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3年ぶりと初めての神宮

真夏の全国ツアー東京公演1日目に参加してまいりました。私は乃木坂46の神宮には初参加でした。乃木坂46のライブはスター誕生ライブ以来です。

♦︎印象に残ったBest3!

1.林瑠奈センターの孤独な青空

私はこれから先初めて神宮に行ったときのことを思い出すことが何度かあると思うのですが、確実に林瑠奈の孤独な青空と一緒に思い出す自信があります。
曲前に読み上げられたブログで、"新4期にとって神宮は初めて。これまでいくつもの初めてを新4期一緒に迎えてきたけど、きっとこれが最後の初めて。"といった内容が語られていました。これを聞いたときに私は乃木坂46で生きていく大変さも感じてしまいました。みんなで初選抜という世界線はなくて、これからはみんなと同じラインじゃなくそれぞれで生きていく。そんな事実を物語っているようにも聞こえたのです。一種の覚悟にも聞こえました。私はこのブログの朗読を聞いている時間で一気に林瑠奈という人を応援したくなり、ピンク×ピンクのサイリウムに変えて曲の始まりを待ちました。(アンダラの君の名は希望のときにみたピンクの景色が印象に残っていたので覚えていました) 流れてきたのは「孤独な青空」。橋本奈々未さんがセンターの曲です。事前にファンの人がSNSで呼びかけていたのかもしれませんが、ブログをみんな事前にチェックしていたのかもしれませんが、会場は緑ではなくピンクに染まりかけていました。多分いつもだったら他の人がセンターをやっていても緑になっていたと思います。でもこの日ばかりはピンク色でした。感動しました。多くの人が林瑠奈の覚悟や想いを受け取ってピンク色で返したのだと思います。
この曲は歌の上手いメンバーたちが歌い繋いでいく形式でした。みんながいてこその孤独な青空だったのはもちろんのこと、ひとりひとりが曲に想いを寄せている姿も素敵でした。金木犀は何も答えない。青春はいつだって虚しい。かっきーやアルノちゃんもうるっとしているように見えたし、なんかみんなが同じ火をみて感じて物理的にも近くに仲間がいて繋がっているはずなのに、どこか孤独も感じて。なんとも言えない曲の世界観が体現されていました。みんなの曲でした。
みんなの曲だけどみんなの曲なのに、この曲は完全に林瑠奈のものでした。特に落ちサビ!スポットライトを浴びて林瑠奈が1人で歌うんですが、私の席からはちょうど林瑠奈が横を向いて斜め上からスポットライトが降りていて素晴らしい構図でした。そして何よりも林瑠奈の歌声が素晴らしい。あの日の公演の一番の輝く声だったと思います。本当に本当に感動してしまいました。素晴らしすぎてモニターではなく、リアル林瑠奈から目が離せませんでした。あのピンクのサイリウムに包まれた林瑠奈がスポットライトを浴び、落ちサビを神宮に響かせているあの光景は忘れられません。もうこのシーンを目の当たりにしただけで初日に来られてよかったと思います。
配信もなかったこの初日。現地でこのシーンに出会えた私たちは大優勝です。

2.一・ニ期生の海流の島よ

イントロ流れた瞬間、お〜って声が出ちゃいました。この曲めちゃくちゃ好きなんです。何度も神宮のステージに立ってきた1期生と2期生が昔の曲を歌い上げるのはすごくエモーショナルでした。飛鳥とちまとまあやのオリメンで繋いでいくソロ、すごくよかったです。そのエモーショナルな空間に真夏と絢音ちゃんとカモメがやってきて、その演出もさらにエモーショナルでした。すごく良くて、この公演で忘れられない光景のひとつです。一・二期のインスタにカモメ登場率が高くて、彼女たちにとっても特別なパートだったんだなと思いました。

3.好きというのはロックだぜ!、テレビ中継

参加ライブのテレビ中継は初めて。事前にメンバーから説明が入ります。「砂浜とかお花のときはタオルをガンガン振ってください!海の中では乃木坂カラーのサイリウムをお願いします!」→練習に入ります。「もっともっと!!この会場が1番盛り上がってるよって見せつけましょう!」→拍手の練習します。「もっともっと大きく!」…
ファンは素晴らしいです。全部に従います。全力で。飛鳥ちゃんの毒舌も発動します。
まずはcm入り前のカット撮り。みんなで全力でタオルを回しました!!江藤アナがモニターに登場。カットが終わると江藤アナ少々オフモード…。その表情が新鮮で、これが仕事の様子かあと興味深かったです。
収録が始まりました。みんなで全力で拍手!トークが終わっていざ本番です。みんなで最初から全力でタオル回し!!!Aメロに入ってもタオル回し!!Bメロ…サビ…。いつまでタオルやねん!会場の人たちも最初は全力だったのに段々と「腕やばい」「えまだ?」と口にしていて面白かったです。これで全然映ってなかったらどうしよう…なんて思ってましたが、帰って即録画を確認したところちゃんとタオル振ってる姿も映し出されていて安心しました。^ ^もうテレビ画面で客観的にみてもタオル回しがみんなプロすぎて笑いました。

