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We are Buddy!

爆散針鼠様の「Oh!My Buddy!」を使用させていただきました。

※裏社会PCのため、SANCの値を減じています。

KP:なした

PL:朱来儀/マフィア(赤石)

汪飛/マフィア(NPC)

***

——脱走者発見、現在、建物内先行中
   至急捕獲する事を命ずる、繰り返す——
——脱走者発見、現在、建物内先行中
   至急捕獲する事を命ずる、繰り返す——

全く、随分と派手に捜索しているものだ
こちらが見つかるか、出し抜くか…どちらが先だろうか

…おいおい、何弱気な事を言っているんだ、
お前とならどんな修羅場だって乗り越えられる
俺はいつだって、そう信じているさ

……ああ、そうだな、いざとなりゃ切り捨てる事も考える
だって俺達はそんな関係だ、そうだろ?

さあ、行くぞ。相棒。

それではシナリオ「Oh!My Buddy!」始めていきます。

***

時刻は朝。貴方たちはアジトで変わらぬ日常を過ごしていた。
付けっ放しにしていたテレビからニュース速報が流れる。

「数日前に薬品会社ジーグのビルにて起こりました、傷害、窃盗事件。
犯人は男性2名。職員をナイフで切りつけ、盗品と共にいまだ逃走中。
しかし本日未明、新たな重要証拠となる防犯カメラの映像が公開されました」

そう言って証拠となる防犯カメラの映像が流れる。
ぼやけた映像の中で2人の人物が、歩道を走り去っていく映像だ。

KP:<目星><アイデア>どうぞ。

朱来儀:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 91 → 失敗
汪飛:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 37 → 成功

朱来儀:フェイイイイイ

るどちゃん:やっぱこの人駄目だわ
KP:ファンブルじゃなければセーフ

フェイは、ぼやけて見辛いが、どことなく片方の犯人が自分と同じような容姿をしている気がする。
だが、フードを深く被っているため詳しくは分からない。

汪飛:「…?……いや、ただの偶然か」平凡顔だからね
朱来儀:「?フェイ、どうかしたか?」

汪飛:「…いえ、先ほどの映像の人物が少し、俺に似ているような気がしたので」
汪飛:「まあ、よく居る顔なので気のせいだとは思いますが…」

朱来儀:「…そうか?わはは、まぁお前は黒髪だしな、気のせいだろ」

汪飛:「そうですね…しかし、一体何を盗んだんでしょうね」

朱来儀:「さぁな、何かは知らないが、防犯カメラに写っている以上捕まるのも時間の問題だろうな」冤罪フラグじゃないです
汪飛:「まあ、どちらにしろ俺たちが気にするようなことではないですね」フラグじゃないです

朱来儀:「そうだな」じゃないといいなぁ…

そんな会話をしてから、貴方たちは本日の予定通り、仕事で共に外へ出るのだった。

***

外を歩く最中、ふと後ろからフェイが凄い勢いで何者かにぶつかられる。

朱来儀:おい!
朱来儀:気を付けろカス

汪飛:「…っ!?」

勢いのままフェイとぶつかった人は、その場に転がり込んでしまう。

朱来儀:「!?」
朱来儀:「大丈夫か、フェイ?」

朱来儀:オイ!

汪飛:「は、はい、俺は大丈夫ですが…」

そして2人の鞄が道に投げ出され、ぶつかってきた男は早々に謝ると、鞄を拾い上げる。

その瞬間に来儀は、その深く被ったフードから顔がちらりと覗くのに気付いてしまう。
貴方はその顔に、ひどく見覚えがある。

るどちゃん:シナリオ間違えてない?

燃えるような赤毛に、左右非対称の双眸。
毎日のように見ている顔。そう、それは…自分の顔だ。

るどちゃん:こっち!?

貴方は、その顔をした誰かと目が合ってしまう。
0/1のSANCです。

朱来儀:ccb<=66 さんち
Cthulhu : (1D100<=66) → 33 → 成功

朱来儀:「…は、!?」

問い詰める間も無く、相手は連れのもう一人の男と一緒に忙しなく走り去ってしまう。

汪飛:「…?何故あんなに急いで…」鞄拾うか~

フェイが鞄を拾い上げると、妙に軽いように思うだろう。

朱来儀:「な、なんだ、…!?今のは…」冤罪…

汪飛:「?こんなに軽かっただろうか…来儀さん?どうかしたんですか」
朱来儀:「い、いや、お前は…見てないのか…」

朱来儀:「俺もよく居る顔の類だったのか…?」

KP:ま、まあAPP10だし…
朱来儀:ブス
KP:じゃない

汪飛:「…?どういう意味ですか?」

朱来儀:「……いや、な、今ぶつかってきた男の顔が少し見えたんだが…俺と同じ顔をしていたんだ…顔だけじゃない、瞳の色も髪の色も一緒だったな…」
朱来儀:「ま、まぁ…俺もよくいる類の顔だったということ…なんだろうな…??」

汪飛:「……顔が、同じ……」

汪飛:「……そういえば、さっきの男もフードを被っていましたね」
朱来儀:「…そうだったな」

汪飛:「………」不審に思いながら鞄の中を見ます

見た目はフェイが持っていた鞄と全く同じだ。
しかし、普段よりも軽く感じるだろう。

中には厳重なロックがされているジュラルミン製の箱が一つと、赤いシミのついた布に巻かれたナイフが入っているだけだ。

るどちゃん:アラ!

汪飛:「…!これは、まさか……」
朱来儀:「!お、おいそれ…!まさか、…」冤罪ルート直行

汪飛:「……そういうこと、でしょうね…どういう仕掛けかは分かりませんが」

朱来儀:「………。まだ遠くへは行っていないだろ、探すぞ」追いかけよ追いかけよ~!
汪飛:「…はい、急いだほうが良さそうですね」

朱来儀:探せ!絶対に逃がすな~

男たちの走り去った方角からして、繁華街の方へ向かったことが分かる。

朱来儀:「あっちか…」行くぞ!!!!!
汪飛:「繁華街か…厄介だな」行くよ!

***

繁華街は朝早いとは言え、依然として変わらない賑わいを見せている。

KP:<目星>をどうぞ。

汪飛:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 61 → 成功
朱来儀:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 54 → 成功

道端に置かれた掲示板に、新しく何か貼り出されている。

それは手配書だ。恐らく今朝ニュースでやっていた薬品会社の窃盗傷害事件の犯人だろう。
よく見てみると、何故か貴方たちの顔が載っている。

周りの人はこちらを見てヒソヒソと話し込んでいる。

朱来儀:「な、」
汪飛:「……どういうことだ?」

朱来儀:「……やられたな…」
汪飛:「…面倒なことになっているな……」

朱来儀:「………さっさと探し出すぞ」

朱来儀:さっさと離れます~~~!!!!
朱来儀:ここにいちゃだめだわ

汪飛:「…騒ぎになる前に離れましょうか」

この場から離れようとすると、ぶつかったあの2人が路地裏に入って行くのが見える。

汪飛:「!あれは…!」

朱来儀:「あれは……!行くぞフェイ!」行く!!!!
汪飛:「はい…!」

貴方たちが足を踏み入れると、そこにあったのはただの路地だ。

人が一人もいない、ただの何の変哲も無い路地奥の空間。
コンクリートに囲まれた路地奥には自分たちの身長をも超える、金網のフェンスがあるのみ。

朱来儀:「……!居ない……逃げられたか…?」
汪飛:「…?誰も居ない…?しかし、そんなはずは…」

確かに2人はここに来た、はずなのに

そう貴方たちが不思議に思っていると

ガツンッ

と、後頭部に重い衝撃が走る。

朱来儀:「!?」えっ…
汪飛:「…!?」

それとともに生暖かい感触が首の後ろを伝っていく。
鋭い痛みと共に立つ力を失った貴方たちの体は、冷たい床へと叩き付けられる。

そして貴方たちはそのまま、意識を失った。

***

貴方たちは、深い眠りから目を覚ます。

目に突き刺さる様な鋭いスポットライトの光。
眩しさから眼を細めると、後頭部に鈍痛が走る。

朱来儀:「……っ、…なんだ、」
汪飛:「…っ、う…ここは…?」

朱来儀:「…!…フェイ、無事か?」

確か、2人で奴らを追っている時に意識がブラックアウトしたはずだ。

それがどうしてこんな所にいるのか、疑問に思うことだろう。
身動ぎしようにも身体が椅子に縛り付けられ、しっかりと固定されているらしい。

隣を見ると見知った顔の人間が同じ様に椅子に縛り付けられていた。

汪飛:「…!来儀さん、無事だったんですね」
朱来儀:「あぁ…しかし二人揃って拉致か。油断したな」

汪飛:「そうですね、まさかこんなことになるとは…一体何が目的なんでしょう」
朱来儀:「さぁな。目的はわからないが不味い状況なのは確かだ…とにかくこの状況から脱するのが優先だな」

汪飛:「……なかなか厄介な連中に目を付けられたものですね…そうですね、とりあえず拘束をどうにかしなければ…」

貴方たちは現状を整理しつつ、脱出を試みようと図る。
その中で一瞬ノイズが鳴ったかと思うと、暫くして無機質な音が部屋に響く。

「——やっとお目覚めかな、犯罪者の諸君」

「お前らは我が研究所の大事な薬品を盗んだ挙句に所員を負傷させた。立派な犯罪者だ」

「…何を驚いた顔をしている。指名手配されていただろう?こいつを見れば、一目瞭然だ」

目の前に、ひらりと紙が落ちてくる。

それは、あの時見た指名手配書だ。
そこに載せられている写真は、貴方たちの顔である。

汪飛:「……これは、」
朱来儀:「………」

貴方たちは確かに指名手配になるほどの行いをしている。
しかし、部屋に響く合成音声の言葉には何の心当たりもないだろう。

そう、貴方たちは、何らかの罪を擦り付けられているのだ。

朱来儀:「…………なるほど、中々厄介なことになっているな」理解
汪飛:「…面倒だな」

「お前たちの処分が決まるまで、そこで大人しくしている事だ」

そこでブツリと音声が途切れる。
何者かによって濡れ衣を着せられ、拉致監禁されてしまった貴方たちは、0/1のSANCです。

汪飛:ccb<=92 SAN
Cthulhu : (1D100<=92) → 8 → スペシャル
朱来儀:ccb<=66 さんち
Cthulhu : (1D100<=66) → 96 → 致命的失敗

朱来儀:でたでたでた
朱来儀:きましたよ^~~
KP:SANCだからセーフ!

音声が切れると同時に、照明が付く。
そこはコンクリート打ちっ放しの部屋、必要最低限の物しか置いておらず、まるで独房のようだ。

朱来儀:「……面倒ごとが起きる前に手を打とうと思ったが…手遅れだったわけか くそ、やられたな」
汪飛:「…何とかして脱出しなければ…」

朱来儀:「そうだな。まずはこの拘束をどうにかしたいんだが…」縄?鎖?

