気持ちの切り替え方

たぶんわりと、得意な方だと思っている。

喜怒哀楽は激しい方だとも思っているけど。
我ながら生きやすいなぁと思うのは、立ち直りも早い。

泣くときは思いっきり泣くし、悩んだり迷走したりもする。
急に泣けてくる…なんて久しぶりの感覚だったけど。


でもうん、今は元気。
心は元気。

体は喉をやられた。
声はヤバいくらい出ないけど笑、まぁ元気。



母親が子どもみたいな人で。
父親と喧嘩すれば、1週間無視し続ける人だった。

子どもながらに、あの雰囲気は嫌だなと思っていたのを覚えている。


だからわたしは物心ついた頃から、母親と喧嘩しても、必ず自分から『お母さん』と話しかけていた。

母は『さっきまであんな言い方で怒ってて、何をケロッと話しかけてくるのよ!』と思っていたらしい。

『子どもなりに気を遣ってたんだよ!』大人になって初めて言えたことのひとつだ。


今思うと、この経験はなかなか大いに役に立っている。

どんなに理不尽なことで怒りが込み上げてきても、それなりに普段通り接することができるような大人になった。


まぁ、恋人には『分かって欲しい』思いが強くて、若い頃は恋人にだけはできなかったな。
全力で好きをぶつけたり、当たり散らしたり。

親に対して『分かってくれてない』気持ちを、恋人に求めていた。
上手くいくはずがない笑
(最初の彼だけは分かってくれてたなぁ…)


そんなわたし。
たぶん根っからの楽観主義。
自分で言うのも何だけど、ちょーポジティブ。


『大丈夫!何とかなる!』

わりと本気でそう思ってる。

『まぁ、成るようにしか成らない!』

これもわりと本気で思ってる。


『落ち込む』『悩む』『心配する』

これをやったところで、現状は変わらないことに気づいたから。
できるだけ早く、『じゃあ、どうするか』を考えることにシフトするようにしてきた。


『これは離婚しかないな』
そう思えるくらい、次々と発覚するショックな出来事を目の当たりにしたときも。

多少はめげたし、ショックだったし、落ち込んでもみたけど…落ち込んでいる暇などない!と、同じ境遇の人のブログを読み漁り、何をすべきか思考をフル回転させた。
幼稚園児と乳飲み子を抱えて、夜中まで調べまくった。


『悩んだって、落ち込んだって、心配したって変わらないんだよ?』

子どもみたいな母に言う。

『そんなこと言われたって、考えちゃうんだもん!姉ちゃん(わたしは長女だが、娘なのにこう呼ばれる)とは考え方が違うの!』

よくそう言われていた。


大事なポイントは、『考えることをやめること』なんだけどな。

もやもや~っと、悩みの種が浮かんできたら…『あぁ!考えない考えない!』と、頭の中から消去する。
というか、一旦思考から外す感覚だ。

『考えても変わらないことを、考えるだけ無駄!起こってもいないことを考えて、悩むだけ無駄!』

思考を無理矢理にでも切り替える。
1日は24時間しかない。
悩んでる、落ち込んでる時間なんてもったいない。


親族間に起こったある問題がきっかけで、母がこの技を習得した。

『うちの子が全然できなかった二重跳び、練習して練習してようやくできるようになったの。練習すれば絶対できるようになるの!』

この言葉がきいたらしい笑
(ばばバカというほど、孫は可愛いらしい)

『孫が二重跳びできるようになった!わたしも練習すればできる!と思って頑張った』と。
(きっかけなんか、何でもいいわ笑)


『考えることをやめる』
『無理矢理でも思考から外す』
『それでも考えちゃったら、あ~考えない考えない!』


『すごい楽になったーーー!!!!!』と、悩みやすい母が感激していた。


もう何十年もそうやって生きてきたわたし。
今回これでもだいぶグルグルした方だけど、だいたい数回寝て起きれば元気。

『考えることをやめる』『考えても変わらないこと、仕方ないことは考えない』

生きやすくなるから、ホントおすすめ。

人生は一度きり(輪廻転生は信じてる派だけど)
同じ時間を過ごすなら、自分の気持ちに正直に、楽しく生きていきたい。

万が一問題が起こったら…どう対処するかは、ちゃんと考えてますが。
起こったときは起こったとき。

みんな穏やかに今日も過ごせますように。

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