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“絵でカセグーン”へ行ってみたお話

おはようございます。印刷会社の中の人、こめこと申します。
日常、趣味でイラストをたまに描いてるけどせっかく描いてるのなら、
昔夢見てた“イラストレーター”の道に片足つっこんでみたい気もするなぁとゆるい気持ちでおりまして
タイミングよく「絵でカセグーン」の告知を見まして、気になる!行ってみよう!!と思い、先日行ってまいりました。
(書き始めてから書き終わるまでが長すぎましてすっごく時期空きましたが興味“カセグーン”に興味があって気になるという方は是非...!)

絵でカセグーンの雰囲気

おおよそ、セミナーと言われるものは1人の登壇者の方からお話を伺う勉強会の雰囲気のイメージがあるのですが、カセグーンはそうじゃなかった!
登壇者の方が4名もいらっしゃったので“イラストレーター”と一言で言っても色んな方面で活躍されている方々がおりまして、

活動のやり方はひとつではない

ということを強く感じました。
そして、セミナー前後の交流会の勢いが凄いんです。
会場着いたら皆さま立ってあちらこちらで交流されていて空いてる席がどこか分からないほどでした。

ストックでカセグーン

登壇者:ヨーグルさん
私が一番聞きたかったお話でした。
デザイン作った没案とかストックで流してみたらどうなんだろう?そこでイラストを描くという実績を作ってみるのもいいのかも?と。
そんな風に簡単に考えておりました、が…登壇者、よーぐるさんのお話を伺っていくともちろんそんな簡単なお話ではなく、

「戦略と継続が大切」

すごく“塵も積もれば山となる”の世界でした。
(ストックだけに限らず、当たり前といえば当たり前なんですけども…)

こめこがストックをしようと思うと日常にどれだけストックイラストの制作時間が作れるかは凄く大きな課題ですね…逆にコツコツが得意!という方にはこの戦略は大いに味方になりえるのかなと思いました!

地域でカセグーン

登壇者:小坂タイチさん
地域でイラストも描きつつ、デザインもしつつ、地域の方々との信頼を気づきつつ…!すごく手堅い!強い!と思ったカセグーン方法でした。
初めに「地域の方々に知ってもらう」というハードルは高いなぁとも思いました。
しかし、普段のお仕事でも一緒に作り上げていく、ということは先方に自分のことを知ってもらう必要がありますから言ってもそこまで高いハードルではないのかな…?
興味深い話はいっぱいあったのですがその中でも目から鱗だったのが

「ポートフォリオは背表紙が命」

確かに...!弊社内で保管しているポートフォリオたちは皆、背表紙が一番初めに見えるので、その段階でしっかり情報を伝えられるのとっても大切だわ〜!!!となりました。
そして、季節のお便りなどを送ってアピールをする大切さもおっしゃっておりました。確かに届くと目を通して「こういうテイストのイラスト描かれるんやな〜」と見たりはするのでお便りも大切なんですね。

動画でカセグーン

登壇者:カスダタツヤさん
今後の広告事業のお話から「イラストを動かしませんか?」というお話。
普段、動画は作ったことがないので動画向きのイラストの作り方があるということは初めて知りました。
また、動かせるというスキルの強みはすごいなぁと感じました。
イラストを動かしませんか?という提案は今後の広告媒体に動画は効果的になっていくよというお話の入り口です。
確かにWeb広告で動画も増えているし、漫画とかも動画化されているのもあるので“動いている”ものはすでに当たり前の一歩手前にあるのかもしれないです。
プレゼン資料の年表のインパクトが凄まじく忘れられないです。実際のプレゼン資料を見ていただきたいと思うほどに。
そして宣伝をされていたイラストレーター生存戦略
私は今回で初めて知ったのですけど見ていて勉強になりました。

ブランディングでカセグーン

登壇者:moneさん

お客様が本当に求めているものを一緒に探す、
本当に必要なものは何なのかを考えて制作を行う
こと。

その上で自分が提案できるものを提供する。
イラストを描くとしてもただお題を描くだけではなく求められる形、欲しいと思われる形にもっていく。(←これを実現させるためには依頼する側も欲しい形、理想を提示できるようにするのが大切だな、と思いました。)
ポートフォリオだけでなく普段のSNSでも自身がどんなお仕事をしたいか考えて動くこと
→作品をUPする場所やUPの仕方もやりたいと思うことに応じて使い分けを行っていく
→UPしたものが企業さんとコラボをした際にそのままの形で運用できるように準備ができていると企業さん側もこちらもイメージしやすくていい
moneさんのお話はクライアントさんとすごく寄り添って問題解決を行い、イラストを提供するというお話でした。

“絵でカセグーン”ですが、イラストだけのお話だけでなくデザインにも通ずるものがあるなぁと思いました。

“カセグーン”の感想

セミナー名から想像できる通り、普段聞けないお金のお話も惜しみなく出てきます。
でも本質はそこではなくて、そこにいたるまでの過程、ストーリーが多種多様であるということ。色んな方法、手段があるということ。
自分なりにカセグーンするためにはどうするかを考えるヒントをたくさん得られるセミナーでした。(答えはまだ出せていないですけど...)
今回はイラストレーターさん向けでお話を聞きましたが、今度はデザイナーさん向けのお話も聞いてみたいなぁとも思ったり...。

そしてそんなカセグーンのセミナーですが次回は大阪で開催だそうですよ。
追加募集を行うそうなので...!そして当日の実況レポを待っております。
(次回は関西なのでこめこはお留守番してます...どこでもドアがあったならば行きたかったです...)


余談:カセグーンセミナーで前回のnoteに書きました名刺を交換させていただきました。
印刷加工で嫌われる断裁に近い文字たちも切れることなく綺麗にできていて「わ〜!よかった〜!!!名刺完成してる〜!」など、新米デザイナーみたいな感想をぽろぽろ言っておりました。
でも、作ったものが実際に使われているのを見ると、いつ見ても嬉しくなりますね!

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