KP:鎖です。
KP:拘束を解きたい場合は、STR10との対抗ロールです。

朱来儀:ジタバタ

汪飛:「鎖か…」

朱来儀:resb(10-10)
Cthulhu : (1d100<=50) → 86 → 失敗
汪飛:RESB(7-10) STR対抗
Cthulhu : (1d100<=35) → 16 → 成功

朱来儀:ごめん…だよね…
汪飛:吸ってる…?
朱来儀:イイヨ…

朱来儀:「…切れそうにないな…」切れません…

フェイが何とか拘束を解こうと身じろぎしていると、多少劣化していたのか、引きちぎることができる。

ガシャン!

朱来儀:「!」

汪飛:「!解けました、これで来儀さんの方もなんとか…」外すの手伝う!
朱来儀:「お、おぉ?取れたのか…?すごいなフェイ」

KP:STR合算で対抗ロールしていいよ~

朱来儀:resb(17-10)
Cthulhu : (1d100<=85) → 63 → 成功

KP:ヨカッタ…

では二人で拘束から逃れようと試みたところ、なんとか鎖を千切ることができた。

朱来儀:「これでなんとかなりそうだな……」持ち物没収されてますか?
汪飛:「…よし、これで…」

貴方たちの服装に特に変わりはないが、持ち物の類は見つからない。
また、手首にはバンドの様な奇妙な機械が掛けられている。

朱来儀:「…持ち物はやはり取られているか…なるべく敵と遭遇するのは避けたいな」
汪飛:「そうですね…何かあれば逃げるのが得策でしょうね」

朱来儀:「…ん?」なんだこれ!見ます!

腕輪型の機械だ。小さなランプのようなものがついているが、今は点灯していない。

朱来儀:「なんだこれは……?…外れないな……」
汪飛:「何でしょう…?わざわざ付けたということは、何らかの意図があってのことだとは思いますが…」

朱来儀:「そうだな……まぁ下手にいじって爆発でもされたら困るしな…今は放置でもいいか」
汪飛:「…はい、俺も機械の類はあまり詳しくないので…」

汪飛:「…とりあえず、この部屋から出ないことには始まらないな」きょろきょろ

壁には扉が1枚がある。
天井には少し大きめの通気口と、こちらを照らしていたスポットライトがある。

部屋の中には貴方たちが座っていた椅子が2つと、指名手配書が一枚あるだけだ。

朱来儀:「…こんな紙切れ一枚で大ごとになるなんてな 本当に何が目的なんだ」紙拾うわ~

貴方たち2人の名前と写真が載っている手配書だ。

汪飛:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 40 → 成功
朱来儀:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 23 → 成功

るどちゃん:いい子だ!
るどちゃん:その調子だ!
汪飛:すごい!

確かに顔は自分と同じだ。だが、手配書の誤字脱字が激しい。
正式に警察署で作られたものではなく、紛い物だと感じるだろう。

朱来儀:「…偽物か、やはり何か意図をもってはめられたわけだな」
汪飛:「…贋作ですね…俺たちはスケープゴートに使われた、というところでしょうか」

朱来儀:「…………だろうな。」っていいながら椅子の方に行きます~

かなり丈夫そうに見える木製の椅子だ。

辺りには先ほど引き千切った鎖が散らばっている。
椅子の下の方を見ると、メモのような物が一枚落ちている。

朱来儀:「?何か落ちてるな」拾います
汪飛:「メモか…」一緒に見よ

メモの内容は

「あいつらに再び捕らえられて10日が経った。
黒ずんだ飯は不味い、豚箱のクソの様だ。
アイツも、同じ飯を食っているのか…まあアイツならきっと他の部屋で呑気に昼寝でもしているだろう。
だがそろそろ脱出を計ろうと思う。
もう少しで上が開きそうなんだ、待ってろよ、相棒」

というものだ。

朱来儀:「…脱出…俺達と同じように拉致された奴が残した物、か…?上が開きそう……?」
汪飛:「…メモというよりは、日記のような内容だが…上?」

天井には、少し大きめの通気口がある。
椅子を使えば届きそうだと感じるだろう。

朱来儀:「…あそこか」
汪飛:「なるほど、あれを使ったわけか」

朱来儀:「なるほど…普通に考えて扉は開くはずないか…」
汪飛:「一応、監禁されているわけですからね…」

朱来儀:「となると…。…行くか、フェイ」
汪飛:「はい、行きましょう来儀さん」

格子で閉ざされているが、ボルトは外されており、格子自体も風化しているようで力を加えれば簡単に外れそうだ。

るどちゃん:照れる…
KP:照れるな

朱来儀:外すよ!ガシャン!!!

少し手狭だが、通気ダクト内も人が通れそうな広さだ。

朱来儀:「狭い、が、通れなくはなさそうだな」
汪飛:「一人ずつなら十分通れますね」

朱来儀:先に行きます!一人ずつなら先に!!!
汪飛:じゃあ後から行きます

通気ダクトを通った先には、貴方たちが先ほどまで居た部屋と同じような空間が広がっている。
しかし、誰も使っていないようで扉が開いている。

朱来儀:「さっきと同じような部屋だが…この部屋からなら出られそうだな」

汪飛:「…はい、行きますか?」
朱来儀:「行くしかないからな」行くよ

貴方たちが部屋から出ると、そこには廊下が広がっている。

どうやら真ん中の部屋から出てきたようだ。
出てきた扉とは別に、左右には扉があり、廊下の奥には階段が見える。

朱来儀:「隣にもまだ部屋はあるか…階段もあるし割と広いな…」はやく出たいです

朱来儀:「…どこで敵に遭遇するかもわからない、慎重に行った方が行ったほうがいいのは確かだな」
汪飛:「素直に逃げさせてもらえるとも限りませんし…周りを伺いながら進んだ方が良さそうですね」

朱来儀:「そうだな とりあえず部屋から見ていくか」
朱来儀:独房C!

扉は鍵が掛かっているようだ。

KP:<聞き耳>どうぞ。

汪飛:ccb<=66 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=66) → 69 → 失敗
朱来儀:ccb<=66 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=66) → 32 → 成功

るどちゃん:いい子だ!
汪飛:すごい!

朱来儀:「?鍵がかかっているな…」

来儀が中の様子を伺うと、何者かの呻き声に混じって、鈴のような音が聞こえる。

朱来儀:「…?何かいるな……」
汪飛:「何か、ですか…人の気配がするところは避けるのが無難でしょうね」

朱来儀:「そうだな…早めに離れた方がよさそうだ」階段のほうに向かいます

上へと続く階段だ。

朱来儀:「…上か…何があるかわからないからな…油断はするなよフェイ」

汪飛:「…そうですね…武器もありませんし、何かあれば逃げるのが吉ですね」
朱来儀:「わはは、そうだな…武器がなければ俺も流石にお手上げだ」逃げるが勝ち!

朱来儀:「俺が前を歩く、後ろは任せたぞ」行くよ
汪飛:「…はい、任せてください」

階段を上ると、EVの前に出る。

朱来儀:「近い部屋から見て行くか…とりあえず武器を手に入れられれば安心なんだけどな…」ロッカールーム向かう!
汪飛:「この状態だと、流石に心許ないですからね…」

朱来儀:ccb<=66 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=66) → 75 → 失敗

KP:「聞き耳ってファンブルするよね」

汪飛:ccb<=66 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=66) → 99 → 致命的失敗

朱来儀:ワッ
朱来儀:wwwwww
朱来儀:ウケル

KP:シークレットダイス

ロッカールームに聞き耳を立てようとしたフェイは、足を滑らせてそのまま室内へとダイブしてしまう!
ダイナミックお邪魔しますだ!HP-1!

朱来儀:「…何も聞こえな、…!?」
汪飛:「…!?」

汪飛:ガタガタッ!

朱来儀:「だ、大丈夫かフェイ…」

汪飛:「す、すみません…大丈夫、なんですが、足を滑らせてしまって…」
朱来儀:「まぁ無事ならいいんだが…なんか既視感があるな……」

汪飛:「……あの時は、すみませんでした」

朱来儀:「わはは、気にするな…しかし今のでだいぶ大きな音を立ててしまったのは変わりないな、さっさと調べたほうがいいかもな」」
汪飛:「…手早く済ませましょう」お前のせいだよ…

室内には、大量のロッカーが所狭しと並んでいる。
殆どのロッカーに鍵が掛かっているようだ。

また、ネームプレートのついたロッカーは4つしかないように思える。
ネームプレートが付いているのは、1925 丹田、6732 木元、3478 源(鍵が掛かっている)、5596 墨谷の4つだ。

朱来儀:「?ネームプレートが付いたロッカーがやけに少ないな。あまり使われていないのか?」とりあえず丹田んとこバンッ開けます

一見して綺麗に整理整頓されているように見える。

参考書や書類を纏めたファイルに混じって、銃の手引きなどが入っている。
この様から持ち主は真面目な印象だと感じることだろう。

朱来儀:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 85 → 失敗
汪飛:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 13 → スペシャル

るどちゃん:も~~~~~~~どうしたの??嫌な事あった???
るどちゃん:機嫌取らなきゃ…
KP:片目奪われてるから…

フェイがよく中を見れば、皮の手帳と銃が奥の方に入っている。

拳銃 38口径オートマチック 20% 1d10 15m 攻撃回数2回 総弾数6 耐久力8 故障:00

汪飛:「!これは…助かったな、これで一応は…」
朱来儀:「?何かあったのか」

汪飛:「はい、銃がありました。自動拳銃ですが、扱えますよね?」
朱来儀:「!あぁ、問題ないな」受け取ります

朱来儀:本当か!?!?!
朱来儀:こわいよ;;;;

KP:ここで<知識>をどうぞ。

朱来儀:ccb<=85 知識
Cthulhu : (1D100<=85) → 88 → 失敗
汪飛:ccb<=85 知識
Cthulhu : (1D100<=85) → 23 → 成功

フェイは、これが世に出回っていない特注品で、特殊な武器であると分かる。

汪飛:「…これは、一般には流通していないものですね。使い心地に違いがあるのかは分かりませんが…」
朱来儀:「武器があれば一先ずは安心だな…。?そうなのか?」

朱来儀:へ~~って銃見てるわ

朱来儀:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 42 → 成功

銃本体に僅かに血が付着しており、名前らしきものが彫られている。
しかし、何と書かれているかは拳銃に傷が多いため読むことができない。

朱来儀:「…ん?何か書いてある…が…読めないな…」

汪飛:「…?名前、でしょうか。普通に考えればこのロッカーの持ち主と同じでしょうが…」
朱来儀:「だろうな…?まぁ…珍しいものでもないか…」

汪飛:「まあ、そうですね…ああ、そういえば手帳も見つけました」
朱来儀:「手帳?」見よ~

日々の日記のようなものが綴られている。

主に訓練の内容、仲間との談話の内容だったり様々だったが、度々愚痴のようなものが書かれていた。
その中で一つのページに目が止まる。

「全くあいつの収集癖にも困ったものだ、武器オタクめ。
昨日は日本刀まで持ってきた、いったいどこで手に入れたんだ?
終いにはあいつ、ロッカーの中ぐちゃぐちゃじゃねえか。
仮にも俺達の班のリーダーだろうがお前…
相棒だからってカードキーを預けた俺が馬鹿だった…このままじゃEV開けられねぇじゃねーか」