♦︎雨

公演の1時間半前くらいには時折雨が降っていましたが、しばらくすると雨は止み、安心していました。
開演の18時が近づき、影ナレが始まった途端、大粒の雨がやってきたのです。これが乃木坂の神宮か、と感心してしまいました。
ですが止みそうにもない振り方だったので、臨時対策を…。雨具を家では用意していたのですが、入れようとカバンのそばに置いたまま家を出てきてしまいました。幸いにも大きなビニル袋が複数枚持ってきていたので、一枚のビニル袋に3箇所の穴を開けまして、それを貫頭衣のように着ました。臨時にしては優秀だったので、今後も採用する予定です。
開演してしばらくすると雨は止んできました。少し面白かったのが、私の記憶が正しければ5期生でぱっと雨が止んだんです。記憶が正しければです…。笑 5期生には起こったジンクスを払ってしまうようなエネルギーがあるのだなとつくづく思ってしまいました。後述しますが、5期生の場内を支配する空気感は素晴らしいものでした。
それで少し面白いと思ったのには続きがあって…。4期生のときに雨が強まったんです。都合良く解釈をすれば、4期生は乃木坂46のジンクスを生み出す中心メンバーになったんだ!となります。中心メンバーは言い方が悪いですね。みんな乃木坂の主人公ですよね。ですが読んでる方には伝わると思います言いたいことが。エモーショナルに捕らえなければ、単純に4期に雨女がいる!これは今後も実証していきたいです。

♦︎セトリ順に振り返る

いつも通りネット参照
影ナレ :山下美月

時折噛んでました。かわいかったです。一曲目の伏線かわかりませんが、山下選手の私を好きになってくれという気持ちもひしひしと伝わってきました。

M01.好きというのはロックだぜ!
一発目から来るのは意外でした。一気に真夏の全国ツアーに連れ込まれました。開始とともに観客みんながタオルを回していて、その伝播の速さ従順さに感動してしまいました。

M02.夏のFree&Easy(与田祐希)
M03.おいでシャンプー(賀喜遥香)
M04.ガールズルール(山下美月)
M05. 裸足でSummer(齋藤飛鳥)

夏曲祭り!ぶち上げ祭り!でアゲアゲでした。このあと盛り上がる曲ある?飛ばしちゃって大丈夫?と不安になっちゃうくらい。笑 ガールズルールでは美月の掛け声が全然あってなくて面白かった。山下選手、この日はやらかし気味な箇所がいくつかあり、きっとお疲れなのだろうなと思う。きっと朝ドラかな。頑張ってほしい。
あと、なんだか印象的なのが、はだサマのときに飛鳥ちゃんの煽りが全くなかったこと!いつもだったら煽ってるのに、前4曲は煽りあったのに、その真相がなんだか気になります。

M06. 絶望の一秒前(井上和)
M07. バンドエイド剥がすような別れ方(菅原咲月)

期別パートの始まり。5期生が始まった途端、神宮がフレッシュな爽やかな空間に包まれました。雨が止んで涼しい風が吹いて、ここは南国にある会場と言われても信じてしまうような、フレッシュな空気感でした。もっともっと5期生の活躍してるところを見たいと切実に思いました。
パフォーマンス前のいろはちゃんのスピーチ、言葉と会場の空気を噛み締めながら一生懸命に語っていてより応援したくなりました.
絶望の一秒前の移動中に和ちゃんが後ろを振り返っておいでって仕草をしていて、わーってなりました。笑 ちゃんとセンターとして曲にスパイスを加えてるのが流石すぎて、すごい!

