犯人はお前だ!

喫茶食堂様の『コンビ限』収録シナリオ、星野様の「お前は誰だ!」を使用させていただきました。

KP:なした

PL:花鳥風月/Ba.(赤石)

五十鈴川旭/Gt./Cho.(NPC)

***

KP:点呼開始!

ななしさん:準備完了!(1/1)

全員準備完了しましたっ!
KP:誰?

それではシナリオ「お前は誰だ!」を開始します。

***

とある冬の日の朝。

花鳥は、最近愛用のエレキベースのスイッチが壊れてしまったため、楽器店へと訪れていた。
五十鈴川もギターのジャックを購入するために、花鳥に同伴していた。

また、今日はただの平日ではなくクリスマスイブだ。(なんで?)

KP:本当になんで?言い訳RPどうぞ

花鳥風月:「いや~俺こういうの全然わかんねーんすけどぉ~な~んでAmazonとかじゃダメなんすかね?」

花鳥風月:なんで?!wwww

五十鈴川旭:「ポチってもいいけどさー、パーツだけあってもおまえじゃ修理できないでしょ?」
花鳥風月:「なんとかなると思ったんすよ~俺結構器用なほうだし…ワンクリックで家にまで届くのにいちいち買いに来るのが面倒くさいんすよ~」
五十鈴川旭:「ならないってば!余計なとこいじって壊して修理費かさむよりはマシだと思いなよ」

花鳥風月:「っていうかなんで今日こんな混んでんすか?平日っすよね?」
五十鈴川旭:「あーそれは…今日明日限定でセールやってるからだよ」

花鳥風月:「まぁ今までそんな感じで全部なんとかなってんで~俺はスズが言いたいことわかんないかな~~」

五十鈴川旭:「おまえなあ…今までは運が良かっただけだって、人生そんな甘くないからね?」
花鳥風月:「そっすか?まぁ運が良いってだけででかいっすよね~スズはそういうことないんすか?可哀想…」

五十鈴川旭:「なんで俺が哀れまれてるの?」
花鳥風月:「可哀想だから?」
五十鈴川旭:「揚げ足を取るな!もーいいや…とりあえず修理終わるまで時間潰さないとね、どうする?」

花鳥風月:「え~そっすね~わりと時間あるんすよね~どっか他の店でも見て時間つぶしますか~」

花鳥風月:ツ、ツリー見る…?
五十鈴川旭:おもしろそう!いいよ!(笑)

花鳥風月:「あっそういえばあっちの方にツリー飾られてるって聞いたんすけど、俺写真撮りたいんすよね!」
五十鈴川旭:「そうだね、まあどこも混んでるだろうけど仕方ないか…えっ」

花鳥風月:「イン●タ更新最近してないし~ちょっと行ってもいっすか?」
五十鈴川旭:「えっ…ツ、ツリー見に行くの?そ、そっか…別に行くのはいいけど」

花鳥風月:「クリスマスイブにも楽器店に行ってるなんて意識高く見えないっすか?ツリーの写真っすけど~久々に更新するか~~」

五十鈴川旭:「う、うんそうだね…」
花鳥風月:「お~しじゃあ行きますか~~!」行こ行こ~wwww

ツリーは非常に大きく、様々なオーナメントで煌めいていてとても綺麗だ。
夜になるとイルミネーションが点灯するため、さらに華やかになるが、昼間でも美しいことに違いはない。

KP:これはインスタ映え間違いなしだ!<写真術>どうぞ!

花鳥風月:「あ~~そっすね、ツリーだけだと地味なんで~スズ後ろ向きでいいんで映ってもらってもいっすか?」
五十鈴川旭:「マジか…」

花鳥風月:「一応バンドのアカウントだし~~ファンサだと思ってさ」
五十鈴川旭:「あー…そっか、わかった…後ろ姿だけだからね」

花鳥風月:やったね!

花鳥風月:ccb<=75 写真術
Cthulhu : (1D100<=75) → 67 → 成功

花鳥風月:1d20*100
Cthulhu : (1D20*100) → 13[13]*100 → 1300

花鳥風月:1800人フォロワーいます!!

花鳥風月:1d10*10
Cthulhu : (1D10*10) → 5[5]*10 → 50

メッチャ綺麗に撮れたわ 500いいねくらいされた!すごい!

花鳥風月:[久々更新~ 今日は俺のベースがちょっと調子悪かったからスズと楽器店来てる!待ち時間にツリー見にきたよ~クリスマスイブだけあって人多いね~~ **12/25更新**]500いいねの投稿です

五十鈴川旭:なんか感じいいな!?

花鳥風月:「お、今日伸びんのはやいっすね~~」
五十鈴川旭:「へーほんとだ、やっぱライト写真撮るの上手いね」

花鳥風月:「スズうつってると結構伸びいいんすよね~」お、本当?結構写真撮るの好きなんで普通に嬉しいっすね」
五十鈴川旭:「そうなんだ、いやほんとに上手いと思うよ インスタ映えとか言ってるだけのことあるよね」

花鳥風月:「着いてる写真が下手だったらハァ?ってなるし結構大事なんすよ~!でもツリーは夜の方が綺麗だったかもしれねっすね 人はスゴイと思うけど」
五十鈴川旭:「なるほどね…まあイルミネーションもあるみたいだしね、いや流石に夜二人で見るのはちょっとアレじゃない?」

花鳥風月:「は…?どれっすか?」
五十鈴川旭:「い、いや…おまえが気にしないなら別にいいよ、聞かなかったことにして」

花鳥風月:「はぁ…?大丈夫っすか…?まぁ、それならいんすけど~?」
五十鈴川旭:「俺は至って正常だよ…あーそろそろいい時間だね、戻ろっか」
花鳥風月:「お、そっすね~」戻るか!

あなたたちが楽器店に戻ろうとすると

KP:<聞き耳>をどうぞ。

花鳥風月:ccb<=70 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=70) → 94 → 失敗
五十鈴川旭:ccb<=55 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=55) → 4 → 決定的成功/スペシャル

花鳥風月:極端…

では五十鈴川は、進行方向の前方、遠くから女性の悲鳴やざわめきが聞こえることに気付く。

五十鈴川旭:「…?なんか向こう騒がしいね」
花鳥風月:「ん?え、あぁ、本当っすね?なんだろ?」

花鳥風月:「誰か有名人でも来てるんすかね~?」気にしない~
五十鈴川旭:「んー、それにしては…」

五十鈴川が視線を向けると、そちらから何者かが走ってくるのが見えた。
フードをかぶった何者かはすれちがう際に、花鳥に肩口がぶつかる。

花鳥風月:「おわっ?!」

KP:シークレットダイス(男の隠す・1クリ)

花鳥風月:「うわいって~、なんなんすかー?!」

KP:KP困惑
花鳥風月:草

相手が少しこちらを振り向きぺこりと頭を下げたとき、あなたたちはその顔を見ることになる。

振り返ったその顔は、目にかかるブロンドにサーモンピンクのメッシュが印象的で、口元のほくろにも視線が行くだろう。

——そう、それは、花鳥の顔そのものであり、まるで鏡に映したかのように瓜二つだ。

他人の空似というには似すぎている。ありえない状況に背筋が凍るだろう。

KP:0/1d3のSANCです。

五十鈴川旭:ccb<=57 SANC
Cthulhu : (1D100<=57) → 22 → 成功
花鳥風月:ccb<=58 SANC
Cthulhu : (1D100<=58) → 88 → 失敗

花鳥風月:「!?!?」
五十鈴川旭:「!?」

あなたたちの戸惑いもそっちのけで、足早にその人影は立ち去っていった。

花鳥風月:「えっ、あれ、え!?!?!」

KP:タッタッタッ

花鳥風月:「俺!?!?」

花鳥風月:「スズ?!?!俺が走っていったけど?!?!?!?」
五十鈴川旭:「え……え!?ら、ライトだよね!?えっ!?」

五十鈴川旭:「でもライトはここにいるし…え!?どういうこと!?」
花鳥風月:「うん?!?!?!なんで?!え、えー!?お、俺ってもしかして双子の兄弟がいたんすか?!?!??!」

立ち去っていく際に何か紙切れのようなものを落としたのが見えるだろう。

五十鈴川旭:「えっそうなの…?」

花鳥風月:「お、俺何か落として行ったけど…え、えー…な、なんなんすかー?!」

花鳥風月:「心当たり全然ないっすよ~!!」とりあえず紙取りに行くか
五十鈴川旭:「あっ、た、確かに落としてたね…?」拾うか~

あなたたちが紙を拾うと
中年の女性、そして警備員らしき制服を着た男性2人が走ってくる。

中年女性:「泥棒!泥棒ーー!あの男よ!はやく誰か捕まえて!!」

花鳥風月:「えっ泥棒!?ど、どこっすか!?」」
花鳥風月:どこどこ~??
五十鈴川旭:「泥棒…!?」

警官:「!!お前か!」

途端に警備員らしき風貌の男性二人に脇を固められて、花鳥は拘束される。

花鳥風月:「状況つかめてないんすけど、と、とりあえず捕まえた方がいいっすよね?!どこっすか?!」

花鳥風月:「って俺ーーーーーー!!?」

五十鈴川旭:「えっ………え!?!?!?」

花鳥風月:「な、なんで俺なんすか!!!???????」

何事かと困惑していると後から警察官もやってくる。

花鳥風月:「え……えぇ…!!!???」

警官:「おい、一体これは何だ」
花鳥風月:「こっちが聞きたいんすけどぉ!?」

そう言って花鳥のポケットから指輪を取り出し、見せる。

花鳥風月:「はぁ?!?!」
花鳥風月:「なんすか、それ?!」
警官:「とぼけるな!お前がやったんだろう」

花鳥風月:「俺は知らないっすよー!?な、なんなんすかーー!!」

警官:「12時30分、窃盗の疑いで現行犯逮捕します」

花鳥風月:「ウソ!?」
五十鈴川旭:「う、うそでしょ…」

花鳥風月:思わずヒロの口癖が…
五十鈴川旭:出ちゃった

と、無情な宣告を受け手錠をかけられてしまう。

花鳥風月:「いやいや俺は楽器なおしにきただけだって!?!えぇ?!?!」

花鳥風月:「こんなんつけられる意味がわからないって?!勘弁してほしいんすけどー?!」
五十鈴川旭:「え、えっ…い、いや違うんです…!そ、そいつは俺とずっと一緒にいたけど、盗みなんてやってませんよ!?」

花鳥風月:「そ、そうっすよ!?俺は今日ずっとスズと一緒にいたんすから!?インスタだってさっき投稿したし!?更新時間見てよ!?無理だって!?!?」

警官:「なんだ、君は彼の知り合いか?庇っている可能性もあるから信用できない、現に目撃者がいるんだ」
警官:「話は署で聞かせてもらう」

花鳥風月:「俺は何もしてないんすよ~~~~」
花鳥風月:エーン
五十鈴川旭:「え、ええ…」

気づけば周りのやじ馬はあなたにスマホのカメラを向け、好奇の目で取り囲んでいた。
その中には一眼レフを構えた人もいるようだ。
パシャ、パシャと光るフラッシュに目がくらむことだろう。

花鳥風月:「うわっ写真NGなんすけど!?」ワーーーン

警察官は「道を開けて!」とやじ馬をかき分けていく。

花鳥はわけがわからないままパトカーに乗せられる。

花鳥風月:なんで!?ってなってるわ

***

パトカーで連行されていく花鳥を、五十鈴川は呆然としながら見送ることになるだろう。

五十鈴川旭:「えっ……お、俺はどうすれば…?」

五十鈴川旭:「そ、そうだ、ヒロたちに一応連絡しとこ」

北條陽人:携帯壊れてるので繋がりません!
SKY:Wifi忘れて海外に行ったので繋がりません!

五十鈴川は北條たちに連絡を入れようとするが、どんなに待っても通話が繋がることはない。

五十鈴川旭:「い、いや…うそでしょ?」
五十鈴川旭:「こんな時どうすればいいの…!?え、えっと…面会って行けるのかな…」

五十鈴川旭:「あっライトのベースどうしよう…」

五十鈴川旭:アワワ

五十鈴川旭:「と、とりあえず店に連絡だけして…面会行ってみようかな」困惑

では、五十鈴川は楽器店に連絡し、遅れて警察署へと向かう。

***

花鳥は警察署に連れていかれ、取り調べを受けることになる。

警官:「名前は?」
花鳥風月:「もー、なんなんすか~~俺じゃないって言ってんのに~~」
花鳥風月:「花鳥風月っすよ~~~」

警官:「ふむ、事件前後…今日の昼だな。何をしていた?」
花鳥風月:「だ~から楽器店行って待ち時間でツリー見てたんすよ~~その時間にインスタも更新したし~~」
花鳥風月:「疑うんなら更新時間見てほしいんすけど~」

警官:「アリバイ工作のためにお前と一緒にいたあの男が協力、または利用した可能性もあるだろう。それだけではアリバイにはならない」
花鳥風月:「はぁー?!じゃあなんて言えばいいんすかー?!俺じゃないんすよーーー」

警官:「お前が盗んだ指輪…時価約300万だとな。何故盗んだ?金に困っていたのか?」
花鳥風月:「いやいや、全然困ってないんすけど!?てか指輪のこともまったく知らないし!?」

花鳥風月:「勝手に金に困ってるって決めつけた挙句俺を犯人に仕立て上げるのやめてほしいんすけど~」
警官:「とぼけるな!現にこの指輪はお前の服のポケットから出てきたんだぞ!」

花鳥風月:「だから知らないってー……って、あっ!!」

花鳥風月:「あいつっすよ!!!警備の人が駆けつけてくる前に男がぶつかってきたんすよ!」
花鳥風月:「同じ方向から走ってきたし!そいつが俺のポケットに入れたんすよ!!絶対そうだって!!!」

警官:「見え透いた嘘を…被害者も警備員もお前の姿をはっきり見ているんだ。きっと監視カメラにも映像が残っているだろう」

警官:「言い逃れはできないぞ。早めに自白して反省した方が身のためだと思うがな」
花鳥風月:「はぁ?!いやいやだからそれ俺じゃないんすって!!たしかに似てはいたかもしれないけど全くの別人で!!」

花鳥風月:「だから俺じゃないんすって~~~~~」

警官:「犯人はそう言うものなんだ。続けるぞ、被害者女性との面識は?」
花鳥風月:「信じて欲しいんすけど~~~…女?全然知らないんすけど、誰?」

警官:「私怨からの犯行ではないと言いたいんだな?そうか…」

警官:「生い立ちと学歴を聞かせてもらう。生年月日は?」
花鳥風月:「はぁ??なぁんで俺が犯人ってことで話が進んでんすかね~~」

花鳥風月:1d12
Cthulhu : (1D12) → 4
花鳥風月:1d31
Cthulhu : (1D31) → 4

花鳥風月:「誕生日は4月4日っすよ~~」

警官:「家族構成は?家族関係はどうだ?」
花鳥風月:「父親と母親と~ねえちゃんもいるっすね~別に~仲いい方だとは思うんすけど~」
花鳥風月:「こんなこと聞いて何になるんすかー」

警官:「家庭環境に問題はなし、と…お前は●〇大学の学生なんだな、アルバイト等は?」
花鳥風月:「バイトっすかー?カラオケっすよ~~」

警官:「そうか、趣味は?ギャンブルやタバコはやっているか?」
花鳥風月:「ギャンブルもタバコも嫌だしやってないっすよ~趣味は音楽っすかね。バンドやってるし」

花鳥風月:「俺ばっか質問されていやなんすけどーー聴くなら自分が答えてからにしてよーーー」
警官:「なるほどな…何を言っているんだ、お前の取り調べなんだから、こちらが質問するに決まっているだろう」

