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使い方に注意!クスリにも毒にもなります

シュピッツアー先生は、子供の脳の成長にデジタルメディアが害をなすとしてデジタルメディアへの批判を学術調査を基に徹底的な批判を展開。もちろん先生もデジタルメディアなくして社会が成立しないことは重々理解した上で、その濫用に対して警鐘を鳴らしております。アナロジーとして、放射能の危険性が十分に認識される前の1950年代にピドスコープ が靴屋に設置され多くの人が高線量被曝の被害を受けた歴史を持ち出したり、SNSなどの皮相的なコミュニケーションが人格形成や社会性の醸成に悪影響を及ぼすと言った論考をシェリル・タークルやラシュコフやニコラス・カーなどの書籍を引用しながら解説。努めて客観的に論を展開する様は好感が持てます。しかしながら、今のスクリーン時代って時代の通過点であり、今後ARやVRが本格的に社会に入ってきた時には、また社会がモードチェンジすると思うんですよね。そうなったら、もう今問題視されていることってなんだったんだろうというくらい人々の間で忘れられてしまうことではないかと思いました。多分あと10年もすればニュータイプが誕生すると思うこの頃です。
#デジタルデメンチア
#メディアリテラシー

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