洗濯物を干しながらこちらの放送を聞きました。プレミアム放送ではないのでどなたでも聞けます。20分程の放送です。
私の推しのエッセイスト・ライフスタイリストである小川奈緒さんが「連載を続ける中で見える景色があることを最近知った」とお話を始めて、前のめり気味で聞きました。

【「今しか残せないもの」を積み重ねていく自分連載のすすめ。】というタイトルですが、ここで言う連載とは何も文筆家や漫画家などのプロの人でなくとも、noteでもInstagramでも、続けていれば連載になる。

そして子育てのことなど今の自分にしか書けないことがある。時間が経って読み返してみてもう一度感動できるし、今少し遅れて子育てしている方に必要な情報を提供することもできる。あと、自分で読み返してみてもいい事書いてる 笑 とお話されていました 笑

そうか、ここでこうして書いていることも自分連載になるのか、とまず思いました。
そして、今の自分にしか書けないことが、時を経て別の誰かの今必要な内容になる。この、バトンを渡す感じも何だかいいなぁと思いました。

まさに先日書いた、かーちゃんのだいじだいじという話も、今思い出しても既に泣きそうになっているのに、数年後もう忘れているかもしれなくて、でももう一度読み返してきっと同じように感動するんだろうな。いや、もっと深く深く、感動するのかもしれない。
そう思うと、なんてことない日常のことをもっと書いていきたい。私も、続けることで見える景色を身をもって体感してみたい。そう思いました。

奈緒さんが先に、こういうことが待っていますよ～と予告編を見せてくれたので、少し先の自分に楽しみを用意する気分で、書き残していきたいと思います。

「続けていくことで見える景色」って言われたら、見てみたい!!って思いますよね。続けるための最高の言葉だと思います。

話はガラッと変わりますが、その言葉で思い出したことがあります。
私は中学生の頃から、某函館出身ロックバンドのファンです。高校生の時に初めてライブに行き、その後、休みが取りにくい仕事に就いた時に一旦離れた時期がありましたが、今でもライブには行っています。

そうして、初めてライブに行った時から約15年後、東北で大きなライブをやるという情報を得ました。直感で行ってみたい!!と反応するも、今までほとんど旅行に行ったことなんてなくて、飛行機に乗ったのも修学旅行の時位という程度に、全く旅慣れしていませんでした。

でも、何故だか行ってみたくて、ひとまずチケットの応募だけしてみよう。当たっちゃったら、行こう!!

当選しました 笑 

でも、飛行機のチケットの取り方やら飛行機の乗り方やら全てがわかりません。
ちょうどその時会った元職場の先輩にチラっとそのことを話したら、「旅行会社の社長さん知ってるから紹介するよ。」と言ってくれて、色々手配してもらえたのです。

北海道から東北への、人生初一人旅決定の瞬間でした。

しかし某バンド効果なのか、札幌から仙台までの飛行機のチケットが取れず、まず岩手まで飛行機で行って新幹線で仙台へ行くという、初めての一人旅にしてはなかなかハードルの高い旅程となりました 笑

出発の朝、旅行会社を紹介してくれた先輩が、「困ったら、周りの人が助けてくれるよ。」とメールをくれました。
そうだよな。きっと大丈夫。

何のトラブルもなく、ライブ会場まで到着！
15年位ファンを続けて、まさかの人生初一人旅をすることになって、東北の景色を見ることができました。続けることでこんな場所に行き着くことになるとは、全く想像のしていなかったことでした。
衝動だけで、飛行機に乗って新幹線に乗り換えて、全く縁もゆかりも無い土地へ辿り着きました。「続けて行くと、見える景色ってあるんだな～」私が初めて身をもって体感したことでした。

ちなみにこれで一気に自信がついて、また5ヶ月後位にもここ東北でライブをやります!!と宣言を聞いた瞬間から次も来ようと決めていて、旅から帰ってすぐに次の旅の手配をしました。あれをきっかけにライブ遠征、後にハマることになるマラソン遠征で色んな土地に行きました。まさに続けていくことで様々な景色を見ることができました。

ここでの景色って比喩ではなくて本当の景色でしたが 笑 noteを続けることで見える景色も、楽しみにしたいと思います。