善された(というか、許容してくれる周りの人が増えた)のですが、事が終わってから「あ、もっとちゃんと素直に伝えとけばよかった・・・」ってなって凹んだりします。

他人の言うことに一喜一憂しないので、ストレスフリーで生きていけるっていう良い点もあるんですけどね。喜怒哀楽が豊かな人、自分に素直な人が少し羨ましい時もあります。


「叫び出したいほど愛おしい」、なんて気持ちを知ったのは、つい最近の話です。
馴染みの商店街の取り壊しが決まって、それまで当たり前だったものがなくなってしまった時。久しぶりに前を通りがかって、更地になってしまった場所を見た時、思わず立ち止まってしまうほど悲しかった。

忘れないためにたくさん写真を残したけれど、全然足りなくて。これからも閉店したり失われてしまう場所が増えるんだろうなぁって思うと、自分がそれらの最盛期の時代に生きていないことが恨めしくなりました。


この曲を聴くと、自分の中にあるそうしたもどかしさや、やるせなさを掬い上げられるような気がします。何か明確に答えが出るわけではないけど、繊細なメロディが心の琴線に触れてくるようで、凝ったものが解かれる感じ。

自分の叫びを代弁してくれるような、静かで優しい歌です。



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