見出し画像

役所は残業多くて人少なし!求職者はいなくて休職者は増える現状

おはようごさいます。
猪突猛進でしし座いのしし年の小松です。

今年も早いもんで2月が終わろうとしている。
公共工事を発注する役所仕事では年度末は予算の精算があり忙しい。
周囲のメンバーはみんな残業している。

一方で民間の建設会社の現場担当者へ残業のことについて尋ねてみると最近はあまり残業しないとのこと。
予算の繰越制度の活用がかなり進んでいて以前に比べて年度末が工期期限となるようなケースが少なくなってきたとのこと。
たしかに最近は公共工事の発注者側と受注者側が意見交換し合ってお互いの意見を交換する機会が設けられている。そういった場面でお互いの胸の内を吐露することで関係改善や前述の柔軟な工期設定へとつながっている。

建設産業は3K(キツイ、汚い、暗い)のイメージがあり不人気な職種で現場のエッセンシャルワーカーやまちづくりの計画・設計を担当する若手の土木技術者が不足してきている。
いつの時代も花形産業は移ろうもので土木分野は斜陽産業、花形は半導体産業といえるだろう。

先日、熊本の新設工場の開所式が行われた台湾の半導体製造企業TSMCでは、給食支給のバイトが時給3000円という。
すでに工場周辺では飲食店が繁盛したり土地代が10倍、20倍に上がったとかでバブル気味の様相。

熊本県庁も100年に1度のチャンスと言いながら渋滞解消のための道路整備や工場の排水処理のために下水道整備を急ピッチに計画設計から施工を進めている。
こんな土木工事には官庁土木技術者が必要なのだが一言でいうと人手不足。

若い人たちは続々と辞めているし新規採用職員は応募者が少ないし有効な手段がない。職場の雰囲気も悪いのか精神的な疲労で休む人も耳にする。
求職者はいなくて休職者は増える状況に特効薬はあるのだろうか?

以上、また明日。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?