M08. キスの手裏剣 (遠藤さくら)
M09. ジャンピングジョーカーフラッシュ(筒井あやめ)

キスの手裏剣流れた途端に3期は三番目の風だ!とワクワク…。笑 ジャンピングは想像以上に楽しすぎました!夜映えする曲だし、歌詞もすごくいいし、ライブで毎回やってほしい!!!!mvで全員が均等に映るようにしたら絶対に再生回数伸びていったのにもったいないなと思ってしまいます。

M10. 三番目の風 (与田祐希)
M11. 僕が手を叩く方へ (久保史緒里)

僕が手を叩く方へはすごくいい曲。最初聞い  聴いた頃からいい曲だなと思ってましたが、さらなるスルメであると感じました。クラップ、どこから始めるべきか正直分かってないのですが、だんだんと曲が進むにつれてクラップが揃って会場が一体になるのが良い!

M12. 海流の島よ (齋藤飛鳥)
印象に残った第2位。
M13. 会いたかったかもしれない
この曲はみんなで。
M14. ロマンスのスタート
M15. 君の名は希望
君の名は希望は強いですね、やはり。静かな曲調のときはサビは踊らないんですかね。。それを学びました、笑

--スタッフさんと1.2期生が一緒に考えたというパート。すごくアレンジも効いていたり、メンバーの良さも出ていたりでよかった。センターになる人は既に注目されてる人も多めだったけど、周りを見渡せば新しい子の新しい魅力を発見できたからすごくよかった。今までの公演をみていて、なぜ選抜とアンダーでこうも出番に違いがあるんだろう、なぜはっきりと選抜とアンダーでこうも区切りを付けてしまうんだろうってずっと疑問に思っていたのです。だからちゃんと一人一人にスポットが当たる時間があってよかったと思います^ ^

M16. 僕のこと、知ってる? (吉田綾乃クリスティー)
みんな麦わら帽子を被って、夏らしい装いで。この曲はアイドル視点とアイドルが記憶を消して一般人になったときの視点の両方が存在する不思議な曲。聴くたびにこの曲はどういう意味だ?と疑問に思ってしまうくらい本質がどこに隠れているのかわからない曲。そんな曲をあの衣装で披露してくれたことによって少し曲の持つ意味がわかったような…。考えすぎでしょうか。笑
曲前のブログ朗読で梅への感謝を述べていたんだけど、3期生ともなればその感謝を告げる瞬間も儚く美しいなと感じてしまいます。そろそろ3期にもそういう季節がやってくるのか、はたまたこれからもっともっと11人で肩を並べていくのか、未来はわかりませんが、こういうちょっとしたシーンにも注目していくべきですね。

M17. スカイダイビング(賀喜遥香)
飛行機の音が時折入って、曲のアレンジがすごく最高でした。私の推しメンTOP3の御三方もこの曲に入っておりまして、至福の時でした。

M18. 風船は生きている(与田祐希)
M19. かき氷の片思い (梅澤美波)

M20. 孤独な青空(林瑠奈)
M21. Sing Out!

キャンプファイヤーが真ん中のステージに出現!本当に素敵な時間でした。孤独な青空を冒頭で熱く語りましたが、Sing Out!もこれまた素晴らしく…。アコースティックバージョンすごく好きです。火をバックにした飛鳥ちゃんの間奏ダンス、シルエットが最高でした。本当に最高でした。もっと火を囲って歌う時間作ってほしいなとも思いましたけど、もっと!っていう感覚もまた心地よいのだろうなあ…。

--絢音ちゃんが進行の1分間トーク!面白かったら赤、何はともあれかわいいよは黄色、面白くなかったら青。個人的に蓮加のセミの音をYouTubeで流してる話は面白かった。絢音ちゃんの野球興味ない感も笑った。柚菜ちゃんは野球好きすぎますよね、もっと野球好きなのをブログとかでもっと全面に出したらいいのにといつも思います。

M22. あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
M23. Under’s Love

咄嗟は何が何でも聞きたい、そしてまあやセンターで聞きたいと思っていたので歓喜でした。まあやのダンスの素晴らしさをこの2曲で再認識しました。Under's Loveは会場がどんどんと黄色に染まっていって良かったです。ペンライトの正解がいまいちわからず、黄色とオレンジのペンライトを私は灯していました。まあやは大好きな黄色に染まっていて嬉しかったと話していたけど、本音としては黄色だけか黄色と橙の2色かどっちが良いのでしょう…。私がまあやだったら2色派だなあ。

M24. ごめんねFingers crossed 
M25. Actually...
M26. 深読み
M27. 太陽ノック
M28. 空扉
M29. ジコチューで行こう!

