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『プルーフ/証明』終演。

DULL-COLORED POP 第24回本公演『プルーフ/証明』

昨日大千穐楽を迎え、全チーム無事終演いたしました。

ご来場いただきましたお客様、応援してくださったみなさま、ありがとうございました。

本番終えた今のこと、稽古中のこと、キャラクタービルディングについて、これから何回かに分けてゆるく書いていこうと思います。3月24日の映像配信終了までやってみようかなと。気持ちをわーっと放つだけです。


とにかく、まずは、スタッフ・キャスト誰一人欠けることなく最後まで駆け抜けられたこと、本当に本当によかった!

初めから終わりまで、創作過程をこんなにたくさんの人に見守ってもらえた企画もそうないんじゃないかと思う。

クラウドファンディングにご協力いただいたり、初読みリーディングや公開通し稽古にお越しいただいたみなさま、ありがとうございました。


オーディションに合格した昨年10月から準備を始めて、特にこの約1ヶ月は自分史上最も頑張った日々です。

新国立劇場演劇研修所の3年間で悩んだこと・苦しんだこと、自分と向き合って考えたこと、稽古期間中にそれが全部一気に再来してきました。変わったと思っていた昔の自分が現れました。正直しんどかったです。演技を向上させることと同時に、自分という人間とさらに深く向き合うことに真剣に取り組みました。これについては後でまた詳しく。


両親、新国研修生時代からずっと見守ってくれてる友達、研修所同期、先輩方、後輩のみんな、たくさんの愛する人たちが観に来てくれて本当に本当に嬉しかった……。ありがとうございました。大好き。

そして、新しく私を知って下さった方からコメントをいただくことはほとんど初めての経験で、応援していただけることがこんなに嬉しくて力になるものなのか、とありがたさを噛み締めています。


私は『プルーフ/証明』という戯曲が大好きです。

キャサリンが大好きです。キャサリン、私のところに来てくれてありがとう。

そして、研修生のときから憧れ続けた谷賢一さんとお仕事できたことが本当に幸せです。

毎年、手帳の夢リストに「谷賢一演出の舞台に出演する。」と書き続けたら、まさかプロ1年目で本当に叶いました。

谷さん、こんなに大きなチャンスを私に与えてくださって、ありがとうございました。

そして、中田顕史郎さん、原田樹里さん、阿久津京介くん、稽古場助手の高見駿くんとの素晴らしい出会いがありました。私の一生の財産です。

この人たちに愛されゆるされ、引き上げられ背を押してもらって、私はやっと舞台にキャサリンとして立つことができました。

優しくて、勇敢で、頼もしくて、アホなBチームを愛しています。毎日楽しくて仕方なかった。パンクバンド。毎公演がセッション。楽屋がツアーバスみたいに思えた。


終わることなんか考えないようにしてたから、今日は本当にどう過ごしていか分からなくて、センチメンタルになるし、お昼寝したら稽古に遅刻して怒られる夢見るし、なんかまだ全然気持ちはまとまっていません、

でも、ただ「最高だった〜!」だけではなく本番を終われたのは、あんたはここで満足しないでもっと頑張りなさい、頑張れるんだから、まだまだもっと上に行きなさい、という神様からのメッセージだな、と。

だから、これからまたどんどん成長して、人間として俳優として自分を磨いていきたいと思います。

これからも伊藤麗をどうぞよろしくお願いいたします。


そして!!!『プルーフ/証明』は映像配信がございます!!

劇場にはお越しになれなかった方、他のチームのも観たかったなあという方、もう一度観たいという方、ぜひぜひ配信をご覧くださいませ。

高画質・高音質、編集にとことんこだわって創っていただいた素敵な映像です。

3月24日までの限定公開ですのでお見逃しなく!

ダイジェスト映像をぜひご覧ください。(こちらBチームです)


ご購入ページはこちらhttps://www.dcpop.org/vol24b-s/

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読んでいただきありがとうございました🌸

次は衣裳のこととか書こうかな?


麗🐻




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