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心の真ん中で決めたことってドキドキするんだ、決めた後も。

4月1日、私の心は何だかザワザワしていました。
今年度、上の子は同じ保育園の中で進級するだけ。下の子は、同じ園に入園する選択もできましたが色々考え育休を延長することに。
つまり、特に節目のイベントなどもなく、3月31日までの生活と何も変化はありません。
なのになぜかザワザワ。

せっかく保育園で子供の顔や名前、お母さんの顔すべてが一致した顔なじみになったメンバーが卒園してもう会えなくなる寂しさ。
それももちろんあります。

でも本当のザワザワの正体は、別の所にありました。
4月になったけれど何も変化のない我が家、というか私。これで本当に良かったのかという気持ちでした。

上の子の保育園では私のように、下の子が産まれて、抱っこしながら上の子の送迎をするお母さんが私以外に2人いました。
その2人とも、この4月から下の子も保育園に入園して仕事復帰です。

お互いに、下の子を抱えながらせっせと送迎する姿にはげまされたり同士のように感じていた気がします。

でもこの春からはもう2人の姿は見られなくなります。何だか自分だけが取り残された気分になってしまいました。

育休を延長することは散々悩んで決めたはずなのに、いざ、きちんと復帰していく人を見てしまうと自分が「復帰できなかった人」みたいな気がして、心が落ち着かなくなってしまいました。

でも、思いがけずに私と同じような状況で同じ選択をし、そして同じような気持ちになっていた方がいることを知り、単純に安心しました。

あの選択をした時のことを今一度思い出しました。きちんと書き残しておいて良かった。
読み返してみても、今も同じ気持ちです。

あの時、私は心の真ん中で決めました。
この春から下の子を入園させないと、来年入園できなくなるリスクをわかってでも、それでも選択しました。リスクのある選択って、今まで避けてきたことです。だからドキドキしました。この先どうなるかわからない。でも、今のこの尊い時間を大事にしたいという心の真ん中を優先しました。

そこで思いました。
心の真ん中で決めたことってドキドキするんだ、決めた後も。

決めた時ももちろんドキドキしたけれど。
その後だってドキドキしてしまうんだと。

逆に言うと今まで私は、ドキドキしない選択をしてきたのだと。こっちにしとけば間違いないという選択をしてきたのだと。

あ~そうか、初めて、どうなるかわからないけれど今の心を大事にする選択をしたんだなと。

「おめでとう!」
そんな気分になってきました 笑

これは初めての試みなので、やはりこの先どうなるかはわかりません。

でも、自分で決めたことということだけは間違いありません。

ふと、お寺の住職さんである伊藤東凌さんがvoicyでお話されていたことを思い出しました。
お寺の住職さんが思う、心が整うってどういうことだと思いますか?
それはこんな内容でした。

心が整うとは、選択肢が見えてる状態。
逆に心が乱れているというのは、「もうこれしかない。こうするしかない。」と思い込んでしまっている。でも今の時代一択や二択に迫られることなんて滅多にない。

選択肢はいっぱいあって、私には選べるって思えていることが心が整っている状態。

選べることがあって、自分が選んでいる。
と思えていることが、心が整っている状態。

伊藤東凌さんのvoicyの言葉より

一旦自分に落とし込んでメモした内容からの引用ですので、若干ニュアンスが違う所もあるかもしれませんが、このようなお話をされていました。

まさに、1人目の時は復帰するのが当然と思っていたけれど、今回は、復帰しないという選択もあるんだよな、という所から選択肢が増えました。

そして増えた選択肢を並べて、自分で決めました。その事実はこの先変わることはないので、きっと後悔はしないはず。(言い聞かせている部分もありますが)

そしてこの先の選択肢。
どうなるかはわからないけれど、まぁ選択肢は色々あるだろうと思っているのも事実。

「これしかない!だからこうならなかったら、もうダメだ…」とは思っていません。

東凌さんのお話を参考にしても、今の心の状態は極端にどこか一点にとどまっているわけでもないし、なんか良さそうです。

こうして書きながらも何だか、落ち着いてきました。私の心の落ち着く所まで一緒にお読みいただき感謝です 笑

でもこれって、この先別の選択肢で揺れた時にもまた自分でも読みたいなと思ったので、残しておきたいと思います。

ドキドキする選択をしたあなた、おめでとう!




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