血流のお話をもう少しお伝えします。血液は主に臓器などの生命に関わる部分から優先的に運ばれて行きます。よって、身体に何かのトラブルが起こると、髪などは直接命に関わる部分ではないので後回しになってしまいます。
また、病気やケガをしてしまうと、身体がその部分を治す為さらに一生懸命になって血液を送り込むので、髪・爪・肌に届く血液は減ってしまいます。
　「私はもう手遅れなの？！」
　そう思ってしまった方、諦めてしまうのはちょっとお待ちください。
　もちろん、老化によって白髪は増えてきます。
しかし、昨今まだまだ年齢が若いうちから白髪が目立つ様になっているのは、
アレルギーが原因であったり、血液が滞っていることでの仮の白髪であることもあり、改善可能な場合もあります。
髪の悩みを解決するカギは、“お血”改善がポイントになってきます。
　そこで、誰でも出来る「髪を元気にするお風呂タイム」の過ごし方をおススメしたいと思います。
キーワードは『頭寒足熱』、頭のてっぺんからつま先まで全身の血行を良くすることが大事です。
まずはお風呂に入って身体をしっかり温めてください。その後、頭だけを湯
船から出して冷たいシャワーを２～３分間ほどあてます。最初は冷たいかもしれませんが、一瞬収縮した血管が拡散され、一気に血流が良くなってポカポカしてきます。サウナの後に冷水風呂に足をいれると同様の現象が起こりますよね。
　この作業により、頭でドロドロ血になっていたお血の熱が冷まされ、サラサラ血になってすっきりするのです。
ちなみに、裏技で（？）お顔の血流も良くしたい方は、その後に洗面器に水を入れ、小学生の水泳の授業の練習のようにお顔をつけてブクブクするのも良いでしょう。
　このように血流を良くして、それにより代謝も上げていけば、いらない毒素（老廃物）が排出されて美肌になるのは当然ですし、実は頭皮の毛穴から肉眼では見えない髪（小毛）も発毛されるのです。
　また、寝る前に湯船にしっかりつかることは、自律神経の交感神経のスイッチを副交感神経に転換するためにも重要なこととなります。

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２つめのキーワード。
頭寒足熱は美髪・美肌の基本
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