じじまご!

翠昌様の「輪廻の狭間」を使用させていただきました。

KP:なした

PL:埼玉イサム/オカルト雑誌記者(栗)

加治木真黒(NPC)

***

埼玉イサム:生きる
加治木真黒:はい!

それではシナリオ「輪廻の狭間」、開始します!

***

いつの間に眠っていたのか、貴方たちは目を覚ます。

何故そこにいるのかはわからない。しかしすぐに気付けるだろう。
ここで目覚める以前の記憶が、ひどく曖昧になっていることに。

その事実に気がついた貴方たちは、0/1D3のSANC。

加治木真黒:ccb<=96 SAN
Cthulhu : (1D100<=96) → 74 → 成功
埼玉イサム:CCB<=32 SAN
Cthulhu : (1D100<=32) → 20 → 成功

埼玉イサム:「またおかしなところへ来てしまったのか…」
加治木真黒:「ん~…?はっ…!こ、ここは…な、なんなんすかね…!?」

埼玉イサム:「あ、よかった僕以外にも人がいた 君は?見たところ高校生かな?」

加治木真黒:「まさか……キャトられちゃったんすかね!?」

加治木真黒:「わー!?」
埼玉イサム:「驚かせちゃったかな」

加治木真黒:「あ、に、人間の方…っすよね…?こんにちは!そうっす俺は高校生っす!」
加治木真黒:「おじさんはここがどこなのか知ってるっすか…?」

埼玉イサム:「いや、わからないな ところで君の名前を聞いてもいいかな?僕は埼玉イサム オカルト雑誌の記者をしているよ ここのところよくこういったことに巻き込まれるんだよね…」
加治木真黒:「俺は加治木真黒っす!えーっと…あっ!寿司屋でバイトしてるっす!」

加治木真黒:「そ、そうなんすか…!?大変っすね…俺は初めての体験っす…!」

埼玉イサム:「そっか、真黒くん、よろしくね とりあえず少し周りを調べてみようか」
埼玉イサム:まぐろくん マグロくん

加治木真黒:「おお…プロっすね!わかったっすー!」

KP:周りの光景を描写します。

目覚めたそこは、灰色の六角形の部屋だ。
六つの壁にはそれぞれ黒・赤・黄・青・緑・白の扉があること、その扉に紙が貼られていることもわかるだろう。
そして部屋の中央には果実の実る一本の木が生えていて、他には床にメモが一枚、本が数冊散乱している。

埼玉イサム:「随分変わった部屋だなあ」メモを見ます
加治木真黒:「カラフルっすね~」

メモにはこう書かれている。

残念ながら貴方達は死んでしまいました
でも運のいい貴方達にチャンスをあげましょう

いきたければ  黒の扉を
かえりたければ 赤の扉を
さけたければ  黄の扉を
もどりたければ 青の扉を
にげたければ  緑の扉を
でたければ   白の扉を

開くといいでしょう

自分が死んでしまったという信じられない文章を見た貴方たちは、しかしこれはただの冗談ではないのではないか、という嫌な悪寒が背筋を走る。1/1D4のSANC。

加治木真黒:ccb<=96 SAN
Cthulhu : (1D100<=96) → 10 → スペシャル
埼玉イサム:ccb<=32 SAN
Cthulhu : (1D100<=32) → 25 → 成功

KP:加治木真黒のSANが1減少(SAN:96->95)
KP:埼玉イサムのSANが1減少(SAN:32->31)

KP:えらい!!!

埼玉イサム:「たちの悪い冗談だな…」
加治木真黒:「うぇ…なんか気持ち悪いっすね…」

埼玉イサム:「この本はなんだろう」

埼玉イサム:メモの裏を見ます
(メモはもういいんですか?とうっかり聞いてしまいました…)

「生を掴みたければ神話から学べ」と書かれている。

加治木真黒:「散らかってるっすね~」本見ながら言ってる
埼玉イサム:「今度は掴みたければか…」

KP:本を調べるなら<幸運>をどうぞ。

埼玉イサム:ccb<=60 幸運
Cthulhu : (1D100<=60) → 89 → 失敗
加治木真黒:ccb<=90 幸運
Cthulhu : (1D100<=90) → 29 → 成功

