遅ればせながら、2023年3月4・5日にさかい利晶の杜と堺の街で上演しておりました、まち歩き演劇「忘れじの朝」が終演いたしました。

ご参加・ご観劇いただいた皆さま、どうもありがとうございました。

幸いなことに気候にも恵まれ、そしてとても有難いことに各回満員御礼で千穐楽まで終えることが出来ました。

今回で3度目となるこの公演。

今回初めて、利晶の杜展示ブースにある駿河屋(復元)でもお芝居をするなど、より与謝野晶子という存在を強く認識できるような、没入できるような要素が盛り込まれました。

"まち歩き演劇"という題の通り、堺の街を歩きつつ(時には電車にも乗りつつ)お芝居を観てもらうのですが、午後の回の移動中に「午前の回を見たんです！いま堺を観光しているところなんですよ。」という声をお客さまからかけてもらうことも。

このような、演者と観客との距離が近いこの演劇ならではの素敵なことがいくつもありました。

3度目の上演機会をくださったさかい利晶の杜の皆さま、本当にありがとうございました。
そして座組の皆さまも、最後まで共に創ってくださり本当に本当にありがとうございました。

またどこかでお会いできますことを。

文・撮影/ 山下 真実(虚空旅団)