花鳥風月:「は~~~お堅いっすね~~~~~」

取り調べの質問は多岐に渡り、あなたの生い立ちや趣味嗜好、さらには余罪がないかということまで事細かに行われた。
やってもいない事件について、長時間の取り調べを受けた花鳥は、心身ともに疲労するだろう。

取り調べが終わるとすっかり日が暮れている。
花鳥は今夜留置場に拘束されることになる。

花鳥風月:サンタのこないイブ…
KP:かわいそう

警官:「ああそうだ。おい、お前に面会希望者が来ているがどうする?」

花鳥風月:「面会…スズっすか?!するする!したいっす!!」
警官:「そうか、じゃあこっちに来い」

そう言って警官はあなたを面会室へと連れて行く。
そこにはあなたの想像通り、五十鈴川の姿があるだろう。

五十鈴川旭:「!ライト…!」

花鳥風月:「うわ~~~もーースズ助けてよ~~」
五十鈴川旭:「う、うん…俺だって出来ることなら助けてやりたいけど…」

花鳥風月:「いきなり連れてこられてだーれも俺の言葉信じてくれねーし、なんなんすか~!」
花鳥風月:「俺じゃないんすよ~~」

五十鈴川旭:「俺はおまえとずっと一緒にいたし…おまえにそっくりな男の姿も見てるからやってないって言いきれるけど、あれが真犯人なら結構厄介だよね…」

花鳥風月:「なんか監視カメラに俺が写ってたとか意味わからないこと言われて、もう犯人扱いっす ぜったいそいつの仕業だと思うんすけどー…」
花鳥風月:「俺になんの恨みがあってこんなことしたんすかー!?」

五十鈴川旭:「俺が証言しても友人だから、ってあんまり取り合ってもらえないしね…なんとか無実を証明できるといいんだけど…」
五十鈴川旭:「な、なんか恨み買うようなことでもしたの…?」

花鳥風月:「俺もインスタの更新時間の話しても一緒にいた男がやったんだろって言われて全く取り合ってくれなかったんすよ~…」

花鳥風月:「というか俺パトカー乗せられたとき結構写メ撮られたんすけどー…そこんとこどうなんすか…?」
五十鈴川旭:「あっ…?」

五十鈴川旭:「ちょ、ちょっと調べてみる」
花鳥風月:「う、うん…」

五十鈴川がSNSで検索すると、野次馬の撮った写真をRTして、「これ96to00のライトじゃない!?」「何回か対バンで見たことあるだけだけど、こんなことする人だったんだ最低…二度とライブハウスに来ないでほしい」などの発言が見つかる。

花鳥風月:「どうっすか…?」
五十鈴川旭:「あ、あー……さすがに一部では話題になってるっぽいね…」

花鳥風月:「う、うわー、まじっすか…ライブハウス二度と来るなとか言われてたらマジでショックなんすけど~~最悪っすよ~~~」
花鳥風月:「俺じゃないのにーー」

KP:炎上したからフォロワーが300人くらい増えてる クソみたいなリプライとかメッチャ来てる

花鳥風月:ウワーーーゴメンwwwwww

五十鈴川旭:「そ、そんなこと言われてないって…いやもし言われてたとしてもさ、おまえは何もやってないんだから…全部ひっくり返せばいい話でしょ?」
花鳥風月:「まぁ、たしかにそうっすよね…俺はやってないし~…何としてでも俺の無罪を証明するっすよ…!!」

花鳥風月:「怪しいのはあのぶつかってきた男なんすけどー…」
花鳥風月:「スズあの紙持ってる?」

五十鈴川旭:「そうそう、俺も出来る限りは協力するから…あ、持ってるよ」見ます!
花鳥風月:「あの時は見れなかったし…何の紙なんすかね」見よ~

その紙は、くしゃくしゃに丸まったレシートだ。
そのレシートはキャバクラ「ステラ」のもので、日付は三日前、領収金額は100万円ほどだ。

五十鈴川旭:「んー、キャバクラのレシートだね…100万!?」
花鳥風月:「ステラ…?キャバクラっすか…俺に似た顔して変なとこ行かないでほしいんすけどー…って100万!?」

花鳥風月:「うわ、100万って…でもまぁそう考えると300万の指輪を盗むのもわかる気がするっすね」
花鳥風月:「も~~あの男絶対真っ黒っすよ~~」

五十鈴川旭:「まあそれは間違いないだろうね…キャバクラなんかにそんなにつぎ込む人の気持ちは理解できないけど」

花鳥風月:「ここに行けば…もしかしたら何かわかるかもしれないっすよね…あの男に繋がんのなんてこの紙一枚なわけだし~…」

花鳥風月:「でも俺はここから出れないんすよね~……」
五十鈴川旭:「…行くの?」

花鳥風月:「…………」^^

五十鈴川旭:「………………い、いや、ちょっと待って?」
花鳥風月:「俺は、行けないんすけどーーーー…………まぁ、可能性があるところは…見ておいたほうが…ね?」

五十鈴川旭:「そ、それはそうなんだけど………い、いや…と、とりあえず場所だけ調べてみるね…」
花鳥風月:「お願いしま~す…」

キャバクラ「ステラ」を検索すれば簡単に住所は調べることができるが、本日は臨時休業のようだ。

五十鈴川旭:「あれ、今日臨時休業だって」
花鳥風月:「あ、そうなんすか?でもまぁ日を跨げば~…」

花鳥風月:「……」
五十鈴川旭:「……………」

花鳥風月:「ご、ごめんねスズ…俺もこんなこと…言いたくはないんすけど…」
花鳥風月:「スズの気持ちもわかるんすけどー………」

五十鈴川旭:「……うん、わ、分かってるよ……」
花鳥風月:「…申し訳ないっす………」

花鳥風月:かわいそう…

五十鈴川旭:「……いや、いいよ…ま、まあとりあえずそれは明日ね、うん…」女嫌いなんだよな…

花鳥風月:「話を聞いてきてくれるだけでいいんで…本当…き、気をつけて…」(?)
五十鈴川旭:「ありがとね…う、うん気を付けるね」

花鳥風月:「俺親にな~んも言ってないんすけど…まぁ写メ出回ってるくらいだしやっぱニュースとかにされてるんすかね?」
五十鈴川旭:「ライトの家にも連絡しといた方がいい?ヒロたちには一応電話したけど繋がらなかったんだよね」

花鳥風月:「い、いや~…なるべく知らないでは欲しいんすけど…流石にニュースになってたりしたらバレるとは思うんすよね……その時は…お願いしたいんすけど…」
花鳥風月:「なるべく俺が家に帰りやすくなる方向で伝えて欲しいっす……」

五十鈴川旭:「あ、ああそういうこと…わかった、それは任せてよ、もうニュースとかになってるのかな」
五十鈴川旭:調べよう

今日の事件はまだ載っていないようだ。
しかし この地域のニュースで、一週間前の盗難事件の記事を発見する。

花鳥風月:よかった;

親和タイムズ online
12/17未明、宝飾品店から貴金属を盗まれる事件が発生した。
犯人は逃走をはかったがその後すぐに通報を受けた警察官に発見され逮捕された。

五十鈴川旭:「あ、まだニュースにはなってないみたい」
花鳥風月:「あーーよかったっすわ…」ホッ

五十鈴川旭:「えーっと…じゃあ俺はそろそろ帰ろうかな」
花鳥風月:「う、うん、さっき話した件、よろしくね……」

五十鈴川旭:「あっそうだ もしかしたら裁判になるかもしれないし、弁護士とか呼んだ方がいいんじゃない?」
花鳥風月:「なるほど、まぁたしかにいないと不利っすよね……呼んどいたほうがいいっすね」

五十鈴川旭:「だよね、警官とかに言えば呼んでくれるんじゃないかな」

花鳥風月:「そっすね…あ~~~っと、最後にひとつだけいいっすか?」
五十鈴川旭:「ん、何?」

花鳥風月:「またぶつかってきた男の話になっちゃうんすけど~髪の色とかも俺結構珍しい方だと思うしホクロだってそうだと思うんすけど…ホントに全部一緒なのは流石に似すぎっていうか…」
五十鈴川旭:「それはそうだよね、俺もおまえみたいな見た目の子他に見たことないし」

花鳥風月:「まぁこれが本当だったら滅茶苦茶怖いんすけど…やっぱドッペルゲンガーとかだったりして…とか思っちゃったんすよ~~;;」

花鳥風月:「俺こわいの無理なんすよ!!!この件解決しないと今日なんて知らない場所だし寝れないんすよ~~;;」
花鳥風月:「マジでどうしよ!?そんなの実在しないよね!?こわいんすけど!?;;」

五十鈴川旭:「ドッペルゲンガー…?都市伝説みたいな話だけど…まあ、俺も実際見てるわけだしね…」

五十鈴川旭:「ちょ、ちょっと落ち着いてよ…うーーーん…」調べてみるか~~~
花鳥風月:「ドッペルゲンガーだったら俺死んじゃうんすよーー!?」;;;;

KP:インターネットで探す場合、<図書館><コンピューター><オカルト>でどうぞ。

五十鈴川旭:ccb<=70 図書館
Cthulhu : (1D100<=70) → 93 → 失敗
五十鈴川旭:ccb<=5 オカルト
Cthulhu : (1D100<=5) → 7 → 失敗

花鳥風月:惜しい;;
五十鈴川旭:ウワーーーーーーーーーーーーーーーー
KP:アワーーーー

KP:えーっと…最初の聞き耳クリティカルの報酬で出しますね

五十鈴川がドッペルゲンガーについて調べると、とあるサイトを発見する。

街の噂や都市伝説、不審者情報まとめサイト「はいよる闇」

いたずらするドッペルゲンガーの噂
ここ数カ月前からドッペルゲンガーの目撃証言が続いているが、そのドッペルゲンガーは本人の知らないところで何やらトラブルを起こしているようだ。
それも食い逃げであったり、付き合っていた彼女とトラブルを起こして振られたりといった些細なものから、最近は犯罪まがいのものまであるらしい。

花鳥風月:これじゃん

五十鈴川旭:「…だって、すごい今の状況に似てるけど…」

花鳥風月:「えっ、これ………ほ、本当にドッペルゲンガー、なんすか…!?!」
花鳥風月:「な、なんかだいぶやばい気がするんすけど………!?」

五十鈴川旭:「それは分かんないけど…でも実際ドッペルゲンガーみたいなのが好き勝手してるみたいだね」

花鳥風月:「もーだめだ~!今日の夜にでもドッペルゲンガーが俺を殺しにくるんすよ~~~」
五十鈴川旭:「こ、殺されるって…大丈夫だって、そんな怖いことにはならないよ」

花鳥風月:「まだ死にたくないっすよ~~!!…でもまぁそのドッペルゲンガーを捕まえれば…俺の無実は証明できそうっすよね……」
五十鈴川旭:「切り替え早くない?まあそうだね、分かりやすい目的が出来たかな」

花鳥風月:「あーーでもやっぱこわいっす!怪異相手になんのちからもない人間なんて無力なんすよ…うう…でもやるしかないんすよね……」
五十鈴川旭:「うんうん、このまま捕まるわけにはいかないもんね」

花鳥風月:「メッチャ怖くてマジ卍って感じっすけど…俺は俺の無実を証明してここを出るっすよ…!スズも色々よろしくね…!」
五十鈴川旭:「そうだね…俺も手伝うから、頑張って名誉挽回しようよ」

花鳥風月:「形はどうであれ俺にみんなの注目が集まってんならある意味チャンスっすよね…!!」
五十鈴川旭:「確かにね…!バンドも注目されてるし、今でこそ悪い様に言われてはいるけど…ここで無実を証明すればかなりかっこいいよ」

花鳥風月:「俺もみんなとまだ演奏したいし、無罪証明からの名誉挽回で一石二鳥っすね…!スズも大変だとは思うけど……生きて帰ってくるっすよ…!ここ出てまた演奏しよ」
五十鈴川旭:「うん、そうだね…出たらまたみんなで一緒に演奏しよう、ライブもやろうよ」

花鳥風月:「じゃあまた何かあったら来て欲しいっすわ 俺も俺で弁護士呼んだりなんなりしとくんで よろしく頼んだっすよ」

五十鈴川旭:「了解、ライトも頑張ってね。怖くてもちゃんと寝なよ」
花鳥風月:「あ、馬鹿にしてんすか~もう余裕っすよ~」

五十鈴川旭:「ならいいけど……じゃあね」
花鳥風月:「じゃ、ありがとねスズ」バイバイ~

こうして五十鈴川は帰って行った。

***

花鳥の申請を受けて、警官は当番弁護士を呼んでくれるだろう。

弁護士:「あ~ハイ、こんばんはワタクシ弁護士の羽磯(はいそ)と 申します」

と60代ほどでくたびれた様子の弁護士が現れる。

花鳥風月:「はぁ~~~ど、どうも、課長文月っていいま~す」

花鳥風月:誰!
花鳥風月:wwwww

KP:課長!?
KP:ど、どうしてここに…

花鳥風月:花鳥風月wwwwwwwwwwwww

花鳥風月:「なんとかして俺の無実を証明したくて~よろしくお願いしたんすけど~~~だ、大丈夫なんすかね~?」
弁護士:「はい、大丈夫ですよ。一応ざっくりとしたお話は伺っておりますので」

弁護士:「その、逃走した犯人ですか。その犯人が逮捕されればもちろんいいのでしょうが…」
弁護士:「あなたが逮捕されている以上、警察の捜査はあてになりませんから、なんとかして無実の証拠を探しましょう」

花鳥風月:「あ、わりとしっかりしてんすね。そうなんすよ、そこまでは知ってるんすね~」

弁護士:「しかし、どうして間違えられてしまったのでしょうね」
花鳥風月:「それが、聞いて驚かないで欲しいんすけど~そのぶつかってきた犯人が、俺の顔と超ソックリだったんす!」

弁護士:「なるほど…風貌が似ていたというわけですか」
花鳥風月:「もう何もかも似てるっていうか、髪も全くおんなじ感じで、ホクロの位置も一緒だったんすよ!監視カメラにもその姿が映ってたみたいで、全員俺を犯人だと思い込んじゃってて~本当大変なんすよね~~」

弁護士:「ふむ…自分と同じ顔をしていた、というのはまあ、すれ違ったのは一瞬ですし他人の空似などでしょう」
弁護士:「それで誤解されてしまったというわけですね」

花鳥風月:「そうなんすかね~?でも俺にアリバイがあるわけでもないし、監視カメラにも俺に似た人がうつりこんじゃってるわけだし…証明のしようもないんすよね」

弁護士:「そんなことはないですよ。花鳥さんが犯人でない証拠などを集めれば十分裁判で戦えると思います」
弁護士:「別の場所にいた証拠、監視カメラですとか、証人ですとか。ワタクシはそういったところをあたってみます」

花鳥風月:「一緒にいた友達がいるんすけど、その人も俺のことをかばって嘘ついてるって思われてるらしくて本当に証人もいなければ何もないんすよ」

花鳥風月:「ふんふん…なるほど…いや本当思ってたより頼りになるんすね?」
弁護士:「そうなんですね…しかし、そのご友人というのも裁判においては重要な証人になるでしょう。大丈夫、きっと無罪放免されますよ」

花鳥風月:優しくて草

弁護士:「いやはや、そう言っていただけると何よりです。まだ21歳のあなたには、不安で心細い体験だとは思いますが…あなたにはワタクシとそのご友人がついていますからね」
花鳥風月:「友達も俺の無罪を証明しようと動いてくれてんす、そこに弁護士さんが入っちゃったらもう滅茶苦茶心強いっすね 冤罪かけられて結構へこんでたんすけど、元気出てきたっす」

KP:急に体育会系の好青年になって草

花鳥風月:「まぁ本当俺だけだったらマジでどうなるかわからなかったし、友達がそこにいてくれたのはラッキーとしかいいようがねぇっすわ」

花鳥風月:wwwwwwww
花鳥風月:うける

弁護士:「よかったですね、ではワタクシもあなたの無罪を証明できるように誠心誠意働きかけてみますので…今日はごゆっくり」

弁護士:「ああ、そうだ」
弁護士:「窃盗の証拠品はすでに警察に押収されていますので、証拠隠滅の恐れはないとして、明日になれば花鳥さんも解放されることになるでしょう」

花鳥風月:「ん!?そ、そうなんすね!?ほ、ほ~~~~なるほど…嬉しいんすけど~~~ほ~~~…」
弁護士:「はい。なので一日だけの辛抱ですよ」

花鳥風月:「そ、そっすね……」今日キャバクラ休みの理由それじゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

KP:そうだよ
花鳥風月:逃げたい
五十鈴川旭:それは怒るよ
花鳥風月:マジ卍…

弁護士:「では、ワタクシはこれで」

そう言って弁護士は去って行く。

花鳥風月:ありがとね・・・・・・
花鳥風月:バイバイ

その後あなたは留置所に移動することになる。

KP:オラッ入れッ
花鳥風月:もっと優しくしてよ!