汪飛:「…カードキー、か。なるほど」
朱来儀:「カードキーか……武器オタクが居たなら、他にも武器が見つけられそうだな」

朱来儀:あと2つほしい
朱来儀:拳銃

汪飛:「俺も護身用に何か手に入れられればいいんですが…」
朱来儀:「そうだな…他のロッカーも見てみるか」木元のロッカーあける

扉を開けると、そこには大量のスナック菓子が買いだめしてある。
そのスナック菓子の袋に隠れるようにして、奥の方に片手で持てるような小型のチェーンソーが入っている。

チェーンソー 20% ダメージ:2D8 射程:タッチ 耐久力:20 故障:97

朱来儀:「お、おぉ…こんなのなら…あったが…」

汪飛:「……万が一のために、持っておきます…」
朱来儀:「…まぁ、何もないよりはマシだな…」

汪飛:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 62 → 成功
朱来儀:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 73 → 失敗

フェイは、汚れた手帳を見つける。

汪飛:「…また手帳か」見るわよ
朱来儀:一緒に見ま~す

「所長のあの男、急に態度が変わりやがった。元々いけ好かなかったし、最近は常に何か物を喰ってやがる。いい気になりやがって。」
「今日も喰っていた、あの見た目で大食らいなのかよ」
「失敗したらすげぇどやされた。お陰で今日の飯はいつも以上に不味い、まるで墨のようだ。」
「おかかが、おなかが、すい。おなかがすいた、すみ くった うまかった」
「はらへったはらへったはらへったはらへったはらへったはらへったはらへったはらへったはらへったはらへったはらへったはらへったはらへったはらへったはらへったはらへったはらへったはらへったはらへったはらへったはらへった」

以降書き殴るような、文字とおぼしきものが羅列している。
人が変わったように連ねられた文字の変化に不気味さを覚え、0/1のSANCです。

朱来儀:ccb<=65 さんち
Cthulhu : (1D100<=65) → 71 → 失敗
汪飛:ccb<=92 SAN
Cthulhu : (1D100<=92) → 63 → 成功

朱来儀:「……これは…」

汪飛:「……気味が悪いな」
朱来儀:「気味が悪いな」

朱来儀:wwwwwwww
汪飛:www

汪飛:「当然のように武器が置いてあることといい、この文面といい…随分ときな臭い場所のようですね。俺たちに言えたことではありませんが…」
朱来儀:「…さっきのメモにも訓練とあったが、そういうことなんだろうな。…頭の可笑しな連中しか居なさそうだ」

汪飛:「…相対すれば、戦闘は避けられないかもしれませんね。もう少し心強い武器が手に入るといいんですが」
汪飛:チェーンソーやだよ~

朱来儀:「拳銃がもう何個か見つかればいいんだが…なんだ、このロッカーは開かないな」源
朱来儀:源開かないし墨谷開ける

扉を開けると鉄の臭いが鼻腔を刺す。

眼前に広がるのは真っ赤な色。

無理矢理ロッカーに押し詰められたそれは、何とか人の形を保っている。
腹部が何者かに食い破られたかのようにぱっくりと口を開き、機能を失った臓器が顔を覗かせている。
男の悲痛な死に顔は、まるでこちらに何かを訴えているようにも見えた。

凄惨な死体を目の当たりにした貴方たちは、0/1d3のSANCです。

朱来儀:ccb<=64 さんち
Cthulhu : (1D100<=64) → 99 → 致命的失敗
汪飛:ccb<=92 SAN
Cthulhu : (1D100<=92) → 90 → 成功

朱来儀:きもちわるってなったわ
朱来儀:1d3
Cthulhu : (1D3) → 1

朱来儀:「…、!?」
汪飛:「…こ、れは……」

朱来儀:「………な、なんだこれは……、汚いな……」

死体には名札として、IDカードが胸元についている。
名前は「墨谷」と書かれている。

汪飛:「……IDカードか、役に立つだろうか…」取るよ

汪飛:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 48 → 成功

朱来儀:「ロッカーの持ち主か………そうだな、持っていくか…」

朱来儀:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 85 → 失敗

KP:wwwwwww
KP:出目死んでる

ではフェイは、死体の陰に弓矢とナイフがあるのを見つける。

弓矢 10% ダメージ:1D6+1 射程:90M 耐久力:4
小型ナイフ 25% ダメージ:1D4+db タッチ 耐久力:9

汪飛:「弓…は扱えないな。ナイフ…一応貰っておくか」
朱来儀:「弓とナイフか…まぁ、それが妥当だろうな チェーンソーとナイフか…まぁ当たればどうにかなるだろ」

汪飛:「使い慣れないので少し不安ですが…無いよりはいいですね」
朱来儀:「そうだな…まぁ、銃が見つかれば一番いいんだが…ここには一つしか無かったしな…」

朱来儀:「…でもまぁこれだけじゃ心もとないのも事実だしな、もう少し探してみるか」
汪飛:「ロッカーにこれだけ武器があることを思えば、探せば他の場所でも見つかりそうですね」

KP:このタイミングでフェイは削れたHPを戻しておいてください。

るどちゃん:なんでぇ?
KP:なんでかなー
るどちゃん:人間卒業…

KP:シークレットダイス

では、貴方たちは倉庫らしき場所に辿り着くことが出来た。

朱来儀:中入ります

大きな棚が並んでおり、所内の備品が置かれている。
その中でも防弾チョッキや銃弾だったりと、武器の類いが多いようにも見える。

壁には隣の部屋の様子を覗えるように、小窓が取り付けられている。

朱来儀:ヤッタ!

KP:おめでとう!何がほしいのかな!?

朱来儀:もちろん銃が欲しいよ~~~!!!
汪飛:38口径オートマチック欲しいよ~!
朱来儀:欲を言えば32口径リボルバー!!

KP:<幸運>どうぞ!

汪飛:ccb<=70 幸運
Cthulhu : (1D100<=70) → 95 → 失敗
朱来儀:ccb<=70 幸運
Cthulhu : (1D100<=70) → 56 → 成功

偉い!じゃあ32口径リボルバーを見つけることができた!

朱来儀:「!これは…」えらい!!
汪飛:「…!銃、見つかりましたか?」

朱来儀:「あぁ、これで安心だな。俺はリボルバーの方が使い慣れているし、こっちはお前が使った方がいいな」もう一つの方渡すよ

32口径リボルバー 20% ダメージ:1d8 射程:15m 攻撃回数3回 装弾数6 耐久力:10

汪飛:「ありがとうございます、…これを、使いこなせるだろうか…」
朱来儀:「これだけあると俺がいつも使っている銃も見つかりそうだけどな…」22口径も探したい!

KP:いいよ~!

朱来儀:ccb<=70 幸運
Cthulhu : (1D100<=70) → 52 → 成功
汪飛:ccb<=70 幸運
Cthulhu : (1D100<=70) → 92 → 失敗

KP:なんで!?
KP:ばか・・・馬鹿野郎・・・最悪だよお前・・・

来儀さんは偉い!では愛用している銃と同じ型のリボルバーを見つけることができた!

朱来儀:ワーイ
汪飛:無能

朱来儀:「お、本当にあったな!?」ヤッター!
汪飛:「!あったんですね…これで、ひとまずは安心ですね」

ちなみに倉庫で見つけた銃は、ロッカーで見つけたものとは違い至って普通のものだ。

朱来儀:「銃弾も出来れば沢山欲しいんだが…探してみるか」

汪飛:ccb<=70 幸運
Cthulhu : (1D100<=70) → 73 → 失敗
朱来儀:ccb<=70 幸運
Cthulhu : (1D100<=70) → 72 → 失敗

朱来儀:無能

がはは!口径に合わない銃弾しか見つからなかったな!

朱来儀:クウ~~
汪飛:無力だ…

朱来儀:「…ない、な…弾切れはなるべく避けたい所だな…こうなったら銃を沢山もっていくのも一つの手か…」
汪飛:「まあ、装填の手間が省けると思えば…使い捨てたほうが都合のいい場合もあるかもしれませんね」

KP:あと一回ぐらいならいいですよ

汪飛:9mmオートマチックだ!!!(遠慮ないので)
朱来儀:大人げないので9mmオートマチックで

汪飛:ccb<=70 幸運
Cthulhu : (1D100<=70) → 35 → 成功
朱来儀:ccb<=70 幸運
Cthulhu : (1D100<=70) → 87 → 失敗

おわーーーじゃあ9mmオートマチック見つかりました!詳細は使う時にルルブ参照して

汪飛:「!よし、これで…銃が二丁あればまあ、チェーンソーは置いて行っても構わないか…」
汪飛:チェーンソーは捨てて行くぞ

朱来儀:「…これで安心して調べることができそうだな…」

汪飛:「…あの、」
朱来儀:「どうした?」

汪飛:「…このナイフも、少し特殊なようなんですが…銃の方を俺が持つなら、こっちは来儀さんに、と思いまして」
朱来儀:「…そうか、わかった」貰うよ

汪飛:「はい、普通のものとどう違うのかは分かりませんが…念のため」

朱来儀:「そうだな…とりあえず向かいの部屋を見てみるか」薬剤室
汪飛:「そうですね…色々と、一筋縄ではいかなさそうですからね」

KP:シークレットダイス

朱来儀:普通に入るよ

扉を開けると、薬の独特な香りが鼻をかすめる。
ここはどうやら様々な薬品が置かれた薬剤室のようだ。

部屋の中には薬品戸棚が壁に並んでおり、毒薬を始め、簡単な治療薬等も揃えられているが、よく分からない薬品ばかりだ。
剥き出しになって置かれている瓶もあれば、厳重に鍵の掛かった戸棚に置かれている物もある。

そして黒を基調とする研究机の上には、フラスコやシャーレなどが置いてある。

汪飛:「…薬か。そういえば件の会社は薬品会社だったな」
朱来儀:「…薬剤室か…そうだったか?」ごめんリアルにヘーって思った…

汪飛:「確か、そのはずです。俺たちが罪を擦り付けられたことと、無関係ということはないかと」
汪飛:エーン

朱来儀:「あぁ確かに言われてみればそうだったな…なるほど……」研究机の方に行きます

机の引き出しを開けると、開発記録が保管されている。

朱来儀:読みます!
汪飛:読む~

●開発記録

新たに薬品を開発する。

それは人間に投与すれば新たな細胞を生み出す速度が増し、治癒能力が格段に上がり、軽い傷ならものの数十分で回復に至るとの事。
しかし、その促進剤を投与する事により、奇妙な化け物を生み出す事となってしまった。

腐敗して崩れ落ちた身体が粘液質な塊に変異し、牢獄内をうろうろとしている所を組織員が発見した。
どうやら奇妙な鳴き声を発している、との報告も受ける。

様々な兵器を用いて処理しようにも大して効かない模様。
新たな兵器として運用する運びになっているが、残念ながらまだその段階に至っていない。

ひとまず実験の副産物として見るが、これ以上被害を出さぬ為に、奴らの細胞の結合を破壊する為に新たに『細胞質溶解剤』が作られた。
仮に実験体が人型を保てなくなった場合、打ち込んで処理を施すこと。
職員にも溶解剤を付与した武器を持たせるように。

並びに『促進剤β』用にワクチンの作成にも取りかかる。

朱来儀:「…奇妙な化物……実験か………」

汪飛:「…溶解剤を付与した武器…そうか」
朱来儀:「職員…となると、さっきロッカーで見つけた武器にもその溶解剤が付けられていそうだな…」ナイフ………

汪飛:「それで特殊な造りだと感じたのかもしれませんね」
朱来儀:「……なるほどな…まぁ、付いているとなると刃の部分か?」ちょんって刃の触るわ……

ふと、貴方は触れた手を見る。

ぬるりとヌメついた感触、それは武器に塗られていた液体だろうか。

否、それだけではない。
確かに自分の皮膚が、溶けているのだ。

だが、次第に溶けたその皮膚が再生していくのを、貴方は目撃してしまう。
自分の異様な体質の変化に驚いた貴方たちは、0/1のSANCです。

汪飛:ccb<=92 SAN
Cthulhu : (1D100<=92) → 1 → 決定的成功/スペシャル
朱来儀:ccb<=63 さんち
Cthulhu : (1D100<=63) → 80 → 失敗

KP:その1は!!!!今じゃない!!!!!!