イサムが手に取った本は白紙のものばかりだったが、真黒は自身の拾った本に文字が書かれているぺーじがあることに気が付く。

内容は

「魂は六つの世界で生死を繰り返すという考え方がある。
これを「輪廻転生」と呼ぶ。
六つの世界は「六道界」と呼ばれ、天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道の六つである。」

加治木真黒:「ほ…?」

埼玉イサム:「まぐろくんなにか見つけたの?僕にも見せて」

加治木真黒:「あっ、これなんすけど…漢字が多くて難しいっす…わ…てんしょう…?」
埼玉イサム:「りんねてんせいって読むんだよ 六道界…ここにある扉も六つだな…」

KP:これを読んだ貴方たちは<EDU*1>でロールしてください。

埼玉イサム:ccb<=17 EDU×1
Cthulhu : (1D100<=17) → 70 → 失敗
加治木真黒:ccb<=12 EDU*1
Cthulhu : (1D100<=12) → 65 → 失敗

加治木真黒:「りんね…てんせい……な、なんか聞いたことあるっす!」

埼玉イサム:「人間道に戻るのを目指したらいいのかな…?」
加治木真黒:「…?」何言ってるのかぜーんぜんわからん

埼玉イサム:「この木はなんだろう 部屋の中に木…」
加治木真黒:「なんでこんなところに生えてるんすかね…?」

KP:木について調べるなら、<目星><知識><生物学>でどうぞ。

加治木真黒:ccb<=80 目星
Cthulhu : (1D100<=80) → 17 → 成功
埼玉イサム:ccb<=85 目星
Cthulhu : (1D100<=85) → 26 → 成功

素晴らしい!では貴方たちは、そこに実った赤い果実から、これが柘榴の木であることがわかる。

埼玉イサム:「いい匂いだな…この実は柘榴か」
加治木真黒:「ザクロっすねー!うーん、でもますます謎っすね…?」

埼玉イサム:「まぐろくんお腹が空いてるからって食べちゃダメだからね」
加治木真黒:「わ、わかってるっすよー!拾い食いはよくないって母ちゃんに教えられたっす!」

KP:お前の方が拾い食いするだろ
KP:ペロッ…これは青酸カリ!

埼玉イサム:「この場合拾い食いになるのかな…?」
加治木真黒:「盗み食いっすかね…?」

埼玉イサム:「うーんよくわからないな…扉にも紙が貼ってあるから見てみよう」
加治木真黒:「はいっす!」

埼玉イサム:黒を見ます

黒い扉に貼られた紙には、「果てなき苦痛」と書かれている。

埼玉イサム:「苦痛…嫌だなあ…」
加治木真黒:「なんか怖いこと書いてあるっすね…」
加治木真黒:「痛いのはいやっすよ~」

埼玉イサム:次は赤見ます

赤い扉に貼られた紙には、「迷路に潜む契約者」と書かれている。

埼玉イサム:「????」
加治木真黒:「意味わかんないっすよー!どういう意味っすかね…」

埼玉イサム:ccb<=13 クトゥルフ神話
Cthulhu : (1D100<=13) → 42 → 失敗
加治木真黒:ccb<=3 クトゥルフ神話
Cthulhu : (1D100<=3) → 34 → 失敗

埼玉イサム:次は黄

黄の扉に貼られた紙には、「角に住まうもの」と書かれている。

加治木真黒:「ほ~…?」
埼玉イサム:「角に住まうもの…?ホコリ?」
加治木真黒:「あっなるほど!?そういうことなんすかね…!?だったらかなり嫌っすね…汚いっすよ~」

