8月から9月。心の闇の抜き方 43

文章を書こうとするとあっという間に時間が経ってしまうけれど、本を読んでいると時間の進みは遅い気がする。
何も書かないまま盛夏が終わり秋が来て去っていこうとしている。
夏に旅行に出かけた際に、過去のnoteを下書きに戻してしまった。
思うままに書き殴っていたので、整理し直そうとして早数ヶ月。
夏から秋にあったことを順番に書いて行こうと思う。

8月はとても暑く、子どもの夏休みでこちらも精一杯だった。
書きたかったzineの原稿も全く進まず、そのテーマを考えれば考えるほど袋小路に入り込んでいくようだった。
原稿は書けなかったけれど、そのことで新たに別の人の温かさを知る体験に繋がったり。

9月、自死の友人のことで霊能者のAさんの元へカウンセリングに行った。
私は友人と話がしたいと思ってるのだけど、到着早々Aさんに魂の目的についての話をふってしまい、そこから自分の生き方についての話になってしまった。
というのも私は夏の最中、フッとある講座に申し込んで講師の資格を取ろうとしていたからである。元々出産前にやっていたこともあり、講師になりたいと言うよりも、体系的に学び直すには講師のコースに出るのがいいのかもしれないと思ったからである。

私の中ではこれはひとつ自分が立ち直るきっかけになるかもしれないと、とてもいいことを思いついたような気がしていたのだけど、いざ説明会の予約をしようと思っても、6分の差で締め切られていたり、メールの問い合わせをしようにも、送信ボタンがどうしてもうまく押せない。
仕方がないので、直接教室を訪れた。
行ってみて感じたのは、講師の先生はよい人そうだけど、ここに通うことになったらこの人とがっつり関わることになりそうだ、ということ。
帰り道で蛇を見たとき、あー蛇を見たときに感じるものに似ているのかな、と思った。
そんな話をAさんにしたら、守護霊のサポートがあるときは物事はすんなりすすみます、という話をされた。
それはネットの関係でも同じことです。
「スピリチュアル好きな人で多いのは、自分の問題に目を向けず、解決を外に求めるあまり色々な講座やセラピーを渡り歩き、グルグルしてどんどんこじらせている人たち、それだけで10年とかあっという間に過ぎるから。
お金もどんどんなくなるし。
新しいことを始める前に、自分の内側に目を向けて。」と言われた。

でも私が取ろうとしていた資格は内観にも目を向けるものではあるけど、、と言ったら
「あなたは心の中の闇がすごいから、まずはその闇をとにかくどんどん出して。
その闇の部分で病んでる人をみつけるのが抜群にうまいから、あなたが探してくる人は同じように心に闇を抱えているし、相手がセラピストだろうが講師だろうが、その人の闇を見つけてなんとかしなきゃ、と自分がお金を払う側なのに癒しに行こうとするのよ。」
これはよくわかる。
癒されに行って、施術者の愚痴を散々聞いて帰って来て疲れるのよね・・。
「セラピスト関係の仕事をする人は、自分の輝く場を求めて自己満足のためになる人が多いけれど、あなたは目の前の人を助けたいと思う気持ちが強すぎて、その人の闇を抱えて、家に帰ってからもその人のことばかり考えて、家に悪い気を持ち込んで家の中がぐちゃぐちゃになるから!と。」
あれ??、、、私は癒しの仕事をしたいと思っているの??
癒しの仕事をするなら、まず家庭は完璧であたりまえ
自分の家庭がうまくいかないのに、他人を助けるのはあり得ないから!」と。

前に会った超能力的な施術者からは、友人への執着を抜いたら新たな人に依存する(普通は宗教や子どもに執着するけど、私はそのパターンではないらしい)か、今度は人を助ける側に回れ、と言われた。
選ぶのはどちらでもいいけど、と。

Aさんからも、あなたは家庭だけ幸せであればいいと思うのか、その他大勢の人も助けたいと思うのか、決めるのはあなた自身で、それによってアドバイスもまったく変わってくるから!と言われた。

決めるのは私自身。家族を幸せにするのか、その上で全体も幸せにしたいと思うのか。。
私は私の幸せだけを考える、、という選択肢はないのか、さすがに。。。
もういい大人だし。
あなたの幸せだけを考えて!とか誰も言ってくれないよね(笑)
という気分にもなりつつも、、