朱来儀:「…、!?」

汪飛:「皮膚が、溶けた…?…なるほど、俺たちの意識がない間に…ということか」
汪飛:冷静

汪飛:「…ワクチン……完成はしているんだろうか」
朱来儀:「……だ、だろうな…出口を見つければいいと思っていたが……これはどうにかしないと…帰れないな」
朱来儀:1クリの男はちがうぜ

汪飛:「そうですね。ただ帰ればいい、という訳ではなくなりましたね…やはり、この施設内を調べる必要があるかと」
朱来儀:「…そうだな…長くなりそうだな…。まぁ武器は手に入れたからな…調べるか……」

るどちゃん:長くなりそうだな

汪飛:「…急ぐに越したことはないでしょうが…焦りは禁物ですからね」

KP:10時間セッションだー!(実際10時間かかりました)

朱来儀:「あぁ…」薬品戸棚見に行くよ

戸棚には様々な薬品が保管されている。

朱来儀:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 53 → 成功
汪飛:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 73 → 失敗

汪飛:クソ

妙に量が減った瓶が2本見つかる。
それぞれ別の薬品のようだ。

ラベルには筆記体の様な文字で薬品の名前が書かれているが、よく分からない。

汪飛:ccb<=5 医学
Cthulhu : (1D100<=5) → 68 → 失敗
朱来儀:ccb<=5 医学
Cthulhu : (1D100<=5) → 95 → 失敗

朱来儀:こわいこわい
KP:オモシロ!なーんもわからん

汪飛:「…?何の薬品でしょう、使われた形跡がありますが…」
朱来儀:「何の薬だ…?大分減っているが…」

朱来儀:「しかしなんの薬かわからない以上下手に障るのも危ないな……」
汪飛:「そうですね、知識もなく扱える代物ではなさそうですし…」

朱来儀:「何より促進剤だった時が一番怖いな…放置といくか…」

朱来儀:「ここはこんなもんか…」
朱来儀:「ワクチンや薬についてもっと何かわかればいいんだけどな…他の部屋に行ってみるか」資料室

汪飛:「まだ手掛かりが足りないですね…何か見つかるでしょうか」行くよ~

KP:シークレットダイス

扉を開けると、様々な資料が保管されている部屋のようだ。
並んだ棚に所狭しとファイルが並んでいるのが目に入るだろう。

朱来儀:「資料室か、何かありそうだな」ワクチンとか薬系の資料探したいな

その類いの資料がファイルから抜き取られていることに気付くだろう。

朱来儀:「……ないな、いや…ないというよりかは抜き取られている…のか?」
汪飛:「…不自然なほど、その系統の資料が見つからないですね」

汪飛:「…人為的なもの、か?しかし一体、何のために…」

KP:ここでは<図書館>が振れるのだ!

汪飛:ccb<=65 図書館
Cthulhu : (1D100<=65) → 17 → 成功
朱来儀:ccb<=25 図書館
Cthulhu : (1D100<=25) → 56 → 失敗

フェイは、研究記録を見つける。

汪飛:「これは、記録か…」見るぞ!
朱来儀:「なんだ…?」一緒に見ます

記述者:■■ ■■
投与対象:元警察官

×月×日
筋力増強剤5mgと促進剤を3mg血液中に投与。
驚異的な回復力と攻撃力を発揮。
投与後、戦場に赴いた際に負傷したと言っていた左脚も1時間後には傷口がふさがる。

元々体力には自信があると自負していたためか薬の副作用の兆候も見えない。
このまま記録を続けようと思う。
○月○日
投与初日から43日が経過。本日も上記と同様の物を投与する。
だが投与時に暴れ、やむを得ず足の健を切る。

投与30分後に激しい筋肉と関節の痛みを訴える。
投与後数時間の内に傷、足の機能共に回復。
△月△日
投与から50日経過、狂ったように叫んでいる。
数日前に寝た切り状態になってからずっとこれだ。
あまりにも煩わしいので地下の処理室に移される事となる。

今までの投与対象はものの数日しか保たなかった為に、今回の対象には少なからず期待はしていたが、無駄だったようだ。
完全な人間兵器を作り出すにはこの問題点を解決しなければならない。
次は奴ら2人を使って実験を行おう。

ここから日が空いている。

△月×日
新たな被験者が2人運び込まれた。
こいつらには試薬品βを試してみようと思う。
今度は成功するといいのだが。

ここから筆跡が変わっている。

△月○日
実験などもう必要ない、奴らも同じように

KP:<アイデア>どうぞ。

朱来儀:ccb<=65 アイデア
Cthulhu : (1D100<=65) → 74 → 失敗
汪飛:ccb<=80 アイデア
Cthulhu : (1D100<=80) → 17 → 成功

ではフェイは、新たな被験者が運び込まれた、という記述がされている日が、ちょうど自分たちの拉致された日と一致するということに気付く。
また、最後に書かれている文面の日付は、その日から2週間後のものである。

朱来儀:二週間もたってたの!?

汪飛:「この日付は、俺たちの…いや、あれから2週間が過ぎていたのか…?」
朱来儀:「人間兵器…なんなんだこれは………ん?二週間…?」

フェイの言葉を聞いて、日付を意識して見ると、来儀も同じことに気付くだろう。

朱来儀:「二週間…!?そんなに経っていたのか……そ、そうか…」

朱来儀:「……尚更急ぐ必要がありそうだな……ボスも心配してるだろ…俺はまだしも、フェイはな…」
朱来儀:不良!

汪飛:「…確かに、どれぐらい意識を失っていたのか見当もつきませんね…」
汪飛:「…?ボスは来儀さんのことだって、心配していると思いますが」

朱来儀:「…そうだな、今頃大騒ぎだ」ありがとうフェイくん…

汪飛:「しかし、2週間か…その間薬を投与されていたとなると…」

朱来儀:「しかしこの文だと…俺達の前にも2人実験に使われた奴らがいるみたいだな。今度は、ということは失敗に終わったみたいだが…」
朱来儀:「…大分、危ない状況になってきたな…」

汪飛:「…ああ、そうですね。失敗した人物たちはどうなるんでしょうか」
汪飛:「まあ…手遅れになる前に、対処するしかないですね」

朱来儀:「さぁな……地下の処理室に運ばれたと書いてはあるが…その失敗作が大量に閉じ込められている可能性が出てきたな」
汪飛:「……あまり想像したくはない光景ですね」

朱来儀:「…そうだな 急ぐか」
汪飛:「はい、そうしましょう」

朱来儀:システム監視室に向かいます
KP:はぁい

KP:シークレットダイス

***

貴方たちが扉を開けると、その部屋には何台ものパソコンが置かれており、壁いっぱいにモニターが広がっている。

モニターにはいくつもの部屋の様子が映し出されている。
部屋の隅にはコピー機が置かれており、天井にはダクトへ通じる格子が見える。

ここから見るに一台のコンピューターは稼働しているようだ。

汪飛:「…ここは…何かしら情報が拾えそうだな」
朱来儀:「そうだな…お、このパソコンは…動きそうだな」パソコン見に行く

一般的なパソコンだ。
デスクトップには様々なフォルダやテキストファイルに混ざり、監視カメラの操作プログラム、バンドの着脱プログラムと書かれたアプリケーションがある。

朱来儀:「バンド…これか…!」バンドの着脱プログラム
朱来儀:見たい

開くとパスワード入力画面が表示される。

パスワードは4桁で英語のみ入力できる仕様らしい。
パスワードを入力しないとアプリが開かない仕組みのようだ。

汪飛:「…そう簡単には外せない、か…これが一体何なのかは分からないが…碌なものではなさそうだな」
朱来儀:「パスワードがいるのか…そう簡単には外させてもらえないみたいだな」

朱来儀:監視カメラの操作プログラム!

監視カメラを操作すると、このフロアや他のフロアの映像が見える。
他の階にも職員がうろついているように見える。

朱来儀:「……人は居るみたいだな…武器があるとはいえ弾にも限りはある、出来れば遭遇は避けたいな」
汪飛:「幸い、今までは遭遇していませんが…こうして巡回しているとなると、いつかは鉢合わせそうですね」

汪飛:「出来ることなら戦わずに逃げた方がいいでしょうね」
朱来儀:「だな…銃は音も立つからな…」モニター見に行きます

各フロアの監視カメラの映像が流れている。

貴方たちはとある映像に目が停まる。牢屋が並ぶフロアだ。

牢の中には男が力なく床に倒れ伏しており、その男もどうやら貴方たちと同じバンドを着けているようだった。
ただの何ということのない映像を、貴方は眺めていた。

だが"それ"は、突然に訪れる。

突如、男は痛みにもがき苦しみ、のたうちまわり、叫び狂ったかと思うと
彼の腕が、足が、四肢が外れる。

腐敗した肉がズルリとはげ落ちて、骨が剥き出しになる。
辺りには腐敗した肉の破片や血が飛び散る。

腐敗した身体は崩れ落ち、やがて男は粘着質な塊となった。

この異様な光景を見ながら貴方は察してしまう。
もしかして自分たちもこの様な事になってしまうのでは、と。

そんな根拠も無い考え、言いようのない不安と焦燥感。
そして男の異様な死に様を見てしまった貴方たちは0/1d6。

汪飛:ccb<=92 SAN
Cthulhu : (1D100<=92) → 48 → 成功
朱来儀:ccb<=62 さんち
Cthulhu : (1D100<=62) → 70 → 失敗

るどちゃん:あ~~~6出す予感~~~~~
KP:いや1だよ1!
KP:コロコロ…

朱来儀:1d6
Cthulhu : (1D6) → 6

朱来儀:ccb<=65 アイデア
Cthulhu : (1D100<=65) → 29 → 成功

るどちゃん:許さない
るどちゃん:マジ嫌い
るどちゃん:マジで無理お前

KP:1d20どうぞ…
朱来儀:1d20
Cthulhu : (1D20) → 13
KP:1d6振ってー
朱来儀:1d6
Cthulhu : (1D6) → 5

KP:80分間、一時的狂気:感情の噴出です。

朱来儀:「わ、わはは、わはははは…!!」
汪飛:「…これは、ひどいな………来儀さん?」

朱来儀:「なんだ今の!わはは、俺達もあぁなるのか…?わはは!」笑えね~

るどちゃん:何笑ってんだよ
るどちゃん:何も面白くないわ

汪飛:「…流石に笑っている場合ではないと思いますが…」
朱来儀:「わははは!確かに!そうだな!!」
朱来儀:ケラケラ

汪飛:「…大丈夫ですか?」
朱来儀:「大丈夫だぞ!」

汪飛:ccb<=1 精神分析
Cthulhu : (1D100<=1) → 83 → 失敗

汪飛:エーン
朱来儀:わはは~

汪飛:「…そう、ですか…」

朱来儀:「…大丈夫、だ…う…うぅ…」情緒不安定だから泣きだします

朱来儀:wwwwwwwwww
朱来儀:無理

汪飛:「……!?」

汪飛:「…いえ、その…やはり、大丈夫ではない…ですよね?」
朱来儀:「う…、なんで俺が…うう…」エンエン

るどちゃん:何泣いてんだよ

汪飛:「……な、泣かないでください……」
朱来儀:「…わ、悪い…う、…止まらないんだ…ぐす」フェイを困らせるな!!!

