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お宿メモ。

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私が実際に足を運び、素敵だなと思った国内外のホテルや旅館のことを紹介するマガジンです。いまは旅に出られないけれど、このマガジンを通じて、妄想旅をしていただけたら嬉しいです。そして… もっと読む
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記事一覧

「note」を通じて、未来の旅人と、 宿・地域の今とこれからを応援します。

   4月が、終わろうとしている。 今日明日は雨が降るらしいから、少し肌寒いかな。衣替えはいつしよう? 毎日三食考えるのめんどくさくなってきた…。 あ、今晩は、昨日あく抜きした筍を使って、 筍ごはんにしよう! うん、そうしよう! ……………。 あぁぅぅ…!! 旅がしたいぃぃーーーっッ!!!!! ……すみません、取り乱しました。。  出かけたくても、旅をしたくても、動けないのはみんな同じ。 いまは辛抱の時。旅人を待つ地域や宿も苦しいが、旅人もまた然り、なのだ。    

ゲストと地域を、新しい価値観でつなぐホテル。(京都編)

今年もたくさん旅をした。 本当に幸せなことだなとつくづく思う。 年の初めにかかげた目標「国内のホテル・旅館にトータルで10泊以上する」は、現時点で13泊。年末旅行の2泊を残し、すでに当初目標は達成。今年訪れた宿については、振り返りも兼ねて、後日レポートしたい。 今回、紹介するのは京都に誕生した新しいホテル。嬉しいことに、そのオープニング・レセプションにご招待いただいた。 それにしても、京都を訪れたのは何年振りだろう。京都も久しぶり、新しいホテルのお祝いの席にも立ち会える

心をすすぐ、潮騒の宿。(茨城県 大洗編)

気づいたら11月も最終週。 下書きの旅レポがたまってきたので、この辺りでまずはひとつずつお届けしたいと思います。 今年の9月もたくさん旅をしました。 主人の誕生日、私の誕生日、そして結婚記念日。我が家のアニバーサリーてんこ盛り。 なので毎年9月は家族でどこかしらへ出かけています。 いつも旅先を決めるとき、まず主人や息子に今回はどんなところがいいか聞きます。 「今回は海がいい」「○○が食べたい」などの要望を念頭に、私の気分と私の中の「泊まりたい宿リスト」の中から滞在先となる

深呼吸だけ、あればいい。(神奈川県 箱根仙石原温泉編)

夏休み、旅してますか? 私はいつものごとく旅館・ホテルをめぐる旅。 今年6泊目の旅は、箱根仙石原にある「NEST INN HAKONE 俵石閣」へ。 ※2019年4月から名称が NEST INN HAKONE 俵石閣 から 箱根リトリート före(fore、フォーレ) に変更となりました。 ここは私がずっと来たいと恋い焦がれていた宿のひとつです。 宿の紹介に『まるで、そこに“巣まう”=“Nest”ような「感覚と時間」をご提供いたします』とあります。 私は、宿泊という

だから、私は旅をする(東京 ホテルステイ編)

今年のGWが終わりました。 皆さん、どんな連休でしたか? 旅館やホテルをはじめ観光関係の皆さんは 一年でもとにかく忙しい時期。お疲れ様でした。 さて昨年のGW、我が家は東北縦断3泊4日の旅を決行。マイカーでの総走行距離は1,680km! 「陸が繋がっていれば、どこまでもいけるっしょや」道産子なら何となく通じる、でも側から見れば無謀ともいえるこの発想で山形、秋田、青森の温泉旅館を巡り桜を追いかける旅。楽しかった。 ちなみに、この車での壮大な旅。 次は西方面を攻めたいなぁと思

会いたい人に、会いに行く旅。

今年の連休前半は伊豆へ。 ここ最近の旅はもっぱら「会いたい人に会いに行く旅」です。いわゆる観光地や景勝地も見て回るけれど、誰かに会う、誰かの日常にお邪魔するのが楽しい。 その誰かは、もともとの友達であったり最近ではSNSで繋がりのある人だったり。SNS繋がりの中には、まだ会ったことがない人もたくさんいます。 「え?それって大丈夫なの?会ってもいないのに信用できるの?」はい、全く問題ないです。むしろ、近くにいてもおはなししたことない人よりもよっぽど信頼できます。普段のやりと

宿を愛でる旅(静岡県 伊豆長岡温泉編)

※2019.06.23 rewrite 心地好い、雨音。 今日からGW後半が始まりますね。 さて、私は温泉旅館が大好きで昨年は全国の旅館に10泊(仕事を除く)しました。今年は旅館・ホテルに10泊以上するのが目標です。もはや、それは仕事なのか遊びなのか、その境界はもう随分前から曖昧なのだけど、自ら旅をし楽しみながら観光の世界を応援、色々な方との出会いもあり、またそこから学びを得る。幸せだなぁと感じます。 そんな私の今年のGW前半は、伊豆の旅からスタート。伊豆の国市にある「

私が温泉旅館を愛する理由。(広島県 宮島編)

3月下旬、かれこれ10年以上振りに広島宮島を訪れた。当時は「ザ・観光地」と行った風情で、団体のツアー客と鹿の群れというイメージしかなかったのだけれど、今やおしゃれなカフェや飲食店、雑貨屋、ゲストハウスも増えて人の流れが宮島を変えたのか、宮島が変わったのか…、老若男女、家族連れ、女子旅、そしてインバウンドの波、すっかり様変わりしていた。今回、宮島では宮島桟橋からすぐ近くにある宮島別荘に宿泊。地元の食材や文化を大切にしている旅館で、若いスタッフの爽やかで温かなサービスも印象的。次

旅は誰かの日常にそっとお邪魔すること。

皆さん、旅に出るきっかけはどんなことが多いですか? テレビや雑誌の特集で素敵な旅先を見つけた時、友達のSNSの投稿で美しい写真や美味しそうな食べ物の写真を見つけた時、もう疲れちゃってとにかくどこでもいいから現実逃避したくなった時…、色々ありそう。私もきっかけは色々。最近はテレビを殆ど見なくなってしまったので、主にSNSでの投稿や仕事柄、新しいホテルや温泉旅館のオープン情報、地域で面白いことをしている人たちとの繋がりが日常的にあるので、いつも無意識に次の旅先を探している、そんな