こみこ みこ

文章教室・読書感想文講座の講師(神戸新聞カルチャーセンター加古川)・教材(社会)の添削指導員13年目 第10回坊っちゃん文学賞佳作受賞 第1回ぷちトルタ大賞入選 宝塚歌劇と犬が好き。 フォローはお気軽にどうぞ。

私は自分のことを「わたし」と言えない。齢43を迎えようとしているのにも関わらず、無意識のうちに「あたし」と言っている。公の場でもだ。私は自分のことを「あたし」と言う女性が好きではない。幼く自意識過剰な印象を受けるから。残念だが、私はそういう人なのだろう。たぶん。恥ずかしながら。

「休んでいいんだよ」。「一人じゃないよ」。最近よく目にする優しい言葉たち。でも、知っての通り誰もが自分しか解決できない問題を抱え、たいてい孤独とむきあっている。「優しい言葉」を見るたびに心のどの辺りで受け止めたらいいのかわからない私。深く考える問題ではないのかもしれない。

「子供は?早く産まないと」。言われる度、いきなりスカートの中に顔を突っ込まれたような気持ちになる。立場上、言わざるをえない人は仕方ない。他の人は、そのくらいのことをしているのだと自覚せよ。このスケベが。来月で43歳になるのを控え、ふと、最近言われなくなったなと思いつぶやいてみた。

dマガジンの魅力は気軽に自分と違う世代の雑誌を読めるところにある。私はファッション雑誌FUDGEが好きだ。ただ、モデルの若さからして中年むけのものではない。FUDGEはOliveに世界観が似ている。読んでいる間はOlive少女に戻る。年を取ると、脳内での遊びが増えて何だか楽しい。

栞はどこに

奥田英朗の著作「向田理髪店」を読んでいる。
舞台は北海道の過疎地。 
主人公はそこで理髪店を営んでいる。
ある日、札幌で働いていた息子が地元に帰って理髪店を継ぎたいと言い始める。
主人公は、息子に広い世界で活躍することを望んでいた。そのため、財政破綻した地元にわざわざ帰ってくると言う息子に対し、いい顔が出来ずにいる。

奥田英朗作品ならではの軽妙な文体は読みやすく、いつの間にか自分も過疎地の一員に

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昨夏、お尻に猛烈な痛みが走った。生理痛だった。いつもは下腹部なのになぜかお尻に来た。痛みは歩けないほど。いつも飲んでいる薬が効かない。病院で処方してもらったが不安は拭えず。前から気になっていた漢方薬を頼ってみた。半年もしないうちに生理痛が和らいだ。今は漢方薬のやめ時がわからない。