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Webサービス開発をピボットした話

今年の1月に独立し、Webサービスの開発を4ヶ月ほどしていましたが、5月にピボットしました。

開発を手伝ってくれた人や、ヒアリングなどに協力いただいた皆さんへ。進捗を共有できていなかった方へ向けて、このnoteを書いています。

【どんな領域へピボットしたのか】

Before=「組織運営を支援するwebサービス」から、
After=「スタートアップの採用支援のwebサービス」へピボットしました。
※広義では同じHR Tech領域です。

上記サービスを今はつくっていて、8月中旬〜下旬にリリース予定です。仕様やデザインは固まり、今はエンジニア2人(業務委託)が開発を進めてくれている状況です。

【なぜピボットしたのか】

いくつか主だった理由を書きます。

・自分のチーム編成力
以前につくっていたサービスは「組織運営をテクノロジーで改善する」という経験×テクノロジーの両輪が求められる事業領域でした。しかし、未熟なチームしかつくれず、これを短期で急激に解決するのは難しいと判断しました。

・自分の適性
組織運営におけるソリョーションは、
「会社規模が20〜30名以上になってきて顕在化する課題である。」
「短期成果は出にくく長期戦になる。そこではじめて結果がでる。」
この2つがいまの自分に適性が無いと考えました。

じわじわと取りくめば結果は出ますが、辛抱しきれず、スピードの早いスタートアップの採用支援領域にピボットしました。

※組織改善コンサルを個人でやる選択肢もありましたが、自分はwebサービスをやりたいしやった方がいいと考えやめました。

【心情や考えていたこと】

前職を卒業してから約半年間、毎日スタートアップの人達と会って話をしていました。起業家、人事、エンジニア、デザイナーなどの方々と、特に渋谷で、たくさんの人と話をしてきました。

そのなかで、自分と社会の関係性をみつめ直しました。

自分は、今まで「組織を10→100にする仕事」を主にやってきました。採用やFC本部づくりを支援し、IPOした企業様も何社かあります。グロースは儲かるし意義があるとも思いますが、

今は、名もなき志ある人の0.1→1、1→10の立ち上げフェーズを支援したい。まだ成功するかわからないし、資源も少ないが本気で何かを変えたい人。それをインターネット上でも支援するプロダクトをやるのが良いなと。

※4月に第二子の息子も生まれて、子育ては改めてめちゃ大変。起業もスタートアップとして急速な立ち上げをするのは大変。ただ、育児も起業も、「新しいヒトやモノやコトを未来に生み出そうとしている」って素晴らしいし、これをやってる人はめちゃくちゃ支援したいなと。

そんなこんなで、(10名未満程度の)「小さいチームの仲間集めを支援したい」という気持ちが強く、役に立てる自信もありピボットしました。マネタイズが難しいとよく言われますが、だからそこが挑戦しがいがあるし、仮説検証しもちろん勝算もあると考えてます。

そんな気持ちで、再スタートしています。


【みなさまへメッセージ】

前のサービスの相談にのっていただいた方、ピボットしたことを直接共有できておらず、noteでの共有となり恐れ入ります。今後お返ししていきます!

また、しばらく空いたnoteも再開します。資金繰り/法人登記/プロダクト開発などなどネタもありますし、書いていきます。

引き続きよろしくお願いします!

小松 遊気

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