汪飛:「…いや、すみません。責めるつもりはないんですが…」
朱来儀:「…うう…すまん……」エンエン

るどちゃん:お前かわい子ぶってんじゃねーよ

汪飛:「…早く、カタを付けて…こんなところからは離れましょう」コピー機調べようね…
朱来儀:「、…あぁ、…」付いていきます…

業務用のコピー機のようだ。
転写部分の蓋を開けてみると、見取り図が入っている。

汪飛:「!これは…見取り図か、なるほど…」

汪飛:「こうなっているのか…来儀さん、見れますか?」見れる?;;
朱来儀:「見取り図、か、…あ、あぁ……ぐす、」見る……

汪飛:「こういう構造になっているようですね。一応持っておいてもらえますか?」
朱来儀:「…わ、かった」貰います

汪飛:「…ここは、これぐらいか……出ましょうか」
朱来儀:「……あぁ…、…」付いていきます…

るどちゃん:ふざけんな お前が前を歩くんだよ

貴方たちは、システム監視室を出る。

いや、正確には、出ようとした。

だが、何故か扉が開かない。
いつの間にかロックが掛かってしまったようだ。

その瞬間、部屋に、廊下に、けたたましい警報音が鳴り響く。

朱来儀:「な、」

——脱走者発見、現在、建物内先行中
   至急捕獲する事を命ずる、繰り返す——
——脱走者発見、現在、建物内先行中
   至急捕獲する事を命ずる、繰り返す——

汪飛:「…!!」

KP:<聞き耳>をどうぞ。

朱来儀:「なん、だ、」

汪飛:ccb<=66 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=66) → 57 → 成功
朱来儀:ccb<=66 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=66) → 87 → 失敗

部屋の向こうからざっと十数人程の大量の追っ手が迫ってきている事が分かる。
恐らく自分たちが脱走したことがバレたのだろう。

今から部屋を移動しようにも、扉は完全にロックされている。

汪飛:「…これは、まずいな…」
朱来儀:「こ、これは…バレたか…フェイ…ど、どうする、…」

二人で迎え撃つには無謀な人数の追っ手が迫ってきている。
辺りを見渡せば、隠れられる場所といったら天井の排気ダクト、1つしかない。

だが、1人を天井に追いやる程の時間しか残っていない。

朱来儀:おいおいおいおいお
朱来儀:おいふざけるな
るどちゃん:泣いてる場合じゃねぇ!!!!!!!!!!!
るどちゃん:お前が残んだよ

汪飛:「…隠れられそうなのは、あそこぐらいしか…」
汪飛:「………」

朱来儀:黙るな

朱来儀:「、時間がなさそうだな…う、」

汪飛:「…来儀さん、恐らくあのダクトになら隠れられると思うんですが…」
朱来儀:「もうすぐそこまで来てる、な…隠れるにしても……」最悪嫌いです

汪飛:「…一人なら、何とか間に合います。行ってください、来儀さん」
朱来儀:「は?で、でも、」

るどちゃん:「先に行け、ここは俺が食い止める…!」じゃん

汪飛:「…早く、時間がないんです…!先に行ってください!」

朱来儀:「…ふぇ、フェイ………わ、かった。だが…お前も、後から…絶対に来ると約束しろ…!」マジでお前何?

汪飛:「……それ、は……」
汪飛:「…………分かりました…俺としても、こんなところで終わる気はありません。俺を信じて、行ってください」

朱来儀:「お前を信じてるから言っているんだ 後ろは、任せたぞ…!」馬鹿
汪飛:「…はい。来儀さんは、進んでください」止まるんじゃねぇぞ…

朱来儀:大泣きです…行きます…

来儀は恐怖からだけではない涙を溢れさせながらも、フェイを信じて排気ダクトへと逃げ込むだろう。

KP:1d10
Cthulhu : (1D10) → 8

人数にして13人の追手が、貴方たちを追ってやって来る。

汪飛:「……この人数は、流石に厳しいな…」

(一応ダイスを振った結果、2人殺した末に銃が故障しました)

下方からは何発かの銃声と、誰かが床に倒れ込む音が聞こえる。

何かが起きているのは確実だが、貴方には何もすることは出来ない。

引き返すことは許されない。進むと約束したのだから。

KP:ここで一時的狂気は解除されます。

朱来儀:「フェイ……待っていろ、お前に任せっぱなしじゃ、悪いからな」涙をぬぐいます

朱来儀:ダクト通って宿泊室に行きます 絶対に助けるという強い意志
KP:わかりました。

***

貴方がダクトを通って出た先では、シンプルな机、簡素なベッドが配置されている。
仮眠や宿泊などが行える部屋のように思えるだろう。

朱来儀:「…宿泊室に、出たか …こんなことしている場合ではないが…何か使えそうなものはないか見ておくか…」机見ます

机の上に日記が置いてある。

朱来儀:「…日記か…」読みます

×月×日
ここ、ジーグに配属されてから日記を書こうと思う!3日坊主にならないように気を付けるぞ!
というか、ここは一見して薬品会社の様だけど、実は武器の輸出入を行っている会社だなんて、驚いたなぁ…

それより今日は一通りの組織の説明を受けてから妙なバンドを貰った。
説明の通りだと、2人1組で対になるバンドをはめるそうだ。
どうやらサボりや裏切りを未然に防ぐためにお互いを監視させるらしい。
というか風呂の時でもこれ付けていなきゃいけないのな。

まるで囚人か何かだな、まあ文句なんて言ったら上にどやされちまう。
これ誰にも見つからないようにしないとなぁ。

朱来儀:「武器の輸出入…、なるほど、通りで…」
朱来儀:「職員にもこのバンドをつけさせていたのか…一体なんなんだ?」

○月×日
脱走者が現れたらしい、ただすぐに見つかって処分が下されたそうだ。
2人共手首が無くなっていたそうだが、どうしたんだろう、切り落とされたのかな?そんなエグい事、考えたくも無いけど。

そんな中俺は今日も訓練、ここから支給される武器はどうやら特殊らしい。
何でも変な"細胞を破壊する薬品"?が付与されているとか?正直手入れが面倒臭い。

そういえば施設の外にいたネコが可愛かったな。
先輩の話によると、よく車の下に隠れているらしい。
俺の車の下にもいるのかな。

触りたくてちょっと外に出たらバンドのランプが点滅していた。
△月△日
今日も訓練がキツかった。

以降のページは白紙となっている。

朱来儀:「…手首が…そうか……なるほどな…。……このバンドもどうにかしないといけないみたいだな」
朱来儀:「プログラムはあったが、パスワードを見つけないとどうにもならないしな…まずはフェイと合流するのが優先だな…」

朱来儀:ベット見に行く

随分と安物で固そうなベッドだ。

朱来儀:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 16 → 成功

ベッドの下に発禁本が隠されていた!

朱来儀:「…………」見なかったことにします

朱来儀:「…目ぼしいものは何もないな……フェイは、大丈夫だろうか」
朱来儀:「……あいつはすばしっこいしな…、…心配、ないか…」警戒しながらシステム監視室見に行くかな…

KP:シークレットダイス

貴方はシステム監視室に辿り着く。
が、そこに人の気配はない。

朱来儀:「……、フェイ…」

朱来儀:「……連れていかれたとなると、考えられるのは拷問室か…。しかし何もわからない状態で突っ込むのも危険だな……となると…」

監視室の床には大量の血の痕があり、この場所で戦いが繰り広げられたことは明確だ。

朱来儀:「………」

朱来儀:「………まずは、あいつを探すのが先だな…」倉庫に向かいます!キレてます!
朱来儀:私が!

倉庫内の様子は、前に訪れたときと特に何も変わりない。

朱来儀:窓窓窓!

小窓を覗くなら、隣室の様子を伺うことが出来る。

***

貴方は再び、後頭部の鈍痛で目を覚ます。

それと同時に、鼻腔に鉄の臭いが刺さる。

汪飛:「…う……、血の匂い、か?」

どうやら男たちに気絶させられ、ここに運び込まれてきたようだ。
体が酷く痛み、床のタイルの冷たさが服越しにも伝わる。
目の前には職員二人が貴方を見下ろしながら、呻き声のようなもので会話をしているように思えた。

そして目を覚ました貴方に気付くと

職員:「ドコだ…ネズミ、ネズミは、お前のネズミはドコにいる」
汪飛:「…何の話だ、悪いがそんなものは知らない」

そう尋ねた職員は貴方の頬を力一杯に殴る。

朱来儀:ふざけんな

汪飛:「う、ぐっ…!」

そうしてもう一度「ドコにいる」と問うだろう。

職員:「ネズミ、ネズミ……処分……処分ダ、処分ヲ…」

その職員の一言を皮切りに、辺りにシューッという音が聞こえる。
暫くして辺りは真っ白な煙に包まれることだろう。

朱来儀:超キレてるよ!!!!!!!!!!!????

朱来儀:「………………ふざけるなよ…」もう一度銃本体見つけたいのですが!!!

KP:いいですよ!ラストチャンスだ!

朱来儀:38口径リボルバー!!!
朱来儀:ccb<=70 幸運
Cthulhu : (1D100<=70) → 28 → 成功

素晴らしい!ではもう一丁、38口径リボルバーを見つけることが出来た!

朱来儀:無言で銃取って拷問室の前の様子を伺います!

拷問室の前には、見張りが二人いる。先ほどフェイを殴りつけていたのと同じ職員だ。

朱来儀:「……………」職員二人の前に出ていくわ!!!やるかぁ!!