今晩はここで夜を明かさなければならないらしい。
留置場は相部屋で、先客が一人いるようだ。

花鳥風月:「も~~~警察って結構乱暴っすね~~」

花鳥風月:「ん?」
男:「あ、相部屋の人か?」

花鳥風月:「(うわ~他に人いるんすね~?こんなところにいるくらいだし怖い人だったら殺されちゃうっすよ~~)」

花鳥風月:カミュ?
男:カミュじゃない

男:「よー、にーちゃんアンタなにやったんだよ?」

花鳥風月:「どうも~俺っすか~?いやいや俺な~~んもしてないんすよ~!!」
花鳥風月:「な~~んもしてないのにここにいるんす!!」

男:「なんもしてない…ってまさか冤罪ってことか?」
男:「どんな事件だ??」

花鳥風月:「まぁそういうことっすよね な~~んか窃盗事件があったみたいで~たまたま近くにいた俺が犯人だって勘違いされちゃってお縄っすよ~~~~卍って感じっすね」
花鳥風月:「本当勘弁してほしいんすよね~~」

男:「勘違いか、そいつは災難だな!なんでそんなことになったんだろうなあ」
花鳥風月:「俺は犯人みたいなのを一応見はしたんすけど、な~に言っても聞いてくれね~し、監視カメラに俺がうつってたとか言い出すんすよ~~?」
男:「え?監視カメラに…?」

花鳥風月:「そうなんすよ。ここからが聞いてビックリっすよ!なんと俺が見た犯人ってのも、俺にソックリな顔してたんすよ…本当に激似って感じ!!それだと監視カメラを見て俺が犯人だって勘違いされんのもわかるっちゃわかるんすけど、滅茶苦茶こわくないっすか~~!?」

花鳥風月:長wwww

花鳥風月:「ま~じで今日怖くて寝れないと思ってたんで相部屋の人いて安心っすわ~~」

男:「な、なんだと!?そ、そんな…いや、まさかそんな…」
花鳥風月:「あ、疑ってるんすか!?」

男:「い、いや…そういうわけじゃねーんだけど…」
花鳥風月:「別にいいっすよ~~信じてもらえないのなんてもう取り調べの時点でわかってるんで~~」

男:「いや、違うんだって!その、なんていうか…」
花鳥風月:「気使わなくていいって~~」

男:「…オレはなんか、金のネックレスを盗んだとかで捕まってよ~…でもそんなことやってねーんだよ!」
男:「だけど目撃者もいるし、監視カメラにも映像が残っててそれが証拠になってるとかで意味わかんねえんだよ…」

花鳥風月:「えっ、もしかしてそれ一週間前の事件っすか?あんたも冤罪で捕まったってこと!?」
男:「そう!そうなんだよ!」

男:「いつも通り飲んだ後に街をうろついてたら、なんか若いにーちゃんがぶつかってきてよ。喧嘩でも売ってんのかと思ったらすぐ逃げやがって」
男:「そしたら警察に取り囲まれて突然逮捕だぜ?何なんだよ」

花鳥風月:「えぇ、マジで一緒っすね…!?俺も警察に囲まれる前に変な人にぶつかられたんすよ!?それがさっき言ってた俺に似た人なんすけど……ぶつかった人の顔とかって見てないんすか!?」
男:「言われてみれば似てたような?気がする…酔っぱらってたからな~一瞬だったしあんまり覚えてないんだよなぁ」

花鳥風月:「は、はぁ~~…ほうなんすね…!?うわ~~~~や、やっぱりドッペルの噂、本当なんすかね……うわっこわくなってきた!?」
花鳥風月:「滅茶苦茶こわくないっすか!?」

男:「(ドッペル…?)お、おおそうだな…いやーでもまさかオレと同じ境遇のやつに出会うとはなあ!」

花鳥風月:「いや~~俺もビックリっすよ~~!!なんか嬉しいっすね~~!最悪な状況ではあるんすけど!!」
花鳥風月:「誰もわかってくれないと思ってたんで!!」

男:「なあにーちゃん、名前なんて言うんだ?オレは的場友ってんだ」
男:「にーちゃんとは仲良くなれそうだぜ!」

花鳥風月:「俺は花鳥風月ってゆーんす!俺もそんな気がしてんすよね~~!!でも一週間前の事件ってことは、結構ここにいるんすね?」
男:「あーまあな、証拠を隠蔽する可能性があるとか何とかで…」

男:「でもまあ、それも今日までだけどな!」
花鳥風月:「な~るほど、大変っすね~~一緒に無実証明頑張ろ!?ん?今日まで?」

男:「おう!オレは明日が裁判なんだよ」

男:「事件の当日一緒に飲んでたダチが証人になって、ちゃんと別の場所にいたって証言してくれるって言ってるからな」
男:「明日晴れて無罪放免ってわけよ!一足先に失礼するぜ!」

花鳥風月:「あ、そうなんすね!?本当もう監視カメラとか色々不利としか言いようがないっすよね~友達の意見とか庇ってるだけだ、とかいちゃもんつけられるし~…い~や俺は応援してるすよ!!!がんばってね!?」
的場友:「まあやってねーもんはやってねーんだから大丈夫だろ!ありがとな!」

花鳥風月:「俺もすぐ無罪証明して外出るんで!!いや~冤罪は笑い話っすよマジで~」
的場友:「だな、オレもシャバに出たら酒の肴にでもすっかなー」

そうこうしていると消灯時間になる。

夜が更け、長い長い一日が終わった。
平穏なクリスマスイブだったはずが何故こんなことになったのか。
絶望と先行きの不安から、花鳥は0/1d2、五十鈴川は0/1のSANCです。

花鳥風月:ccb<=55 SANC
Cthulhu : (1D100<=55) → 50 → 成功
五十鈴川旭:ccb<=57 SANC
Cthulhu : (1D100<=57) → 67 → 失敗

***

朝・6:30 起床。留置場の朝は早い。

KP:カンカンカン!!!起きて!!!!

花鳥風月:冬だ…

花鳥風月:「んぇ~~~ま~~だ6時じゃないすか~~~~」もぞもぞ
警官:「おい!起床時間だぞ、起きろ!!」

花鳥風月:「あ~と1時間お願いしたいんすけど~~~………」ぐう
的場友:「にーちゃん起きた方がいいってー警官メッチャ怒ってんよ!?」起こす

KP:起きろ!!!

花鳥風月:「警官~……………?も~~朝からうるさいんすよ~~…」起きよ

朝食は食パン3枚とジャム、お茶だけだ。

花鳥風月:「こ~んな朝早く起きてどうするんすかーー」

花鳥風月:「えぇ~~~俺は朝ごはん派なんすけどーーパンなんすか~!?」
警官:「文句があるなら食べなくてもいいんだぞ」

花鳥風月:「うわ面倒くさっ!まぁ食べるんすけど~流石留置場って感じのメニューっすね(笑)」

無事朝食を終えると、あなたは留置場から解放されることになるだろう。

花鳥風月:やったー!

朝7時くらいかな、どうしますか?

花鳥風月:「いや、まさか解放されるとは思ってなかったんすけど…とりあえずスズに連絡いれるか~」

花鳥風月:TEL
花鳥風月:tell☎

あなたが五十鈴川に電話をすると、長いコールの後に応答がある。

花鳥風月:「ん~?ま~だ寝てるんすかね~~?」
五十鈴川旭:『………………もしもし……』

花鳥風月:「あ~~やっと起きた めっちゃ寝起きの声だけど大丈夫っすか~? 早寝早起き心がけたほうがいっすよ~~」
五十鈴川旭:『…………んー……なに……?」

花鳥風月:「俺今外いるんすけど~~」
五十鈴川旭:『うん…』

花鳥風月:「一応外出れたんすけど~~~…起きてる??」
五十鈴川旭:『あー……………起きてる起きてる………ん?』

花鳥風月:「本当にわかってるんすか?」
五十鈴川旭:『あ、あれ…ライト?あれ、なんで?』

花鳥風月:「俺、今、外、っすよ」

五十鈴川旭:『えっ!?脱獄したの!?』まだちょっとボケてる
花鳥風月:「うん!?それはしてないんすけど!?」

五十鈴川旭:『え、ち、違うの…?ならよかったけど…』

花鳥風月:「流石にそこまではやばいってわかってんすよ~?とりあえずそっち行くんでとっとと準備してもらってもいっすか?」
五十鈴川旭:『え?あ、うん分かった…』

花鳥風月:「また寝ないでよー!?」っていって切ります

では通話が切れました。五十鈴川と合流するということでいいですか?

花鳥風月:「はやく行かないとま~た寝られちゃいそっすね~~」行くよ~

***

では花鳥は無事五十鈴川のマンションに辿り着くことが出来たぞ!

花鳥風月:ピーンポーーン

花鳥風月:「スズ~~いるのはわかってるんすよ~!」ドンドン
五十鈴川旭:「うわっもう来たの?準備まだだからちょっと待って!」

中からバタバタ聞こえてくるね 大慌てで準備してる

花鳥風月:「寒いし早くして欲しいんすけど~~」

しばらくすると準備を終えて出てきます 我慢しな

五十鈴川旭:「はー…ごめん待たせて、えっと…」

花鳥風月:「本当っすよ~~もっと早起きしたほうがいいと思うんすけど~」
五十鈴川旭:「えっ…ご、ごめん」

五十鈴川旭:「も、もう出てこれたんだね?こんな早く出れるって思ってなかったからビックリした…」
花鳥風月:「いや俺もビックリなんすよね 弁護士の人に明日には解放されると思う~とか言われて~まぁラッキーっすよね」

花鳥風月:「ラッキー…なのかは、わかんねーすけど…」
花鳥風月:キャバ…

五十鈴川旭:「?ラッキーなんじゃないの?……あ」
花鳥風月:「…まぁ、どにかなるっしょ…」

五十鈴川旭:「そ、そうだね…一人で行くよりはマシだしよかった…」

五十鈴川旭:「うーん…今からどうする?朝だしキャバクラ空いてないもんね」
花鳥風月:「そうっすよね、夜までどうするかっすよね~?」

花鳥風月:「とりあえずニュース調べてもいいっすか?いつ親にばれるか気が気じゃないんすよ~~」

花鳥がインターネットニュースを調べると、新着記事が来ていることに気付くだろう。

花鳥風月:なんの記事かなぁ~~~

親和タイムズ online
白昼堂々繁華街にてひったくり事件が発生。
被害者の50代女性が歩いていたところ、後ろから走ってきた男にカバンの中に入っていた指輪を盗まれた。
犯人は逃走したがその場で警備員に取り押さえられ現行犯逮捕された。

という内容の記事だ。

KP:名前は出てないよ!
KP:(写真はバッチリ映ってます)

花鳥風月:「あ~~まぁやっぱ記事になるんすね~~~…うわっ写真乗ってるし!?」

KP:choice[家族がニュース見た,まだ見てない]
Cthulhu : (CHOICE[家族がニュース見た,まだ見てない]) → 家族がニュース見た

ここで、花鳥の携帯に着信が入る。

花鳥風月:「もうこんなの見られたら一発で終わりっすよ~~~!現にアカウントのフォロワーめっちゃ増えてなぁんかクソみたいなリプライいっぱい来てたし~~」

花鳥風月:「ん?」
花鳥風月:誰から~~~??

五十鈴川旭:「炎上してるよね…」

ディスプレイには「お母さん」と表示されているぞ!

花鳥風月:「うわ”っっ!!!!!!!!!」
五十鈴川旭:「えっ!?な、なに!?!」

花鳥風月:「ま、まじか!まぁそうなるよなぁ~~~~」

花鳥風月:「いや、母親から電話きたんすよ………は~~~~……」
花鳥風月:「まぁ俺はなんもしてないしね…わかってくれると思うんす!!」
五十鈴川旭:「あ、あー……なるほど…が、頑張って弁明しなよ…」

花鳥風月:「は~~~~………よし……」出るよ!!!

では、花鳥は電話に出る。

お母さん:『このバカ息子ーーーーーッ!!!!!!!!』
花鳥風月:「…な、なんすかぁ~?」

お母さん:『あんた…あんたねえ……とうとうやったわね!!!!』
花鳥風月:「ち、ちがうんすよ~~!!!俺じゃないって~!!!」

お母さん:『バカだバカだとは思ってたけど…まさかここまでなんて!!!!!』
花鳥風月:「ちょ、ちょっと話聞いて本当!!」

お母さん:『何言ってんのよ!!!写真見たけどどう見たってあんたじゃないの!!!』
花鳥風月:「バカ!?そんなこと思ってたんだ!?!?うん!?」

花鳥風月:「い、いや~~それはたしかに俺だけど~~~俺だけどやったのは俺じゃないっていうか~~~」
花鳥風月:「と、とにかく俺は何もやってないんだって!!」
お母さん:『はあ!?何意味わかんないこと言ってんの!!言い訳するならもっと上手くやりなさい!!』

花鳥風月:「言い訳じゃないんだって!!冤罪だよ冤罪~!!!いや息子のこと信じてよ!?」

五十鈴川旭:「だ、大丈夫…?」小声
花鳥風月:「やばいかも~~;;;;」小声

花鳥風月:「えぇ、お父さんもねーちゃんも…もう知ってる…??」

お母さん:『当たり前でしょ!!!あんたがそんなだからね!お父さん寝込んじゃったんだからね!!!』
花鳥風月:「うわ~~~~~!!!??うん!?俺じゃないけどごめんね!??!」

お母さん:『お姉ちゃんはいつかやるかもとは思ってたんだけど、まさか本当にやるとはね~(笑)って言ってるわよ!!!』
花鳥風月:「ひどくない!?!いつかやるかもとも思われてることすら知らなかったんだけど!?!?」

五十鈴川旭:あわ…

花鳥風月:「俺じゃないんだって~~~!!!!!」
花鳥風月:「信じて欲しいんだけど!?俺警察にもファンにも疑われてんだよ!?なんで!?!?」

お母さん:『うるさいわよ!!!!そんなのあんたが犯人だって証拠があるからに決まってんでしょ!!!!』
お母さん:『大人しく罪を償ってきなさい!!!!』

花鳥風月:「嘘でしょ!?!?!」
花鳥風月:ガーーーーーン!

