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アジア紀行~ベトナム・ホーチミン⑥~

ホーチミン一人歩き

昨夜は早く眠りについたせいか、早く目が覚めた。バルコニーに出ると、朝の空気はまだ太陽に熱せられていないので、爽やかだ。
道路を見下ろすと、もうジョギングをしている人がいる。信号が青になると、バイクが一斉に走り出す。
8時頃までのんびりして、レストランで朝食。メニューは昨日と同じで、フランスパンとハムエッグとコーヒー。コーヒーをおかわりしながら、今日の予定を考える。昨日・一昨日はニャンさんのバイクタクシーを利用したが、ホーチミン市の中心部の地図が少し頭に入ったので、今日は一人で町を歩いてみよう。

ホーチミン市内観光地図


サイゴン中央郵便局

最初に向かったのは、中央郵便局。サイゴン大聖堂(聖マリア教会)のそばにある、駅のような雰囲気の古い建物だ。フランス領インドシナの郵便・電信施設として1891年に完成したというから、100年以上経っている。

サイゴン中央郵便局

建物の中に入ると、高い天井がドーム状になっている。正面にはホー・チ・ミンの巨大な肖像画が掲げられていた。

中央郵便局内部

サイゴン大聖堂の前の公園では、教会で結婚式を挙げたばかりのカップルが、記念写真を撮っていた。

聖マリア教会


ベンタイン市場

統一会堂の前を通ってベンタイン市場に向かう。途中の道端で店を広げている人を見かける。

道端の出店1

道端の出店2

シクロのおじさん、暇そう。

暇そうなシクロのおじさん

統一会堂というのは、ベトナム戦争が終結する前までは大統領府だった建物。この日は前を通り過ぎるだけで、後日見学するつもりだ。
ベンタイン市場は巨大な市場だ。チョロン地区のビンタイ市場よりも観光者向きだと思う。

ベンタイン市場外観

時計塔のある正面から中に入ると、通路が縦横に走っている。どちらに向いて歩いているのか気をつけなければ迷ってしまう。
南側はおもに衣服や貴金属、中央は食器や雑貨、北側は食料品や食堂である。全部を合わせると。2000以上の店舗がある。いちばん北側の通路には、魚・鶏・家鴨などが生きているものも含めて売られている。野菜や果物などの生鮮品も山盛りに並べられている。
カメラを持ち上げて、売り子さんと目を合わせて「OK?」とたずねると、みんな快く承諾してくれる。皆さん観光者慣れしているのだろうな。

ベンタイン市場1

ベンタイン市場2

ベンタイン市場3

ベンタイン市場4

ベンタイン市場5

ベンタイン市場6

中央通路の端の方にある店をのぞいて食器を見る。バッチャン焼というのはこれだろうか。模様がかわいいので、気持ちがひかれる。お土産用にちょうどいいかもしれないと思い、10個購入する。1個30,000ドン(2ドル)だったが、10個で180,000ドン(12ドル)にしてくれた。

バッチャン焼茶碗

帰りの荷物が重くなってしまったが、いい買い物だと思う。
割れ物を持ってウロウロしたくないので、一度ホテルに戻ろうと市場を出る。戻る途中で、偶然にニャンさんと出会った。ラッキー!
アジアンホテルまで、バイクの後ろに乗せてもらう。今日はまだ客がつかないそうだ。日本人の観光客もけっこういそうなのに・・・。

シャワーを浴びて、ちょっと休憩。午後は絶対フォーをたべるぞ!

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