朱来儀:「……俺の部下が世話になったみたいだな」

職員A:「!ネズミ…!なんダ、こんなトコロにいたノか」
朱来儀:「ネズミ?ネズミはどっちだ ネズミはネズミらしく大人しくドブにでも帰っていろ。」

朱来儀:「お前らにはもう用もない 部下を帰してもらおうか」銃を構えます!
朱来儀:返して~!

職員A:「ウる、サイ…ネズミ、は、処分ダ…!」

朱来儀:お前を処分してやる!!!!!

~戦闘ダイジェスト~
来儀の見事なファンブラーっぷりにより、1Rは無駄になった!
しかし、2R目は華麗な出目により職員二人を仕留めたのだった。

では、職員二人は貴方の銃撃によって息絶えた。

KP:残り弾数 32口径0発、38口径2発

朱来儀:ネズミ駆除完了!

朱来儀:「……」ネズミの服漁っていい?
朱来儀:32口径は捨てていきます

IDカードと銃を入手することが出来る。32口径オートマチックだ!

朱来儀:「銃とカードか…持っていくか」銃とIDカード持っていきます!
KP:は~い

朱来儀:「…新しいネズミが来る前に、とっとと離れた方がいいな」拷問室を開けたいです!

先ほど拾ったIDカードを使えば、容易に拷問室の扉は開くことが出来るだろう。

***

——拷問室にて。

体の痛みが次第に落ち着いてくる。

上体を起こし辺りを見渡せば、目の前には扉が一枚。
背後には小さな小窓が付いているだけだ。

汪飛:「…くそ、やられたな」

いや、違う。それ以外は異常な物しか置いていなかった。

背後には白骨化した死体、肉がぐちゃぐちゃに飛び散った死体。
まだ死んで間もないのだろう、原型を留めた死体。

そんなモノが積み上げられ、死体の山ができあがっていた。
よく見ればこの部屋も、一面に血しぶきであろう赤黒いシミが至る所にあり、この部屋で行われた残虐な行いを、否が応でも想像させられてしまうだろう。
0/1d2のSANCです。

汪飛:ccb<=92 SAN
Cthulhu : (1D100<=92) → 41 → 成功

汪飛:「…拷問痕、か?それにしては凄惨だが」
汪飛:調べよ

身元が分からない程にまで腐敗した死体の山だ。
付近に血で汚れたボイスレコーダーが転がっている。

KP:<医学>どうぞ。

汪飛:ccb<=5 医学
Cthulhu : (1D100<=5) → 5 → 決定的成功

KP:!?補正10%どうぞ…?

何か巨大なものに押し潰されたのだろうと感じる。
死因は失血死のようだ。

汪飛:「これは…圧死?いや、死因は失血か…」

汪飛:「…ボイスレコーダーか、今は聞いている時間はないが…拾っておくか」

この部屋に充満した煙を吸っていると、次第に意識が朦朧としてくるだろう。

KP:<CON*5>をどうぞ。

汪飛:ccb<=(8*5) CON*5
Cthulhu : (1D100<=40) → 30 → 成功

汪飛:「……まずいな、ガスか?長居は出来ないな…くそ」

KP:<聞き耳>振っていいよ

汪飛:ccb<=66 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=66) → 46 → 成功

では、ドアの外から銃声が聞こえてくることに気付く。

汪飛:「!この音…」

ほどなくして、扉は開かれるだろう。

KP:合流してください。

***

朱来儀:「フェイ!」入るよ!!!!!
汪飛:「…!来儀さん!」

朱来儀:「…よかった、…無事か?」

汪飛:「…はい、なんとか。この体に助けられましたね…来儀さんの方こそ、大丈夫でしたか?」
朱来儀:「そうか……よかった…」ゴメン殴られてたとこ撫でるわ…頬…

朱来儀:「あぁ俺の方も大丈夫だ、遅くなって悪かったな」
汪飛:「…これぐらい、大丈夫ですよ」

汪飛:「……いえ、来儀さんなら、助けに来てくれると信じていたので」
朱来儀:「……お前を置いていくわけがないだろう…でも今回は流石に俺も覚悟はしたな……無茶ばかりするな」

汪飛:「…すみません。あの状況で、来儀さんを残していくわけにはいかないと思いまして…」
朱来儀:「……………わ、忘れてくれ…」ごめん…

汪飛:「…何はともあれ、無事合流できてよかったです。…この部屋はガスが出ているようなので、離れましょうか」
朱来儀:「あぁ、そうだな…」

朱来儀:「さっきダクトから通じる宿泊室をみたんだが…バンドについて不可解なメモが残されていただけだったな このバンドも取らないと外には出られなそうだ」
汪飛:「…なるほど、そういう仕掛けでしたか」

朱来儀:「あぁ、プログラムは見つけたんだ、あとはパスワードだけなんだが…もう一つの部屋も見てみるか」トナリノ宿泊!
汪飛:「そうですね、虱潰しにした方がいいかもしれません」

宿泊室の隣室も、同様の造りとなっている。

朱来儀:机見るよ~~

机の上に、3478のタグのついた鍵がある。

朱来儀:「これは…ロッカーの鍵か?」
汪飛:「…鍵、ですね。あの開かなかったロッカー…そういえば、手帳に何やら書いてありましたね」

朱来儀:「ネームプレートが付いているロッカーに一つだけ開かなかったところがあったからな…この部屋をある程度調べ終えたら見に行くか」
汪飛:「はい」

朱来儀:ベット~~

安物で固いベッドだ。
僅かにまだ温もりがあるように思える。

朱来儀:「…温かい…ネズミか?」もうネズミ呼び
汪飛:「…最近まで人がいた痕跡…まあ、職員のものだろうか」

汪飛:「…ネズミ?」

朱来儀:「お前を殴ったドブ達の事だ」
汪飛:「ああ、なるほど。そういう意味でしたか…というか、見ていたんですね」

朱来儀:「…倉庫の窓から見えたんだ…。まぁネズミの駆除はした もうドブから出てきたりはしないだろう」
汪飛:「そういえば、小窓があったな…そうですか、ならいいんですが」

朱来儀:「…とりあえずここはこんなものか?ロッカーを見に行くか…」

汪飛:「…ああ、少し待ってください。そういえばこんなものを拾ったんですが」ボイスレコーダー!
朱来儀:「ん?なんだそれ…ボイスレコーダー?」

汪飛:「先ほどの部屋で見つけまして。時間がなかったのでまだ聞いてはいないんですが…」
朱来儀:「…拷問室に…嫌な予感しかしないが…まぁ、聞いておいた方がいいな」

汪飛:「そうですね」ピッ 再生

「やっとあの牢獄から抜け出せた、周りには研究員が徘徊していて中々前に進めない。
だが俺はこの拳銃に誓う。
例えお前と離れていようとも、どんな極限の状況でも乗り越えると。
まずはこのバンドからだな…所長なら何か知っているだろうか」
「しかしさっきから気分が悪い。
あのクソみたいな飯を食ってから度々目眩がする上に節々も痛い。
コンクリートのベッドはやはり寝心地が最悪だったな。
早くアイツを見つけなければ。」
「妙な小瓶を入手した、ワクチンらしい。だがこいつは未完成品だ。
資料の通りだと、完璧なワクチンを作るには、異なる2人の感染者の新鮮な血液をこのワクチンに投与して混ぜ合わせ、注射器で体内に打ち込めば良いらしい。
奴らには作成資料は燃やしたと嘘をついて、別の紙を燃やしたやつを見せたしな。
ふん、いい気味だ。俺とアイツさえ助かれば…それでいい。
しかし、本当に俺とアイツの血で解毒出来るのだろうか?
資料は信用できないが、試してみないと分からないな。」
「追っ手が来やがって、あの化け物、デカい、まだ鳴いている、鳴き声が聞こえる。震えが止まらない。
折角再会出来たというのに、俺はアイツを見捨ててしまった。
すまない、すまない……俺は……」
「アイツは生きていた!
先程出口を探している時にアイツらしい人影を見た。恐らく追っ手からから逃げ切れたのだろう。
だがあの時アイツは撃たれていたし、今頃負傷して動けないでいるのだろうな。早く助けてやらなくては。
今度こそ、お前の事を助け出してやる」
「裏切られた、いや、裏切ったのはどっちだったか。
すまない、本当はお前を助け出したかった。
お前は今はどこにいる、再び冷たい牢獄にでもぶち込まれただろうか。
そんなの今の俺には知り得ないことだろうけど。
…ああ、ガスのせいか意識が朦朧としてきた。ワクチンも奴らに取られ、お前の形見の拳銃も失ってしまった。
俺はきっと、化け物になるまで時間の問題だろう。
この声がお前に届くことはないだろうが、何かの奇跡でこいつがお前に届くことを願いたい」

数秒間の荒い息、咳き込む様子が見受けられる。

「もしも、もしも許されるなら、浩。……お前とまた、地獄で会いたいものだ」

るどちゃん:萌える

記録はここで終わっている。

汪飛:「…これは…そうか、それでワクチンの資料が…」

朱来儀:「完璧なワクチン……感染者の血液を…ってことは、混ぜるためのワクチンを見つければどうにかなりそうだな…」
朱来儀:心ないからなぁ

汪飛:「…所長か。重要な情報はそいつが抱えているのか?」
朱来儀:「…それが一番考えやすいな…所長がいるのならそいつの部屋もありそうだが…それらしき部屋はまだ見ていないな…?」
汪飛:「もしかすると、他の階にあるのかもしれませんね」

朱来儀:「…そうだな。…そういえばさっきもう一つ銃を見つけたんだ。お前もさっきのネズミの相手で結構弾を使っただろ?」32のオートマチック渡すよ!
汪飛:「…ああ、あれは弾詰まりを起こしたので…助かります」受け取ろう

朱来儀:「あぁ」武器は多い方がいいからな~!

朱来儀:ロッカールームに行こうかな~

KP:シークレットダイス

ロッカールームの様子も、特に変わりはない。

朱来儀:さっき開かなかったところに鍵を合わせます

鍵を挿し込むと、ロッカーは開かれる。

中はとてもぐちゃぐちゃだ。

脱ぎ捨てられた服や紙クズ、ゴミなどが乱雑に入れられていて、何が入っているのか一見して識別が出来ない。
そのゴミに隠れるようにして、奥の方に日本刀が立てかけられている。

汪飛:「随分と散らかっているな…」
朱来儀:「汚いな……日本刀もある…手帳にもかいてあったが…こいつが班のリーダーか?」

朱来儀:「となると…」カードキーありそう!

KP:<目星>!

朱来儀:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 90 → 失敗
汪飛:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 46 → 成功

KP:い つ も の

ではフェイは乱雑に詰められた物の合間から、EVのカードキーが覗いていることに気が付く。

汪飛:「…これがカードキーか」手に取る
朱来儀:「お、やっぱりあったか」

朱来儀:「これで階を移動はできそうだな…」
汪飛:「そうですね…行きますか?」

朱来儀:「この階も一通り見終わったしな…そうだな、行くか」

KP:シークレットダイス(遭遇ロール:ファンブル)
KP:?

