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【アリスギア】長らく更新を放置している要素について向き合う。【24/5/21】

今日はちょっと重めの話です。タイトルの通り、最近更新が滞っている要素についてまとめたり、個人的に語ったりします。サムネはアニメ版のものですが、アニメ要素はありません。


進むステラーの実装、一方で滞るファクターの実装

杏奈・真理ファクター実装記念イベント『彗星のファーストタッチ』から間もなく半年が経つ。

アリスギアでは今年の3月末からアクトレスの新カテゴリー「ステラー」を実装しており、以来既存キャラクターに同カテゴリーの実装が進められている。ステラーの特徴として、各キャラクターの「未来」に焦点を当てたビジュアル面での変化や属性変換、そしてユニゾンSPへの対応が挙げられる。ゲーム面での多様性を推し進めている一方、追加キャラエピソードや新規ボイスは無いなど、キャラクターの掘り下げと言う点では不足感が否めず、これは多くの隊長からも指摘されている。

これとは逆に「ファクター」では、得意ギアや基本性能の差し替えなどゲーム面ではアナザーやステラーと変わらない特徴を持つ一方で、追加ボイス(特に誕生日ボイス)やファクター所持者専用のエピソードの実装など、キャラクターに焦点を当てた独自要素を持っている。筆者が本作をデビューした2023年では夏から冬にかけて3ペア(ふみシタ、バーベナ、メリーバニー)が相次いで実装されたが、2024年に入りまだ1ペアも実装されていないなど、先行きに不安を見せている。

一部の隊長で、ファクターの実装が遅れる原因に「新規ボイスの収録のために声優さんに依頼させることを躊躇っている」を主張する者もいるが、個人的にはコストの問題というより、日程の問題で合わないのかなとも感じている(逆にコスト面を主張する者は、2023年の下半期に相次いで実装されたことをどう説明するのだろうか)。ステラーもステラーでユニゾンSPのバランス調整や新髪型の3Dモデルが実際のプレイに馴染むかの問題が出てくると思うし、開発費的な観点から見れば声優さんに新たなギャラを支払うファクターと大差ないのかな…と感じると、やはりスケジュール上の問題でファクターの実装が滞っているのかと思われる。
ただ個人的には声優面の問題以外にも、ユニゾンSPを推すためにしばらくはステラー実装に力を入れる期間を設けていて、今がその期間なだけなのではと推測したい。Wiki先生によると、ファクターが実装された2021年末の前後で、アナザーの空白期間が4ヶ月存在する(安里:2021/10→ファティマ:2022/2)ことや、ファクターにも過去に半年ほどの空白期間が存在した(琴村姉妹:2022/6→ナデコロ:2022/12)ことから、まだ慌てる必要は無いのではとも感じている。

まずは6~7月の実装状況を待ってから、ファクター問題について本格的に議論を交わした方が良いのかな…と感じている。


アナザーギア問題、更新が遅れる理由や次期実装を予想

プレイアブルキャラの実装が進む中、アナザーギアの実装キャラ数は17人に留まる。
※画像はトップスギア

昨今のアリスギアではファクターの実装やメインストーリーの実装など、コンテンツとしての更新がやや滞っているが、一方のゲーム面でも滞っている要素がある。アナザーギアについてである。
こちらも昨春に小結さんのアナザーギアが解禁されて以来、実に1年間新規のアナザーギアが実装されていない。3月末に配信された「ありほー」の進捗報告でも、アナザーギアの進捗は無いと報告しており、実装に非常に慎重になっているのが伺える。

以前の記事でも取り扱ったとは思うが、これは開発が難航しているというよりも、わざと実装時期を遅らせているだけな気がする。アナザーギアは多くの場合後発であるが故にノーマルギアよりも強力ないし優秀な性能を携えていることが多く、安易に実装を進めればゲームバランスの崩壊を招く懸念があるから、と個人的には推測したい。

とはいえ、筆者としても1年近く新規実装が無いのは流石にしびれを切らしそうになるのも事実。個人的に特に実装してほしいのは中野組(特に桃歌、やよい)の実装を熱望しています。やよいちゃんに関してはトップスギアのスキルがいわゆるリンちゃんの斬撃版ではあるものの、彼女のアナザーギアがギアチューンを介することで対中距離にも対応できる時点で、リーチ面で若干見劣りしている事実から見逃せない。ということで、今週末に配信される「ありほー」か、6.5周年くらいのタイミングまでに、何かしらの進展を見せてくれることに期待したい。


ゲーム面での改良・進化を怠らない姿勢は評価するが…

2024年のアリスギアは今春に新カテゴリー「ステラー」の実装や、バディリンク、ユニゾンSPなどとゲーム面での大型アップデートが実装された。アクションゲームである以上、ゲーム面での大きな改良が施されるのは非常に嬉しいことであるし、今後の課題解決に向けてポジティブな気持ちで本作に向き合うことができる。

ただ「キャラクター」や「ストーリー」の面ではやはり軽視とみられてもおかしくないような動きが2024年以降続いており(ニコル関連除く)、アリスギアはキャラゲーでもあるということも忘れて欲しくないという思いがある。個人的にあまり思いたくはなかったのだが、キャラとしての取り扱いが今後の売上に響くようなこと(凄惨な展開、場合によっては生◯に関わる表現を取り扱うなど)をするがために、ゲーム面に開発リソースを集中させていると疑わざるを得なくなっている。ゲームそのものとしては問題無いのだが、全体を見通すとそれで納得がいくかと言うとまた別問題である…。

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