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【将棋】4級に昇級しました。

終局図

写真は終局図です。棋譜はこちらから→ 棋譜(ぴよ将棋)

去年3月から4枚落ちになって初めての昇級です。一回も昇級の話もなくて1年半、くる時はいきなりきます。なんと当日!チャンスをもらって活かせて安心しました。

将棋自体は何年も触れているのに本格的に始めたのは2019年とかです。今話題になっているハラスメント?というものに私も悩まされて5年ほど離れていたりもしました。しかしながら、毎月月2回習うようになり、しっかりと理屈を合わせて説明してもらったり、自分が将棋の何に嫌な気持ちをしたり、どういうことがしたくて将棋を指しているのかを考えたり、時には本業の考え方と照らし合わせたりしてようやくの昇級。

最近、先生や教えてくれる人たちと自分の間にとんでもない差があることがわかりました。それは、下手は必死に頑張っているので、その積み上げたものの最善を尽くします。かたや、上手にはその積み上げるという過程が存在しないのです。

過去を遡ればあったのかもしれません。ただ下手のレベルは気づいたら通過していたので、下手の最新の最善手は2023年候補手にもならないのです。下手が上手が何をしてくるかわからないのと同じ感覚を上手も下手に感じている。

【存在しない】

下手は上手が通り過ぎてきた場所にいる→上手の記憶にも無意識にも存在しない手を指す。

そもそも下手には上手の持っている経験も知識も、存在してない。

結果お互いに存在しないものについて考えて悩んだり喧嘩したり。

そして今回卒業にあたり成長を加速させたのはこの【存在しないということを知る】でした。

自分が習っている時に、【私の持っている知識と経験だと上手がこうしてくる気がする。そしてこういう状態は避けたい。だからこういう手にした】ときちんと言えたことで、確かに私の考えている読みに対してはその手になるよね。という共感のうえで、そもそもその手は怖くないよ。とか考えないよ、この先こうなるからね。を見せてもらえるようになり、一気にカテゴリー【存在しない】に片付けることで端折れるようになったのです。

もちろんいずれ手合いも進んで、存在しないに一時的に保管したものも使えるかもしれませんが、仮置き場【存在しない】があることはとても便利だなと感じました。

さぁ。次は3級目指して頑張ります。

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