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さくら広場(幕張)

幕張に安藤忠雄がデザインした桜だらけの公園がある。らしい、とのことで気になったので夜桜を観に行ってきました。

ちょうどライトアップ期間で夜遅くまで開いていました。

通常は、夕方に閉まるみたい。

桜が植えられている花壇には、チューリップやネモフィラなど、桜とコラボしちゃうんだ!という意外な組み合わせの花がたくさん。

園内にあるベンチが面白い。

池があって、桜の花びらがたくさん。

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人工的な公園で、それが幕張という場所にとても合っていました。

あまりにも計算的で綺麗すぎて、少しだけ怖かったのは内緒。

日本の、あえて崩す、みたいな美意識の中でしか、そういえば桜って見たことがなかったかもなあ、と気が付いて。西洋的な美意識の感覚で植えられている桜を観ると、今まで観ていたそれとは全く違って見えて。

私たちと同じ空間に存在していて、私たちの生活の一部だった桜が、見る側と観られる側とはっきりとわけれらてしまったことによって、桜がなんだか遠い存在になってしまったみたい。

今まで仲間だと思っていたのに、突然他人になってしまったような感覚?

あ、桜って、植物なんだ、って。いや、桜は植物なんだけれど。あまりにも自分の生活の中に当たり前に存在しすぎていて、植物として認識していなかったのかもしれないと、気が付いた。一緒に時を過ごしている存在というか、なんというか。

もしかしたらこういう自然に対する感覚を日本的って言うのかもしれない。再発見。

この違和感が自分の中にもやもや残って、綺麗だったのだけれど、知らない花を観ているようで少しだけ怖かったのです。

上手に言葉に出来ないけれど、一回体験してみると面白いと思います。

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・ さくら広場(幕張) 入園料 無料 

行き JR京葉線 新習志野駅から海浜幕張行きの京成バス。4分。

帰り 30分程広い通りを歩いて新幕張駅へ。

費用 

¥130 暖かいカフェラテ 歩いて帰る途中に。海が近いので風が強く、夜は寒かった…。  ちなみに園内は、食事飲酒禁止です。