Actually…演出気合い入りすぎやろ…。炎と花火の打ち上げの連続で、花火の威力がとてつもなくてビビりながら観覧しました。
ジコチューで行こう!では与田ちゃんが飛鳥さんに攻めて行った結果、ぎこちないキスになってしまったそう。というのも、キスする寸前で与田ちゃんが飛鳥さんの衣装を踏んでしまい、衣装がびりっといってしまったそうです…。与田ちゃんは今後二日間の飛鳥さんからの復讐を恐れてました。
あとジコチューで行こう!も煽りなかったのです。。寂しいです。よくわからないけど心配しちゃいます。

M30. 君に叱られた
花火が本当にすごい綺麗で、ステージとモニターと花火とで目が忙しかったです。花火おそらく曲のテンポに合わせて上がっていたのかなと思っています。本当に美しく綺麗で、先日みた神宮花火大会よりも神宮花火大会でした。
かっきーのセンター曲って本当に強いなって改めて思いましたし、乃木坂の話を共有する人たちと最近よくその話をします。

EN1.好きというのはロックだぜ!(CDTV中継)
EN2. 好きになってみた
EN3. ハウス!
EN4.. 乃木坂の詩
アンコールはステージ上にいるトリンギョが話し始めてからのスタート。声的にマネージャーさんと似てるなと思いましたが1日目の声の主は誰だったのでしょう、、。「バイ藤さん」「齋藤です」のやりとりが最高でした。飛鳥さん、今日は中継ないからって、バイ藤さんって呼ばれたからって色々言ってました。極め付けは、ロックだぜでタオルまわしすぎて腕がちぎれたらこちらに投げ入れろ、という指令。恐ろしい。最高。一生配信ないライブ行ってたいです。笑

好きになってみた は初めて聞いたときからライブで聴くのが夢でした。特に夏のライブで!だから聴けて嬉しかったけど、欲を言えばひとつのステージでのダンスパフォーマンスで見たかったなあ。でも席の方に飛鳥さんとか美月とか来てくれて、その日1番近くでメンバーを目にできた曲でもあったからそれは嬉しかったです。
美月の落ちサビのソロ、ファンサに気を取られすぎて、口パク状態になってるのだけ残念だった。でも笑顔で乗り越えてて、愛嬌あったから今回はオールおっけい!(私は何様…)

♦︎悪い人と良い人

私の隣の席の人はペンライトからして昔からのファンの方のようでしたが、平気で大声を出す悪い人でした。また声出すときも前の座席の背もたれに足を掛けて身を乗り出すようにして叫ぶのです。たびたびライブで大声を出す人の声を聞いてきたけど、こんなに近くにいたのは初めて。びっくりしちゃいました。みんな我慢しているのに…。おそらくあのエリアにいた人みんなが「ふざけんなあ!」って思っていたと思います。
でもその人は単にマナーを破るだけではなかったのです。周りの席の人にオペラグラスを貸し出していたり、積極的に拍手を送っていたり、センターの子に合わせてサイリウム変えたり、何より独り言のボリュームでめちゃくちゃメンバーを褒めるんですよ。誰1人悪く言わない、1期から5期までみんなのいいところをぼそっと呟いて「やっぱ乃木坂はいいなあ、乃木オタもいい人たちだなあ、〇〇ちゃんはここがいいんだよなあ、ずっといてほしいなあ、このライブには⚫︎万円払えるなあ」って。すごく乃木坂のことが好きなんだな、と思いました。
なんかそんな独り言を聞いてたら、周りに優しくしてるのみたら、乃木坂のこと愛してるの感じたら、大声叫んでるのもどうでも良くなってきて、途中から心の中でカオスな様子をくすくす微笑んでいました。(たまに独り言でもでかすぎるのあったので、そこはそこも許さない)
でもなんで大声で叫ぶのだけ守れないんだろうって疑問です。乃木坂のことそんなに好きなら守れそうなのに、って。悪い人なのに良い人だし、良い人なのに悪い人だし、そんな人を見てこの気持ちを秋元の康先生は歌詞にしてはくれないだろうかと思ってしまいました。テーマにするには内容薄いですか?!笑

♦︎世界中の隣人よ

神宮だからこそ聴きたかった!!!紫で埋めた世界を見せたかった!!見たかった!!

4日のリピート配信購入するか迷っちゃうくらい、余韻がちゃんとあります。
乃木坂46グループについてまた思うことがあったら書きたいけど、メンバーそれぞれから感じることをひとまとめにしたらとてつもないエネルギーになって何日分かの電力を発電できそうです。

ひとまず乃木坂の夏をありがとう!

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