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「涙とドイツ」を読んで(ほーさんより)

この本で初めて存在を知ったdocumentaという展示会。星の王子さまや不思議の国のアリスなど馴染み深い本が国によって発禁本になっていると事実、過去には本が焼かれたとの事。私が当たり前に読んでいる本も当たり前に読めない場所がある。改めて知った後、私は自分が持っている亡き父が大切に持っていた星の王子さまの本をもう一度読みたくなりました。

黒い森のケーキのエピソードは読んでいてとても楽しかった。ホストになって喜ぶ男の子の顔、ケーキの味など想像すると暖かい気持ちになりました。まだ行った事がないドイツ。この本を読むとこの国で生きている人の毎日を垣間見る事が出来て、旅行では体験できない事を体験できるようで楽しかったです。

拙い文章ですし、遅くなってしまい本当に申し訳なかったです。

残りの滞在の日々も身体を大切に楽しんでくださいね。

ほーさん 20代 保育士 女性 -2019年3月にご感想をいただきました-


【呼吸の新聞より】

ほーさん、とてもご丁寧な感想をありがとうございました。いただいた文章の最後は「旅行では体験できないことを体験できるようで楽しかったです。」(終)だと思うのですが、最後の2行にほーさんの人柄が伺えるようで、掲載させていただきました。またお父様が亡くなっていることもはじめて知りました。お伝えくださりありがとうございます。いただいたご感想を読んで、現在いるブルガリアでの残りの時間も良いものになるといいなぁと、改めて感じることができました。優しいお心遣いをありがとうございます。

2017年のドイツの旅のお話会にご参加くださった時、ガイドブックでは知ることができないようなドイツを知っていただきたくて、世界で一番難解と言われているdocumentaという展覧会を通じて、違う側面からドイツをご紹介させていただきました。シェアの時間にも確か「アリス」や「星の王子さま」のことを話されていたことを記憶して、その後お会いしたときに「自分でもあの後調べてみました」とお伝えいただけて、とても嬉しく感じたのを覚えています。ブライベートでツアーをしてくださったdocumentaのスタッフさんや、大変お世話になったカッセル大学の教授、フローリアン(ドイツでは教授のことを、ファーストネームで読んではいけないのですが、とても親しいのであえて)の協力のおかげだと感じています。

私は今2019年の3月から始めたデンマークの学校の取材を終え、足を伸ばして、ブルガリアでもオルタナティブスクールを取材しています。9月7日に東京で開催される予定のお話会はデンマークでの体験が中心になりますが、ブルガリアでの体験もチラリと顔を出すことかと思います。きっと保育士であるほーさんにとって、教育とは?子供達と関わることとは?自分の子供時代をもう一度触れることとは?ご興味があることだと思いますし、ドイツの会のように、住んでみないとわからない側面からのデンマークをお伝えできたら嬉しく感じています。お時間が合えばぜひいらしてください。

この文章を書いたのは夏至の後、前日には子供達に紛れて初めてホースセラピーを体験して、夏至の当日は、電車に乗って首都ソフィアを離れ、お山に登り、リンデンのお花をたっぷりとつんで、とびきり自然を楽しみました。そのため、とても落ち着いた気持ちでこの文章を書けていることが、とても嬉しいです。

新しい職場環境は、まだなれない部分もたくさんあるかと思いますが、日々の時間が豊かなものになるように、心から願っています。またお会いできる日を楽しみにしています。ブルガリアのお山から眺めた景色を添えて。

(呼吸の新聞・あきこより) 2019年6月24日、ブルガリアにて

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【次回のお話会について】
●2019年9月7日(土)に東京・西荻窪でデンマークの旅のお話会します。詳細はfacebookと、noteの2つでお知らせをしています。facebookのイベントページに「興味あり」または「参加予定」のボタンを押していただけると、イベントに関した情報がfacebookの機能を通じてお知らせされます。ご興味がある方はぜひ^^(18時スタート・4500円・つちとねのなおこさんによる特別な晩御飯つきです。)


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◎もし呼吸の新聞の旅の話を聞いてみたいという方、イベントを主宰したいと思っている方がいらっしゃったらDMを通じて直接お問い合わせください。


:呼吸の新聞:
●facebookとInstagramで旅の日々を気ままにお伝えしています。2019年3月からデンマーク→ブルガリアに長期で滞在中。2019年9月7日に東京の西荻窪でお食事つきのデンマークの旅のお話会を開催予定です。ご興味がある方はfacebookとInstagramを通じてお知らせいたしますので、チェックしていただけると嬉しいです。まだお会いしたことがない方でも大歓迎です。たたまに自分のための本づくりのワークショップも開催しています。気持ちよく自分らしく生きるヒントにぜひ。
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:呼吸の新聞とは?:
もともと、出版社で雑誌のグラフィックデザイナーをしていたため、コミュニケーションに興味があります。主にヨーロッパ、ほかにもアラスカやオーストラリアのタスマニア島など、「違う」からたくさんのことを学んています。2019年7月現在32カ国を訪問、39家庭+5つのオルタナティブスクールに滞在・体験訪問。

:今まで自費出版した本:

「南島アラスカとジャムと絵の具」「スウェーデンへ」「タスマニアってどんなとこ?」「涙とドイツ」(最新刊)この記事をupした2019年6月現在は、セルフリサーチのため、ブルガリアに滞在しています。次回の本の販売は9月以降を予定。1冊500円+税+送料です。ご興味がある方はnoguchi.akiko.no5@gmail.comにお問い合わせください。帰国してからのお渡しになりますが、それでもいいよということであればぜひ。

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