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#10 選舉=選挙

選舉(シュンゲイ)=選挙

結果的には、戦後2番目に低かった参議院選挙の投票率。自分の周りで、選挙への関心は低くなかったので、そのギャップに考えさせられています。
選挙に行く理由が見つからない、そもそも政策が判らない。1票投じても変わらない。若者世代、ネットの意見はいろいろ。

日本では、普段から政治の話をする機会が減ったように感じていますが、気のせいでしょうか。タレントがテレビやSNSで政治的な発言すると、レッテル付けをされたり、職場や友人との間でも、空気を読んでか、どの政党を支持するかとか話すことが少ないです。

自分は、政治的な話が好きな環境で育ったせいもあり、選挙前後でなくても、家で政党や政策について話すことが多いです。夫婦でも支持政党や政策への考え方が違いますが、自分と異なる意見を理解することって、とても大事な気がしています。

オーストラリアやシンガポールなど、投票義務制の国もあります。オーストラリアでは、正当な理由なく投票しないと、罰金が科せられることもあり、90%以上の投票率です。投票方法や場所などの工夫もあり、死に票が出にくい投票方法を採用しています。投票に行くと食べられる美味しいソーセージも人気です。

政治や選挙に関心を持たないということは、恵まれた社会にいるんじゃない、という意見もありますが、日本の場合、主体性が弱くて、誰がいつ決めたかわからないけど、こうなった、みたいなことが特に多いような気がします。

義務制にすることで、皆がもう少し関心を持って、皆でこれって選んだんだよね、という納得感がもう少し得られるような未来になるといいなあ、と夢見る月曜日でした。

*写真は、2016年の選挙時、香港島の繁華街 銅鑼湾(トンローワン)の様子です。

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