五十鈴川旭:「えっ…ほ、本当に大丈夫…?」
花鳥風月:「し、信じてもらえないんだけど、どうすればいい!?」

五十鈴川旭:「え、えっと…変わろうか?」
花鳥風月:「も~~俺が何言っても無理っすよ~~~!!!!」っていって携帯差し出すわ

お母さん:『ちょっと!!!!風月!!!!!聞いてるの!?!??!?』

五十鈴川旭:「あ、あの、お電話変わりました…ライ…風月の友達の五十鈴川という者です」
お母さん:『風月のお友達!?!あの馬鹿がこの件で何かなんか迷惑かけてたりしない!??大丈夫?!』

五十鈴川旭:「えっと、あんなニュースを見てショックを受ける気持ちは分かるんですが…一度落ち着いて話を聞いてもらえますか?」

五十鈴川旭:「え!?い、いやそれは大丈夫です、お構いなく」
五十鈴川旭:いつもだよ・・・

お母さん:『もうニュース見ていつかやるんじゃないかと思ってはいたのよ!?ニュースを見ただけで状況はよくわからないんだけど、貴方何か知ってる…!?!?』
五十鈴川旭:「ふ、風月は何もやってないんです!事件の時、俺と一緒にいたのでそれは証言できます」

お母さん:『とかなんとか言って、風月にそう言えって頼まれたんでしょ!!あのバカ!また人に変なことさせて!』

五十鈴川旭:「ち、違うんです!ほんとに!現場でよく似た人を見たので、きっと風月は誰かになすりつけられたんだと思います…」
五十鈴川旭:「ほ、ほらよく考えてみてください!正直あの髪型でほくろがあって、大体の背格好が同じだったら、誰だって風月に見えませんか!?」

お母さん:『あら…それ本当なの…?風月が冤罪だなんて難しい言葉使ってきたから事前に言い訳のために調べてきたのだと思ったのだけど…』

お母さん:『まぁ…たしかに…一理あるわね…』

五十鈴川旭:「きっと誰かから聞いた言葉をそのまま使っただけですよ…し、信じてあげてください…」

花鳥風月:「俺じゃないんだって~~~~~」後ろで喚いてるわ

お母さん:『うーん…そうね~…まぁバカはバカだけど人のものを取るような子に育てた覚えはないし…』
五十鈴川旭:「そう、そうですよ…!人としてやって良いことと悪いことの分別くらいはつきますよ…」

お母さん:『そうね……それにそこまで度胸あるようにも思えないわね……?五十鈴川くんの言葉を信じてもいいのかしら…??』

花鳥風月:ギャーギャーギャー!

五十鈴川旭:「風月にそんな度胸ないですよ…!信じてもらえますか…!?」
花鳥風月:「うん!?度胸!?バカって単語出てきすぎだし人のことdisしすぎじゃん…!?」

お母さん:「…わかりました、そう考えると納得ね…一応信じます。まだ一応だからね風月!!あんたは落ち着いたらでいいからとりあえず一回帰ってきなさい!!」シナリオ後に帰るわ
花鳥風月:えーん

五十鈴川旭:「あ、ありがとうございます…!じゃあ風月に代わりますね」

花鳥風月:「はいはいりょ~かい…俺が無実だってことはお父さんにも言っといてあげてね!?」
お母さん:『まあそう言ってるってことは伝えておくわ、ちゃんと無実を証明するか罪を償うかしなさいよ!』

花鳥風月:「償うはないから!!!!!絶対!!!!!!!!」
お母さん:『わかったわかった、じゃあ切るわね』

花鳥風月:「はぁ…はーい…」

では通話は切れました。

花鳥風月:「ありがとスズ…俺だけじゃ罪を償わされてた……」

五十鈴川旭:「いや、別にいいけどさ……また覚えたての言葉使ってるね」
花鳥風月:「?どういう意味っすか?」

五十鈴川旭:「はあ…こんなニュースひとつで大惨事だね…」
花鳥風月:「本当っすよ~…」

ニュースでは、昨日の事件内容を示す記事とともに、被害者の背後から忍び寄る犯人の姿から、警察官に逮捕するまでの何枚かの写真が掲載されている。

KP:ここで<アイデア>をどうぞ。

花鳥風月:ccb<=50 アイデア
Cthulhu : (1D100<=50) → 88 → 失敗
五十鈴川旭:ccb<=75 アイデア
Cthulhu : (1D100<=75) → 88 → 失敗

KP:リアルINT!!!

花鳥風月:「うわっ写真メッチャ乗ってんじゃないっすか~~~~!」
五十鈴川旭:「こんだけ載ってればそりゃ特定されるよね…」

花鳥風月:「…?」

花鳥風月:「いやでもこれ、俺が捕まってる時の写真はわかんすけど~」

花鳥風月:「犯人が被害者に近づいてるこの写真は流石におかしくないっすか?」
花鳥風月:「監視カメラでもなんでもないのに…こんな写真…どんな場面で撮るんすかね?」

五十鈴川旭:「……確かに、犯行前の写真があるのはおかしいね」

花鳥風月:「まるで今から犯行が行われることがわかってるみたいな…どうなんすかね…?」
五十鈴川旭:「…うん、偶然この場に居合わせたかあるいは……事前に待ち構えてたかだよね」

花鳥風月:「…そう考えると…ちょ~っと怪しくなってくるんすけど…?この写真、誰がとったんすかね…?」問い合わせできるかな

カメラマンについては分からないが、記事のライターは「文屋真」という人物だと記載されている。

五十鈴川旭:「ライターの名前は出てるけど、カメラマンまでは分かんないね…」

花鳥風月:「まぁそうっすよね~…まぁこの人に聞けばカメラマンもわかるんすかね?」一週間前の記事のライターも調べたいな

一週間前の記事についても、ライターが「文屋真」であることが分かる。

花鳥風月:「あれ、一週間前の事件も、この人が記事かいてんすね?」
五十鈴川旭:「ん?そうだね…それがどうかした?」

花鳥風月:「あ、スズに言ってなかったっすよね、俺、留置場で一週間前の事件の人と会ったんすけど~」かくしか
五十鈴川旭:「えっ!?なるほど…それは確かに引っ掛かるね…?」

花鳥風月:「それを踏まえると…似た事件二つの記事をこの人が担当してるのはちょ~っと気になるんすよね~?偶然っていわれたらそれまでだけど~」
五十鈴川旭:「うんうん…他にあんまり手掛かりもないわけだし、行く価値はあるんじゃない?」

花鳥風月:「そっすね、親和タイムズっすよね~行くか~~」

***

親和タイムズに着きました!

男性:「どうしました?何の御用ですか?」

花鳥風月:「あの~文屋真ってライターの人に会いたくて来たんすけど~~」
五十鈴川旭:「お話を伺うことって出来ますか?」

男性:「ああ、文屋くんね。彼今ちょっと手が離せないみたいでね~応接室にお通しするので、待ってもらえますか?」

五十鈴川旭:「あ、そうなんですね ありがとうございます」
花鳥風月:「お、会えるんすね~!了解で~す」

ではあなたたちは応接室へと通されるだろう。
文屋の姿は見えないが、先ほどの柔和そうな男性がお茶を淹れてくれる。

五十鈴川旭:「ありがとうございます」
花鳥風月:「あ、どうも」

男性:「すみませんねー、もう少々お待ちください」
男性:「最近あの子頑張っててよくスクープ上げてくるんですよ。記者として鼻が利くようになったんですかね」

と嬉しそうだ。

花鳥風月:ふーん

五十鈴川旭:「…そうなんですか……」
花鳥風月:「へーそうなんすね~~」

五十鈴川旭:「…ていうかさ、ライト」
花鳥風月:「ん?」
花鳥風月:「なんすかぁ?」

五十鈴川旭:「記事書いた人なんだったら、その場に居合わせてるだろうし、おまえの写真も見慣れてるだろうし…」
花鳥風月:「うん?」

五十鈴川旭:「流石に顔見られるとなんか言われるんじゃないかな…?」
花鳥風月:「………うん……うん!?!?!えっ大丈夫っすかね!?」

五十鈴川旭:「話を聞くにも、警戒されるだろうし…」
花鳥風月:「警戒されて何も話してもらえない!?」

花鳥風月:ccb<=1 変装
Cthulhu : (1D100<=1) → 55 → 失敗

花鳥風月:「い、いや~~でも覚えてないんじゃ…ないんすかねぇ?」

五十鈴川旭:「もしかしたらそうなるかもって思ったんだけど…うーん…」

五十鈴川旭:「昨日の今日だよ!?そんな鳥頭じゃないでしょ!!」

花鳥風月:「いや~~でも、いや、ほら、ライターなんていろんな記事見ていろんな写真みてるわけだし~~まぁ大丈夫っしょ~~」
花鳥風月:「多分」

五十鈴川旭:「いやおまえ…自分がなかなか印象に残るビジュアルしてるって分かってないの…?」
花鳥風月:「そっすかね?わりと平凡な見た目してると思うんすけど?」

五十鈴川旭:「うそでしょ?いやでも、インパクトがある部分を誤魔化せれば……前髪あげれば?」
花鳥風月:「それ変わるんすかね?」

五十鈴川旭:「そのメッシュも誤魔化してさ……うん、なんかいける気がしてきた」
花鳥風月:「え~~~本当っすか~~?まぁ、それでいけんならそうするけど~~」

五十鈴川旭:ccb<=55 幸運 メガネ持ってる?
Cthulhu : (1D100<=55) → 40 → 成功

五十鈴川はブルーライト眼鏡を持って来ていたようだ!!!!

花鳥風月:wwww

五十鈴川旭:「あっ俺メガネ持って来てたみたい、これ掛けなよ」
花鳥風月:「マジでこれで平気なんすかね~~?いいっすけど~~」

五十鈴川旭:「おお…結構印象変わるね、やっぱ髪の印象が強いからかな…」一人で納得しています

KP:いやーこれはバレないわ!!完璧やな!!!

花鳥風月:「本当っすか~~???そ~~んな変わらないと思うんすけど~~」

(花鳥風月さんの立ち絵が変わった)

KP:!?!?!??!!???
KP:誰!?!?!?!??

花鳥風月:じゃん!
花鳥風月:一瞬で立ち絵つくってきた

KP:すご!?!??!

あなたたちがそうこうしていると、文屋が出てくる。

花鳥風月:おっきたな

文屋真:「お待たせしました。僕にお話ということで…どういうご用件でしょうか?」

花鳥風月:「どうも~忙しい時に申し訳ないっす~~」
五十鈴川旭:「お時間いただいてしまってすみません」

花鳥風月:「いや~ちょっと今日上がってた窃盗事件の記事について聞きたいことがあるんすけど~」
文屋真:「いえいえ、…記事についてですか?なんでしょう」

花鳥風月:「あの記事についてた写真って、誰が撮ったものか、とか教えてもらえたりしませんかね?」

文屋真:「写真ですか…記事は僕が書いたものなんですが、写真は外部のカメラマンが撮ったものなんですよ」
文屋真:「なので詳しいことは分からなくて…」

花鳥風月:「ほ~~~~…連絡も取れたりしないんすかね?」

文屋真:「連絡ですか、ちょっと試してみますね」
花鳥風月:「あ、してくれるんすね」
五十鈴川旭:「お願いします」

そう言って文屋は連絡を取ろうと試みる。
しかし、どんなに待っても電話が繋がることはない。(壊れてるのかな…)

文屋真:「………すみません、繋がらないですね…」
五十鈴川旭:「……そうですか…」
花鳥風月:「あ~、そうなんすか~~…」残念

文屋真:「用件というのはそれだけでしょうか?」
花鳥風月:「それだけ聞きたかっただけっすね~時間とらせてすんません~」
五十鈴川旭:「ありがとうございました」

花鳥風月:あばよ

では、二人は親和タイムズを後にする。

五十鈴川旭:「うーん…アテが外れちゃったね」
花鳥風月:「そっすね~~無駄足だったわけっすか~~~」う~ん

五十鈴川旭:「まだ開業時間まではあるからね…でも、何すればいいのか分かんないね」

花鳥風月:「あっそうだ、さっき話した冤罪の人いるじゃないすか~裁判今日だったみたいで!多分もう出てる頃じゃないかな~~一応結果気にはなってんで、ちょっと弁護士に聞いてみてもいっすか?」
五十鈴川旭:「あ、そうなんだ うん聞いていいよ」

花鳥風月:tell☎しよ!

花鳥が電話で弁護士に的場の裁判結果について尋ねると、問い合わせてくれるだろう。

弁護士:『えー、本日の裁判の結果ですが、そうですね、有罪判決が出たらしいです』
花鳥風月:「まぁ今頃外出てるだろうし~楽しんで…えっ!?有罪!?!?」

花鳥風月:「な、なんで!??」
弁護士:『はい、有罪ですね。なんで…と言われましても…』

花鳥風月:「証人がいるってあ~んな自信満々だったのに、マジっすか!!うわ…!?」
弁護士:『有罪になるだけの証拠が挙がってまして、被告の的場さんが無実だという証明もされなかったのでね、仕方がありませんね』

弁護士:『証人ですか。しかし、有罪判決の決め手は証人の発言だったようですね』
花鳥風月:「は?証人って、的場さんの友人でしょ!??!」ほーーーん・・・

弁護士:『ええ、その様子でしたが…そのご友人が犯行を行っているところを見た、と証言されたのでね。これが証拠として採用されて判決が出た…というわけです』
花鳥風月:「…!??い、いやそんなハズないと思うんすけど…!?事件当日一緒にいて状況もわかってたと思うし…的場さんが不利になることなんて言わないと思うんすけど…裏切られたんすかね~…」

弁護士:『それは…分かりませんが、まあ裁判についてはそういった次第ですね』
花鳥風月:「そうなんすか…ありがとうございます~。今日のその証人の人の名前とか…居場所とかって教えてもらえないすかね?」

弁護士:「名前は三田真実、という方です。居場所までは…すみませんが分かりかねますね」
花鳥風月:「そっすか~、了解っす ありがとうございました~」

弁護士:『いえいえ』

そうして通話は切れる。

花鳥風月:スピーカーでした
KP:おっけー

花鳥風月:「…だ、そうっす」

五十鈴川旭:「…聞いてた話だと、なんかね…」

花鳥風月:「いや…的場さん…昨日証人がいるって自信満々だったんすけど…こわいっすね…?」
五十鈴川旭:「裏切られたって、ことなのかな…?」

花鳥風月:「まぁ……普通に考えればそうっすよね…?まぁ的場さんとその友人の関係性なんて詳しく知らなかったし…今は的場さん可哀想って感情っすわ…」

五十鈴川旭:「そっか…まあ、確かにその人は可哀想かもしれないけど…今は自分の心配した方がいいんじゃない?」
花鳥風月:「ま、そっすよね。スズは裏切らないでね!?」

五十鈴川旭:「そんなことしたら俺最悪すぎない!?」
花鳥風月:「まぁしないってわかってるんすけど一応ね!?」

五十鈴川旭:「一応ね、そっか…えーっと、それで今からどうする?」

五十鈴川旭:「あー…俺たちの目的は、おまえのドッペルゲンガーを捕まえることだよね?」
五十鈴川旭:「うーん…おまえのドッペルゲンガーについて、何か知ってるかもしれない人…」

花鳥風月:「そういえば昨日ドッペルゲンガーについて調べた時に、ドッペルゲンガーの被害に会った人が何人かいる~とかもあったんすよね?その被害者とか…どうにかして探せればいいんすけど~…流石に難しいんすかね?」

五十鈴川旭:「うーん…それも確かに気になるけど、どうやって探そうっていう話になるよね…」
五十鈴川旭:「もうちょっと身近に話を聞ける人いないかな…」

花鳥風月:「まぁそっすよね~身近…昨日の事件の被害者とかはどうなんすかね~?そうなると俺は同行難しくなるんすけど~」
五十鈴川旭:「ああ、いいかもねそれ 一応犯人を一番近くで見てるはずだし…あーでも確かにおまえが行くのは…いや、」

五十鈴川旭:「さっきので行けるんじゃない?前髪あげてメガネかければほぼ別人だよ」
花鳥風月:「まじで大丈夫っすかそれ!?バレたら即通報されそうなんすけど!?」

五十鈴川旭:「いやー大丈夫でしょ、バレないって」
花鳥風月:「え~~~本当っすかー??信じるよー?」

五十鈴川旭:「うんうん、信じてよ」

花鳥風月:「んーじゃあそれで行くか~~どうやって探す?とりあえず現場付近でも行ってみる?」
五十鈴川旭:「そうだね、聞き込みとかすれば何とかなるんじゃない?」
花鳥風月:「そっすね~~~」

では二人は事件現場にゴーゴゴーだぜ!