埼玉イサム:次は青

青い扉に貼られた紙には「妄執する玉虫色」と書かれている。

埼玉イサム:「さっきからなんなんだろう…?」

埼玉イサム:「青い扉なのに玉虫色なのか」
加治木真黒:「なんか不気味っすよね…?」

埼玉イサム:次は緑

緑の扉に貼られた紙には「底浅い悪意と神々の物語」と書かれている。

加治木真黒:「う~~~…難しいっすよー!」

埼玉イサム:「????さっきの神話がどうとかとは関係あるのかな?」
加治木真黒:「あ、神々の物語だから神話ってことっすか…!?」

埼玉イサム:最後白

白い扉に貼られた紙には、「さいごの問答」と書かれている。

埼玉イサム:「ダメだ、何もかもさっぱりわからない」
加治木真黒:「さいごの…問答…?ん~…?」

加治木真黒:「なんか…明らかに怖いこと書いてある扉とそうじゃない扉があったっすよね」
埼玉イサム:「うーん?そうだね」

加治木真黒:「そうじゃない…っていうか、意味不明って感じだったっすけど…」

KP:どうしても思いつかないなら<アイデア>どうぞ。

埼玉イサム:ccb<=60 アイディア
Cthulhu : (1D100<=60) → 11 → スペシャル

では貴方は、自分の反射神経の良さなら扉を開けて何かあっても最悪逃げられるのではないか、と思い至る。

埼玉イサム:「うーん…生を掴みたければ神話から学べということは緑の扉を開けてみればいいのかな?」
加治木真黒:「な、るほど…?とりあえず行ってみるっすか?」

埼玉イサム:緑の扉を開けます イサム先頭で

KP:はぁい

扉を開けると、いくつもの本棚にぎっしりと本が詰められている。
さながら図書館のような光景に、貴方たちは異質さを感じることだろう。

加治木真黒:「うーん?なんか図書館みたいっすね…俺には縁がないっす…」
埼玉イサム:「神話の本はないかな?」

KP:何か調べるなら<図書館>をどうぞ。

埼玉イサム:ccb<=73 図書館
Cthulhu : (1D100<=73) → 51 → 成功
加治木真黒:ccb<=25 図書館
Cthulhu : (1D100<=25) → 34 → 失敗

schoice[日本神話,ギリシャ神話]
Cthulhu : (SCHOICE[日本神話,ギリシャ神話]) → 日本神話

ではイサムは、『日本神話大系』という本を見つけることが出来る。

KP:中身を読むならさらに<図書館>、または<歴史>をどうぞ。

埼玉イサム:ccb<=73 図書館
Cthulhu : (1D100<=73) → 42 → 成功

ではイサムはその本の中の、

「……イザナギとイザナミはさまざまな神を生み出したが、火の神カグツチを生んだことでイザナミは火傷が元で死んだ。
イザナギは黄泉の国に赴いた。
イザナギはイザナミに帰ろうと言ったが、イザナミは黄泉の国の食べ物を食べてしまったため生き返ることは出来ないと言った。
黄泉の食べ物を食べた者は黄泉の住人とされる。
これを黄泉竈食ひ(ヨモツヘグイ)という。……」

という一節が目に留まるだろう。

埼玉イサム:「やっぱりあのザクロを食べたら生き返ることは出来なくなってしまいそうだな、マグロくんいい?気をつけるんだよ!」
加治木真黒:「そ、そうなんすか…!?なるほど…!わかったっす!」

KP:あーすみません忘れてました!<CON*5>をどうぞ!

加治木真黒:ccb<=55 CON*5
Cthulhu : (1D100<=55) → 83 → 失敗
埼玉イサム:ccb<=65 con×5
Cthulhu : (1D100<=65) → 4 → 決定的成功/スペシャル

ぎゅるるるぅ~

埼玉イサム:ダメだよ!!!

真黒は、強い空腹感を覚える。以降全てのダイスロールに-10%の補正がかかります。

KP:イサムはそうだな…次のSANC自動成功、というのでいかがでしょう。

埼玉イサム:「まぐろくん?!言ったそばからお腹を鳴らさないで!!」
加治木真黒:「わー!?こ、こんな話してたらお腹へってきたっす…ご、ごめんなさいっす!気を付けるっす!!」

貴方たちが本を調べていると、司書らしき男が近くの本棚から現れる。

司書:「…役に立つ」

とだけ言って、司書は貴方たちに一冊の本を渡してくる。

埼玉イサム:「は??」
加治木真黒:「…?」

KP:そうですね、<目星>どうぞ。

埼玉イサム:ccb<=85 目星
Cthulhu : (1D100<=85) → 19 → 成功
加治木真黒:ccb<=80 目星
Cthulhu : (1D100<=80) → 79 → 成功
(↑空腹補正を忘れていました…)

その本のタイトルは『Revelations of Glaaki』、というものだ。

KP:次いで<クトゥルフ神話>をどうぞ。

加治木真黒:ccb<=3 クトゥルフ神話
Cthulhu : (1D100<=3) → 88 → 失敗
埼玉イサム:ccb<=13 クトゥルフ神話
Cthulhu : (1D100<=13) → 100 → 致命的失敗

KP:ハハハ

ではイサムはこの本がとても魅力的なものに思えてしまう。うっかり手に取って目を通してしまうな!

