最悪についてない日

本当についてない日だ。
自分の無力さにあまりに腹が立ってしまったので、メモ感覚でnoteに書いておく。

今日は免許の更新へ行こうと、午後から行動を開始した。
13時に出発して、隣町の警察署へ向かう。
初めて行うことには、ドキドキがつきまとう。
この道で合っているのか、ナビを見ながらの運転。免許の更新以外のようで、警察署へ向かうことなんてないだろうから、警察署という響きだけでもなんだか緊張する。
到着して、2階の運転免許関連の手続きの番号札をもらう。176番。
その時の呼び出し番号は146番だった。
場には、結構人がいた。このご時世なので、全員が等間隔に見えない壁を作って立っている。
これは結構待つことになるなあなんて思いつつ、時間を持て余すのも嫌なので本を読んだ。

本を20ページ弱読んだ時、176番が呼び出された。
更新のはかきを受付の人に見せる。

「すみません、これはここではできないです、H免許センターでしかできないです」

そんなの知らないよなんて言えない。最初の更新は、できる場所が限られるらしい。そんなの知ったこっちやない。けどできないものはできない。

僕は早歩きでその場を去った。この感情を例えるなら最悪って言葉がしっくりくる。本を読んでたから有意義な時間を過ごせたなんて考えられるほど僕は心が広くない。

なんとしても今日中に、と思い僕は車を走らせた。50分で着くよとナビに表示されている。


僕の願いは叶わないものになった。到着して免許センターへ向かうと、ひとの姿がほとんどなかった。
警察署の受付時間と、免許センターの受付時間は違うのだ。僕は再び間違えてしまったことになる。


なにかで失敗して、もう消えてしまいたいと思うなんてこと普段の生活ではありえない。だが時にいきなりそんな辛い現実を突きつけられる時がある。それが今日だったようだ。


もう何もしない。できない。こればっかりは仕方ない。
自分が悪いってことになるんだけど、そんなの認めれるくらいに大人じゃない。

パーキングの料金が安くなる駐車場に止まって今文章を書いている。今日の失敗の記憶を早く忘れさせて欲しい。
アートペッパーの曲が流れてきてなんだか元気が出た。

久々に訪れた僕の最悪な日。
インスタに上げるための、コーヒーの写真を撮る。写真には映らないこの失敗と醜態をこの文章に残す。

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