***

KP:申請あったし<聞き耳>どうぞ!

五十鈴川旭:ccb<=55 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=55) → 74 → 失敗
花鳥風月:ccb<=70 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=70) → 25 → 成功

では花鳥は

マダム:「ねーー聞いた?あそこの家の馬場さん、昨日泥棒に会ったんですって!」
マダム2:「マーーーー怖い!あんなにお金持ちだと大変ねーーー」

というマダムたちの会話を耳にするだろう。

KP:<目星>かな…

花鳥風月:マダム家指さしてた~~??

花鳥風月:ccb<=55 目星
Cthulhu : (1D100<=55) → 81 → 失敗

家の場所までは分からんかったな!方角はわかった

花鳥風月:「な~んかそこにいた金持ってそうな人が、泥棒がなんとか~って言ってたんすけど~多分昨日の人っすよね?」

五十鈴川旭:「うん…?え、そ、そうなの?」

花鳥風月:「馬場さん?とかいう名前らしいっす!な~んかあっちの方見て話してたし~~~多分家あっちっすよ~!!」
花鳥風月:「適当に表札とか見て探せば見つかりそうっすね~!」

五十鈴川旭:「そうなんだ…?えっほんとなの?」

五十鈴川旭:choice[一応信じる,信じきれない]
Cthulhu : (CHOICE[一応信じる,信じきれない]) → 信じきれない

花鳥風月:「あっ疑ってるんすか?いや俺聞いたんだって!!耳はいいんすから~!」
五十鈴川旭:「え、え~…ほんとに…?そっか…」

花鳥風月:「昨日泥棒に会った~なんて昨日の事件しかないじゃないっすか~!」
花鳥風月:「も~スズはダメっすね~~」

五十鈴川旭:「ああ、誰かが泥棒に遭ったって話をしてたんだね…いや最初からそう言ってよ!?」
五十鈴川旭:「何で俺が悪いみたいになってるの…?」

花鳥風月:「いや少ない言葉の中からでも理解してもらわないと困るんすよね~~」
五十鈴川旭:「おまえは俺に何を求めてるの?」

花鳥風月:「え?いや…ちょっと何も求めてないんすけど…?」

五十鈴川旭:「あーそう……んー、じゃあその馬場さん?の家探してみる?」
花鳥風月:「そっすね~行きますか~~~」馬場の表札探すよ!

ではあなたたちは無事「馬場」という表札のかかった家を見つけられる!大きい!

五十鈴川旭:「あ、この家かな」

花鳥風月:「うわ、でかいっすね まぁ300万の指輪持ち歩くくらいだしこんなもんか~」
五十鈴川旭:「まあね…でも、なんでそんなもの持ち歩いてたんだろうね」

花鳥風月:「バレなきゃいいんすけど~とりあえず出てきてもらわないとっすもんね」ピ~~ンポ~~ン

花鳥がインターホンを鳴らすと、

馬場明子:「また記者の人!?もう話は全部済んだわよ!しつこいわね!」

と苛立った様子で中年女性が出てくる。

花鳥風月:「えっいやいや、記者の人じゃないんすけど~困るんすよね~突然勘違いされるの~」
五十鈴川旭:「いえ、俺たちは記者じゃなくて…ちょっとお話を伺いたいな、と思って来ただけなんです」

馬場明子:「何よアナタその態度は!!……あら、そうなの?」

花鳥風月:「えぇ~怒んないでほしいんすけど~~いや、俺たち昨日の事件の犯人についてちょ~っと調べてて~少しでいいんで話聞けたらな~って思ってるんすけど~~」
五十鈴川旭:「ラ、ライト……」呆れてる

五十鈴川旭:「ちょっと黙って…!えーっと、まあ用件はそういうことなんですけど…」

馬場明子:「何なのかしら!人にものを聞くならそれ相応の態度があるでしょう!!はあ…それで、話って一体何が聞きたいの?」

花鳥風月:「事件の時の状況も聞いておきたいんすよね~犯人がどんな人だったか~とかも含めて~」
馬場明子:「それについては警察や記者に何度も話したけれど——」かくしか

馬場が話してくれた内容はニュースなどとほぼ同じものだ。

花鳥風月:「ほ~~…まぁ俺たちの知ってる通りの内容っすね~」

五十鈴川旭:「なるほど…大変でしたね、でもなんで指輪なんて持ち歩いてたんですか?」
馬場明子:「それは……」

馬場は話しにくそうにしている。

KP:交渉技能か<APP*5>をどうぞ!

花鳥風月:ccb<=65 APP*5
Cthulhu : (1D100<=65) → 97 → 致命的失敗
五十鈴川旭:ccb<=80 APP*5
Cthulhu : (1D100<=80) → 94 → 失敗

KP:!?
花鳥風月:印象最悪で草wwwwwwww

五十鈴川旭:ccb<=60 信用
Cthulhu : (1D100<=60) → 41 → 成功

えっと…花鳥の髪を止めていたピンが、突然壊れて取れてしまう。

花鳥風月:「何か言いづらいことな…あっ」やべ
五十鈴川旭:「!?」

花鳥風月:パサ…

五十鈴川旭:「あ、あー!おまえ、なんか顔色悪いけど大丈夫?体調悪いならどっかで休んだ方がいいんじゃない!?」

馬場明子:ccb<=25 めぼし
Cthulhu : (1D100<=25) → 95 → 失敗

花鳥風月:「あ、あ~~~そっすね~~~なぁんか頭痛が痛い気がしてきたっすわ~~~~あはは~~~あっちで休んでこよっかな~~~~」
花鳥風月:「あ、あはは~~」ススス………って離れて行くわ

五十鈴川旭:「う、うん行っておいで!すみません馬場さん、見苦しいところをお見せして
…」
馬場明子:「え、ええ…大丈夫なの?」
五十鈴川旭:「多分大丈夫です、心配をおかけしてすみません…えっと、その…お話を聞かせてもらえないでしょうか?」

馬場明子:「そ、そうね…その、言いにくい話なんだけど…質屋で換金しようかと思ってたの」
馬場明子:「質屋さんのチラシが入っててね、昨日限定で買い取り価格50%アップっていうから…」

五十鈴川旭:「ああ、そうだったんですね…すみません、言いにくい話をさせてしまって」
馬場明子:「いいのよ、聞きたいことはそれぐらいかしら?」

五十鈴川旭:「そうですね…ありがとうございました」

五十鈴川旭:「あ、そのチラシってどんなのですか?」(赤石さんから聞いてほしいと頼まれました)

馬場明子:「チラシ?これね、私にはもういらないから欲しいなら持って行ってちょうだい」
五十鈴川旭:「!ありがとうございます」受け取ろう

馬場明子:「ええ。はあ…うちの息子もアナタみたいにちゃんと働いてくれないかしらね~」
五十鈴川旭:「…?息子ですか?」

馬場明子:「もういい年なのに引きこもってずっとコンピューターでカチカチやってるし、なんか街の噂?オバケみたいな??都市伝説っていうのかしら?」
馬場明子:「よくわからないんだけど、そういうのを集めてホームページってやつを作ってるみたいなのよね。もうそんなことどうでもいいから早く就職してくれないかしら!」

五十鈴川旭:「!そのサイトって…あ、あの、息子さんにも話を聞きたいんですが、難しいですか?」
馬場明子:「あら、アナタも説得してくれるのかしら!助かるわ~」

そう言って馬場は喜んで息子の住所を教えてくれる。

五十鈴川旭:「今日は色々と聞かせてくださってありがとうございます…!じゃあ、これで失礼しますね」

五十鈴川旭:「はー、バレなくてよかったね…」
花鳥風月:「いや~まじでヒヤってしたんすよね~あっぶね~~~」

五十鈴川旭:「ほんとにね…あ、でも色々情報は貰えたよ」
花鳥風月:「な~んでなんも悪いことしてない俺がこんなヒヤヒヤしなきゃならないんすかね~~」

花鳥風月:「おっ本当っすか!?」ありがと~~;;
五十鈴川旭:「う、うん…そうだね…」かわいそうに

五十鈴川旭:かくしか「質屋のチラシと子供の住所、なんか分かりそうな感じするよね」

花鳥風月:「50%!?それは俺でも行くわ!?そっすね~」

チラシには事件が起きた繁華街の質屋の名前が書いてある。

花鳥風月:「うわ~~~50%!今日やってないんすかね~~~~~!!!」

五十鈴川旭:「おまえ売るようなものあるの…?」
花鳥風月:「それは後から探すんすよ~!」調べよ
花鳥風月:今日やってるか調べるわ

五十鈴川旭:「ええ…」

調べてみると、昨日も、勿論今日も、そんなセールはやっていないということが分かる。

花鳥風月:「え!?はぁ?!そんなセール今日どころか昨日もやってないじゃないっすか~~!どういうことっすかー!!」
五十鈴川旭:「やってない…?」

花鳥風月:「でも確かにこのチラシに書いてある店っすもんね!?嘘ついたんすかー?!」
五十鈴川旭:「うーん…このチラシ自体が偽物ってこと?」

花鳥風月:「はー?!流石にひどくないっすか!?あの人なんてわざわざ300万もする指輪もってったっていうのに~~!」ね

五十鈴川旭:「それが目的、とか……なんて、流石に考えすぎかな」
花鳥風月:「いやでもそう考えるとこのチラシはそれが狙いだった…とも取れるんすよね?」

花鳥風月:「それを踏まえるとカメラマンが犯行前の撮影出来るのも納得っすもんね…!?うわーマジか…俺もあの人もハメられたんすよ~~~!!」
花鳥風月:ギャ~~~~~~

五十鈴川旭:「全部仕組まれてた、ってことなのかな…」
花鳥風月:「酷い~~~~」

五十鈴川旭:「う、うんそうだね、おまえも誰かに都合のいいように利用されたってことだもんね…」

花鳥風月:「全部仕組まれてた、ってそう考えるのが一番しっくりくるんすよね…も~~最悪なんすよね~俺の気持ちも考えて欲しいんすけど~!」
五十鈴川旭:「人の気持ち考えれたら犯罪なんてしないと思うけど…でもまあ、真犯人を見つけるしかないんじゃない?」

花鳥風月:「まぁ騒いでても仕方ないっすもんね…もー絶対犯人捕まえて警察に突き出してやる~!!」

五十鈴川旭:「…いや、犯罪をしたってわけではないのかな」

花鳥風月:「とりあえずその都市伝説に詳しい子供っすよね、なんかドッペルとかについても知ってそうなんすけど行ってみる?」
五十鈴川旭:「そうだね、話聞きに行こっか」

***

馬場明子に教えられた住所に行くと、古くはあるが小ぎれいなマンションがある。
オートロックではないので玄関扉の前まで行くことができる。

花鳥風月:「あっ、ここっすね~」ピーンポーン
馬場暗男:「…はぁい、どちらさま?」

と不機嫌な声で応答があり、スウェット姿で頭はぼさぼさ、無精ひげを生やした男が出てくる。

馬場暗男:「誰アンタたち。なんでうち知ってんの?」

花鳥風月:「ども~~~今おきたんすか~?随分遅起きっすね~~~」

五十鈴川旭:「こんにちは、俺たちは馬場さん…あなたのお母さんに住所を伺ったんです」
花鳥風月:「いや~あんたの母親から都市伝説に詳しいって聞いてきたんすけど~~ちょっと話聞いてもいっすかね~?」

馬場暗男:「ママが?はぁ~もうほっといてほしいんだけど…都市伝説?何」
花鳥風月:「ママ(笑)…ドッペルゲンガーについてなんすけど~~~」

五十鈴川旭:「こら…!なんでおまえはすぐバカにするの?」小声
花鳥風月:「え~べつにしてねぇんすけど~」小声

馬場暗男:「あー…ドッペルゲンガーね」
馬場暗男:「教えてもいいけど…あんたたちは何してくれんの?今のご時世、情報がタダで手に入ると思う?」

とニヤニヤと笑っている。

花鳥風月:「はぁ~?ママのおかげでタダで生活してそうなくせによく言えるっすね~~」

五十鈴川旭:「!?こ、こら!!!」口塞ぎたい・・・

五十鈴川旭:RESB(14-14) DEX対抗
Cthulhu : (1d100<=50) → 70 → 失敗

花鳥風月:言ったわ
五十鈴川旭:あああああ

馬場暗男:「は?何こいつ」

花鳥風月:wwwwwwwwwwwwww

花鳥風月:「こっちのセリフなんすけどぉ~」

五十鈴川旭:「い、いや、待ってください、こいつちょっと頭がおかしくて…気にしないでくださいほんと」
花鳥風月:「はー俺の頭は至って正常なんすけど~!?」

馬場暗男:「別に、アンタたちが俺が知ってること、教えてほしくないなら好きに言えばいいけど」
花鳥風月:「いーや意地悪しないで教えて欲しいんすけど~!?」

五十鈴川旭:「おまえのせいでこうなってるの!!!ちょっともう、ほんとに黙って…いや謝って、お願いだから」
花鳥風月:「なんで俺がー?!」

五十鈴川旭:「自業自得でしょ!!」げんこつします…
花鳥風月:「いでっ!?あーまたやった!すぐ手ぇ出すんすね!?」

五十鈴川旭:「口で言っても分かんないからでしょ!!!」

花鳥風月:「はぁ~~~~謝ればいいんでしょーーーー」

花鳥風月:「心にもないこと言ってすんませんでした~~~~~」
花鳥風月:「これで満足っすか?」

五十鈴川旭:「おまえ…おまえなあ…!」
五十鈴川旭:「おまえのためにやってることだってちゃんと分かってる!?」

花鳥風月:「それは、わかってるけど…」

馬場暗男:「謝るなら誠意ってもんを見せてもらわないとなぁ…」

花鳥風月:「ハァー…………」
花鳥風月:「失礼なこと言っちゃってすみませんでしたー今のは俺が悪かったっす」頭下げ

馬場暗男:「俺も散々言われて腹立ってるからな~それだけじゃ情報は出せないなぁ」

花鳥風月:「何すれば教えてくれるんすか~?」

五十鈴川旭:「すみません、ほんとにこいつどうしようもないバカで…」謝っとこ・・・

馬場暗男:「そうだな~サイトに載せる写真を取りに行ってもらうか、おれの代わりに明日発売のゲーム徹夜で並んでもらおうかなぁ…」
馬場暗男:「何か面白いことやってくれてもいいけど。一発芸とか」

五十鈴川旭:「面白いこと…?」

花鳥風月:「一発芸…!スズあれやる!?前メンバーと飲みしたときにやったやつ!」
五十鈴川旭:「え、う、うそでしょ…?お、俺は見てただけだし…」

馬場暗男:「何やってくれんの?」

花鳥風月:「お~しじゃあ俺がやるか~!」

花鳥風月:構えます
五十鈴川旭:あわ・・・

花鳥風月:ccb<=35 エアベース
Cthulhu : (1D100<=35) → 94 → 失敗

花鳥風月:高いwwwwwwwwwwwwwwww
花鳥風月:名に恥じない出目してるな
KP:出目wwwwwwwwwwwww

馬場暗男:「?何だそれ 馬鹿にしてんの?」

花鳥風月:「えぇ~~~!!!!!!!!!」
花鳥風月:「エアベースっすよーーーーーー!!」

五十鈴川旭:「何ジタバタしてんのおまえ…?」

花鳥風月:「はぁ~?エアベースだって~!いやわかんないかな~わりとむずいんすよ!!スズもやってみなって!!!」

五十鈴川旭:「え?うそでしょ?」
花鳥風月:「マジっすよ」
五十鈴川旭:「え…えっ?ま、マジか…」

馬場暗男:「ふーん、次はアンタがやってくれんの?」
花鳥風月:「頼んだっすよスズ~!」

五十鈴川旭:「え……い、行きます」

五十鈴川旭:ccb<=70 エアギター
Cthulhu : (1D100<=70) → 53 → 成功

花鳥風月:わははは
花鳥風月:おもしろ!