KP:<英語>どうぞ。

埼玉イサム:「なんて僕のオカルト心がくすぐられる本なんだ!!」

埼玉イサム:ccb<=1 英語
Cthulhu : (1D100<=1) → 35 → 失敗

では内容は理解できなかったものの、その本にひどく惹かれてしまうことだろう。

KP:持ち物に≪グラーキの黙示録 12巻≫を追加してください。

埼玉イサム:「…う、ダメだ、英語はニガテなんだ…無念 まぐろくんこんな大人にならないようにちゃんと勉強するんだよ!」
加治木真黒:「ほ、ほ…?りょ、りょうかいっす!英語は苦手なんすけど…もうちょっとちゃんと勉強するっす!」

イサムが目を通したのを確認すると、男は満足げに帰っていく。

加治木真黒:「……何なんすかね…?」

埼玉イサム:「これはもらってしまってもいいのかな?」
加治木真黒:「よくわかんないすけど…渡されたんだしいいんじゃないっすか?」

埼玉イサム:「こんなものかな?一度戻ろうか」
加治木真黒:「そっすね!」

では、貴方たちは再び灰色の部屋へと戻るだろう。

KP:ここで<CON*5>をどうぞ。

加治木真黒:ccb<=55 CON*5
Cthulhu : (1D100<=55) → 42 → 成功
埼玉イサム:ccb<=65 con×5
Cthulhu : (1D100<=65) → 21 → 成功

KP:いいですね!特に何もないです!

埼玉イサム:「うーん…?あと怖くなさそうな扉は白かな?行ってみようか」
加治木真黒:「わかったっす!」

扉を開けるとそこは、壁も床も天井も真っ白な空間だ。

その中で一人の青年が椅子に座って本を読んでいる。
そのテーブルにはティーセットとクッキーがあり、ティーカップには香しい紅茶が湯気を立てている。

埼玉イサム:ダメだよ!!!

君たちが入ってくるなり、青年は読んでいた本を閉じて招き入れる。

青年:「やあやあ、よく来たね?とりあえずそこに座りなよ」

埼玉イサム:「まぐろくん!!わかってると思うけど何も食べちゃダメだからね!!」(小声)

そう言って青年は、自分の向かいの椅子に座るように促してくるだろう。

埼玉イサム:「は、はあ 失礼します」
加治木真黒:「お、お邪魔するっす!…は、はい!キモにめーじておくっすよ!!」

青年:「とりあえず…そうだ、お茶でもどう?お菓子もあるよ」

埼玉イサム:「いえ結構です!!!」即答
加治木真黒:「い、いまお腹いっぱいなんすよー!!」

青年:「…そう?ならいいけど」

青年:「……それで、君たちは今からどうしたいんだい?」

埼玉イサム:「でたいです」
加治木真黒:「お、俺もでたいっす!」

青年:「…なるほど、君たちの気持ちはよく分かった」

貴方たちが返答すると、青年は頷く。
すると、入ってきた入口とは反対側の壁に扉が現れる。

加治木真黒:「ほ…!?いきなり扉が…!!」

青年:「その扉を通るといいよ」

埼玉イサム:「わ、わかりました」ゴクリ

埼玉イサム:「まぐろくん行こう!」
加治木真黒:「は、はいっす…!俺もおじさんと一緒に行くっすよ…!」

KP:扉を開ける、ということでいいですか?

埼玉イサム:はい
加治木真黒:はい!

扉の向こうは閃光に満ちていて眩しい。
そこに入っていくと貴方たちは「君の望み通り、ここから出してあげよう」という青年の声を聞くことだろう。
そして、貴方たちの意識は暗転する。

目を覚ませば、そこは見慣れた自分の家だと分かるだろう。

どうやらうたた寝をしていたらしい。
馴染み深い空間に居ることで、君たちはどこか懐かしさと安心感を覚えるだろう。

あの空間の出来事は夢だったのだろうか。いくら考えてもわかりはしない。

それでも貴方は、今ここで確かに「生きている」。

…というわけでおめでとうございます!シナリオクリアです!

埼玉イサム:YATTA!
KP:「輪廻の狭間」、BEST ENDです!

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