部屋が綺麗な人は音程も綺麗かも説

音程は常に心がけないとなかなか良くなりませんが、
それは部屋が綺麗かどうかにちょっと似てると思います。

新しい家に引っ越した時、当然綺麗で、家具を置いて納得したりして、
最初は小さな汚れとかをちゃんと拭いたり、まめに掃除したりしますよね。
でも、だんだん部屋が荒れてくると、気にならなくなって、そのままだったりします(笑)

音程も非常に似ています。
例えばピアノ。1音だけ調律の狂ってるピアノって、その音がとても気になるんですよ。
全体が綺麗だから耳が敏感なんですね。
同じ様に、全体的に調律が狂ってるピアノだと、ホンキートングピアノと言って、
それはそれで味に変わります。まぁ、バランスですね。
廃墟とかがカッコいい写真で撮れるのに似ています。

で、チェロですが、
やはり開放弦だけを数小節弾いた後の押さえる音の音程が悪いと気になりますが、
ずっと微妙な音程で押さえて弾いていると、どんどん音程がどっか行っちゃいます。
無伴奏で、それはそれで整合性が取れていればある程度気持ちよく感じるかもですが。

自分への戒めでもありますが、
部屋の小さな汚れも見逃さないみたいに、
一音一音丁寧に弾いて行きたいものですねぇ。
そうじゃないと生まれないものもありますけどね。廃墟の写真のように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?