じゃあ五十鈴川はなんか上手いことエアギターできたな!細かすぎて伝わらない感じにリアルに再現した。

花鳥風月:「おぉすごいスズ!!自然とギターの音が聞こえてくるっす!!!」
五十鈴川旭:「ほ、ほんと…?」

馬場暗男:「へー…結構やるじゃん」

馬場暗男:「ふーん、まあまあ面白かったし…いいよ、ドッペルゲンガーについてだっけ?」

花鳥風月:「いやメッチャよかったっすよ!SKYにも今度見せよ!おっ教えてくれるんすか?!」
五十鈴川旭:「もう二度とやらない…!いいんですか?」

馬場暗男:「いいよ。ドッペルゲンガーの話ね、ここ二カ月?ぐらい前から増えてて、単なる目撃情報から、そのドッペルゲンガーがいたずらしただの、食い逃げしただのいろんな話があるよ」

馬場暗男:「あと…まだちょっと調査が必要でまだサイトに載せてない情報がある。関係があるのかどうかもわからないんだけど」

五十鈴川旭:「…?なんですか?」
花鳥風月:「?なんすかそれ!」

馬場暗男:「住宅街のはずれにさぁ、倉庫があんのよ『(株)ワンツーブラザーズ』っていう会社の事務所兼倉庫」
馬場暗男:「海外からの輸入雑貨を扱う会社なんだけど、明らかに社員じゃない集団が出入りしてたりして、近所の住民からはなんかちょっと怪しいなって話は前々からあったわけ」

五十鈴川旭:「そうなんですか…」
花鳥風月:「ワンツーブラザーズ?へ~」

馬場暗男:「そこにさぁ、深夜に二人組の不審者が出入りしてたって情報があって、暗かったからどんな人かはわからなかったらしいんだけど、それがちょうど二カ月前」
馬場暗男:「ドッペルゲンガーが出はじめた時期と一致してるから、考えすぎかもしれないけど何か関係あるのかなぁと思ってはいるんだけどね」

馬場暗男:「その会社に関して今のところ情報はそこまでかな」

五十鈴川旭:「なるほど…貴重な情報ありがとうございます」
花鳥風月:「二か月前っすか…たしかにそれはちょっと気になりますね~」

花鳥風月:「ありがとうございました~~あんたの母親も気にしてるんすからあんま心配かけないようにするんすよ~」
馬場暗男:「は?ホント何なのこいつ」

花鳥風月:「じゃ~~失礼するっす~~」ばいばい
五十鈴川旭:「い、いや…すみません、気にしないでください…ありがとうございました…」

五十鈴川旭:「あっこら!!逃げるな!!」
五十鈴川旭:追いかけよう

ではあなたたちは馬場暗男の家をあとにする・・・

花鳥風月:「ワンツーブラザーズ、でしたっけ?そこも気になってるんすけど~…まだ俺たちの一番行きたくない場所も残ってるんすよね~~」

五十鈴川旭:「おまえさー…何でもうちょっとこう、我慢するってことが出来ないの…?」
花鳥風月:「え?なんの話っすか?」

五十鈴川旭:「あ、あー…まあそれはそうだけど」

五十鈴川旭:「うそでしょ?さっきの態度の話だよ、も—ほんとにああいうのは勘弁して…」
花鳥風月:「いや思ってたことが気がついたら口から出ちゃってたんすよねぇ~~」

五十鈴川旭:「次やったら本気で怒る…いや捨ててくからね?」
花鳥風月:「捨てる…?人をものみたいに扱わないでほしいんすけど~ まぁ俺ももう拳骨されたくねーし、努力はするっす~」

五十鈴川旭:「うん…分かったならいいんだけど」

花鳥風月:「で、さっきの話なんすけど~~…まぁ、その~、そこに行くには…けっこ~~いい時間なんすよね…多分もう開いてると思うし…」
花鳥風月:「どうする…?」

五十鈴川旭:「あ、あー…うん……まあ、避けられないことではあるもんね…」
花鳥風月:「…ね……はぁ…気は乗らないけど…行くかぁ…」

五十鈴川旭:「嫌なことは、先に済ませといた方がいいとは思うんだけど…うん…」
花鳥風月:「うん……」

***

ではあなたたちはキャバクラ「ステラ」に着いた!

花鳥風月:ウワ~~~
五十鈴川旭:ハ~~~~~

花鳥風月:「まさか俺がこ~んなとこ来る日が来るなんて…思わなかったっすね」
五十鈴川旭:「ここかー…ほんとにね、俺も入ったことないから仕組みとか分かんないんだけど」

花鳥風月:「ね…まぁ前拾ったレシート見せるなりなんなりすれば話は聞けるでしょ…聞きたいことだけ聞いて出てこよ…なるべく手短に済ませたいっすね」
五十鈴川旭:「ああ、それは確かに。黒服の人に声かければいいのかな」

花鳥風月:「そっすね……」覚悟を決めよ
五十鈴川旭:「うん…入るかー…」ウワーーー
花鳥風月:「ハァ~…」入ろーーー

ではあなたたちは意を決して、店内に足を踏み入れる。

レシートを見せ、この時の客の様子を聞きたいというと

ボーイ:「この時対応したのは…ちょっと調べますね~…あ、まかろんちゃんですね。呼んできます」

花鳥風月:まかろん…ちゃん…?

花鳥風月:「お、おぉ、すごい名前っすね」
五十鈴川旭:「………」

とボーイが呼びに行くと奥から、

控えめに言えばとても個性的な、ドギツイキャバ嬢が出てくる。
(APP5、SIZ16、年齢不詳)

まかろん:「え~こんな早くにご指名?お客様ったらせっかち~~」

花鳥風月:「(ん!?こ、これはまた…………!?)」えっでか・・・・
五十鈴川旭:「あ、えっ……あ、ど、どうも」

花鳥風月:「あや、あの、ちょっと、聞きたい子があって………」目ぇ合わせないわ
花鳥風月:こと 噛んでる

五十鈴川旭:「あっ、そ、そうなんです、この時の客についてなんですけど…」レシートを見せよう

まかろん:「三日前のお客様ね~よく覚えてるけど、え?ご指名じゃなくてそんな話なの~ガッカリ~まかろんショックだな~泣いちゃう」
花鳥風月:「あ、そっすか…、はい…」
五十鈴川旭:「えっ……え…す、すみません……」

まかろん:「教えてあげてもいいけどぉ…代わりにお客さん傷心のまかろんを何かして楽しませてよぉ」

花鳥風月:「え………いや、その、えぇ…そういうのは…」
五十鈴川旭:「えっ……?」

花鳥風月:「具体的に…な、何すればいいんすかね……」

まかろん:「何かないの?一発芸とか~~まかろん、おにーさんたちの良いところ見てみたいな~~~」
五十鈴川旭:「い、一発芸……ですか…」

花鳥風月:「(マジかよ…怖…でもしなきゃダメなんすよね……)あ、…じゃあ、俺…エアベース…しますわ…」

五十鈴川旭:「が、頑張れ…!」
まかろん:「え~~楽しみ~~~」

花鳥風月:「い、いきまーす…」

花鳥風月:構える
花鳥風月:ccb<=35 エアベース
Cthulhu : (1D100<=35) → 16 → 成功

KP:すごい!!!!

花鳥のエアベースはなんかいい感じにいい感じだった!メッチャベース弾いてる~~~!!って感じ

五十鈴川旭:「あ、すごい…」
花鳥風月:「ど、どっすかね…!」

まかろん:「わ~~~~~すご~~~~い!!おにーさん楽器やってるの?かっこい~~~~!!」
花鳥風月:「ど、ども…一応…バンドしてるんで………」

まかろん:「え~~~そうなんだ~~~~!なんてバンドなの???」
花鳥風月:「えっ………96to00…って言うんすけど~…」

五十鈴川旭:(ありがとうライト……)

まかろん:「へ~~~!!今度調べとくね~~~!」
花鳥風月:「えっ、あ、はい…よろしくお願いするっす」

まかろん:3d6 POW
Cthulhu : (3D6) → 12[4,5,3] → 12
まかろん:ccb<=60 恋のSANC
Cthulhu : (1D100<=60) → 26 → 成功

KP:惚れてない
花鳥風月:よksった

五十鈴川旭:「あ、あの…それで…お話聞かせてもらえますか…?」

まかろん:「あ~このお客さんね~珍しく男女二人組でね。だからよく覚えてるのよ~馴染みのお客さんってわけじゃないから名前知らないんだけどォ」

五十鈴川旭:「男女2人組…?」
花鳥風月:「ほぉ…確かに珍しいっすね」」

まかろん:「高いお酒も開けてくれたしいっぱい女の子つけて羽振りがとってもよくて」
まかろん:「お客さんお金持ちなんですね~って言ったら『最近まとまったお金が手に入った』とか『俺達には最強の味方が付いてるんだ』とか言ってたからスポンサーでもいるのかなぁ」

まかろん:「いいな~アタシにもできないかな~~」チラッ

かろん:choice[スズ,ライト]
Cthulhu : (CHOICE[スズ,ライト]) → ライト

花鳥風月:「最強の味方…っすか」

花鳥風月:「えっ……」

と、花鳥に向かってウインクしてくるだろう。

花鳥風月:「い、いや…そういうのは…求めてないんで……」

五十鈴川旭:アワ・・・

五十鈴川旭:「ラ、ライト大丈夫…?」
花鳥風月:「………」こわい…

五十鈴川旭:「あ、あー…すみません俺たちこの後用事あるんで!失礼しますお話ありがとうございました!」
花鳥風月:「あ、ありがとうございました…!!」

まかろん:「え~~~もう帰っちゃうのぉ?ざんねん~次はお客さんとして来てね💛」

花鳥風月:こねぇよ!
五十鈴川旭:逃げる
花鳥風月:急いで店出よ

では、あなたたちは急いで店から出るだろう。

花鳥風月:「い、いや…アレはダメっすよ…………」
五十鈴川旭:「う、うん……なんかごめんね、ライト…」
花鳥風月:「いや…大丈夫っすよ………」

花鳥風月:「あれにビンタされたら今度こそ死…なんすよね……」
五十鈴川旭:「そ、そうそうビンタなんてされないって、ね?」

花鳥風月:「女はすぐ理不尽な理由で手出してくるから…いやなんすよ……アレにされることを考えたらまじで目合わせられなかったっす」
五十鈴川旭:「うん…うん……お疲れ…そんなだったのに俺の代わりに頑張ってくれてありがとね…」

花鳥風月:「いや…スズが俺より重症なのもわかってんで…」

五十鈴川旭:「気遣わせちゃったね…はあ……と、とりあえず今見たもののことは忘れようか…」
花鳥風月:「そっすね…俺もはやく忘れたいんで……」悪夢のウインク…

五十鈴川旭:「気になったのは男女2人組っていうのかなー…犯人は2人いる、ってことだよね」
花鳥風月:「その可能性が高いっすね 最強の味方ってのも気になりはするんすけど…なんなんだろ」

五十鈴川旭:「あー…わりと謎だよね」

花鳥風月:「あのキャバ嬢俺の顔見てもな~んも言ってなかったし、犯人がキャバクラ行った時は俺の顔ではなかったってことなんすかね?そこんとこも謎なんすけど~…ドッペルが変なことしてたら迫られてた可能性もあるし…マ~ジでよかったっす」

五十鈴川旭:「あー確かに…怖っ!?な、なにそれ、急に怖い話しないでよ…」
花鳥風月:「いや…ちょっと考えちゃって………こ、こわ…マジで……」

花鳥風月:「そういえば二人ってので思い出したんすけど、倉庫に不審者が入ってって話…あれも二人組だったんすよね?」
五十鈴川旭:「ああ…そうだったね」

花鳥風月:「まぁその男女が怪しくて黒なのは確定だと思うし、不審者ってのもやっぱその人たちなんすかね~その倉庫行ってみるしかないっすよね~」
五十鈴川旭:「うん…まあ、今気になるのってもうそこぐらいしかないもんね」

じゃあ倉庫に向かうということで!

***

(株)ワンツーブラザーズは街の中心から少し離れた住宅街の片隅にある倉庫兼事務所である。

平屋の倉庫で規模は小さめ、駐車場も今は車が止まっていない。
周囲は人通りも少なく、今は静まり返っている。

建物を見ると、すでに業務が終了しており、明かりが落ちている。

五十鈴川旭:「んー…全然人気ないね」

花鳥風月:「ね 電気も消えてるし~誰もいないんすかね~?」
五十鈴川旭:「パッと見人いそうには見えないけど…」

花鳥風月:「まぁ好都合っすよね~見つかっても追い出されるだろうし~どっか入れるようなとこあればいいんすけど~」
五十鈴川旭:「状況が状況だしね…」

あなたたちが入れるところを探すと
荷物搬入用のシャッターはおりているが、その隣のすりガラスのはめ込まれたアルミのドアは、なぜか鍵がかかってないようだ。

KP:なんでだろ!不思議だね!

花鳥風月:「おっここ鍵かかってないっすね!」ふっしぎ~~
花鳥風月:「入れそうっすね~!」開けよ!

五十鈴川旭:「えっマジ?なんでだろ…」
花鳥風月:「まぁラッキーってかんじっすよね~!」入ろ~!!!

倉庫中に侵入すると、金属製の棚が四列ほど並んでおり、アンティーク調の椅子や電気スタンドなどの家具や食器や雑貨の入った段ボールが積まれて保管されている。
奥には事務所スペースがある。

花鳥風月:「うわ~なんか色々あるっすね~~?」
五十鈴川旭:「ね、なんかごちゃごちゃしてるよね」

花鳥風月:「俺こういうの全くわかんないんすけどね~」棚見たい~

棚にはアンティーク調の椅子やソファ、電気スタンド等の家具が並んでいる。
段ボールには食器や文具、玩具などの雑貨が入っているようだ。

KP:まあ普通の荷物って感じです

花鳥風月:「まじで色々あるな~~」
五十鈴川旭:「そうだね…」事務所スペース行くか~

花鳥風月:「あっちはなにがあるんすかね~?」」事務所行こ~

事務所スペースは小さな応接セットとデスク程度の簡素な作りである。

花鳥風月:デスク見よ~

KP:<目星>かな

花鳥風月:ccb<=55 目星
Cthulhu : (1D100<=55) → 85 → 失敗
五十鈴川旭:ccb<=75 目星
Cthulhu : (1D100<=75) → 88 → 失敗

KP:目悪っ何も分からなかった

花鳥風月:「ひとの机ってな~んか見たくなっちゃうんすよね~~」引き出し付いてる気がするんですけどついてたら開けたいです

引き出しの中には取引帳簿が入っている。
商品の仕入れや出荷の詳細が書かれているが、定期的に売り上げをヨーロッパの団体に送金しているようだ。

花鳥風月:「難しくてよくわかんねっすわ…」
花鳥風月:フ~~ン…

五十鈴川旭:「ふーん…」

花鳥風月:「ここもなんか、なんもないっすね 全部コメントしずらいっていうか」
五十鈴川旭:「えーっと…なんか収穫ないよね…一応あっちのスペースも調べてみる?」

花鳥風月:「まぁ何もなさそうだけど…一応見ときますか~」

荷さばき用のスペースなのかカーペットが敷かれており、棚などはなく広めの空間がとられている。

KP:<アイデア>どうぞ。

花鳥風月:ccb<=50 アイデア
Cthulhu : (1D100<=50) → 73 → 失敗
五十鈴川旭:ccb<=75 アイデア
Cthulhu : (1D100<=75) → 4 → 決定的成功/スペシャル

花鳥風月:なんだおまえ
五十鈴川旭:めっちゃ閃いたわ
KP:処理はこのあとね

五十鈴川は、カーペットの上を歩いていると一部感触が違うところがあることに気付く。

五十鈴川旭:「…?なんか、ここだけ踏み心地が違うっていうか…?」
花鳥風月:「踏み心地?下に何かあるんすかね?」

花鳥風月:「カーペットめくってみる?」→はい →いいえ

五十鈴川旭:→はい
花鳥風月:www

五十鈴川旭:「そうだね」

あなたたちがカーペットをめくろうとすると

ガチャ、と扉が開く音が聞こえ室内がパッと明るくなる。
突然の明るさにあなたたちが目を細めると扉から四人の男性が入ってくるのが見えた。

花鳥風月:「ん、!?」
五十鈴川旭:「!?やばくない!?」

花鳥風月:「こ、これはまずいっすね!?!?この下は気になるけど、とりあえず逃げよ!?」

まずいと脱出しようとするだろうが、出入り口は固められ逃げることができない。

花鳥風月:ワーーーーーーーーーー

花鳥風月:「う、うわ~~~…ち、ちがうんすよ~~~~~」

五十鈴川旭:アワ・・・

先頭に立つ壮年の男性が口を開いた。

男:「貴様ら…再び我々からなにか奪おうというのか。ずいぶんと侮られたものだ。正体をあらわせ!」

花鳥風月:あわわ

そう叫ぶとあなたたちを取り囲んでくる。

戦闘開始です!