Aさんからのアドバイス。
まずやるべきは私の闇を少しでも抜くこと。
これはもう簡単な話で、ノート一冊用意して、ただひたすら悪口でも愚痴でいいからどんどん思いつくままに書いて書いて書きまくって、と言われた。
セラピーで高額なお金を使う前に、まず100円のノートから。出しても出しても出てくるから、どんどん書いて破ってもいいし、と。
ネットに書くなら絶対自分だとはわからないように書いて!と。
その過程で誰かに怒りが湧いても、直接ぶつけなくていいし、ぶつけたくなっても一度書いて出していると少し冷静になれるから、と。

そして私自身がまず友人の死を乗り越えて、自信をつけて、と。
同じ問題を持っている人は何度も現れるから、その時に私は乗り越えられたからあなたも乗り越えられる、と信じることができれば、その人のことを考えて悩むこともないし、引きずらず、その人を助けることができるから、と。

辛い経験から魂の目的を思い出すという点では、私に引っかかっているのは産後のお母さんたちで、この時期の挫折や辛い時期をこじらせずにいけると、こども達はもっと幸せに生きられるのではないかと思う。
児童虐待も、子どもを助ける、のはとにかく一番大事だけど、それと同じくらい助けなきゃいけないのは親なのではないかと思っている。
できればそんな事になる前に。
私は虐待されていた子どもではないけれど、踏み越えてはいけない一線がそこら中に張り巡らされている中で育児をしている側の人の気持ちはわかる。
そこをギリギリで毎日過ごしていて、でもそこを越えるか越えないかは微かな差でしかないことを、知っているし、育児をしたことがある人なら、半分くらいの人が知っているのではないかと思う。
それはたまたまたおかれた環境の差と子どもの特性の差で。
親の人間性の問題は、いつまで続くかわからない睡眠不足と社会から遮断された生活と常に人の命を守る重さに晒され続けることに比べれば、大した差じゃない。

そんな話をAさんとしながら、必要なものは全部足下にあるから!新しいことではなく、まず自分と向き合って、と。あとはそれに必要な知識を少しずつ勉強していくのは良い、と言われた。

と、終わり近くなり、ここで、
私がAさんと会っているのは、今後の生き方ではなく、友人の霊と話がしたいことだった!と急に思い出した。
そして友人の霊視をお願いすると、しばらく友人の写真の上で手を揺らしながら、言っているのは前回のカウンセリングで話をしたことと同じ、、でももうすがるのはやめにして、お互いに自由になった方がいいのかもしれない。(え?早くない??)
良い思い出にするのはいいけれど、辛いときに思い出してすがろうとするから執着に繋がっている。
あなたがこっちの世界から引っ張り続ける限り、彼も心配で成仏できなくなるし、あなたが立ち直る姿を見せることが、彼自身に立ち直り方を見せることにもなるから、と。
苦しめているという点で、本当は悪縁だし!!と。強めに。
ここでちゃんと成仏に繋がれば、またどこかの転生で会えますか?と聞いたら、
会えますよ!と。

この人全然懲りてない、今悪縁と言ったよね?!と思われているんだろうなー、と思いながら
うれしくて泣く泣く。
高校入った途端コギャルブーム到来で世間から弄ばれたけれど、昭和生まれのヤンキー文化で育っているので、中学時代はみんな机やノートに
相合傘とか我命有限愛続成とか書いたり誓った世代であり。
そこはブレてない。
輪廻転生まで考えるなら、命じゃなくて魂と書くべきだった!

もう直接なにかできるわけではないけれど、でも友人の魂が少しでも救われる道があるなら、私は最善のことをしたいと思う。
そしてフッと思い出した、友人のエネルギーにそっくりな人のことを、友人を切るならやっぱりこの人とももう会わない方がいいのでしょうか?
と聞いたら、
んー、生きている人間同士のことはそんなに簡単にいかないから、おいおいでいいわよ!
あはは。
言わなくてもわかっているわよね?とAさんの顔に書いてある。
わかっていますよー。
それはACT療法でいう
「解決しようとする努力が問題を作り出している」状態で、逃走戦略!!

つづく。

✨💎✨