見出し画像

なぜ起業するのか?Why?Why?Why?

前職を卒業してから約3か月間。いわゆる「起業準備」を行ってきましたが、noteを久々に更新します。

現在は6人のメンバーと一緒に、プロダクト・サービス・会社づくりをしており、コワーキングオフィスのレンタルや法人設立を来月に行う予定です。独立してから、毎日様々な方とお会いする中で、「なぜ起業するのか?」と様々な方々から聞かれました。この問いを自分でも整理しながらnoteに書きます。

<なぜ起業するのか>
改めて整理すると4つです。「この原体験からこんな事業をします!」と明快に1個を答えている方の発信もよく拝見しますが、私はそうではなく、複数の理由を持って意思決定しています。

<目次>
1、会社員としての区切りのタイミング
2、創業者の視界が見たい
3、HRマーケットの変化
4、Work Techカンパニーを創る


1、会社員としての区切りのタイミング

前職のリクルート社で7年在籍した中で、まだまだですが、会社員としては一区切り。やり切った想いがありました。やり残したことが100%無いわけではないですが、会社へ育成してもらったことへの恩返しができ納得できたタイミング。

実は、前々職は活躍できず不甲斐ない辞め方をしたので、正直、自分の中ではこの「仁義を尽くして卒業すること」これは大きかったです。
 ※詳細はリクルート卒業エントリーのnoteより


2、創業者の視界が見たい

創業者の視界。特に、創業期のシードラウンドの起業家の視界は、会社員時代の私には分かりませんでしたし、想像しきれませんでした。

「リクルートの中で新規事業としてやればよかったのでは?」「副業としてまずサラリーマンしながら事業をつくっては?」などなど、いろいろな方に言われました。しかし、誰かが設立した企業の中で新規事業をすることや、副業で事業をつくることと、創業者としてフルコミットで事業を行うのは、経験の浅い私がいうのも何ですが、特にファイナンスやリソースの面で、全く違う視界になると捉えています。

完全に退路が断たれた状態で、真っ白なキャンパス(あるいは真っ暗闇のトンネル)の状態から始めること。これは創業者としてしか経験できないのではと自分は思い、その視界を見たかったのです。 


3、HRマーケットの変化

約10年前の就活時、当時は若者が早期離職を取り上げた本や転職会議、vokersなどが立ち上がった時期で、企業と若者のマッチングの不一致が、一つの社会課題だと私は思っていました。その後、リクルートでこのマッチングを良くしようという想いから、転職エージェントや求人広告の営業などを行う中で、「人と組織の適材適所」をミッションとして働いてきました。

しかし、その後、HRテックのマーケットが発展し、マッチングビジネスを展開する多くのHR Tech企業が出てきました。インターネット上での情報量も増え、就業マッチングのためのインフラはある程度整っているし、「私がやらなくても誰かがやるからいいや」と、私はいつしか使命感を感じなくなっていました。マーケットが変化しているうちに、私の想いも変化しました。

「就業する瞬間や採用する瞬間を支援するだけでなく、労働や働く日常そのものを良くしたい」と思うようになっていました。


4、Work Techカンパニーを創る

誰もが一度は感じていることだとは思いますが、私自身、学生時代や会社員時代全体を通じて、教育や雇用について「画一的すぎてつまらない」と感じることも多かったです。このシステム自体を破壊したいと思ったことすらあります。
ひとつのエピソードというよりも、過度な減点主義・画一的エリート主義・平等主義・終身雇用思想・服装の同一思考・出社主義などなど、その全てに対していろんな場面で負を感じていました。皆それをやりたくてやっているの?と。

そういった画一的な思考自体を破壊し、アップデートし、もっと自然な状態に持っていくために、働くを科学し、よりよい働き方を開発する「Work Tech」の会社を創ることにしました。

本日、メンバーと集まって、Vision Missionを共有していました。
「働き方を自然に」これが自分達の現在のVisionです。 


これで今日のnoteは終わります。まだ世の中にサービスをリリースしていない段階での発信ではありますが、読んでいただきありがとうございます。今後、サービスについても書いていきます。

事業の仲間・顧客・アライアンスについて、
順次協業していければと思っています。
このnoteを見てご興味もっていただいた方、
SNSでのメッセージはウェルカムです。
このnoteを見た方なら、全員返信します!

http://twitter.com/komatsu_0105
https://www.facebook.com/yuuki.komatsu.98

小松遊気

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?