花鳥風月:「えっ再び…!?何…!?!?ハァ…!?」

KP:choice[ライト,スズ]
Cthulhu : (CHOICE[ライト,スズ]) → スズ

KP:行動順は五十鈴川→花鳥→男*4です。

1R

五十鈴川のターン

五十鈴川旭:「え、えっ…!?こ、これどうすればいいの!?」
花鳥風月:「え、えぇ!?まずいっすね!?!?相手やる気満々だし!?」

花鳥風月:「こ、困るんすよね~~;;;」
五十鈴川旭:「ええ…!?と、とりあえず様子見ないことにはね…」回避に専念しま~す

花鳥のターン

花鳥風月:「そ、そっすよね…?!」回避に専念する!

男のターン

男:卵を割ります

花鳥風月:何してんの?wwwwwwwwwww
花鳥風月:料理しだした!?wwwwwww

花鳥風月:「え?」
花鳥風月:「な、なんなんすかぁ…???」

五十鈴川旭:「!?」

男:卵を割っています

花鳥風月:なんで??wwwwwwwww

花鳥風月:「!?www」

男たち:リズミカルに詠唱を行います

花鳥風月:!?wwwwwwwwwwwwwwww

花鳥風月:「何事っすか!?ww何がしたいんすか!?wwwwwwww」
五十鈴川旭:「え、えっ…!?!」
花鳥風月:「はぁ?wwwwwwwwww」

四方八方からリズミカルな呪文の詠唱が響きわたり、先頭の男は卵を割りだす異様な空間となるだろう。

花鳥風月:困惑

花鳥風月:「どういう状況なんすか!?www」

男たちは、そんな謎行為を暫く続けた後に

男:「…おかしいな。どうやら君たちは化けてはいないようだ」

花鳥風月:「はぁ…?www満足しました?wwwww」

そう言って戦闘態勢を解く。

五十鈴川旭:「な、何だったの…?」困惑
花鳥風月:「だいぶ面白かったんすけどなんなんすか?ww」

男:「君たちは探していた人物ではなかったようだ。すまないね。私は新条崇という。この会社の代表だ」

花鳥風月:「はぁ……そうなんすか…どうも…w」
五十鈴川旭:「ど、どうも…」

新条崇:「…しかしこんなところに侵入して来たということは、君たちにも目的があったということだろう。まずはそれを聞こうか」
花鳥風月:「いやでも俺たちも勝手に忍び込んじゃったんで、それでキレられてんのかと思ったんすよね~~」

新条崇:「ははは。流石にそれで卵は割らんよ」

花鳥風月:「いや~俺たちはちょっと~ある事件の解決するためにここに来たっていうか~」

花鳥風月:「確かにそっすねwwwww」
五十鈴川旭:「な、なるほど…」

新条崇:「…ん?君は確か…ニュースで見た顔だな」
花鳥風月:ドキッ

花鳥風月:「知ってんすね~…でもそれは俺じゃないっていうか~~~まぁ、信じてもらえないと思うんすけど~~」」
五十鈴川旭:「あっ…ち、違うんですあれは…!冤罪で捕まっただけで、その…」
花鳥風月:「違うんすよ~~~~~~」

新条崇:「違う?どういうことだ?」

花鳥風月:「いや~~冗談じゃないんすよ~!?俺じゃなくて俺の顔をしたドッペルゲンガーの仕業っていうか~…」かくしか
新条崇:「…なるほど……」

花鳥風月:どきどき

新条は落ち込むような顔をしている。

花鳥風月:「ど、どうかしたんすか…?」

新条崇:「君たちが話してくれたんだ。こちらとしても事情を話したいところではあるんだが…おいそれと話せることではなくてね」

花鳥風月:「えっ…は、はぁ…?」
五十鈴川旭:「え…?」

新条崇:「……ここから先は他言は無用だ、約束してくれるかい」

花鳥風月:「えっ、は、はい?わかりました」
五十鈴川旭:「…?わ、分かりました」

そういって、倉庫の奥のカーペットが敷かれていた部分をめくると、地面に切れ目が見える。

蓋を開けるとそこには地下への階段がみえた。
小さな明かりはついているものの足元は暗い。

五十鈴川旭:「!こんなところに地下が…」
花鳥風月:「うわ、なんかかっこいいっすね…」

地下に降りるとそこはがらんとした空間で、燭台の明かりが薄く室内を照らしている。
部屋の片隅には段ボールがいくつかと、海外のものと思しき本が詰まった本棚。

そして部屋の奥には祭壇が見える。

新条は本棚から一冊の本を取り出す。

新条崇:「ワンツーブラザーズがただの一般企業でないことは君たちもわかっているだろう」

花鳥風月:「ほーーー……なんなんすか、ここ…?」
五十鈴川旭:「…???」

新条崇:「ここはとある神を信仰する、教団なのだ。そして、我らが神から賜った秘術を記したこの本、その写しが二カ月前、盗難にあった」
新条崇:「この本には、皮膚を自在に操作することのできる呪文が存在する」

花鳥風月:「不審者が入ったときっすね?皮膚を自在に…?ん?呪文……?」
五十鈴川旭:「!!それって、もしかして…」

新条崇:「ここまで言えばわかるだろう、それがこの街に現れるドッペルゲンガーの正体だと我々は見ている」

新条崇:「突然呪文や魔術などと言われても理解できないかもしれないが…実際に見たほうが早いか」

そう言うと顔を伏せ、何かブツブツとつぶやきだす。

すると、新条の顔面の皮膚はひとりでにぐねぐねと生き物かのようにうごめき、その形を変えていく。
顔を上げると、その顔は花鳥と全く同じ顔だった。

目の前であり得ない現象を目撃してしまったあなたたちは1/1d3のSANCです。

花鳥風月:「ん!?」
五十鈴川旭:「!?!?!」

花鳥風月:ccb<=55 SANC
Cthulhu : (1D100<=55) → 56 → 失敗
花鳥風月:1d3
Cthulhu : (1D3) → 2
五十鈴川旭:ccb<=56 SANC
Cthulhu : (1D100<=56) → 45 → 成功

花鳥風月:「お、俺の顔……」
五十鈴川旭:「ライトの顔だ……」

新条崇:「とまあ、こういった具合にね」

新条は呪文を解き、また元の顔に戻る。

花鳥風月:「す、すごいっすね…ちょっと怖いけど…いやでも犯人が本物のドッペルゲンガーじゃなくてちょっと安心した気もするっす…死にたくなかったし…」びびってたからね
五十鈴川旭:「こ、こんなことが本当に…」

花鳥風月:「でもなんていうか…厄介っすね…人が人に化けているなんて思いもしないだろうし…わかんないっすよね…。さっき卵を割っていたのは、何か関係があるんすか?」
五十鈴川旭:「ああ、あれは魔術的な変装を解くための呪文だ」

花鳥風月:「あれが!?」
五十鈴川旭:「呪文だったんですね…」

花鳥風月:おもしろ~~wwww

花鳥風月:「でも、その呪文があれば…俺の無罪も証明できるんじゃないっすかね…!?」
新条崇:「そうだな、あの呪文があれば、真犯人がほかの人間に化けているならば正体をあばくことができる…効果的に使えば、可能だろう」

花鳥風月:「裁判だって、俺が冤罪で解放されれば警察は真犯人を探し始めるだろうし…自分が捕まらないためにどこかで絶対に邪魔に来るような気がするんすよね!?…あるのとないのとじゃ違うとは思うんすよ…!!」

花鳥風月:「その呪文、俺たちに教えてくれないっすか…!?」
新条崇:「…そうだな、分かった。君たちにもこれを授けよう」

花鳥風月:ありがとう!

そう言って新条はあなたたちに呪文を教えてくれる。

呪文・悪魔の暴露
対象が使っている魔術的な変装を破壊する呪文である。
マジック・ポイントのコストは任意。正気度喪失はなし。
この呪文のためには少なくとも3人の人間から成るグループが必要で、リーダーが表面に対象の姿を描いた生の無精卵を割る間、そのグループが明瞭な言葉でリズミカルに詠唱を行う。
呪文に成功するためには、支払ったマジック・ポイントの合計と対象のPOWを戦わせて勝たなければならない。

五十鈴川旭:「……俺たちが卵を割るのか…」

花鳥風月:「俺が……」

花鳥風月:「笑っちゃうかもしれねっすwwwwwwwwww」
花鳥風月:「どうしよwwww」

KP:お前が卵を割るんだよ!
花鳥風月:おもしろくなっちゃうよぉ

花鳥風月:「あ、でもこれ3人からなんすね…?」

五十鈴川旭:「そ、そっか…」
五十鈴川旭:「俺もあれやるのか…そっか…」

花鳥風月:「あと一人足りないんすけど………」新条さんチラッ
新条崇:「ふむ…そうだね、君の裁判の日取りが決まったら連絡してくれ。私も傍聴しに行こう」

花鳥風月:「いいんすか!それじゃあお願いするっす!!」
五十鈴川旭:「あ、ありがとうございます…」

そんな折、花鳥の電話に着信が入る。

花鳥風月:「ん?なんすかね~」俺は出る!

弁護士:「あぁ!花鳥さん…いや~よかったやっと通じた」
花鳥風月:「あ、ども~~どうしたんすか~?」

弁護士:「あの…申し上げにくいんですが、裁判の連絡を、少し、失念しておりまして、実は明日もう裁判なんです」
花鳥風月:「うわっ明日っすか!!なるほど、わかりました!明日暇なんで大丈夫っす!!!!」

弁護士:「す、すみません、ならよかったです」
花鳥風月:「はーい明日はよろしくお願いしま~す~」

弁護士:「裁判は明日の午前10時からの予定です。打ち合わせ等をしたいので30分ほど早めに来てもらえれば…」
花鳥風月:「はいはい了解で~す~」

そう言って通話が切れる。

花鳥風月:「だ、そうっす」スピーカー

五十鈴川旭:「明日か…結構急だね」
新条崇:「ああ、分かった。明日だね。向かわせてもらうよ」

花鳥風月:「決戦は明日っすね…!」

花鳥風月:「よろしくお願いするっす…!明日は…俺が卵をわるんすね…」
五十鈴川旭:「うん、頑張ろうね…頑張ってね……」

花鳥風月:おもしろ!

ではこうして、倉庫をあとにし、とてつもなく長い一日が終わる。

***

今日はクリスマス後夜祭、裁判当日だ。

お世辞にも清々しい朝だとは言えないだろうが、自分の為すべきことを理解したあなたにとっては、気持ち新たに臨む一日となるだろう。

弁護士に言われた通りの時間に裁判所に向かえば、問題なく合流することが出来る。
しかし、羽磯弁護士は具合が悪いのかマスクをしているようだ。

弁護士:「あぁ、おはようございま、ゲホッゴホ…」
花鳥風月:「あ、どうも~~今日はよろしくおねがいしま~~す」

花鳥風月:「だ、大丈夫っすか?」

弁護士:「すみませんね、ちょっと風邪をひいて喉をやられてしまったようで」
弁護士:「ご心配なく、話せないほどではありませんので」

花鳥風月:「そうなんすか…?も~~年なんすから~~あんま無理しちゃダメっすよ~~」

証人の五十鈴川も打ち合わせ呼ばれてるかな 合流します

五十鈴川旭:「おはようございますー…」

花鳥風月:「大丈夫っすかー?二人共しっかりして欲しいんすけど~~」
花鳥風月:「大事な日なんすからぁ~」

五十鈴川旭:「えっ、な、なんで?俺は普通に元気だけど…」

花鳥風月:「ほんとっすか?ちゃんと脳起きてる?」
五十鈴川旭:「起きてるよ!」

花鳥風月:「ならいいんすけど~~?」

弁護士:「心配をおかけしたようで申し訳ないですね…それで、今日のことなんですが」

弁護士:「こちらの主張としては、窃盗の容疑自体が全くの無実、別の証拠としては、現場とは異なる監視カメラの映像や、寄られたお店の店員さんなんかに証言をお願いしております」
弁護士:「それから証人として五十鈴川さんにもね、証言してもらいます」

花鳥風月:「うんうんうん 確かにほかの場所の監視カメラとか店員さんは俺たちにとって有力は証言とか証拠になるっすね!!スズも頼んだっすよ~~」
五十鈴川旭:「分かりました、頑張ります」

花鳥風月:「弁護士さんホントに色々集めてくれたんすね~~ありがとうございま~~~す」

弁護士:「検察側の主張も同じく、監視カメラや事件の目撃者を証人として準備しているでしょう」
弁護士:「双方似たような証拠が多いですし、決定的な証拠がなければ有罪にはできないはずです」

弁護士:「私も最大限の努力をしますので花鳥さん、頑張りましょう」

花鳥風月:「無罪を証明して俺は帰るんすよ~!うんうん!スズも弁護士さんも頑張ろうね!!頼りにしてるっすよ!」

五十鈴川旭:「ありがとうございます…ライトも、絶対負けないでね」
花鳥風月:「もちろんっす」

弁護士:「では、まもなく開廷の時間ですので、ワタクシは法廷に向かわせていただきます」
花鳥風月:「はいはい!また後で!」

そう言って弁護士はその場を離れる。

五十鈴川旭:「えーっと…あれ、どうする?申請しなきゃいけないよね」

花鳥風月:「そっすね~流石に無断で卵持ち込むのは取り上げられると思うし~~」
花鳥風月:「どこに申請すればいいんすかね?っていうか通るんすか?」

五十鈴川旭:「き、危険物ではないから大丈夫じゃない…?一応言っといた方がいいとは思うけど」
五十鈴川旭:「警備の人とかに言えばいいのかな」

花鳥風月:「そっすね~とりあえず声掛けとくかぁ~」警備の人探します

KP:近くにいるよ!