ではEVの前まで辿り着くことが出来た。
最下層直通のエレベーターのようだ。
横にはカードリーダーが設置されており、カードキーが無いと動かない仕様らしい。

朱来儀:「ここか、」さしこも~!
汪飛:「最下層…何かありそうですね」

KP:<聞き耳>どうぞ。

朱来儀:ccb<=66 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=66) → 46 → 成功
汪飛:ccb<=66 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=66) → 3 → 決定的成功/スペシャル

下の階の方から奇妙な鳴き声が聞こえる。

KP:フェイは補正+10%で…

朱来儀:「………何か、聞こえるな…」
汪飛:「……何か居るんでしょうね」

朱来儀:「…失敗作か…怪物か…だが、行くしかないか…」
汪飛:「…はい。ここでじっとしていても何にもなりませんから」

朱来儀:行くか…………
汪飛:行こう…

エレベーターは地下深くへと降りていく。

どこからかごうごうと風を切る音が聞こえ、その深さを貴方たちに伝えてくる。
数十秒経った時、その動きを止め、扉が開かれる。

そこには長い廊下が一つ。
そして奥には扉が一枚あるだけだった。

朱来儀:「………フェイ、油断はするなよ」
汪飛:「…はい。来儀さんも、気を付けてくださいね」

朱来儀:ウオオ行くぞ~~~
KP:はい。

そこは本棚が敷き詰められた部屋だ。

今まで見てきた部屋とは比べ物にならないほど綺麗に整っており、部屋の奥には立派な机が鎮座している。
部屋の雰囲気から手入れが行き届いているようにも思える。

朱来儀:「なんだここは…ほかの部屋とは随分雰囲気が違ってるな…」

汪飛:「そうですね…部屋の内装も立派ですし、もしや…?」
朱来儀:「かなり地下にあったようだが…この感じだと所長室か…?」

汪飛:「…調べる価値はありそうですね」
朱来儀:「…なるほど、調べがいがありそうだな」机の方に行くよ

机の上にはジュラルミンケースと、ノートパソコンが置かれている。

朱来儀:「…何だこれは…?」ジュラルミンケース見よ~

中には未完成であろうワクチンと水色の液体の入った瓶が入っている。
水色の液体が入った瓶には、"細胞質溶解剤"というラベルが貼られている。

汪飛:「!これは…!」
朱来儀:「!」

朱来儀:「…未完成ワクチン……助かったな」ワーイ!

汪飛:「あのレコーダーの言葉を信じるなら、これを…」
朱来儀:「俺達の血を混ぜればいいんだったか…そうだな…だが一応やる前にパソコンの方も見ておくか」

汪飛:「そうですね」

パスワードは掛かっていないようで、デスクトップ画面に移動する。
様々なファイルに混ざって、バンド着脱プログラムのアイコンがある。

朱来儀:でた!

朱来儀:「ここにもあるのか…」開くよ~~~

パスワードの入力を要求される。

朱来儀:「やはり駄目か…」

汪飛:「…パスワードか…これも、何とかしないとまずそうだが…」

朱来儀:「とりあえず…ワクチンを打っておくか?時間もあまり無いしな…」
汪飛:「…そうしましょうか。出来るときに処置しておいた方がいいでしょうね」

朱来儀:「…そうだな…とりあえず血、だったか…」血…?
汪飛:「血…か」溶けちゃう…

朱来儀:「これは…使ってもいいが溶けるからな…」ナイフ

朱来儀:キルアとシルバのシーン思い出すわ
KP:おんなじこと考えてて草

KP:「仲間は絶対に裏切るな」
朱来儀:カッコヨ!

朱来儀:「まぁ、ほかに武器もないからな…噛みちぎるくらいしかないか」

汪飛:「…それしかないでしょうね……」やるぞ~~~!

朱来儀:ナカマハゼッタイニウラギルナ…やるぞ~~~

汪飛:ガリッ
朱来儀:がじっ

貴方たちは、指に歯を立て、自らの皮膚を噛みちぎった。
そこからはポタポタと、血が滴っている。

朱来儀:ワクチンにいれよ!

そして、その血液をワクチンと混ぜ合わせることが出来た。

朱来儀:「これで、…あとは打つだけだな」
汪飛:「…これで、出来たんでしょうか?そうですね…打ちましょうか」自分で打てるもんなの…?

朱来儀:「あぁ…………」打とうとしてん?ってなるわ

朱来儀:「これは…なかなか難しい、な…」
汪飛:「……俺がやります」打つよ…

朱来儀:「…頼む」ありがと…
朱来儀:うえ…

それでは、お互いに何とかワクチンを注射することが出来た。

朱来儀:「…これで、一応どうにかはなったな」
汪飛:「…効果が出ているのかは分かりませんが、一応は…といった感じですね」

朱来儀:「そう、だな…あとはこのバンドさえ外せればさっさと出て行けるんだが…」

朱来儀:「この部屋になら何かありそうだしな…パスワードを探すか」
汪飛:「…パスワードか……」

朱来儀:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 44 → 成功
汪飛:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 96 → 致命的失敗

KP:ギャーーー

何…?何した…?転んだ
HP-1!じゃあな!!!

汪飛:「…!?」

朱来儀:「本棚になら何か……!?、」
朱来儀:「ど、どうした…!?、大丈夫か、…?」オロ…

転んだ際に机の引き出しの取っ手に服が引っ掛かり、中身をぶちまけてしまう。
バサバサッガシャン!

汪飛:「…っ、す、すみません……」

汪飛:最悪 ゴミ

朱来儀:「……いや、…け、怪我はないか…?」

朱来儀:ccb<=30 応急手当
Cthulhu : (1D100<=30) → 4 → 決定的成功/スペシャル

朱来儀:wwwwwwwwwww
KP:!?カッコイ
朱来儀:ウケる

KP:え、え~~~…補正10%どうぞ…?

来儀の的確な手当により、フェイの傷は治った…すごい…

朱来儀:「危ない薬品とかも置いてあるかもしれないからな…気を付けろ…」
汪飛:「…ありがとうございます。はい、気を付けます…」

汪飛:ほんとすみませんポンコツNPCで…
朱来儀:いやいや

では来儀は、床に散らばった取引書や書類に混じって、パスコードと、車の鍵を発見する。
また、血で汚れぐしゃぐしゃになったメモ書きがあった。

朱来儀:「?…なんだ、色々あるな…」とりあえずパスコード!
汪飛:「…そ、そうですね……」

パスコードはどうやらバンドの着脱プログラムのもののようだ。

朱来儀:「!」

朱来儀:「これは…着脱プログラムのものか?…案外すんなり見つかったな」
汪飛:「こんなところに…見つかってよかったです」

朱来儀:「…一緒に落ちているのは…車の鍵か?脱出するときに使えそうだな」パクります

朱来儀:「そうだな、さっさと外して出るぞ…ん?まだ何かあるな…」メモ拾います!
汪飛:「メモ、ですか?」見よう~

メモには

「すまなかった、相棒」

とだけ書かれている。

朱来儀:「…相棒、か、ここに来てよく聞くな…」まぁ興味ないかな 投げますポーイ

汪飛:「そうですね…では、先ほどのパスワードを入力しますか?これでこの腕輪を外せればいいんですが」
朱来儀:「…そうだな」パスワード入力しにいくよ~^

パスワードを入力すると、画面が移行し、『解除』というボタンが表示される。

朱来儀:「解除、これで…」押すよ~~~!!!!

ピピッと機械音がしたと思うと、ごとりとバンドが床に落ちる。

汪飛:「!外れましたね」
朱来儀:「外れたな、これでもう心配事は無いな…」

汪飛:「…はい、後はここから出るだけですね」
朱来儀:「だな……しかし、肝心な出口がまだ見つかっていないのか」

汪飛:「…どうしたものでしょうか…」
朱来儀:「……もう少し、調べていく必要がありそうだな…」

朱来儀:本棚~!

本棚には武器カタログや戦術書などが並び、中には薬学書なども混じっている。

KP:<目星><聞き耳>どうぞ。

朱来儀:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 74 → 失敗
汪飛:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 37 → 成功

机の真後ろにある本棚の奥から、微かに風が吹いている。

汪飛:「…風?来儀さん、この後ろに何かあるかもしれません」
朱来儀:「後ろに?なんだ…見てみるか、?」退ける~~!!

本棚を動かすと、目の前には地下へと続く階段が現れた。

朱来儀:「…また下か、…」
汪飛:「!階段…こんなところに隠しているなんて、あまりにも怪しいが…」

朱来儀:「……行くしか、ないだろうな」
汪飛:「……行くしかない、か」

朱来儀:いくよ

***

貴方たちは、階段を降りていく。

その先に広がっていたのは、両壁に大量のモニターとパソコンが設置された異質な研究室だった。
しかしもっと異様だったのは、部屋の奥だ。

大きな桶のような物が置かれ、パラボラ型の鏡がその上に覆い被さっている。

周りにはパソコンや大きなタンクが、周囲を取り囲むように並べられており、部屋の片隅には水色がかった液体の詰まったタンクが鎮座している。

天井には大きなダクトがぽっかりと口を開けており、その下に一人の男が立っていた。
男の後ろには扉が一枚あるのが見える。

朱来儀:「……ここ、は」

汪飛:「研究室…?あの男は、」
朱来儀:「………なんだ、あの男は…」

男は貴方たちに気付くと口を開く。

男:「全く…騒がしいネズミが潜り込んできたモノだ」

汪飛:「ネズミ…俺たちに向かって言っているのか?」
朱来儀:「…は?なんだお前は」

男:「絆、不確かなモノ、あるはずがない」
男:「"協力"につきまとうものは"裏切り"、お前らもそうダロウ?」

朱来儀:「…何を言っているかわからないな…まぁ、お前にはないんじゃないか?ドブネズミの世界の事は俺にはわからないからな ネズミ同士で仲良しごっこでもしていればいいだろ」
朱来儀:悪口ばっか言ってごめんね

汪飛:「…お前の価値観で語られても困る。悪いが同意しかねるな」

男:「何故お前らはそうまでして2人で助かろうとする、何がお前らをそうさせる」
男:「いつしか互いの絆というモノが首を絞め合い、裏切りに発展し、身を滅ぼす。私とあいつのように」

朱来儀:「知るか 何の話がしたいのかわからないが、勝手にお前の事情を話されても困るだけだ」

汪飛:「…お前に何があったかは知らないが、俺たちを一緒にするな」
汪飛:「俺はこの人を信じているし、来儀さんはそれに応えてくれる。それだけのことだ」

朱来儀:「……俺もフェイを信じている。お前の言うあいつとお前の間には、それがなかっただけじゃないか?独りよがりで勘違いをしていただけだったんだろ、可哀想だな」可哀想な人に可哀想っていわれちゃったよ

男:「……癪に障ル、癪に障ル癪に障ル癪に障ル」

どこかぎこちない話し方の男は、怒りに体を震わせた。

瞬間、その身体は膨張し、ぱんぱんに張り詰めたシャツのボタンが弾ける。
隙間から得体のしれない液体が絶え間無く流れだす。

褐色、紫、くすんだ赤。

何色とも形容できないその不気味な流動体は、あからさまに人間の肉ではない。
これは化け物だと、貴方たちはようやく認識する事となる。

血走って激情を漲らせた目だけが、人間のときと変わりなく。
貴方たちを、殺意と嫉妬とが孕んだ視線で睨みつけている。

その男の上の大きな口を開けた排気ダクトからは、ぼたり、ぼたりと粘着質の塊が落ちてくる。
それは、人の形に近い形状を保ちながら、男の隣でその体を揺らした

ショゴス・ロードの真の姿を見た貴方たちは、
1d6/1d20のSANCです。

朱来儀:ccb<=66 さんち
Cthulhu : (1D100<=66) → 45 → 成功
朱来儀:1d6
Cthulhu : (1D6) → 6
朱来儀:ごめんなさい!