花鳥風月:「ども~~俺いまから裁判で~ちょっと持ち込みについて申請したいものがあるんすけど~~いっすか??」
警備員:「?何ですか?」

花鳥風月:「これっす」パックの卵を見せます

警備員:「えっ……卵…卵!?」
花鳥風月:「卵っすね」

警備員:「え…?な、何故これが必要なんですか?食べるんですか?」

花鳥風月:「いやいやいや~俺極度の卵依存性で~卵を自分の近くに置いておかないと不安で不安で全身が震えだしちゃうんすよね~~」
花鳥風月:「それじゃあ裁判にも集中できないと思うんすよ~~~~ダメっすか?」

警備員:「え…?そ、そうなんですか…わ、わかりました」
警備員:「未開封で危険物ではないようなので…も、問題ないでしょう」

花鳥風月:「わ~~~~マジよかったっす!申請断られたらどうしようって昨日はずっと震えてたんすよ~~~~!」
五十鈴川旭:(いいんだ…)

花鳥風月:「じゃ、ありがたく持ち込ませていただきま~~す」
警備員:「よ、よかったですね…?」

花鳥風月:「は~~いありがとうございま~す」

では無事卵持ち込みの許可を得ることが出来た!(ほんとに出来るの?)

花鳥風月:うける

五十鈴川旭:「え、えー…あれでいいんだね?よかったけどさ…」
花鳥風月:「いいんすね?俺も普通に拒否されると思ってたんすけど。以外と裁判なんて緩いんすね~(笑)」

五十鈴川旭:「まあ銃火器とかではないし…いいのかな…?」

花鳥風月:「いいんすよ!いやでも本当持ち込めなかったらちょっと危なかったんでよかったっす 俺は俺の無罪証明のためになんとしてでもこの卵を割るっすよ!」卵マジで面白い感じになっちゃって無理

五十鈴川旭:「そっか…おまえ法廷で卵を…割るんだな…」
花鳥風月:「俺は法廷で卵を割る唯一の男になってやる!!」

五十鈴川旭:「裁判所が記録メディアの持ち込み禁止でよかったね…そんな意味わかんないとこ写真にでも撮られたら、一生笑い者でしょ…」

花鳥風月:「今でも事件のせいでわりと晒し者感あるのに重ねてそんなことあったらマジでライブハウスの立ち入り禁止っすよ」
五十鈴川旭:「そ、それは……確かに…もう取り返しのつかないことになってたね…」

花鳥風月:「卵が一番ヤバい感じあるけど、スズも危なかったっすね…」
五十鈴川旭:「う、うん……法廷でいきなり変な詠唱始めるのも結構きついもんね…」

花鳥風月:「96to00の汚点になるところだったっすね」
五十鈴川旭:「半分汚点ってもうどうしようもないでしょ、解散だよ」

花鳥風月:「それだけは勘弁してほしいっす…何はともあれ、もう卵を割る以外に手はないっすもんね 今日決着つけなきゃ俺だけが汚点になっちゃうし…頑張るっすよ」
五十鈴川旭:「そうだね…どんなに滑稽でも、もうやるしかないよね…」

花鳥風月:「俺は俺のために卵を割る それだけっす」
五十鈴川旭:「ん、んー…絶妙にかっこつかないね」

花鳥風月:「どう考えても卵のせいっすよ~」

花鳥風月:「そろそろ時間っすよね……スズ頼んだっすよ それじゃまた法廷で!」
五十鈴川旭:「…そうだね。俺も頑張るから、ライトも頑張ってね」行こう!
花鳥風月:行く!!!

では、あなたたちは意を決して、最後の戦いを始めるために法廷へと向かう。

***

あなたたちが法廷に足を踏み入れると、ほどなくして裁判が始まるだろう。

裁判官:「では開廷します」

裁判官:「これより被告人、花鳥風月の裁判をとり行います」

裁判官:「被告人は台に立ってください」
花鳥風月:「は、は~い」立つよ~~

裁判官:「名前を言って下さい」

花鳥風月:一分前のわたし「間違えたら有罪にされるからなぁ~wwww」

花鳥風月:「花鳥風っす」

花鳥風月:まqちがえたwwwwwwwwwww
裁判官:wwwwwwwwww
花鳥風月:月がきえた…

花鳥風月:「花鳥風月っす」

裁判官:「ん…?」
花鳥風月:「?なんすかぁ?」

裁判官:「えー、生年月日はいつですか?」
花鳥風月:「4月4日っすよ~」

裁判官:「本籍地はどこですか?」

花鳥風月:「んぇ?なんすかそれ?」
花鳥風月:「ほんせき…?」

裁判官:「戸籍が保管されている市町村のことです」
花鳥風月:「あ~~なるほど ●●っすよ~~」

裁判官:「職業は●〇大学学生でいいですか?」
花鳥風月:「そっすそっす~」

裁判官:「人定質問が終わりました。これより起訴状の朗読に移ります」

花鳥風月:どきどき

検察官:「被告は12月24日12時30分ごろ、被害者の50代女性が歩いているところに、後ろから近寄りカバンの中に入っていた指輪を強奪」
検察官:「その後逃走したものの、その場で警備員に取り押さえられ現行犯逮捕されました」
検察官:「よって被告、花鳥風月を刑法第235条に基づいて起訴します」

裁判官:「被告人。あなたには黙秘権というものがあります。答えたくない質問があれば、黙っていても構いません」
裁判官:「ただし話したことは有利不利にかかわらず、すべて記録に残ります」

裁判官:「では、検察官の言った事に間違いはありませんか?」

花鳥風月:「間違いしかないっすよ!!!俺は窃盗なんてしてないし、勘違いされただけっす!!」
花鳥風月:「疚しい事も後ろめたいこともなーんもないんすから、黙秘権だって使わないっすよー!!!」

裁判官:「その言葉の真偽は、立証と議論を経て確かめます」
花鳥風月:「必ず証明してみせるっすよ!!」

裁判官:「それでは、検察官は証拠品を提示してください」

その後、検察側の立証が行われる。

羽磯弁護士が予想していた通り、検察側からは現場周辺の監視カメラの映像を拡大し、花鳥と思しき姿が写っている映像や、新聞記者が撮った写真などが証拠として提出された。

そして、弁護側の主張として、証人尋問が始まる。

裁判官:「証人は中に入って、証言台の前に立ってください」
五十鈴川旭:「…はい」

五十鈴川は、傍聴席から中に入り、証言台の前に立つ。

裁判官:「証人は名前を、自分の声で言ってください」
五十鈴川旭:「五十鈴川旭です」

裁判官:「生年月日を言ってください」
五十鈴川旭:「5月10日です」

裁判官:「台の上の紙を取ってください。それを自分の声で読んでください」
五十鈴川旭:「……良心に従って、真実を述べ、何事も隠さず、偽りを述べないことを誓います」

弁護側からは五十鈴川が証人として出廷し、事前の打ち合わせ通り証言を行った。

しかし、羽磯弁護士は検察側の主張に強い反論もせず、じわじわと劣勢になっていく。
明らかに裁判長の心証は有罪側に傾いていくだろう。

花鳥風月:ん??
花鳥風月:証拠だせよ
花鳥風月:何してんだよジジイ

証拠品が出揃い、議論が尽くされたと判断した裁判長は、最後に口を開く。

裁判官:「双方の主張は以上でしょうか。それでは以上で審理を終了いたします」

裁判官:「被告人、最後に何か話しておきたいことはありますか」

花鳥風月:「…おかしいと思ったんす…的場さんの有罪も、きっとこういうことだったんすね…!」

花鳥風月:「俺は犯人なんかじゃない!!」
花鳥風月:「真の犯人は、他にいるんすよ!!!!!!」卵を取り出します

裁判官:「!?」

花鳥風月:「スズ、新条さん!!おねがいするっす!!!!!」割るぜ

花鳥風月:卵を、割ります!

五十鈴川旭:「わ、分かった!」
新条崇:「ああ、任せろ!」

あなたは持ち込んだ卵1パックをおもむろに取り出し、開封する。
その中から一つ卵を手に取り…台のふちに何度か打ち付ける。

それと時を同じくして、傍聴席にいるあなたの協力者、五十鈴川と新条はリズミカルな詠唱を始める。

卵を割る音、謎の詠唱のみが法廷の中に響き渡る。

花鳥風月:wwwwww

その瞬間、羽磯弁護士は目に見えてうろたえ、顔をおさえて叫ぶ。

弁護士:「さ、裁判長っ!ひ、被告人と傍聴席を、静かにさせてください!」
裁判官:「べ、弁護人?どうかしましたか、どこか具合でも…」

羽磯弁護士の顔は、まるで生き物かのようにその皮膚がぐねぐねとのたうちひしゃげ、その相貌は全く別人の顔へと変化していく。
新聞記者・文屋である。

文屋真:「き、さまらよくもっ…どうしてその呪文を…!!!」

正体を暴かれた文屋はそう叫びながら出口に向かって走り出すが、警備員によってすぐに取り押さえられた。

花鳥風月:「ついに正体を明かしたんすね!!!裁判長!!今のを見たっすよね?!?!」
裁判官:「これは…一体どういうことですか、弁護人の顔が、その先ほどまでと…」

花鳥風月:「あいつは自信の顔を変形させて、人に成り代わることができるんす…!!!窃盗事件の犯人は俺なんかじゃない、あいつが、真の犯人なんすよ!!!」

裁判官:「そ、そんなことが…!?ひ、ひとまず、裁判は一時中断とします!」

裁判官の声を最後に、裁判は一時中断となる。
あなたたちは、卵まみれの証言台を放置し、その場を離れるだろう。

その後、裁判所のトイレの個室から拘束された羽磯弁護士が発見され、羽磯弁護士だった何者かは緊急逮捕されることになる。
家宅捜索の結果、今までの事件の窃盗品などが押収され真実が明らかになると、日を改めて花鳥には無罪判決が下される。

花鳥風月:ヤッタ~~~~!!!!

先日有罪判決が下された的場友の事件に関しても、再審処理となり、おそらく無罪となることだろう。

花鳥風月:ありがとう・・・

文屋と共犯者である一眼は、余罪の多さもあり大きくニュースとなり、真犯人を摘発し身の潔白を示したあなたたちは、汚名を返上することができるだろう。

花鳥風月:「いや~~~~ほんっと、勘違いされるんのって困るんすよねぇ~~~」
五十鈴川旭:「ま、まあそうだね」

花鳥風月:「だ~~れも信じてくれねぇし~まぁ、結果的に無罪でクソリプも来なくなったしこの件のおかげでフォロワーは増えたんでいいっちゃいいんすけど~」
花鳥風月:「やっぱわりと、人生なんてどにでもなるんすねぇ」

五十鈴川旭:「う、うん…!?そこに行き着くの?」

花鳥風月:「適当~にやってても大丈夫なんすよ~!運が良いってやっぱそれだけででかいって~~」
五十鈴川旭:「いやおまえ、運良いどころかかなり悪い方じゃない!?」

花鳥風月:「いやいや?逮捕からの冤罪証明で印象もかなりよくなったと思うんすけど俺のバンド人生に必要な出来事だったんじゃないっすかねぇ?(笑)スズもそんな考え方やめないと楽しく生きれないよ?」
五十鈴川旭:「なんで俺が諭されてるの…?そ、そっか…こんなことがあってもおまえはほんとにブレないね…」

花鳥風月:「生きづらそうだなって思っただけっすよ~(笑)それ褒めてんすかぁ?」
五十鈴川旭:「まあ長所って言えば長所なのかな…いいんじゃない、そのままで」

そんな会話をしていると、五十鈴川の携帯に着信が入る。
そこには「ヒロ」と名前が表示されていた。

五十鈴川旭:「あ、ヒロからだ」出るよ~

北條陽人:『もしもし?スズ…結構電話くれてたみたいなんだけど…どうしたの?』
北條陽人:『ごめんね、俺携帯壊れててすぐにはかけなおせなかったんだ』

五十鈴川旭:「あ、あー…ちょっと色々あって…ライトが逮捕されちゃってさ」
北條陽人:『あぁライトが…………………ん?』

北條陽人:『たっ逮捕?!』

北條陽人:『な、何!?どういうこと!?何しちゃったの!?;;』
五十鈴川旭:「う、うん…いや、冤罪なんだけどね!?なんとか無罪にはなったんだけど」

北條陽人:『え、えええ……大丈夫なの…?そういえばこの前ライブハウスの人に会ったんだけど…96to00も大変だねぇとか色々言われたんだよね……そのことだったんだ…』
五十鈴川旭:「そ、そんなこと言われてたんだ…!?うん…でも、とりあえずこの件は片付いたから…」

北條陽人:『よかった;すぐに出れなくてごめんね、気づいてたら俺もなにか出来たかもしれないのに…本当よかったよ;』
五十鈴川旭:「…ありがとね、まあもう大丈夫だから心配しないで」

北條陽人:『そっか…SKYは海外行っちゃってたし、スズも大変だったね お疲れ様…』
五十鈴川旭:「あー、SKYにも連絡しとかなきゃ…あ、うん…まあそれはいつものことだから…」

北條陽人:『ライトもショックだよね;俺もあんま触れないようにはするよ…;SKYはそれ聞いたら笑っちゃうかも知れないけど……』
五十鈴川旭:「あーーー…大笑いしそうだよね」

花鳥風月:「ま~じで笑い事じゃないんすけどね~~~」スピーカーにしてもらってたからな
五十鈴川旭:「おまえもうあんまり気にしてないでしょ」

北條陽人:『あ、ライトいたんだ…何はともあれ二人共お疲れ様、また年明けに会う時にでも聞かせて…^^;』

五十鈴川旭:「うん、ありがとうヒロ。じゃあまた…よいお年を」
北條陽人:『うん、またね 二人もよいお年を!』
花鳥風月:「じゃ~また来年っすね~~~~」

そして通話が切れる。

花鳥風月:「いや、でもよく考えると大変ではあったんすけどこれ一生の笑い話になるんすよねぇ~(笑)」
花鳥風月:「持ちネタ増えた感はあるっすわ~~」

五十鈴川旭:「おまえのハングリーさは見習いたいものがあるね…うん、よかったね」
花鳥風月:「ハングリー…なんすかそれ?いきなり変な言葉使うのやめてほしいんすけど~」
五十鈴川旭:「ええ…」

花鳥風月:「でも今回の件スズには感謝してんすよ」

花鳥風月:「ありがとね」

五十鈴川旭:「え、な、なに急に…いいよ別にそんなの」

花鳥風月:「まぁ取り調べとかも含めて俺も頑張ったほうだとは思うんすけどね~~誰にも信じてもらえないのにここまでやったのはやっぱ偉いっすよね俺も(笑)」
五十鈴川旭:「えっ、あ、あーうんそうだね…まあ確かに頑張ったと思うよ、お疲れ」

花鳥風月:「じゃあ俺等頑張ったわけだし一杯いっとくか~~!スズ持ちで!」年末なんだよ
五十鈴川旭:「うそでしょ?何その図々しさ…えー…まあ、今日ぐらいはいいけどさ」

花鳥風月:「おっそ~こなくっちゃね~~そうと決まれば行くっすよ~~!」
五十鈴川旭:「はいはい…」

とんでもないことに巻き込まれてしまったが、あなたたちは日常に戻り、この街のドッペルゲンガーによる事件は終結することとなる。

KP:というわけでシナリオクリアです!お疲れ様でした!

グッドエンド「犯人はお前だ!」

KP:知名度上がって一発目のライブの判定行っとく!?

花鳥風月:いっとくか~!

北條陽人:ccb<=50
Cthulhu : (1D100<=50) → 5 → 決定的成功/スペシャル
五十鈴川旭:ccb<=70 ギター
Cthulhu : (1D100<=70) → 88 → 失敗
五十鈴川旭:ccb<=50 歌
Cthulhu : (1D100<=50) → 70 → 失敗
花鳥風月:ccb<=35 ベース
Cthulhu : (1D100<=35) → 10 → 成功
SKY:ccb<=70 ドラム
Cthulhu : (1D100<=70) → 97 → 致命的失敗

KP:wwwwwwwwwwwwwww
花鳥風月:wwwwwwwwwwww
KP:しまらんなあ
花鳥風月:ねwwwww

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