朱来儀:ccb<=65 アイデア
Cthulhu : (1D100<=65) → 49 → 成功
朱来儀:はい!すみません!

汪飛:ccb<=100 SAN+8
Cthulhu : (1D100<=100) → 16 → スペシャル

汪飛:1d6
Cthulhu : (1D6) → 4
朱来儀:1d20
Cthulhu : (1D20) → 20

KP:1d10振って

朱来儀:1d10
Cthulhu : (1D10) → 2

KP:6Rの間、一時的狂気:過信です。

朱来儀:「…っ、な、!?」
汪飛:「…っ、こ、れは…まずい、相手に出来る代物じゃないな…」

朱来儀:「いや、これくらいなら………」エーーーーン
朱来儀:「大丈夫だ、…任せろ」

汪飛:「…来儀さん、?いえ、これは相手にするべきではないと思いますが…」
朱来儀:「?…そうか、…いや、しかしな…今は武器もあるし…」

朱来儀:「お前と俺だったら、いけるだろ、」大丈夫じゃねーーーーーーーよ

汪飛:「…交戦は、最悪の場合の手段として…出来る限り、逃げることを優先しませんか」

汪飛:逃げるが勝ちのチャイニーズマフィア!
朱来儀:逃げたいよ~~~;;;;;
朱来儀:自分は逃げたいのですが…

朱来儀:「後ろに水色の液体が入ったタンクがある、さっき見たものと同じであれば…細胞質溶解剤だろ、それさえ壊してしまえば…どうにかなるだろ!」
汪飛:「!そうですね、それなら…やりましょうか」
朱来儀:「あぁ、…!」

タンクの前には戦闘員が立ちふさがっているため、倒さない限りはタンクを撃ち抜くことは出来ないだろう。

朱来儀:「邪魔だな、」
汪飛:「…あれをやるなら、先にあっちを片付けないといけないか…」

~戦闘ダイジェスト~
フェイの放った3発の弾丸により、戦闘員2人は気絶した。
それを確認した来儀が、タンクを撃ち抜きターンエンド!(1R2ターン目!)

来儀の放った銃弾は、タンクを撃ち抜き、破壊した。

るどちゃん:えらい!チャイニーズマフィアつよい!

中から水色の液体が溢れ出し、それは洪水となってショゴス・ロードを襲う。

汪飛:「…よし、これで、今の隙に…!」
朱来儀:「やった、か、?」

汪飛:「行きましょう来儀さん!」
朱来儀:「あぁ、そうだな、!」倒したし…いきます!

怪物の合間を縫って、貴方たちは扉を開ける。
その先は駐車場に繋がっていた。

朱来儀:「駐車場、そういえばさっき鍵を見つけたな…、!」鍵合う車探したいな~
汪飛:「駐車場か…よし、逃げましょう来儀さん…!」

そこに置かれていた車の中には、貴方たちの荷物が入ったままだ。
恐らく自分たちを攫ったときの車だろう。

汪飛:「俺たちの荷物か…よし、武器もあるな」
朱来儀:「これは…鍵も合いそうだな、行くぞフェイ!」乗り込む!!

急いで車に乗り込んだ貴方たちは発進させ、研究所から離れるように山道を車で降りていく。

汪飛:「くそ、逃げられるか…?」

朱来儀:来儀が運転します

KP:<聞き耳>をどうぞ。

汪飛:ccb<=66 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=66) → 5 → 決定的成功/スペシャル
朱来儀:ccb<=66 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=66) → 77 → 失敗

KP:えらい 補正10%あげるよ

朱来儀:「…車に乗ってしまえばこっちのもんだろ、逃げ切って見せるさ」俺の運転技能でな

「テケリ・リ…テケリ・リ…」

ふと貴方がバックミラーを見ると、研究所のほうから巨大な黒い塊が現れる。
黒い塊はその体の中の虹色を鈍く光らせ、太い木を思わせる無数の触手を生え出しては揺らめかせる。
そしてそれらが、車めがけて伸ばされた。

ショゴス・ロード:テケリ・リ!テケリ・リ!

鈴の音の様な鳴き声が辺りに木霊した。

先程よりも遙かに大きい、迫りくる無情な化け物を目撃した貴方たちは
1d3/1d6のSANCです。

朱来儀:イヤ~~~~~~~

汪飛:ccb<=88 SAN
Cthulhu : (1D100<=88) → 34 → 成功
朱来儀:ccb<=50 さんち
Cthulhu : (1D100<=50) → 16 → 成功

汪飛:1d3
Cthulhu : (1D3) → 1
朱来儀:いい子だ…
朱来儀:1d3
Cthulhu : (1D3) → 2

朱来儀:「…、!?」
汪飛:「!追ってきていますね…逃げ切れるだろうか…」

朱来儀:「…任せろ、こっから先は揺れるぞフェイ、捕まってろ!」ワ~~~~
汪飛:「…っ、運転は任せます!俺も何か…」

KP:ここからはカーチェイスとなります。

【簡易カーチェイス】
探索者側から行動を行う。
運転をしているものは基本的に相手からの攻撃の回避行動。
運転をしていないものは相手に攻撃する等自由に行動が出来る。
運転席を交代する場合、互いがDEX*5に成功すればダメージ無しで交代できる。

1R

KP:それでは、来儀とフェイのターンです。

朱来儀:「…フェイ!ロッカーで見つけたあの銃を使え、!」
汪飛:「…!分かりました!これなら、通用するか…?」射撃で援護するよ~エ~ン

汪飛:ccb<=95 拳銃+22
Cthulhu : (1D100<=95) → 14 → スペシャル
汪飛:ccb<=73 拳銃
Cthulhu : (1D100<=73) → 68 → 成功

汪飛:2d10
Cthulhu : (2D10) → 13[6,7] → 13

偉いぞ!ではフェイの放った銃弾は2発ともショゴス・ロードの体に吸い込まれていった。

ショゴス・ロード:ギィエエエエ

怒り狂ったショゴス・ロードは、貴方たちに向けてその触手を伸ばしてくる。

ショゴス・ロード:シークレットダイス

朱来儀:ccb<=67 運転+10
Cthulhu : (1D100<=67) → 66 → 成功

朱来儀:補正サンキュー

足りた…来儀は間一髪、触手を避けることが出来る。
キキィッ

朱来儀:「…っ、大丈夫かフェイ」揺れるぞ~~~!!!!!
汪飛:「…っはい、大丈夫です…!」

2R

汪飛:「あの触手、厄介だな…」

汪飛:ccb<=73 拳銃
Cthulhu : (1D100<=73) → 85 → 失敗
汪飛:ccb<=73 拳銃
Cthulhu : (1D100<=73) → 91 → 失敗

KP:ほら~~~~~~
朱来儀:今ちょっと揺れたからね
KP:当たんないよバーカ!

ショゴス・ロード:シークレットダイス

フェイの抵抗もむなしく、ショゴス・ロードは銃弾を避け再び触手を伸ばしてくる。

KP:来儀は<運転>+10でどうぞ。

朱来儀:ccb<=67 運転+10
Cthulhu : (1D100<=67) → 17 → 成功

すごいすごい!ではまた攻撃を上手くかわすことが出来た!

朱来儀:「くそ、どこまで追ってくるんだ…!」
汪飛:「なかなか、しぶといですね…っ」

3R

汪飛:ccb<=73 拳銃
Cthulhu : (1D100<=73) → 72 → 成功
汪飛:ccb<=73 拳銃
Cthulhu : (1D100<=73) → 84 → 失敗

汪飛:1d10
Cthulhu : (1D10) → 1

掠ったが、あまり大きなダメージは与えられていないようだ。

汪飛:「…くそ…」

ショゴス・ロード:シークレットダイス

KP:回避ロール!<運転>+20でどうぞ!

朱来儀:ccb<=77 運転+20
Cthulhu : (1D100<=77) → 53 → 成功

すばらしいね!またしても見事に避けることが出来た!

朱来儀:「フェイ、弾はあと何発残っている!?」

汪飛:「…こっちは弾切れです!普通の武器が通用するかで言えば、かなり怪しいですが…」

朱来儀:「くそ弾切れか…もう、細胞質溶解剤をイチかバチかで投げてみるくらいしかないな…!」
汪飛:「っ、やってみます!」

4R

汪飛:ccb<=25 投擲 瓶
Cthulhu : (1D100<=25) → 24 → 成功

朱来儀:すごいすごい
朱来儀:いい子だ!!

KP:え…!?
KP:えっ…えっ………
KP:やったわ

フェイが投げた細胞質溶解剤は、ショゴス・ロードに直撃する。
その化け物は、液体を浴びた部分から急激に溶けていく。

ショゴス・ロード:ギッ……ギュェエエエ

朱来儀:「…!やったか、」

苦し気にのたうち回っており、貴方たちを追いかけるどころではないだろう。

汪飛:「…よし、これで…!」
汪飛:「今なら行けます!飛ばしてください来儀さん!」

朱来儀:「あぁ、…ちゃんと捕まっていろよ!」逃げよーーー!!!!!
汪飛:「はい…!」

貴方たちは化け物を振り切り、ひたすらに車を走らせた。
遠くで耳をつんざくような、けたたましい爆発音が聞こえる。

背後に広がる炎の海は、瞬く間に辺りを焼き尽くしていく。
それでも貴方たちは脇目も振らず、そのまま山を下りていく。

後日、テレビではあのビルの爆発事故が報道されていた。
放火や火の不始末等様々な原因が挙げられているが、不明とのこと。
そして焼け跡から死体が一つも見当たらなかったという。

警察から、あの手配書は作成しておらず、何者かが悪戯で貼ったものだと発表されていたらしく、手配書は貼られた当日に全て撤去されたらしい。

もうあの鈴の音も聞こえない、不思議な体の現象も無い。

それも、隣に立つその人と共に窮地を脱することが出来たお陰だ。

絆、信頼、それらを形として表すことは不可能ではある。

だが、たった一つの行動によって、それを示すことは可能だ。
少なくとも、今回の君たちの体験は 何よりの証明になるだろう。

———俺たちは、君たちは、最高のバディだ。

朱来儀:ウワッ…最高…

KP:というわけでお疲れ様です、シナリオクリアです!

朱来儀:サイコーーーー!!!!!サンキゅーーーーー!!!
朱来儀:バディっていいな…

KP:エンドA、『We are Buddy!』でした!

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